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【くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-】 THE DAMNED UNITED イギリス・アメリカ 2009 (未)

監督:トム・フーパー 製作:アンディ・ハリース 原作:デヴィッド・ピース 脚本:ピーター・モーガン
出演:マイケル・シーン / ティモシー・スポール / ジム・ブロードベント / コルム・ミーニイ 他

       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54106669_25?1295029409


『英国王のスピーチ』 の高評価で俄然注目が集まったトム・フーパー監督の日本未公開作ですね〜。
1970年代、イングランドサッカー界で活躍したブライアン・クラフ監督描いた作品なんですが・・・。

自分 英国サッカーにそれほど精通してないので、観る前まで 『楽しめるのかな〜?』 と感じてたんですが、これが思いのほか面白い。

2部リーグだったダービー・カウンティの監督として チームを1部リーグに昇格させ、宿敵だった (監督の中での) リーズ・ユナイテッドを破り優勝まで成し遂げた離れ業をやってのけたんですね〜。 そしてなんと、その功績を認められリーズ・ユナイテッドの監督に就任しちゃった人なんですね。

でも面白いのが、その人間模様なんですわぁ〜。

クラフ監督自身は、リーズ・ユナイテッドの監督ドン・レヴィー (後のイングランド代表監督) に対し闘志を燃やし、そのせいもあって2部リーグの弱小チームを立派に育て上げたんですよね。

それがなんと、ドン・レヴィー監督の後任としてリーズ・ユナイテッドを率いるという巡り合わせ。

その影には、長年パートナーとしてサッカー人生を歩んだピーター・テイラーと言う補佐役あっての事だったんですよね。 このピーターとクラフ監督のエピソードが映画の基軸になっています。


クラフ監督を演じるマイケル・シーンは、実際のクラフの持ち味を巧く活かしきった演技ですよ〜。
イヤな奴っぽい所も見せますが、それが逆に作品をユニークにしてると思います。

クィーン』 のブレア首相役 や 『フロスト×ニクソン』 のデヴィッド・フロスト役での演技を観れば、もうそれだけで芸達者なのはご承知かと思いますが、この作品で見せる "栄光と挫折" のクラフ役もまた素晴らしい (面白い) 演技でした。

イングランド・サッカーにはこういう名物監督が居たんだな〜、っと・・・ トム・フーパー監督のドラマ演出の腕が冴えに冴えてておりました。  多少、説明を端折ったところもあった感じだけど。(笑)


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54106669_26?1295029409

クラークス

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【クラークス】 CLERKS. アメリカ 1994

監督・製作・脚本 ケヴィン・スミス   製作 スコット・モシャー   撮影 デヴィッド・クライン
出演 ブライアン・オハローラン / マリリン・ギリオッティ / リサ・スプーノアー / ジェフ・アンダーソン
    ケヴィン・スミス / ジェイソン・ミューズ / スコット・モシャー / アル・バーコウィッツ

1994年 カンヌ国際映画祭ユース賞受賞
1994年 サンダンス映画祭ドラマ部門フィルムメーカー賞受賞

       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_37?1277877848


本作や 『ドグマ』、『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』 などにも登場、サイレント・ボブのキャラクターでも馴染みのあるケヴィン・スミス監督のデビュー作。

こちらケヴィン・スミスが仲間を集めて低予算で撮ったインディペンデント映画なんですが、今でも支持が高い一作なんですよね〜。 2006年には続編の 『クラークス2 / バーガーショップ戦記』 が製作されてますが、日本では未公開に終わってるような。

ニュージャージーのコンビニを舞台に、そこの従業員と客との日常のエピソードです。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_38?1277877848


モノクロフィルムでいかにも低予算のニオイがプンプン。
でも、モノクロだからイイんですよね、こういう映画は。(笑)

脇のほとんどの登場人物がケヴィン・スミスの仲間内で演技経験無しの素人。
でも、これがまた味のある演技をやっちゃってます。

休日返上で出勤したコンビニ店員ダンテ君と隣のビデオショップの従業員がメイン。
そしてそこのコンビニに集まるヘンな客との会話劇といってイイような内容なんですがね。

ケヴィン・スミス自身がコンビニとレンタルビデオ・ショップのバイト体験したことをネタに撮りあげたようなんですが、まぁ 次から次へと、こういうヘンな客も居るんですねェ。 っていうか、従業員自体ヘンなヤツらなんですが。

冒頭から従業員ダンテとガールフレンドのシ○ネタ会話。
ガールフレンド曰く、今までの男性経験は3人だけどフェ○の本数は37本。(笑!)

