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ゴシップ・カフェ

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ミーナ・スヴァーリキャサリン・ハイグル目当てで観る気になって、でもそれほど期待してなかった作品だったんですが (もちろん期待を上回るような感じじゃないけど)、 これが結構テンポ良くて面白く観れました。

"黒猫カフェ" と言うレストランに集う人々と、そこで働く従業員のエピソードを群像劇風に描いたコメディなんですが、なんて言うんでしょう・・・ ちょっと単発の海外ドラマを観てるような感じで気軽に楽しめるんですよ。

と言うのも、映画としてはそんなに褒められたほど良い訳じゃないし。(笑)
物語のほとんどがそのレストラン内で繰り広げられる話なんですよ。
でも最後まで観る分には、気軽さとテンポの良さがあります。

まぁ登場する人物は皆さんヘンなヤツらばかりでして。

失恋したてで、グッタグタになった若者マイクとその友人。
ポルノ映画に出演した事を彼氏に隠してたけどバレちゃった女性。
少女に対する軽犯罪疑惑で危ない男と、女性下着着用が趣味の弁護士仲間の2人。
夫が赤ちゃんプレイでSM好きなのを知って、そのことが頭から離れない 軽く認知症のおばあちゃん。

そこで働く従業員たちのエピソードも絡め、店内は 軽くパニック続出のある日を描いてるんですね。
個人的には、映画の仕上がり具合がちょっと海外ドラマ風に観れちゃったコメディなんですよ〜。

失恋グッタグタ男のマイク (アンドリュー・リー=ポッツ) のヘタレ具合は最後で笑えましたね〜。
漏らしちゃうって ・・・ しかも大きい方を。(笑)
ゲイのウェイター・トムを演じるマーク・ペルグリノもなかなか良い役どころでした。

この映画、ナニゲに妄想シーンが多いので それも笑える要素のひとつですな。(笑)

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53345273_12?1272049657

原題 CAFFEINE 2006 アメリカ (未)
監督 ジョン・コスグローヴ
脚本 ディーン・クレイグ
出演 ミーナ・スヴァーリ / ブレッキン・メイヤー / マーシャ・トマソン / キャサリン・ハイグル 他

カランジル

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【カランジル】 CARANDIRU ブラジル 2003 (未)

監督・製作・脚本 ヘクトール・バベンコ
出演 ルイス・カルロス・ヴァスコンセロス / ミウトン・ゴンサウヴェス / アイルトン・グラーサ 他

2003年カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品作


1987年に 『黄昏に燃えて』 を撮って以来となる、ヘクトール・バベンコ監督による一作。
バベンコ監督はこの映画の後に『失われた肌』 を撮っております。

1992年、ブラジル・サンパウロのカランジル刑務所で発生した囚人による暴動。
鎮圧に当たった武装警官が111人に及ぶ囚人を射殺するという事件で知れ渡ったカランジル刑務所の実態を、実在の刑務所勤務の医師ドラウツィオの視点で描いた社会派実録ドラマでした。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_26?1270577028


定員4,000人の刑務所に詰め込まれた囚人の数は、およそ7,000人
ベッドも二段ベッドならぬ、3段〜5段ベッドは当たり前。
囚人同士のいざこざも後を絶ちませんが、なんとか大事にならず済んでると言うのが現状の刑務所。

そこに赴任した医師ドラウツィオは、優しい目線で囚人たちに接します。
殺人犯やドラッグなどの、重犯罪から軽犯罪の囚人たち。
ゲイの囚人も居れば、ひたすら家族の面会を待ちわびる年老いた囚人も居ます。

主要な囚人たちの、ひとりひとりのエピソードを 過去の回想も交えて丁寧に描き出して行くのですが、後半のラスト30分ぐらいになると その様相は一変して行くんですね〜。



       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_25?1270577028


バベンコ監督は生き残った囚人たちからインタビューを録って、それを映画作りに生かしたそうです。

暴動を止めかけた囚人たちに対して武装警官は武力鎮圧を強行。
刑務所所長の制止要求も虚しく、暴動に加わっていない囚人たちをも巻き込んで、ほとんど無差別と言ってよい殺戮が繰り広げられていくんですねェ。

