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【アザーマン -もう一人の男-】 THE OTHER MAN アメリカ・イギリス 2008 (未)

監督・脚本 リチャード・エアー  原作 ベルンハルト・シュリンク  脚本 チャールズ・ウッド
出演 リーアム・ニーソン / アントニオ・バンデラス / ローラ・リニー / ロモーラ・ガライ 他


『アイリス』 ('01)、『あるスキャンダルの覚え書き』 ('06) の監督リチャード・エアーの新作。
愛を読むひと』 の原作者ベルンハルト・シュリンクの短編小説である 『もう一人の男』 を映画化した一作。

どうやら劇場未公開でDVDスルーとなってたみたいですね。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_23?1279996517


ロンドンでIT会社を経営するピーター (リーアム・ニーソン) は妻で靴デザイナーのリサ (ローラ・リニー) が、ミラノの男レイフ (アントニオ・バンデラス) と親しくしてる事を知って愕然。

ピーターは今まで円満に夫婦生活を送ってきたことは全て虚構だったのかと思い悩み、相手の男レイフの居るミラノへと飛び、素性を隠して接近します。 復讐を胸にレイフと相対する訳なんですが・・・。


映画の謳い文句は、「男2人と女1人のサスペンス」という事なんですが・・・。
さほどサスペンス性を感じさせる描き方ではなく、あくまで愛のドラマとしてオチを付けております。

この映画、ちょっとトリッキーな構成で、後半になってから一種の謎解きがあります。

前半、妻のリサがミラノに出張へ出かけたシーンから、次の謎のEメールで浮気発覚となる、このあたりを注意して観れば、もしかして衝撃的な (?) 真実が薄々感じとれるかもしれません。



   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_24?1279996517


・・・さて、個人的な感想なんですが。

「面白い題材」、と言えば語弊があるかと思うけど。(笑)

これ女性だったら理解 (共感) しやすい部分が大いにあるかなぁ。
まぁ男性でも同じことが言えるかもしれないけど、こちらは妻の浮気がメインですから。

リサは夫ピーターからの一途な愛情を受け、世間的にも成功した夫婦として認知されてる訳なんですよ。
申し分の無い満ち足りた生活でして、実際 妻のリサも夫ピーターを愛している事には間違いない訳です。

そんな妻がミラノで出会った男と・・・、いわゆる二重生活を送っていた訳なんですねぇ。
妻が心を動かされたのは、夫とは "違った愛情" を そのレイフと言う男に感じたから。
同時に2人の男を愛せた女性と言う訳なんです。

同時に2人・・・まぁそれは理解できます。  ・・・あ、いやいや、ありえる話だと思うから。(笑)

アントニオ・バンデラス演じるレイフと言う男は昼間からチェスを嗜み、一見優雅な毎日を送る男。
真の美意識を知り尽くす男で素直な感情の持ち主なんですね。
そこがリサの心を動かした訳なんですが、・・・しかし虚飾の男でもあるんですね。

映画の中ではレイフの人と成りを「虚飾」と決め付けてる訳ではありませんが、世間的に見ればそう言われても仕方が無い。 早く言えば 見栄っぱり。

映画の内容において、そういう点を理屈っぽく語るところが少し気に入らないけどね。

夫ピーターを演じるリーアム・ニーソンも、えぇ歳コイてるのに大人気ない行動が目立つ。
それが妻への愛情の深さと言われれば、まぁそうなんだろうケド。

ロモーラ・ガライ演じる娘のほうがよっぽど大人だった。(笑)


しかし世の女房は自分の伴侶である旦那に観て欲しいと思う映画ではないでしょうか。
アンタのことは好きだけど、私もひとりの大人の女性として・・・ って感じかな。(笑)

テーマとしては見終わってから思うところが色々と出てくる描き方でもありました。
謎解きの部分も、「あ、そうだったのか〜、やっぱ!」と思わせるところ。

LAKE COMO」 (コモ湖) と書き残した妻の想いに、夫としては苦々しさと敗北感を感じざる得ないところです。
毎日の生活より、非日常かぁ〜、・・・それも分かるな。

