ここから本文です

書庫か〜

記事検索
検索

学校の悪魔

イメージ 1



【学校の悪魔】 BULLYING スペイン 2009 (未)

監督:ホセチョ・サン・マテオ  脚本:アンヘル・ガルシア・ロルダン 撮影:ヌリア・ロルドス
出演:アルベルト・カルボ / ホアン・カルレス・スアウ / カルロス・フエンテス / ラウラ・コネヘーロ 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54634513_26?1324097744

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54634513_27?1324097744


ヨーロッパでも、と言うか世界的に見て "イジメ" による深刻な問題が顕著化を見せてるそうでして。
この映画はそのイジメを真正面から描き出した一作として、答えの出ない社会問題として訴えています。

エンドクレジット前にデータとして読み上げられる数字は、EUの調査によると39%の生徒がイジメに苦しんでるそうな。 

その割合が最も高いのがイギリスで、この映画の製作国のスペインでは生徒の1/4にあたる25%が被害を受けてるそうです。 そしてそのイジメは現在も増加傾向にあると結んでいます。


父親を亡くし、母とバルセロナに引っ越してきた心の根の優しいジョルディ (アルベルト・カルボ) は、転校先の高校でイジメに遭います。 その学校生活は地獄と化し、それでもジョルディは精神的に不安定な母親には打ち明けず、ひとり苦悶します。

やがて、そのイジメはエスカレート。
理不尽な暴力や恐喝を受けることになっていくのですが・・・。


真面目に作られた作品ですね。
イジメを受けたことによって主人公が復讐すると言うのではなく、ただリアリスティックに描写してます。

集団でイジメをするグループに対して主人公のジョルディも反発を見せるんですが、何せ相手は集団。
誰にも相談できず、萎縮するしかない学校生活は地獄でしょう。
それが学校だけならまだしも、このイジメグループのリーダー格の男は、運悪くジョルディの引越し先の隣人。

そんなジョルディにも味方は居ます。
同じアパートの独り者の男性なんですが、この男性の行動もまたイジメをエスカレートさせる結果になってしまうんですね。

サイトで知り合った、同じイジメ被害を受けてる移民の女の子とのロマンスさえも哀しい結果。
どこにもやり場の無い叫びが、その深刻さを十二分に感じさせます。

イジメ被害を見抜けなかった母親、そして学校の責任者。
その罪をなすりつけ合うシーンなどは、どこの国でも同じ事なんですよね。

先にも書いたように、映画的にはその被害を受けるジョルディをずっと描き出してます。
ゆえに物語としてのオチやまとめは無い。 ラストも空しすぎる。
映画を観た人はその深刻さを考えてくれ、と訴える作品ですね。

こういうのを観た時には、やはり人間って残酷なものだと思わずに居られません。
社会全体で取り組まなければ、もはや手の付けられない状態ですね。

まぁ取り組んではいるんでしょうけど、それが現場には届いてないし、効果を生む対策ではないのが辛すぎる。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54634513_28?1324097744

開くトラックバック(1)

クロエ

イメージ 1



【クロエ】 CHLOE アメリカ・カナダ・フランス 2009

監督:アトム・エゴヤン 製作:ジョー・メジャック / ジェフリー・クリフォード / アイヴァン・ライトマン
脚本:エリン・クレシダ・ウィルソン オリジナル脚本:アンヌ・フォンテーヌ 音楽:マイケル・ダナ
出演:ジュリアン・ムーア / リーアム・ニーソン / アマンダ・セイフライド / マックス・シエリオット

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53866851_12?1321417950

待ってたよ、エゴやんっ

と言いたくなるぐらい、自分この監督がお気に入りなんですが、こちらの新作はフランス映画 『恍惚』 ('03) のリメイクだというコトで御座いまして・・・。

ファニー・アルダンエマニュエル・べアールジェラール・ドパルデューと言うフランス映画界を代表するメンツで製作されたあの官能ドラマを、この監督がどう調理してるのか、・・・そこが楽しみなところでもありんす。