映画を観て個人的に感じたことなんですが、犯罪が多発していた当時のブラジルの社会背景を考えれば、この暴動鎮圧事件はまさに "囚人減らし" の措置だったのではないかと・・・。

膨れ上がる犯罪に比例して 刑務所内も定員オーバーで、その運営も行き詰まり状態。
刑務所内はエイズが蔓延、衛生管理なんかもう無茶苦茶なもんです。

ゲイの囚人のひとりは、収容されていた約2,000人の囚人と関係を持っていたというから驚き。
もっと驚きは、このゲイ囚人は刑務所内で結婚式を挙げてしまうんですよね。
まぁ、めでたくゴール・インしたのは良いことですが。(笑)

と言う具合に、ブラジルの刑務所の "自由" なところも興味深いところです。

家族との面会は刑務所内でオープン・スペースを作って語り合うことが出来ます。
妻や彼女を監房へ連れて行き、そこでHもしてしまうと言うから、こりゃ凄い。

でもホントに凄いのは、色んな過去を背負った囚人たちのエピソードのあとに 突然やってくる地獄絵図。
この真実を描き出そうとするバベンコ監督の熱意が十二分に感じられる力作でありました。

ちなみに、このカランジル刑務所はこの事件後少し経ってから閉鎖、後に解体されてます。



偶然

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【偶然】 PRZYPADEK (英題 Blind Chance) ポーランド 1982

監督・脚本 クシシュトフ・キェシロフスキ 撮影 クシシュトフ・パクルスキ 音楽 ヴォイチェフ・キラール
出演 ボグスラフ・リンダ / タデウシュ・ロミニク / ヤチェック・ボルコウスキ / イレナ・ブルスカ 他


クシシュトフ・キェシロフスキの映画監督第3作目にあたるこの作品は現在リリースされてる最新のDVDで、先に書いた 『殺人に関する短いフィルム』 と同時収録されてる作品です。 1枚のDVDに2本収録されてる訳ですね。

ポーランドの田舎町に暮らす青年ヴィテク (ボグスラフ・リンダ) の辿る運命を3パターン提示するスタイルで構成した作品になっております。


 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_22?1270319868


父親の死がキッカケとなり、医師になる夢を持っていたヴィテクは大都会ワルシャワ行きの列車に乗るためホームに駆け込みます。 その駅のホームを起点として、物語は "偶然" という運命のいたずらを3度変えることによって、どんな未来が待っているかと云う事を描き出した一作なんですね。

こう書いたら思い浮かぶのは、近年の作品だと 『ラン・ローラ・ラン』 のパターンですね。
アメリカ映画では 『スライディング・ドア』 もそのパターン。
たぶんこれらの作品も本作の影響を受けて撮られた映画なんでしょう。

後になって、「もしも、あの時・・・」 と思うのは、誰しもそういう経験があるからこそ。

一つ目のヴェイテクが辿る物語は、発車時間ぎりぎりで列車に乗り込み ワルシャワに出て医師の夢を捨て共産党幹部になる話。

二つ目のヴィテクは列車に乗りそこね、そのホームで車掌とトラブルになります。
やがて彼は共産党に反発する地下組織の一員となります。

三つ目のヴェイテクは、やはり列車の乗りそこねますが、地元で元恋人とよりを戻し結婚。
医師になり家庭を構え、順調な生活を送ろうかと言うところですが・・・。


面白いのは、この3パターンで最後に登場するのが飛行場でのシーン。

海外に派遣される同じ共産党員を見送るヴィテク。
地下活動家として、身の危険を感じて海外に逃走しようとするヴィテク。
医者として仕事でパリに旅立つヴィテク。

どれも同じ便の飛行機に設定しています。
そして他のエピソードで登場した人物がチラリと登場するシーンも。

巧みなストーリーテリングで運命の皮肉を描き出し、選択という事を考えさせてくれる結末になってました。

冒頭、登場する人物が掴み難く 少しとっつき難い気もしましたが、観てるうちに惹き込まれる "力" がある作品に仕上がっておりました。 さすがキェシロフスキ監督作品です。

