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お家 (うち) をさがそう

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【お家 (うち) をさがそう】 AWAY WE GO 2009

監督:サム・メンデス 製作:エドワード・サクソン 他 脚本:デイヴ・エッガース / ヴェンデラ・ヴィーダ
主演:ジョン・クラシンスキー / マーヤ・ルドルフ / ジェフ・ダニエルズ / マギー・ギレンホール
    キャサリン・オハラ / ポール・シュナイダー / ジョシュ・ハミルトン 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141184_0?1326516399


"DDP 監督主義プロジェクト" で公開された3作品のうちの一作なんですが、こちらはサム・メンデス監督によるハートフル・ロードムービーの一作。

劇場公開は見逃していたんですが、WOWOWで3作品の放映があったので鑑賞してみました。
と言うコトで、まずはこの作品から・・・。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141184_1?1326516399


『アメリカン・ビューティー』 やら 『ジャーヘッド』、『レボリューショナリー・ロード / 燃え尽きるまで』 のサム・メンデス監督にしたら、「ほぉ〜、こういう映画を撮りたかったんやぁ〜」って感じで、意表を突く意外さがあって面白く観れた一作でした。

お気楽に同棲生活を送るカップル、バート (ジョン・クラシンスキー) とヴェローナ (マーヤ・ルドルフ) でしたが、ある日ヴェローナが妊娠したことが判明。

バートは近くに住む両親を頼りますが、なんと両親はベルギーに引っ越す計画だとか。
急に不安になった2人は理想の育児環境を探し求めて、アメリカ中の知人や肉親を訪ね歩く事になります。


とまぁ、そもそもこのカップルがコロラドに来たのは妊娠も6ヶ月になった頃。
近くに祖父母が居ると言う "家族重視" の家庭環境を望んだヴェローナの意向があったからなんですが。

そのアテが外れ、両親はベルギーへ移住計画を立てていた・・・と言う「脳天気ご両親」で笑わせてくれます。

冒頭のHシーンでも、「ヴァ○ナの味がジューシー…」なんて、理屈立てて講釈垂れるバートのキャラなんかも含め、この物語同様に一風変わったヒューマンドラマとして観れる事ができました。

それは訪ね歩く知人のキャラなんかもそう。
マギー・ギレンホール演じる、哲学&宗教かぶれの幼馴染夫婦のシークエンスは一番胸のすくところ。
ともかく、このマギー・ギレンホールがムカつく女性を演じてる訳なんですよ。
この短い出演シーンでも強烈な印象を残してるから、サスガと言えばサスガ。(笑)

モントリオールに住む大学時代の友人夫婦は、各国の子供を何人も養子をとってる夫妻。
高級住宅の住み 一見すれば幸せな家族なんだけど、妻のマンチ (メラニー・リンスキー) は流産したばかり。
夫のトム (クリス・メッシーナ) は、「やっぱり自分の子供が欲しい・・・」と告白。

妊娠6ヶ月のヴェローナにすれば、もう居た堪れなくなるのは仕方なし。
こんなちょっとブラックな感覚のエピソードもサム・メンデス監督らしいところですかね。

アメリカ中を訪ね歩いた末に、ヴェローナの出身地であるサウスカロライナの生家へたどり着く。
伏線も張った結末に、なんとも爽やかな後味を残してくれる。

この訪ね歩く先の家庭もそうなんだけど、頑として "婚姻" と言う形をとらないヴェローナの心意気 (?) も含め、結局幸せと言う価値観は本人たちが決めるものであって、様々な形態の家族カップルがあって当然なのだ、と言うコトなんですよね。

っていうか、バートの母親を演じるキャサリン・オハラは、いつ見てもこういうキャラが似合うね。(笑)


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141184_2?1326516399

アメリカを斬る

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【アメリカを斬る】 MEDIUM COOL 1969

監督・脚本・撮影:ハスケル・ウェクスラー  製作:ジェラルド・ウェクスラー
出演:ロバート・フォスター / ヴァーナ・ブルーム / ピーター・ボナーズ / マリアンナ・ヒル
    ピーター・ボイル / ハロルド・ブランケンシップ 他

2003年 アメリカ国立フィルム登録簿、新規登録作品

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54634513_23?1323748557


『バージニア・ウルフなんかこわくない』、『夜の大捜査線』、『カッコーの巣の上で』 等の名作の数々で撮影監督を担当したハスケル・ウェクスラーの映画監督デビュー作となる、ニューシネマ期の一作。

噂に聞いてた作品でしたが、このたび初のDVDリリースとなったので鑑賞する事ができました。

時代は1968年、主人公はTVカメラマンのカッセリス。
ジャッキー・ブラウン』 でオスカーノミネートされたロバート・フォスターが役を演じています。
彼もB級専門みたいなイメージが定着してたんですが、こういう作品にも出てたのが嬉しいねぇ。