ナニゲにスタッフの顔ぶれを確認してたら、製作にアイヴァン・ライトマンの名前がある。
そして製作総指揮には息子のジェイソン・ライトマンの名前も。

このスタッフ・キャストは興味深いところじゃありませぬか。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53866851_13?1321417950


大学教授の夫デヴィッド (リーアム・ニーソン) の浮気を疑い始めた妻で女医のキャサリン (ジュリアン・ムーアー) が娼婦のクロエ (アマンダ・セイフライド) を雇い、夫デヴィッドを誘惑するよう仕掛けるのです。

その時の夫の行動を、逐一において報告するようクロエに命じるキャサリン。

しかしそのせいで方向性を誤り次第に追い詰められていくキャサリンなのですが・・・。


物語はハッキリ言って痴話ドラマなんですよね、これ。
でもアトム・エゴヤン監督の腕前と、キャストの絶妙さで見入ってしまう作品に仕上がっておりました。

ジュリアン・ムーアー演じるキャサリンの焦燥さがイイじゃありませんかっ。
息子のマックス (マックス・シエリオット) には相手にされず、気がつけば夫との触れ合いもご無沙汰気味。
産婦人科医として地位はあるけど、女性としての満足感には乏しい今日この頃。

そんな時に夫デヴィッドに対しての疑念。
若く魅力的な小悪魔クロエを夫デヴィッドに差し向ける行動には、そんな焦燥感が背景にあったのですね。

クロエから聞かされる夫デヴィッドとの情事は、そんなキャサリンの心をさらに複雑化させていきます。
しかし、「もう終わりにしよう」とケリをつけた時に新たな火種が。

この展開と結末は、やはりビックリさせられる。

ラストの暗示にしても、この夫婦・家族はこれからどういう生き方を選ぶのか?
その事を心配せずにはいられない。

エキゾチカ』 や 『秘密のかけら』 で垣間見れたように、この監督の官能描写は惹きつける魔力があるように思います。 そこに加わるドラマ性でもって、さらに魅惑的に仕上げる術を心得てるかのように。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53866851_14?1321417950

               アマンダ・セイフライドちゃん、脱いだらもっと凄いんです。

かぞくはじめました

イメージ 1



【かぞくはじめました】 LIFE AS WE KNOW IT 2010 (未)

監督:グレッグ・バーランティ  脚本:イアン・ダイッチマン / クリスティン・ラスク・ロビンソン
出演:キャサリン・ハイグル / ジョシュ・デュアメル / ジョシュ・ルーカス / ヘイズ・マッカーサー 他

久しぶりにラブコメでもイッとくかっ、ってなコトで鑑賞いたしました。

主演のキャサリン・ハイグルジュシュ・デュアメルは、個人的にここ最近はラブコメ俳優のイメージが強い。
ジョシュ君は 『トランスフォーマー』 シリーズなんかでも頑張ってますが、ラブコメ作品にも出てるよね?
ハイグル嬢はTVシリーズの 『ロズウェル 星の恋人たち』 の時からしたら、大きくなったな〜って感じ。
もうここ最近では新たなラブコメ・クィーンってもんですなっ。

本作では母親のナンシー・ハイグルと一緒になって製作総指揮を務めております。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54749697_16?1319912274


パン屋経営の実業家ホリー (キャサリン・ハイグル) とTVディレクターのメッサー (ジュシュ・デュアメル) は、お互いの親友夫婦の勧めで初顔合わせのデートに臨みます。

でも会った瞬間、お互い嫌いなタイプかも? と言う感じで、デートも取りやめバイバイ。

しかしこの2人、その親友夫婦に子供が出来ちゃい、祝いの席なんかでまた顔を会わせることに。
気まずい雰囲気を漂わせながらも、表面上は微妙な距離を保っているんですが・・・。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54749697_17?1319912274