でもなにより、ローラ・リニーおっぱいショットが嬉しい。 (そこかいっ!) (・ω・)bグッ



   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_25?1279996517

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【アンナと過ごした4日間】 CZTERY NOCE Z ANNA ポーランド・フランス 2008

監督・製作・脚本 イエジー・スコリモフスキ 脚本 エヴァ・ピャスコフスカ 撮影 アダム・シコラ
出演  アルトゥール・ステランコ / キンガ・プレイス / イエジー・フェドロヴィチ ほか

第21回東京国際映画祭 審査員特別賞受賞


80年代半ばから俳優付いちゃってたポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキの、17年ぶりの監督作品。

"究極の片思い" を描いた一作と言う触れ込みだったので、この監督なら そこはもう異色作にならざる得ないだろうヘンな期待感で観てみました。
 

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_20?1279822091


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_19?1279822091


病院の焼却施設で働くレオン (アルトゥール・ステランコ) は無実の罪で服役経験のある男。
レ○プ現場を目撃してしまったことから、その犯人にされちゃったんですよね。

刑期を終え、家に帰ってきたレオンは病弱な祖母と暮らす日々。

そんなレオンは、向かいに家に住み、同じ病院で働く看護士のアンナ (キンガ・プレイス) に心を寄せます。
レオンは彼女をいつも遠くから見つめるだけでしたが、ある夜 意を決してアンナの部屋に忍び込みます。

このアンナ、じつはレ○プ事件の被害者の女性なんですよね。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_22?1279822091


ポーランドの (?) とある寒村が舞台。
その寒々とした風景の捉え方も、このレオンと言う男の心のうちにマッチして良かった。

レオンの個性は内気で気弱、自己表現することが下手な男。
ある意味、無害な男なんですね、世間的には。
そんな男が女性に恋心を抱いたら、もうこの手しかないかもしれない。


眠り込んだアンナの部屋へ侵入したレオン。
映画上ではその "想い" が読み取れなかったけど、その日から4日間はレオンにとっちゃ至福の時だったかも。

真夜中、眠り込んだアンナの部屋で、彼女のシャツのボタンを縫い付けてやるレオン。
寝姿に見入り、思わずペディキュアを塗ってしまうレオン。
ユーモラスな描写と言えば、ユーモラスすぎるんだけど。(笑)

このレオンの行動を "ストーカー" の一言で片付けてしまうと映画はタダの変態愛情物語。

でも人を好きになれば誰もが持ってる欲望を不器用な中年男で見せるところがシニカルですね。
このレオンの想いは、やはり純愛なんだけど・・・。

一方的な押し付けの愛情表現がストーカーの特徴なんですが、それを通しきれないのがレオン。
最後は彼女の要求するところに従うしかない可哀相な男なのです。


イエジー・スコリモフスキ監督の意地悪さが観る側の哀切な思いを起こしますな〜。

レオンを演じたアルトゥール・ステランコは舞台俳優のベテランという事で、この作品が映画初出演だったという事です。 さすがに巧い表現、演技でした。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_21?1279822091

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【オスロ国際空港 / ダブル・ハイジャック】 THE TERRORISTS イギリス 1974

監督 キャスパー・リード      脚本 ポール・ホイーラー
撮影 スヴェン・ニクヴィスト    音楽 ジェリー・ゴールドスミス
出演 ショーン・コネリー / ジョン・クエンティン / イアン・マクシェーン / ノーマン・ブリストウ 他


こちら日本公開されたのは1976年だったと記憶していますが、当時に劇場で観たんですよ。
上映時間も90分程に仕上げ、さほどアクションも無いサスペンスなんですが 結構面白かったんです。