そのカッセリスが取材したある事件。
黒人タクシードライバーが不法な取り扱いを受けた一件を突き詰めていた矢先、彼は所属する局から解雇される事になります。

真実報道を目指してきたカッセリスはその解雇にもめげず、シカゴで行われる民主党大会の取材を敢行します。

1968年の民主党大会と言えば、ボビーことあのロバート・ケネディ暗殺の年。
大雑把に書けばストーリーと言えるのはこういう感じなんですが、全編ドキュメントタッチで描写した本作は稀有に社会性の高い作品ですね。 当時はその社会性ゆえに成人指定されて公開されたと聞きます。

何より、TVが報道しないアメリカ社会の事実を映し出しているのが貴重。

シカゴ移民地区に住む貧困層の人々。
民主党大会の裏側でのデモ騒ぎ、それを鎮圧する警察官たち。

実際、民主党大会にカメラを持ち込み撮影したと言う映像は、まさに本物の迫力でしたよ。

そしてそれを暴く主役がTVカメラマン、と言う設定がメディアへの強烈な皮肉ですよね。
アメリカの病巣ともいえる数々を冷静に淡々と映し出すフィルムが、まさにクールです。

当初、この主役のTVカメラマンを演じるのはジョン・カサヴェテスだったと言います。
役名もそのまま "ジョン・カサヴェテス" で撮影される予定だったそうですが、スケジュールの都合でロバート・フォスターにお鉢が廻ってきたそうな。

ジョン・カサヴェテスが演じてるのを観たかったと言う気もしますが、なんのなんのロバート・フォスターの存在感も相当な一作でした。

こういう皮肉と言うか、批判精神の強い社会映画を作り出せるアメリカにはやはり懐の深さを感じます。
こういうのがお得意のマイケル・ムーアと言う映画人をも生み出してるし、やはり基礎たる作品ですかね。

ラストもニューシネマ期に相応しい幕切れでした。



ラブ・クライム

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【ラブ・クライム】 PERSONAL EFFECTS アメリカ・ドイツ 2009 (未)

監督・脚本・製作: デヴィッド・ホランダー 原作: リック・ムーディ 撮影: エリオット・デイヴィス
出演:ミシェル・ファイファー / アシュトン・カッチャー / キャシー・ベイツ / スペンサー・ハドソン 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54864073_8?1317615816


ミシェル・ファイファーはもう幾つになんのかな?」 と言う単純な思いから手に取った一作でございます。
この映画の相手役はアシュトン・カッチャー。 

調べてみたらミシェルは1958年生まれ。 アシュトン君とは20才違う年の差共演なんですね。
アシュトン君の嫁さん、デミ・ムーアーよりミシェルは4歳ほど年上。

「やっぱり年の差カップル映画はアシュトンやで」、ってワケの分からない独り言を呟きながら鑑賞です。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54864073_9?1317615816


日本では未公開に終った一作と言う事なんですが、甘いラブ・ストーリーを想像してたら ちと当て外れ。
まぁ甘い雰囲気もある事はあるんですが、主人公2人の背景が特殊っちゃ〜特殊なんですよね。

アシュトン演じるウォルターは双子の姉をレイプ殺人で亡くし、母 (キャシー・ベイツ) と姪との3人で静かに暮らす日々を送っています。 でも容疑者である男の裁判の真っ最中。

ミシェル演じるリンダは、酒に酔った男に夫が銃で撃たれ死亡。
耳が聞こえない障害のある息子クレイ (スペンサー・ハドソン) と暮らし、こちらも裁判の真っ最中。

そんな心に傷を負った2人が出会い結ばれて行く話なんですが・・・。

アシュトン演じるウォルターは無口でどちらかと言えば不器用な青年。
レスリングに没頭し、恋愛は二の次と言う無骨な人柄を演じてます。

リンダの息子クレイにレスリングを薦め、お互いの交流を深め、内気だったクレイもウォルターを兄のように慕うんですが、その想いが最後にとんでもない行動へと走らせる展開です。

身内が事件に遭い、残された家族が抱える喪失感や やり場の無い苦悩などを、少し沈鬱な雰囲気で描き出してる作品でございます。 そこに年の差恋愛の要素が絡む訳だから、結末も危うい感じなのかな・・・と思ったり思わなかったり。

ミシェル・ファイファーがアシュトン演じるウォルターに迫るシーンは流石です。(?)
ちょっとだけ、『ぼくの美しい人だから』 のスーザン・サランドンを思い起こしましたよ〜。
でも50歳半ばでミニのドレスが似合うんだから、やっぱ凄いっちゃ〜凄いですね。

この映画、ちょっとサスペンス感覚も入ったヒューマン・ドラマの恋愛劇と言う感じです。

息子クレイを演じたスペンサー・ハドソン君は結構印象的だったな。↓


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54864073_10?1317615816

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【アイ・アム・キューブリック】 Colour Me Kubrick: A True...Ish Story 英・仏 2005 (未)

監督・製作:ブライアン・クック  製作総指揮:リュック・ベッソン 他  脚本:アンソニー・フルーウィン
出演:ジョン・マルコヴィッチ / ジム・デヴィッドソン / ジェームズ・ドレイファス / テレンス・リグビイ 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241366_15?1315072646


スタンリー・キューブリック監督の名を騙って詐欺行為を繰り返した実際の男をモチーフに、ジョン・マルコヴィッチが絶妙のハマり具合を見せてくれる英・仏合作の「実話・・・っぽい」コメディ映画。