メッサーは独身主義のイケイケ男。 いつも女をとっかえひっかえの男なんですね〜。
まぁ早い話、まだまだ遊んで自由に生きたいと言うタイプの男なんですよね。

ホリーはパン屋経営で、店の拡張なんかに精を出すどっちかと言えば仕事女。
付き合ってた男に逃げられ、未だ独身のまま。

初対面でホリーは、メッサーの女性に対して気遣いの無い無作法なところが気に障った訳でして。
このまま会わなければ、これから先の人生もう二度と会わないだろうという感じだったんです。

でも話は急展開。 この2人の親友夫婦が交通事故で他界しちゃうんですよ。
しかもその親友夫婦は生前に "もしもの時の子供の後見人" として、この2人を指名していたんです。

嫌々ながらも亡くなった親友の意思を尊重して、お互い一つ屋根の下で子供を育てていく展開に様変わり。
家は親友夫婦が残した大邸宅。 ローンも事故保険で払い済みです。

こういう展開は面白いけど、やっぱ考えられないですよね、日本では・・・っていうか普通はね。(笑)

まぁその後の展開は予定調和なラブコメ路線なんですが、そこそこ面白く見せてもらいました。
特に、ホリーの心の機微と言うか、その変化に興味深さも感じつつ・・・。

四季で区切りをつけて、後見人となってからの一年を描いた話でありました。

でもやっぱこういうラブコメは主人公もそうなんですが、周りの登場人物の面白さも大切ですよね。
キャサリン・ハイグルとジョシュ・デュアメルの2人は無難にこなしてますが、いまいち周りの脇の登場人物の個性が活きてない・・・というか、面白みが無かったかな。

唯一、社会福祉士の女性が最後で笑わせてくれるんですけどね。
やっぱラブコメは、周りの登場人物の個性も大切やね


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54749697_18?1319912274

開くトラックバック(2)

イメージ 1



【キラー・インサイド・ミー】 THE KILLER INSIDE ME アメリカ・イギリス 他 2010

監督:マイケル・ウィンターボトム  原作:ジム・トンプソン  脚本:ジョン・カラン
出演:ケイシー・アフレック / ケイト・ハドソン / ジェシカ・アルバ / ネッド・ビーティ / ビル・プルマン
    サイモン・ベイカー / トム・バウアー 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55285819_25?1316974588


原作はアメリカのノワール作家ジム・トンプソンが1976年に発表した 『おれの中の殺し屋』。
『ゲッタウェイ』、『グリフターズ / 詐欺師たち』 などの原作ノベルで知られてますよね。

この映画の監督であるマイケル・ウィンターボトムは、その原作に驚嘆し映画化権を取得するほどの入れ込みようだったそうですが・・・。 最初はマイケル・ウィンターボトムがこの原作の映画化監督だと聞いたときは少しビックリしましたが、なるほど、そう言うことでしたかぁ。

原作は未読ですが、ファンにとったら気になる映画化の一作なんではないでしょうか。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55285819_24?1316974588


アメリカ西部の片田舎の街で保安官助手を勤めるルー・フォード。
物腰は柔らかく、好青年と評判のルーですが、仕事である娼婦と出会った事から、その内なる狂気を呼び覚ます事になるんですよね。

まず、ルーを演じるケイシー・アフレックの狂気演技が超印象的。
顔色一つ変えず、淡々と殴打しまくる狂気が不快なくらいゾッとする怖さ。

ルーとイイ仲になった娼婦ジョイス (ジェシカ・アルバ) を殴打しながら、『愛してるよ』 と呟く狂気ったら、もう鳥肌ものですね。 また殴打殺人っていうのがエグいやないですか〜。

殺さなければ納まらない衝動と言うか、内なるどす黒い闇が解き放される "エクスタシー的" な行為は充分狂気ですよね。原作ではどういう表現なのか知りませんが、やはりこういう行為はある種のエクスタシーを感じるのでしょう。 自分はそう思います。

物語としてはアリバイ作りや犯行の大胆さに少し 「?」 が残りますが、惹きつける演出と演技は見事でした。
と言っても、これは観る側次第の作品だから、そこんとこは注意が必要ですね。