と言うことで、34年ぶりの再見ってことで、ビックリするぐらいお久しぶり〜。 どんだけ〜!(´▽`*)アハハ


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_16?1279734363


ノルウェーのオスロにある英国大使館を乗っ取ったテロリストが、ロンドンの刑務所に収監されている仲間の解放と逃走用の軍用機を要求します。 人質となっているのは病気を患って余命幾ばくも無い英国大使。

この事件を担当するために呼ばれたのが、ショーン・コネリー演じる対テロ部隊の大佐。

そんな時、オスロ国際空港にむかう旅客機がハイジャックされる事件が発生。
旅客機ハイジャック犯は大使館占拠事件の仲間たちなんですが・・・。


この大使館と旅客機のダブル・ハイジャックと言うのがプロットの妙ですね。

何故、テロリスト側がダブル・ハイジャックに至ったか?
その謎を解く終盤の展開が普通のハイジャック映画に終わらせていないところです。
まぁ、派手なアクションで押し切る最近の作品とは一味違って、いかにも有りそうなリアリティを感じます。

ショーン・コネリー演じる大佐はアクションを封印してドッカと構えた演技。
テロ側の思惑を頭脳戦でもって挑む演技ですね。

この頃のショーン・コネリーは 『007』 から脱皮して間もなく、立て続けに 『オリエント急行殺人事件』 や 『未来惑星ザルドス』 などに出演して、意欲的な活動を見せていた時期ですね。 よく劇場ではお目にかかったもんです。

上映時間がコンパクトなだけに、テロ側の人物描写や細かい部分まで行き渡った描きが不足気味ですが、充分そのプロットには面白味を含んだ作品です。 でも昨今の大味なハリウッド映画なんかで慣れてる方には物足りないと思うところかな。

監督のキャスパー・リードは、ソルジェニーツィン文学の 『イワン・デニーソヴィチの一日』 を映画化した方。
日本じゃほぼ無名に近いですね。 この『イワン〜』 も観てるんだけど、DVD化されてないから もう記憶が怪しくなってますなぁ〜。

撮影は、イングマール・ベルイマン作品を多く手掛けてきたスヴェン・ニクヴィスト
舞台が北欧らしく、クールな画を見せてくれてます。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_17?1279734363

雨の午後の降霊祭

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【雨の午後の降霊祭】 SEANCE ON A WET AFTERNOON イギリス 1964

監督 ブライアン・フォーブス  共同製作 リチャード・アッテンボロー  原作 マーク・マクシェーン
脚本 ブライアン・フォーブス  撮影 ジェリー・ターピン           音楽 ジョン・バリー
出演 キム・スタンレー / リチャード・アッテンボロー / ナネット・ニューマン 他

1964年 NY批評家協会賞女優賞 (キム・スタンレー)
1964年 英国アカデミー賞男優賞 (リチャード・アッテンボロー)
1964年 アカデミー賞主演女優賞ノミネート
 

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_42?1278095567


こちらの映画、日本公開は製作されてから15年後の1979年
当時、たしか上映館も少なくひっそり公開されてたような記憶があります。
それが「隠れた名作」と呼ばれる所以でもあるんでしょうか。

映画のタイトルはオカルトチックで恐そうですが、内容は犯罪ミステリー映画なんですよ。

霊媒師として生計を立てるマイラ (キム・スタンレー) が、病弱で気の弱そうな夫ビリー (リチャード・アッテンボロー) を巻き込んで子供の誘拐を企て実行します。

誘拐したのは地元の実力者クレイトンのひとり娘。
身代金を要求し、その弱みに付け込み自分の霊能力を子供探しに売り込もうとするワケなんですねぇ。

こういう動機だったら この犯人夫婦に情け容赦も無いもんですが、この霊媒師マイラにはもうひとつの哀しい動機があるんです。 それはひとり息子アーサーの存在。

哀れむべきは、マイラは "あるショック" で常軌を逸しかけた精神状態なんですね。
霊媒師と言う能力も、そのマイラの精神状態を反映した思い込みなのかもしれない。

その妻マイラの企てを罪悪感を抱きながら従い、次々と実行する夫ビリーを演じるリチャード・アッテンボロー
そして狂気の淵にある精神状態を見事に演じてみせるキム・スタンレーの名演。

