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キラー・ゴッド

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【キラー・ゴッド】 KILLER GOD カナダ 2010 (未)
監督・撮影:スタッシュ・ラドワンスキー・Jr 脚本:スタッシュ・J・ラドワンスキー 出演:フランク・J・ズパンシック / ヴァージニア・リー
 
 
 
 
 
ある意味この映画は、そのアンバランスさとミスマッチぶりで記憶に残る作品になったかも。
一応ホラー映画の範疇なんでしょうが、スリラーー映画とも言えるかな。
 
「ある意味」と言ったのは、作品自体はイマイチだったから。(笑)
でも本作は結構あちこちの映画賞を受賞してるようなんですよね。
 
舞台はカナダ・トロントから100キロほど離れた雪原地帯で奥地の孤島。
そこで人目を避けるようにひっそりと、バリの古き神像・神々にまつわる伝承を研究しているルーファス教授がある日、死体となって発見されるんですね。
 
ついでに三体の神像も消えてしまいます。
 
その死を不審に思った元麻薬捜査官のクーパー巡査は独自に捜査を開始。
そして教授の唯一の孫娘チャーリーズが呼び戻され、クーパー巡査と行動を共にする事になるんですが・・・。
 
 
 
教授が研究に没頭していたのは、インドネシア・バリ島に伝わる神々についてなんですが。
ま、その神像は明らかにカナダの雪原とはアンバランスなものでして。
 
早く言えば、バリ島の "神と悪魔と従者"、この三体がこのカナダの地で蘇るワケなんですよっ。
主に出てくるのは悪魔と従者ですが。
 
しかも映画の雰囲気は、どこかスティーヴン・キングっぽいスーパーナチュラルな感じ。
だけど、あくまで雰囲気。
 
"古くからバリ島では、神と悪魔が均衡を保って世の中を治めてる" 云々・・・、と言う背景があって、その均衡が破れたから混乱が巻き起こる、と言う筋書きなんですよね。
 
でも映画としての面白さが足りなかったっす。
 
バリ島の悪魔の出現なんか雰囲気としては良いと思うんだけど、最後まで被り物をしてる殺人鬼にしか見えへんかったし。 やっぱり雪原に熱帯の神々は合わへんわ。
 
ストーリーは後半になって人間の欲を押し出した形になって、ちょっとテイストが変わってくるんやけど、それもアンバラスさを増大させた感じになってしまったなぁ。
 
そう言うことで、そのヘンなテイストで記憶に残る一作となっております。
 
 
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【籠の中の乙女】 DOGTOOTH ギリシャ 2009
監督・脚本:ヨルゴス・ランティモス 出演:クリストス・ステルギオグル / ミシェル・ヴァレイ / アンゲリキ・パプーリァ 他
(62回カンヌ国際映画祭 ある視点部門グランプリ)
 
 
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昨夜書いてたレビューに修正を加えて、やっと投稿可能になりました。
なので、かなり言葉を選んで、文章も短くしております。  自分としては不本意な感想ですが。(笑)
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ギリシャ郊外にある裕福な家庭が舞台。一見普通にみえるこの家。
外界の環境から守るために、両親はずっと子どもたちを家の中だけで育ててきたんですよ。
 
いわゆる純粋培養されてきたワケでして、姉妹と兄の3人の子供。
 
厳格な父親が決めるルールに従い疑いも無く育ってきた子供たちなんですが、父親が年頃の兄にあてがった女性クリスティーナがこの家族に入ってきた事から、子供たちの心に微妙な変化が現れ始めます。
 
 
 
 
これ観る人によって様々な受け取り方があると思いますが、・・・まぁ、シュールなコメディ映画だとか、家族劇ドラマだとか、あるいはホラーだとか。
 
似たようなテイストの映画がありそうですが、かなり独創的な一作でしたねぇ。
シュールな描写は全編そうなんですが、後半は家族崩壊の危うさをはらんで意外な面白さへと・・・。
 
笑っちゃうのは、『ロッキー』、『ジョーズ』、そしてあの踊り 『フェラッシュ・ダンス』 なんかのハリウッド映画が登場するところでしょうか。 笑っちゃうんですけど、よく考えたら "アメリカによって崩壊?"・・・なんて意味深な取り方もできるワケでして。
 