公開の時もかなり気になってた一作でしたが、やはり観てみるだけの値打ちはありました。

ソウル・バスなタイトルクレジットから、もう予感は的中。
心理学にも通じるルー・フォードの少年時代の環境には他人事じゃないぐらいドキッとするのもアリで…。
倒錯の性癖が及ぼす影響はやはり大きい。

ただラストの描写は少し頂けなかったかな。(CGの事です)
もう少し上手く、それらしく作ってくれた方が、まだそれほど違和感が残らなかったんですがね。

ルーの彼女を演じるケイト・ハドソンもナニゲに良かったよ〜。
まぁ女性にはキツい作品かと思われますが、「狂気の物語」としては絶品かと思います。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55285819_26?1316974588

イメージ 1



【刑事マルティン・ベック】 MANNEN PA TAKET スウェーデン 1976

監督・脚本:ボー・ウィデルベルイ  原作:マイ・シューヴァル / ペール・ヴァールー
出演:カール・グスタフ・リンドステット / スヴェン・ヴォルテル / トーマス・ヘルベイ / ホーカン・セルネル
    ビルギッタ・ヴァルベルイ / イングヴァル・ヒルドヴァル 他

スウェーデン映画のサスペンス小説映画化の 『ミレニアム』 シリーズを観てて思い出したのがこちらの映画。

同じスウェーデン製作の映画で人気小説の映画化という共通点があったので、出来たらもう一度再見したいと思ってたところだったんですよね。

マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー原作の警察小説 "マルティン・ベック・シリーズ" でして、映画化になったのは2回。 (TV映画、「マルティン・ベックシリーズ」は七作品ほど製作されてます)

この映画は、そのシリーズの 『唾棄すべき男』 を映画化した一作。

映画化としては1976年製作のこちらの作品と、1973年にアメリカにおいてウォルター・マッソー主演の 『マシンガン・パニック』 (原題「笑う警官」) があります。

両作とも当時に封切り映画館で観たんですが、何とそれ以来の再見になっちゃいましたね。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241366_26?1315508896


入院中の警部が何者かに銃剣で惨殺される事件が勃発します。
殺人課のベテラン刑事ベックたちは早速捜査にあたるんですが、被害者のニーマン警部の身辺を洗っていくうちに意外な事実を知ります。

その捜査が大詰めを迎えそうになった時、ストックホルム市内で警察官だけを狙った狙撃事件が勃発。
一瞬にして街中を恐怖のどん底に叩き落しますが・・・。


当時に作品を観た時には、物語展開の劇的さと最後の放り投げっぽい幕切れ (突き放された感覚) が凄く印象に残ってて、今も忘れられない作品であります。

ベック刑事 (カール・グスタフ・リンドステット) たちの地道な捜査を淡々と綴って行く前半。
個々の刑事たちの実生活部分も織り込みながら、次第に犯人を絞っていく過程も結構面白いものです。

この前半が "静" とするなら、一気に "動" に傾くのが後半。

ストックホルム市内のビルに立てこもり、銃狙撃事件が勃発するんですね。(警部殺害の真犯人による)
この一瞬にして急展開を見せるところなんかは、当時観た時には興奮を覚えたものです。
ヘリコプターを街中に墜落さすところなんぞ、もう結構なスペクタクル。

そしてこの作品は "警察の映画" なんですよね。
物語は警察内部の者を扱った作品となっており、一般市民はほとんど関係を持ちません。
そこが "警察映画の名作" と呼ばれる所以なんでしょうね。

ちょっとしたドキュメントタッチで、先にも書いたように意外な展開と唐突な幕切れ。
原作者によれば、出演者も含めてこれほど原作小説にイメージにあった映画化は他にないとの事。

個々の刑事たちの個性もナニゲに味のある見所となっております。
・・・スウェーデンのサスペンス小説もナニゲに恐るべし。(笑)


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241366_27?1315508896

開くトラックバック(1)

Kaz.Log
Kaz.Log
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事