とまぁ、初っ端からこんな感じで低レベルな会話劇が始るんですが、テンポがイイんですよね。
ナニゲにダンテ君のドン詰まり人生度も描いちゃって。

クスッと笑えたり、共感するようなところもあったり。(あるか?)
ケヴィン・スミス監督の原点として観ても興味深いものです。

そのうち続編も観なくちゃ。  ↓ 右がサイレント・ボブ (ケヴィン・スミス)


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_36?1277877848

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神に選ばれし無敵の男

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【神に選ばれし無敵の男】 INVINCIBLE ドイツ・イギリス 2001

監督・製作・脚本 ヴェルナー・ヘルツォーク 製作 ゲイリー・バート 脚本 E・マックス・フライ
出演 ティム・ロス / ヨウコ・アホラ / アンナ・ゴウラリ / ウド・キア / ヤコブ・ウェイン 他
  
       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_27?1276968749


名優クラウス・キンスキーと組んで数々の作品を送り出してきたヴェルナー・ヘルツォーク監督による一作。
こちらも久しぶりに再見となりましたが・・・けど5年ぶりぐらいかな?

ユダヤ人の間で語り継がれる "現代のサムソン" こと、ジシェ・ブレイトバートの伝記映画と言う形をとったヒューマンドラマですが、ポスターなど 前面に出てるのはティム・ロスですよね。

というのも、主人公のジシェを演じたヨウコ・アホラは素人の方なんですね〜。
映画の内容に合わせて、実際のストロング・コンテストの優勝者である彼を起用したそうです。

そのジシェが想いを寄せる女性を演じるアンナ・ゴウラリも実際のピアニスト。
しかし、この2人がなかなか良い演技を見せています。

そしてティム・ロスが演じるのは、"千里眼を持つ男ハヌッセン"。

話は1932年のポーランドから始ります。
この年代でこの地名を聞けば、もう背景にあるテーマはお分かりのように、ヒトラー率いるナチスが政権を獲る一年前の話であります。

ポーランドの片田舎のユダヤ人村で、大家族と一緒に鍛冶屋を営んでたジシェなんですが、ひょんな事から その怪力を認められ、ドイツのベルリンへ赴くことになります。

千里眼のハヌッセンのショーに出演することになったジシェですが、ユダヤ人として名乗ることを禁止されます。
ユダヤ人としての誇りを大切にするジシェは次第に不満を募らせていくんですが・・・。


このハヌッセンと言う男の存在も面白いんですよね。
ショーの客にはドイツの上流階級の者たち、そしてナチスの幹部であるゲッペルスやヒムラーなども来ます。

このハヌッセンは特殊能力である千里眼を売り物にして、やがてはナチス政権下で重要ポストの閣僚に就任しようとする野望を持っています。 その強かさの裏にはビックリするような秘密があるんですね〜、このハヌッセン。

その秘密も含め、ハヌッセンとユダヤ人のジシェとを対比させて描き 進行する物語が興味深い一作でした。
「伝説の男」と言う云われに従い、後半になるとジシェのホントの能力が目覚める訳なんですが。

このあたりはユダヤ教の言い伝えも絡んで、ちょっと眉つばチック・・・かな?(笑)
なんでも "神に選ばれた36人" と言う人物が存在するようですね、ユダヤ教では。

映画的な盛り上がりはあまり感じられませんが、印象的なエピソードもチラホラ見えて面白い一作でした。
ジシェの9歳になる弟ベンジャミンなんかは、めっちゃ出来た子供ですよ!(笑)



       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_28?1276968749

グッド・ガール

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【グッド・ガール】 The Good Girl 2002

監督 ミゲル・アルテタ  製作 マシュー・グリーンフィールド  脚本 マイク・ホワイト
出演 ジェニファー・アニストン / ジェイク・ギレンホール / ジョン・C・ライリー / ズーイー・デシャネル 他

2002年 インディペンデント・スピリット賞 脚本賞受賞 (マイク・ホワイト)

          https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_16?1276192918


監督と脚本のコンビはミゲル・アルテタマイク・ホワイトと言う方で、インディペンデント映画で秀作を残してるコンビだという事ですね。 こちらの作品はジェニファー・アニストンを主演に据え、毒気たっぷりで描くシリアス・コメディですね。

ちなみにこの脚本家のマイク・ホワイトは、この作品に警備員コーニー役でも出演しています。
ラブ・ザ・ドッグ 犬依存症の女』 の監督でもありますね。

ジェニファー演じるのは、小さな田舎町のディスカウントストアの従業員ジャスティン。
30歳を迎える彼女は結婚7年目、夫フィル (ジョン・C・ライリー) との結婚生活に退屈しながら過ごしてます。