唐突な暴力描写や、淡々とした性描写。
ある程度、脈絡も無しに、っていう言い方もできると思うんですが、描写感覚は独特でしたね。
残念ながら日本版はボカシが入ってますが。
 
 
 
 
 
なんで子供たちを外界からシャットアウトするのか?
そんな疑問に説明があるワケでは無いけど、そこが気になる人にとっては付いて行けないでしょうかねぇ、これ。
 
両親が教える言葉にしても、食卓塩が "お電話" で、黄色い花が "ゾンビ"。
冒頭のシーンでの会話は、なに言ってるかワケが分からん状態ですから。(笑)
犬の真似をして鳴くシーンなんかは、もうシュール満開、そして僅かな戦慄
 
ともかく独創的という言い方が当てハマリまくりの面白い作品でした。
狂気とユーモアとエロス。 特に長女と父親が見せる暴力シーンは絶品の描写でした。
 
 

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【籠の中の乙女】 DOGTOOTH ギリシャ 2009
監督・脚本:ヨルゴス・ランティモス 出演:クリストス・ステルギオグル / ミシェル・ヴァレイ / アンゲリキ・パプーリァ 他
(62回カンヌ国際映画祭 “ある視点部門” グランプリ)
 
 
 
 
「記事できない文字列が登録されています」
 
 
と出ました。
 
何回直してもNGなので、これだけでも。(笑)
 
しかし、ホンマ頭にきますね、このシステムは。
 
 
 
とりあえず、これ面白い映画ですよ。
 
YouTubeでオイしい部分を見てくださいね。
 
 
また後日トライしてレビューしてみますわぁ。
 
 

キラー・スナイパー

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【キラー・スナイパー】 KILLER JOE アメリカ 2011 (未)
監督:ウィリアム・フリードキン 原作・脚本:トレイシー・レッツ 出演:マシュー・マコノヒー / エミール・ハーシュ / ジュノー・テンプル
 
 
 
 
 
 
ウィリアム・フリードキン監督による、前作の 『BUG / バグ』 から4年ぶりの新作。
 
これね、ずっと観たいと思ってたんですが、なんと劇場公開無しのDVDスルーだったんですね。
まぁ、公開しなかったのは観て納得気味になりましたが。(笑)
 
しかし邦題がありふれたタイトルですよね、これ。
だったら原題の 【キラー・ジョー】 のほうがよっぽど良いと思いません?
 
 
 
 
どうやらオリジナルは舞台劇のようですね。 戯曲の映画化と言うコトになりますが、いやいや面白いです。
その原作戯曲と脚本を手がけてるのは、『BUG / バグ』 のトレイシー・レッツ
となりゃ、監督はW・フリードキンで納得ってもんですな。
 
舞台はテキサス、ダラスのとある町。
ギャンブルでの多額の借金を負うクリス (エミール・ハーシュ) は、実の父と継母に保険金殺人の話を持ちかけるんですな。 しかも殺害する相手は実の母親。
 
その別れた母親の保険金受取人はクリスの妹で少し頭の弱いドティ (ジュノー・テンプル)。
その保険金を家族で4等分しようと企むワケです。
 
妹のドティは父親に引き取られてるんですが、その父親を演じるのがトーマス・ヘイデン・チャーチ
ビッチで汚れ役、とも言っていイイ継母を演じるのがジーナ・ガーション
 
ジーナ・ガーションさん、下半身全開でビッチぶりを披露しております。(でも日本版はボカシあり)
 
と言うコトで、なんともクレイジーな一家ではありますが・・・
そのクレイジーさを上回るのが、クリスらが保険金殺人実行を依頼した殺し屋ジョー・クーパー。
 
昼は現職の刑事、夜は殺し屋稼業と言う男をマシュー・マコノヒーが怪演。
 
 
 
 
殺し屋ジョーは仕事の報酬を前金で要求するんですが、保険金がないと金を払えないクリスらに、なんと妹ドティを担保に取ると言う条件を突きつけるんですよね。 それをOKする家族も家族なんやけど。(笑)
 
