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【アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生】 ANNIE LEIBOVITZ: LIFE THROUGH A LENS 2007
監督・製作:バーバラ・リーボヴィッツ 音楽:ゲイリ・ショーン 出演:アニー・リーボヴィッツ / ヨーコ・オノ / デミ・ムーア / ジョージ・クルーニー / キース・リチャーズ ヒラリー・クリントン / ミック・ジャガー / アーノルド・シュワルツェネッガー / パティ・スミス ミハイル・バリシニコフ / ウーピー・ゴールドバーグ / ベット・ミドラー 他 「ローリング・ストーン誌」から始まり、「ヴァニティ・フェア」、「ヴォーグ」と、名だたる世界的なセレブを被写体にその名を轟かすアメリカの写真家アニー・リーボヴィッツ。 彼女の素顔を追ったドキュメンタリーですが、ようやく観ました。 写真好きとしてはもっと早く観ておきたかったんですがね。(笑) 1960年代から写真家として活動を始め、ローリング・ストーンズのツアーに密着撮影。 暗殺数時間前のジョン・レノン (&ヨーコ・オノ) の姿を撮影。 ヴァニティ・フェア誌ではデミ・ムーアーの臨月ヌードなどで、そのセンセーショナルなショットはいつも世間の注目の的。 アメリカの現代史を、サブカルチャーと言う視点から記録し続けたカメラマンですね。 芸術性においても、コマーシャリズム的な意味においても最も成功した写真家と言える女性でございます。 その彼女の素顔を切り取ったドキュメンタリー。 ひと言で言えば、「大変分かりやすい」と言うのが観た感想です。 もちろんアニーの「一面」に過ぎないと思う構成でありましたが、軌跡を追うには分かりやすく作られてる。 金銭面に糸目をつけないセット撮影。 絵画のような写真はこうやって撮られてるんだなぁ、と言う面白さもあるし。 ハリウッドスターや業界の大物へのインタビューで、皆一様に賛辞を送るインタビューシーン。 同性愛者であったアニーのパートナー、作家スーザン・ソンタグの死。 ベルサイユ宮殿を貸しきって撮影するダイナミックさ。 アニー・リーボヴィッツがいかに "大物" で有るかを知るには良いドキュメンタリーです。 スチール写真もふんだんに使われ、インタビューでは次々と有名セレブが登場するので、もうそれだけで満喫もできる作品ですね。 個人的には、アニーが写真で食って行こうと決心した理由が印象的です。 『カメラで撮影すると言う "目的" があるから、どこの国へ行っても面白い』 これは写真家に限らず、人間の根本的な生き方に関わる考えだと思いますよ。 目的があれば、どんな事があっても挑戦し続けるもんね。 人生での明確な指針こそが人を強くする理由だと思います。 アニー・リーボヴィッツには写真があった。 そしてそれを活かせるだけの "何か" を持っていた女性、それを強く感じます。 多くの者は自分が何をやりたいか分からず時をやり過ごしてますが、目的と言うのはちょっとしたキッカケがあればイイんですよね。 そこからどう広げて行くか、それで人生は切り開けるものなんですよねぇ。 |

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