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【お家 (うち) をさがそう】 AWAY WE GO 2009
監督:サム・メンデス 製作:エドワード・サクソン 他 脚本:デイヴ・エッガース / ヴェンデラ・ヴィーダ 主演:ジョン・クラシンスキー / マーヤ・ルドルフ / ジェフ・ダニエルズ / マギー・ギレンホール キャサリン・オハラ / ポール・シュナイダー / ジョシュ・ハミルトン 他 "DDP 監督主義プロジェクト" で公開された3作品のうちの一作なんですが、こちらはサム・メンデス監督によるハートフル・ロードムービーの一作。 劇場公開は見逃していたんですが、WOWOWで3作品の放映があったので鑑賞してみました。 と言うコトで、まずはこの作品から・・・。 『アメリカン・ビューティー』 やら 『ジャーヘッド』、『レボリューショナリー・ロード / 燃え尽きるまで』 のサム・メンデス監督にしたら、「ほぉ〜、こういう映画を撮りたかったんやぁ〜」って感じで、意表を突く意外さがあって面白く観れた一作でした。 お気楽に同棲生活を送るカップル、バート (ジョン・クラシンスキー) とヴェローナ (マーヤ・ルドルフ) でしたが、ある日ヴェローナが妊娠したことが判明。 バートは近くに住む両親を頼りますが、なんと両親はベルギーに引っ越す計画だとか。 急に不安になった2人は理想の育児環境を探し求めて、アメリカ中の知人や肉親を訪ね歩く事になります。 とまぁ、そもそもこのカップルがコロラドに来たのは妊娠も6ヶ月になった頃。 近くに祖父母が居ると言う "家族重視" の家庭環境を望んだヴェローナの意向があったからなんですが。 そのアテが外れ、両親はベルギーへ移住計画を立てていた・・・と言う「脳天気ご両親」で笑わせてくれます。 冒頭のHシーンでも、「ヴァ○ナの味がジューシー…」なんて、理屈立てて講釈垂れるバートのキャラなんかも含め、この物語同様に一風変わったヒューマンドラマとして観れる事ができました。 それは訪ね歩く知人のキャラなんかもそう。 マギー・ギレンホール演じる、哲学&宗教かぶれの幼馴染夫婦のシークエンスは一番胸のすくところ。 ともかく、このマギー・ギレンホールがムカつく女性を演じてる訳なんですよ。 この短い出演シーンでも強烈な印象を残してるから、サスガと言えばサスガ。(笑) モントリオールに住む大学時代の友人夫婦は、各国の子供を何人も養子をとってる夫妻。 高級住宅の住み 一見すれば幸せな家族なんだけど、妻のマンチ (メラニー・リンスキー) は流産したばかり。 夫のトム (クリス・メッシーナ) は、「やっぱり自分の子供が欲しい・・・」と告白。 妊娠6ヶ月のヴェローナにすれば、もう居た堪れなくなるのは仕方なし。 こんなちょっとブラックな感覚のエピソードもサム・メンデス監督らしいところですかね。 アメリカ中を訪ね歩いた末に、ヴェローナの出身地であるサウスカロライナの生家へたどり着く。 伏線も張った結末に、なんとも爽やかな後味を残してくれる。 この訪ね歩く先の家庭もそうなんだけど、頑として "婚姻" と言う形をとらないヴェローナの心意気 (?) も含め、結局幸せと言う価値観は本人たちが決めるものであって、様々な形態の家族カップルがあって当然なのだ、と言うコトなんですよね。 っていうか、バートの母親を演じるキャサリン・オハラは、いつ見てもこういうキャラが似合うね。(笑) |

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