なんでもイギリスで 『アイズ・ワイド・シャット』 ('99) の撮影中にキューブリックの名を騙り、高級レストランで飲み食いをし、セレブの社交界まで顔を出し現金を騙し取った男が居たそうですよ。 これがまた本人とはまったく似ても似つかない男だったそうですが、・・・コロッと騙ましたもんですねぇ。

この映画の監督のブライアン・クックは 『アイズ・ワイド・シャット』 でキューブリックの製作スタッフをやってた方だそうで、また脚本のアンソニー・フルーウィンは作家としてキューブリック監督に付いてた方だそうです。

製作総指揮にはリュック・ベッソンも名を連ねてるようですね。


    https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241366_16?1315111081


ジョン・マルコヴィッチの独壇場ですよ、この作品。

キューブリックの名を騙って口八丁手八丁・・・と言いたいところですが、この男 あいにく映画には詳しくない。
『スパルタカス』 の主演を、"ミス" カーク・ダグラスなんて言ってみちゃったり。

監督本人とは似ても似つかないアルコール依存症の派手な "ゲイのおっさん" 。
そのアラン・コンウェイをマルコヴィッチが演じてます。

そのゲイ演技もマルコヴィッチ特有の雰囲気と仕草ですから、けっこう全編楽しませてくれましたよ。

大風呂敷を広げるのも程がある、とツッコみたくなるぐらいの嘘をポンポン連発。
騙される方も騙される方なんですけど、こんな嘘が付き通せる訳が無い。

下のトレーラーにもそのシーンが出てきますが、大笑いですね〜、自虐ギャグも入ってて。

『今度の新作のタイトルは?』    『3001年 宇宙の旅』

『主演の役者は?』   『ジョン・マルコヴィッチだ』  『・・・誰、それ?』

・・・なんて。(笑)

次第に嘘がバレて警察の御用になったかと思えば、精神科医まで騙しこみリッチな更生施設でのんびり。

2001年 宇宙の旅』 でおなじみのリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」をバックに、マルコヴィッチが楽しんで演じてる様子も垣間見れた一作でした。

物語の背景には詐欺師アラン・コンウェイのアイデンティティーを求める苦悩もチラホラしてますね。



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あのバスを止めろ

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【あのバスを止めろ】 NOTTURNO BUS イタリア 2007 (未)

監督:ダヴィデ・マレンゴ  原作・脚本:ジャンピエロ・リゴシ  脚本:ファビオ・ボニファッチ
出演:ジョヴァンナ・メッツォジョルノ / ヴァレリオ・マスタンドレア / エンニオ・ファンタスティキーニ 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_37339107_16?1312827648


ここにきて本格的に夏バテにヤラれちまいました。
あの暑さから一転、この季節はずれの涼しさやもんね、そりゃバランス崩れるわ。

で、この映画のレビューを書こうかと思いましたが、どうにもこうにも頭が働いてくれません。
でも、後回しのするのも勿体無い。

だから Amazonサイトで紹介されてた文面を貼り付けておきます。(笑)




◆ 内容紹介

哲学の学位を持つインテリくずれのダメ男が美人泥棒に翻弄され、野獣型と冷血猟奇型の2人組、クールな一匹狼のシークレットサービスに追われ、巨漢の借金取りにも追いかけられ…。 キャラの立つ多彩な登場人物を配し、走って逃げバスで逃げてのスリリングな遁走劇を展開、アイロニカルな隠し味もきかせる。

主演はイタリアのトップ女優ジョヴァンナ・メッツォジョルノ

ヴェネチア映画祭で最優秀主演女優賞2回 (『心の中の獣』他)、イタリア・アカデミー賞最優秀女優賞 (『向かいの窓』)、イタリア映画批評家協会賞主演女優賞3回の受賞歴が示すとおり、抜きん出た実力と人気を誇る美人女優。 他の代表作 『勝利を』 『コレラの時代の愛』 などのシリアスな役とはうってかわって、魅惑的な悪女を生き生きと演じている。

共演はヴァレリオ・マスタンドレア (『見わたすかぎり人生』『スズメバチ』。
ヴェネチア映画祭最優秀主演男優賞、イタリア・アカデミー賞最優秀主演男優賞獲得の演技派。
イタリア・アカデミー賞最優秀楽曲賞受賞作品。

◆ 内容(「キネマ旬報社」データベースより)

『コレラの時代の愛』のジョヴァンナ・メッツォジョルノが主演を務めたクライムサスペンス。
気弱で冴えない深夜バスの運転手・フランツは、ポーカーが原因で溜めた借金に頭を悩ませていた。
そんな折、彼のバスに裸足の美女・レイラが逃げ込んで来る。




・・・これ、そこそこ面白いっすよ。← この記事で唯一の感想(笑)

ノワールな雰囲気も満載、でもどこかユニークな感覚も (エンドロールなんか、それ)、そして哀愁もあるし。
YouTubeでトレーラーも見つけてきましたので、どうぞ。(´▽`*)アハハ



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