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イメージ 1  【ヤング@ハート】 イギリス 2007
       YOUNG@HEART

  監督 スティーヴン・ウォーカー
  製作 サリー・ジョージ
  撮影 エドワード・マリッツ
  編集 クリス・キング
  出演 ヤング@ハート・コーラス隊
      

                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288


平均年齢80歳のおじいちゃん、おばあちゃんで構成される (最長年齢は96歳)、約20数名のロックコーラス隊 「ヤング@ハート」の活動を追ったドキュメンタリー。 

歌う楽曲もパンク・ロックからジェームズ・ブラウンのソウル・ロックやコールドプレイプリンスと、様々なジャンルのロックナンバーである。

アメリカ人の彼らは海外でのコンサートを成功させるべく、音楽監督ボブ・シルマンの厳しいレッスンを受ける。
このコーラス隊は、老人の息抜きのコーラス活動では無い。
コンサートチケットを完売さすほどのグループ。 もはやアマチュアとも呼べない真剣さ。

その証拠に音楽監督のボブ・シルマンが選曲する突飛もないナンバーをモノにしている。
JBの名曲、『アイ・フィール・グッド』 の見事なシャウト。
ソロでじっくり聴かせる 『フィックス・ユー』。

みな一様にジョークを飛ばしながらレッスンに励む姿は、可笑しくもあり感動的。
刑務所慰問ライブで垣間見れる受刑者たちの笑顔。 そしてコンサート直前 メンバー2人の死。

この年齢まで背負ってきた人生と言うバックボーンがあるからこそ聴衆の心を打つことが出来るのです。
"死" というゴールを目前にして "生" を謳歌する姿に、観る側、聴く側はいずれやってくる自分の未来を重ね想うのでしょうね。 それだけで感動を誘うのでしょう。

無論、"音楽" と言うヤツの素晴らしさが合いまってこその感動なのは言うまでもないところです。
ドキュメンタリーとしては上出来、成功例の一作だと思います。



                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_28?1270722808
イメージ 1 【マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと】
      Marley & Me アメリカ 2008

  監督 デヴィッド・フランケル
  原作 ジョン・グローガン
  脚本 スコット・フランク / ドン・ルース
  音楽 セオドア・シャピロ
  出演 オーウェン・ウィルソン
       ジェニファー・アニストン / エリック・デイン
       アラン・アーキン / キャスリーン・ターナー


                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288


犬を飼ったことのある人、または飼ったことがない人、どちらにも共感の得られる話だと思います。
こういう映画には付ものの "犬目線" で描かれてない事でも分かるように、これは家族・ジョン (オーウェン・ウィルソン) とジェニー (ジェニファー・アニストン) が主人公。 そしてその歴史。

セール・ワンコのラブラドール・レトリバーのマーリー (ボブ・マーリーが命名の由来) はトンデモ犬。
飼い主の言う事はきかない、躾をしても無駄、そんなオバカ犬をテーマの主題に据えてはいるが、実質は飼い主2人の成長物語。

ジョンはジャーナリストを目指していたがコラムニストとして成功。
それもマーリー・ネタのコラムがウケたのがキッカケ。
しかしジャーナリストとして成功してる友人が羨ましいところ。

ジェニーは同じコラムニストとしてのキャリアを投げ打って家庭に収まる。
仕事より子供を優先させた女性。 でも捨てたキャリアを思うと、その心中は・・・。

誰もが観て、そういう共感できる物語 (徹底的な主人公目線) で仕上げたところに好感。

上司役アラン・アーキン、どんな役を演じても味があるのは嬉しい。
ドッグトレーナー役のキャスリーン・ターナーの変貌振りには恐れおののいたけど。(笑)
しかし、この映画はキャストが良いと思いました。

ただ気になる点が。

ラストの処置は犬を飼ったことの無い自分にとっては、少しショック。
あぁ云う時ぐらいは野性に戻してあげたいと思うのは自分だけだろうかな?

まぁしかし、なんだかんだ言っても温かい物語ではあります。


                      https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53469829_41?1279945310

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『ステイ』 Stay

イメージ 1  【Stay / ステイ】 Stay アメリカ 2005

  監督 マーク・フォスター
  製作 エリック・コペロフ / トム・ラサリー 他
  脚本 デヴィッド・ベニオフ
  撮影 ロベルト・シェイファー
  出演 ユアン・マクレガー / ナオミ・ワッツ
       ライアン・ゴズリング / ボブ・ホスキンス
       ジャニーン・ガロファロー 他


                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288


主人公である精神科医のサム (ユアン・マクレガー) が、新たに担当することになった患者のヘンリー (ライアン・ゴズリング) から自殺予告を切り出され、その時から奇妙な時空をさまようようになるスリラーの一作。

『チョコレート』、『ネバーランド』、『君のためなら千回でも』 などヒューマン・ドラマを得意とするマーク・フォスター監督のスリラー映画と言うことで興味深いのは言うまでも無かったんですよね。

予知めいた能力を持つヘンリーは、3日後の21歳の誕生日に自殺すると予告。
それを必死で食い止めようとする精神科医サム。
サムには過去の自殺経験がある恋人ライラ (ナオミ・ワッツ) が居る。