妻を気遣いながら何も言えず、最後に夫ビリーが打ち明ける "過去" が哀しい。
ラストにはこの夫婦愛に感動すら覚えた次第であります。 名編ですな、これは。(・ω・)bグッ

ちなみにこの映画、1999年製作で 黒沢清監督、役所広司主演のTV映画 『降霊 KOUREI』 としてリメイク。
内容はかなりアレンジされていますが〜。



   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_41?1278095567

アンドロメダ・・・

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【アンドロメダ・・・】 THE ANDROMEDA STRAIN 1971

監督・製作 ロバート・ワイズ   原作 マイケル・クライトン   脚本 ネルソン・ギディング
撮影 リチャード・クライン     特撮 ダグラス・トランブル   音楽 ギル・メレ
出演 アーサー・ヒル / ジェームズ・オルソン / デヴィッド・ウェイン / ケイト・リード / ポーラ・ケリー 他

       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_5?1275417259


『ウエストサイド物語』、『サウンド・オブ・ミュージック』 でお馴染みのロバート・ワイズ監督によるSF映画。
マイケル・クライトンのベストセラー原作 『アンドロメダ病原体』 を映画化した一作でございます。

これ、ずいぶん昔にTV放映で観て その後ビデオで観たっきりだったんですが、やはり職人監督の作品だけあって、いま観ても映画本来の面白さを感じさせてくれるSFサスペンスなんですね〜。 ホラーでもアクションでも、そしてミュージカルや人間ドラマ、もうジャンルを問わず 第一級品の作品を送り出してきた巨匠の仕事ですな。

役目を終えた人工衛星が落下したアメリカ中西部の町。
その衛星の回収のため出向いたチームが町で惨劇を目撃します。
アル中の老人と生後8ヶ月の子供の2人を残して、その町の住民は死に絶えていました。
そしてその回収チームも謎を残して絶滅。

科学者と医師で組織されたチームは防護服に身を包み、原因を突き止めるため町で衛星を回収。
最先端技術の地下研究隔離施設で、その謎を解き明かそうとします。 


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_6?1275417259


物語は地下研究施設内のシーンがほとんど。

町の人間が死に絶えたのは、何らかの未知のウィルスか生命体の仕業だと予測するんですね〜。
全身の血液が粉末状になり変死した住民たち。 生き残ったのは2人。
その2人と衛星を地下施設に隔離して、徹底的な解明のための検査が始るわけなんですが。

ともかくマイケル・クライトン原作だけあって、その種の専門用語が飛び交いますな〜。
地下研究施設の構造は5層に渡り、下へ行くほど危険区域。
4人の科学者たちは、これでもかと言うほどの滅菌処理を受けながら やっと謎の解明に取り掛かるわけ。

徹底したディティールと、地味とも言える解明の過程が映画にリアリティーを与えてるところでもあります。
これで2時間の映画を持たせようとするんだから並みの演出では無理。

次第に正体を現す未知の生命体と、その特異性。 そして衛星と研究施設の真の目的。
なぜ老人と子供だけが生き残ったのか? その疑問にもキッチリと説得性を持たせたところもナイス。
これらの謎を含めて、 終盤のクライマックスになだれ込む展開も やはり巧いと言わざる得ませんねぇ。

先に書いたように色んなジャンルの作品を手掛けてきた監督だけあって、それらの要素を取り込むのが巧いんですよね。 名監督はひとつのジャンルに留まらない、と言われるだけの事がある一作ですね〜。

邦題に 『・・・』 を付けたのが、なんかイイね。(´▽`*)アハハ


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_4?1275417259
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