そんなある日、新人従業員として入ってきたホールデン (ジェイク・ギレンホール) と打ち解け、やがて関係を持ち ズルズルと泥沼に足を踏み入れる訳なんですが・・・。

ジェイク・ギレンホールが演じるホールデンもアブないヤツなんですよね。
文学青年なんですが、内にこもった性格で それでいて短絡的。 ナニゲに精神的に不安定です。

でも考えたら それ以上にアブない女がこのジャスティン。
ペンキ塗りの仕事を持つ夫との平凡な生活にウンザリ、30歳と言う年齢にもウンザリ。
早く言えば、どこにでも居る平凡な生活を送る女性でしょうか〜。

夫に後ろめたさを感じながらもホールデンとの関係は続く訳なんですが、彼の一途さがアダとなり ますますドツボに嵌るんですね〜、でもそこから、このジャスティンの "恐さ" が現れます。

事態の深刻さに気がつき、『この人さえ居なくなったら・・・。』 と考えるところが身勝手。
というか、かなりブラックでシニカル
ホールデンにブラックベリーを食べさすところはビックリしましたが。(笑) でも笑える。

あんがい飄々とした演技のジェニファー・アニストンでしたが、こういう役どころにぴったりでしたね。
夫のジョン・C・ライリーの「鈍さ」と「お人よし」も皮肉な感じが出て面白い。
相手役のジェイク・ギレンホールも演技派ですよね、こういう役どころもハマってます。

まぁ、とにかくアニストン演じるジャスティンのブラックさが "皮肉さ満開" で描かれているので、特に女性が観たら感じるところが大きい一作だと思いますが ・・・ あ、男性が観ても、その恐さは充分感じられます。(笑)

全体的に、シーンごとにあまり引っ張らないのでテンポ良く観れる感じもしますね。

まぁ、だから教訓と致しましては、女が 『これ美味しいから食べてみて』 としつこく勧める食べ物には気をつけましょうね。 (´▽`*)アハハ  とりあえず笑っとけ。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54012885_15?1276192223

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ゴースト・ドッグ

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【ゴースト・ドッグ】 GHOST DOG : THE WAY OF THE SAMURAI アメリカ・フランス・ドイツ・日本 1999

監督・製作・脚本 ジム・ジャームッシュ  製作 リチャード・グエイ  音楽 RZA
出演 フォレスト・ウィッテカー / ジョン・トーメイ / クリフ・ゴーマン / ヘンリー・シルヴァ
    ヴィクター・アルゴ / イザック・ド・バンコレ / トリシア・ヴェッセイ / デイモン・ウィッテカー

ジム・ジャームッシュ監督のこの映画、じつはブログ初期に一度レビューを書いてるんだけど、そのレビューがあまりにもショボかったので (笑)、再見をきっかけに もう一度書き記しておきます。

武士道の心得を説いた江戸時代の記録書 「葉隠」をバイブルとする孤独な殺し屋・ゴースト・ドッグを演じるのはフォレスト・ウィッテカー。 有名な文言、"武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり" を体現しております。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_43?1274642264


明らかに武士道精神を誤解して描いてるのは一目瞭然なんですが、それもジム・ジャームッシュ流の確信犯的な捉え方だったように思うんですね。 他国の文化・歴史をそっくりそのまま理解して真似しようとしたら、そこには滑稽な形が残って当然。

それを観て違和感を感じるか、または新鮮味を感じるか。
自分は面白く観れましたよ〜。 「こういうヤツが居ても、何の不思議もない。 逆にCOOL。」
彼が好んで聴くHIPHOPのラップもミスマッチしながら物語に溶け合っております。

ゴースト・ドッグ唯一の友人で、英語を話せないアイスクリーム屋のレイモン。↓
リミッツ・オブ・コントロール』 ('09) で殺し屋を演じたイザック・ド・バンコレがいい味を出してます。

こういう "英語が話せない" キャラもジャームッシュ映画ではおなじみ。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_39?1274641556


ゴースト・ドッグはマフィアの仕事を請け負ってきたんですが、ある事件をきっかけに逆に命を狙われる事に。
ボスのヘンリー・シルヴァ (↓・中央) を筆頭に、このマフィアのメンツが笑わせます。

破産寸前のマフィア稼業、部下もオヤジばかり。
映画にユーモアとシュールな感覚を与えるキャラクターたちです。

こういうオヤジ仲間キャラもジャームッシュ映画にはチラホラ出てきますよね。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_40?1274641556


ゴースト・ドッグが使う連絡手段は伝書鳩。

劇中に「葉隠」の一節を引用しながら、あくまでCOOLに 根底にジャームッシュ流 "侘び寂び" を敷き、静寂なトーンで貫いたブラック・サムライ物語ですな。

銃を、あたかも日本刀を仕舞うように扱う殺陣 (?) も面白くて、ちょっとした見物ですよ。
フォレスト・ウィッテカーの、武士道オタクなヒットマンっていうが もうタマりません。(・ω・)bグッ


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_41?1274641556

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