伏線めいたショットや言葉をふんだんに入れ、バグったようなカット、オカルト的な雰囲気も取り入れ、夢と現実の狭間を彷徨うが如く 観る側をも悩ます映画作り。 ラストになって一気に謎が解ける ・・・ かと思いきや、完全に理解させない作風。

DVDで2回ほど観れば、その謎も理解できて 巧妙な映画作りの面白さを味わえる。
たぶん劇場で観ていたら、ちょっとしたストレスが残るのは必至かなぁ。

個人的には、主人公を他人に仕立てた アイデアが気に入った。
ここまで引っ張ったスリラーにした監督の腕は買えると思うんですが。

最期の時に頭の中をすごいスピードで駆け巡る物語。 凝ったヴィジュアルも面白いと思います。
ライアン・ゴズリングのハマッた演技も良い。



                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53469829_38?1277921437

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イメージ 1 【マーゴット・ウェディング】 アメリカ 2007 (未)
  MARGOT AT THE WEDDING

 監督 ノア・バームバック
 脚本 ノア・バームバック
 製作 スコット・ルーディン
 出演 ニコール・キッドマン / ジャック・ブラック
     ジェニファー・ジェイソン・リー
     ジョン・タートゥーロ / ゼイン・パイス 他


                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288


監督としての前作 『イカとクジラ』 で見せた "シニカル・コメディ" を受け継いだ作品だと思ってましたが…。
あえなく劇場未公開でDVDスルー。 キャストも申し分ないのに何故? そう思いながら、観てなんとなく納得できたのが残念。

姉である作家のマーゴット (ニコール・キッドマン) が、結婚する妹ポーリン (ジェニファー・ジェイソン・リー) の式に出席するため帰省。 でもこの姉妹にはかねてより確執が・・・、と言う具合に 今度は姉妹に焦点を当てた語りは興味深いのですが。

この監督の言いたいこと、やりたいことは分かる気がする。
だけど、どうも作品全体に渡って突き放し度が高い。・・・と言うか、入り込みにくい距離感か。

精神的に不安定なため薬を常用するマーゴットのエキセントリックな性格も、ニコール・キッドマンに合ってるように思うが、これが演出のせいかどうか? 非常に共感を得にくいキャラで終わってしまった。 逆に妹ポーリンを演じるジェニファー・ジェイソン・リーの上手さが光る。

ポーリンの結婚相手にジャック・ブラックを起用してるのは良いと思うけど、やはり活かしきれてない。

ノア・バームバックが脚本を担当した 『ライフ・アクアティック』 のように、ウェス・アンダーソン作品のような巧みなコミカルさを出すには、まだ監督として経験を積まなければならないと言う事なのかも。 この作品に限っては、シニカルより 中途半端なシリアスさが出すぎたみたい。

でもこういう、"自分がやりたい事をやるんです!オーラ" を出してる監督作品は好きなんですけどね。



                     https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53469829_37?1277527451

『ブリッジ』 The Bridge

イメージ 1  【ブリッジ】 アメリカ 2006
   THE BRIDGE

  監督 エリック・スティール
  製作 エリック・スティール
  製作総指揮 アリソン・パーマー・バーク
  撮影 ピーター・マッキャンドレス
  編集 ザビーヌ・クラエンビュール
  音楽 アレックス・ヘッフェス


                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288


アメリカを代表する観光地のひとつ、サンフランシスコの巨大吊り橋 "ゴールデンゲートブリッジ"。
美しい橋のフォルトと景観が伴って、訪れる者を魅了する橋ですが、ここは世界最多の自殺の名所でもあると言う。

その橋の両岸でカメラを構え、2004年から一年間に渡って記録した映像を、遺族や友人、偶然に現場を通りかかった人々へのインタビュー、そして橋の鮮やかな風景を交え綴ったドキュメンタリー。

この2004年には 年間26名の自殺者を出したそうですが、やはり問われるのが 記録する目的でフィルムに収めることに対する "倫理感"。 今までどのフィルムメーカーも避けてきた事を実行するのは勇気の要ることだったでしょう。 だからあえて倫理がどうだこうだとは言わない事にします。

死を見世物にする映画ではない。生きることの意味と命の大切さについての勇気ある問題提起

なるほど、それは感じられるかもしれません。

映画的にはドキュメントなのでインタビュー部分で冗長さを感じるところだが、当人が背負ってる背景や個々の問題も様々で暗澹たる想いに駆られるし、その問題点を浮き彫りにさせて行こうと言うのは、やはり社会派ドキュメントとして意味のあるところなのかも…。

全長2,790m、高さ230m、海面までの距離66m
海面に突っ込む時、時速にしたら200キロにもなるという。
人の体がひとたまりも無いのは容易に想像がつく。

生還をした若者へのインタビューでショックだったのは、『死にたいといつも思っていた、でも身を投げた瞬間 生きたいと思った』 ・・・ もっとショックなのは、この若者の悩みや思いを 未だに家族が理解できていない事なのである。 ここに決定的な隔たりを感じる。

様々な人生があって当然だが、現代社会ではそれが死に直結するケースが増えすぎてる。
日本も年間3万人の自殺者を出す国である。 他人事では無い問題なのは分かりすぎるぐらい。

しかし、その人の最期の姿を見ると言うことは いくら映像であってもショックな事には変わりないです。



                      https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53469829_36?1277375301

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