そして、その顛末は・・・、と言うコトになるんやけど。
 
いやいや〜、こりゃマシュー・マコノヒーの変態ぶりに拍手しなくちゃイカンですね。
妹のドティを担保に取ったのも、いわゆる惚れたからなんですが、ドティは12歳と言う設定。(笑)
ロリっぷりも良すぎるじゃありませぬか。
 
しかもこの男ジョー、家族の団欒が大好き。(家族は大崩壊ファミリーなんやけど)
クリス一家と共にする夕食シーンでは、チキン片手に変態全開
もう、マシュー・マコノヒーの芸の幅広さには感銘さえ受けますぜ。
 
さすがW・フリードキン監督なので、全編飽きることなく一気に楽しませてもらいました。
 
エミール・ハーシュ君はボコボコ。 ジーナ・ガーションのビッチ満開さ。
トーマス・ヘイデン・チャーチの情けなさ。 ジョノー・テンプルちゃんのロリ・エロさ。
 
前作の 『BUG / バグ』 も戯曲の映画化だったけど、そういえばどちらの作品も舞台劇っぽさが良く出てます。
ラストは、「おぉ〜っい、そこで終わらせるんかいっ」 と叫びましたが。(笑)
 
W・フリードキン監督、突っ走ってますね、イイよっ。
 
 

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【コネクション マフィアたちの法廷】 FIND ME GUILTY アメリカ 2006
監督・脚本:シドニー・ルメット 出演:ヴィン・ディーゼル / ライナス・ローチ / ロン・シルヴァー / アナベラ・シオラ 他
 
 
 
 
 
シドニー・ルメット監督が 『その土曜日、7時58分』 の前に撮りあげてた一作でして、アメリカにおいて実在した "マフィア裁判" を基に映画化した作品なんですよね。
 
この裁判は約2年に渡って結審したもので、被告のマフィアメンバー総勢20人が起訴され、法廷では20人の被告とその弁護人が揃って出廷して行われたと言うから、これまた凄い法廷です。
 
マフィア組織としては有名な "ルッケーゼ・ファミリー" の、20人の被告の中でひときわ異彩を放った男ジャッキー・ディノーシオに焦点を当て、その役をヴィン・ディーゼルがちょっとユーモラスに好演しております。
 
 
 
 
マフィア映画と言ってもこれは完全な法廷劇でして、ドンパチのシーンはほとんどありません。
 
ヴィン・ディーゼル演じるジャッキー・ディノーシオは麻薬取引のおとり捜査で、起訴されたメンバーの中で唯一実刑を喰らってる最中。 弁護人を拒否して、なんと自らの弁護を自分で行なっちゃった男です。
 
検察から証人として証言すれば刑期を短くする司法取引を持ちかけられるんですが、組織に忠誠を誓い、またメンバーを家族同然に思ってることから、その申し出をきっぱり拒否。 マフィアの鏡みたいな男ですね。(笑)
 
シドニー・ルメット監督と言えば、『十二人の怒れる男』 ('57) や 『評決』 ('82) などで法廷ものはお得意としてたところなんですが、こちらの法廷ドラマは過去作と異なり、ちょっとユーモラスですね。
 
それもこれも、ヴィン・ディーゼルのが演じるジャッキー・ディノーシオの個性がそう見せます。
 
法廷でおどけてみたり、ジョークを言ってみたり、憎めない愛嬌のある男として、マフィアメンバーだけどつい応援したくなる性格なんですよねぇ。
 
アナベラ・シオラ演じる元奥さんと面会室で痴話喧嘩したり、その後チョメチョメしそうになったり。
なにより、仲間を売らない信念の律儀さが良いではないですか。
 
裁判劇としてのテンポも良いし、その裁判の結末にもビックリしちゃったり。
何度も言うようだけど、マフィア裁判なのにどこかジャッキー・ディノーシオに肩入れしちゃったりしそうで。
 
でも、この法廷劇は実際の証言記録をそのまま引用してるようなんですよね。
 
っていうか、マフィアが20人まとめて出廷する裁判ってのが凄すぎる。(笑)
陪審員もよく2年間も付き合ったな〜。
 
 
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