この作品は本国政府の検閲によって、製作から5年間公開の日の目を見なかった映画なんですね〜。
日本での公開は、もっと遅く2006年だったような。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_23?1270319868

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キルショット

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独占レンタルでリリースってかっ。  『キルショット』 2008

【キルショット】 KILLSHOT 2008 (未)

監督・製作総指揮:ジョン・マッデン    製作総指揮:ボブ&ハーヴェイ・ワインスタイン兄弟 他
原作・製作総指揮:エルモア・レナード  脚本:ホセイン・アミニ
出演:ミッキー・ローク / ダイアン・レイン / トーマス・ジェーン / ジョセフ・ゴードン=レヴィット
    ロザリオ・ドーソン / ハル・ホルブルック / ドン・マクマナス

『ゲット・ショーティー』、『アウト・オブ・サイト』、『3時10分、決断のとき』 等でお馴染みのエルモア・レナードの原作を、『恋におちたシェイクスピア』 のジョン・マッデン監督が映画化した一作なんですが。

こちらの映画、当時に製作決定のニュースは聞いていて知ってたんですが、その後 公開の予定も聞かず終い。
日本ではDVDスルーされ、しかもTSUTAYAのみで独占レンタルリリースというから、・・・これまた。

この映画と同年製作の 『レスラー』 効果で、映画も急遽DVDで復活というところでしょうか。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_44744042_6?1264360744


マフィアの仕事を請け負う殺し屋アーマンドを演じるのはミッキー・ローク
ネイティブアメリカンの血を継ぐ、冷静沈着で寡黙な男。
仕事の最中にミスをして 実の弟を撃ってしまった過去を持つ男です。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_44744042_7?1264360744


そのアーマンドと知り合い、仲間として行動を共にするのがジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるリッチー。
アメリカ全州で銀行強盗をする事を念願してるブチキレ男なんですね〜、これまた。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_44744042_8?1264360744


ダイアン・レインは不動産に勤務するカーメンを演じます。
その夫で、鉄骨業に従事するウェインを演じるのが 『ミスト』 のトーマス・ジェーン
でもこの夫婦、現在別居中。

ある日、カーメンの勤める不動産会社に恐喝をしに来たアーマンドとリッチー。
夫ウェインもそこで鉢合わせてしまいますが、何とか追い払う事に成功します。

でも顔を見られてしまったアーマンドは、この夫妻を消す機会をうかがうんですね〜。
身の危険を感じた夫妻はFBIの助言に従って、名と住居を変えて証人保護プログラムを受けることにします。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_44744042_9?1264360744


このキャストのほか、マフィアの大ボスでハル・ホルブルック。(チョイ役ですが)
リッチーの情婦として 『シン・シティ』 のロザリオ・ドーソンなんかも出演してます。

製作当初には、トーマス・ジェーン演じる夫のウェインをヴィゴ・モーテンセンが演じることになっていたようですが、キャスト変更。 ジョセフ・ゴードン=レヴィットの役をジャスティン・ティンバーレイクが演じる事にもなっていたようですが・・・。

まぁエルモア・レナード原作の割には、ストーリーも映画の出来も普通と言うところでしょうか・・・。

ダイアン・レインもショットガンで対抗するなど頑張っているのですが、いまひとつ飛びぬけた仕上がりじゃなかったかなぁ。 とは言っても、ジョセフ君のブチキレ演技なんかは面白いところですね。

ミッキー・ローク演じる殺し屋も ただの極悪非道な殺し屋とは違って、ミッキーらしい魅力で貫いてます。
クライム・サスペンスの殺し屋らしいところですが、最後の詰めの甘さがちょっと・・・。
"ヒットマン" と言えば、『死にゆく者への祈り』 のミッキーがピカイチだったなぁ。

ただ、下着姿のダイアン・レインのサービスショットもあるので、そのあたりはムフフかもしれない。(笑)
女神のスケスケB地区がめっちゃセクシーです。(/∇\)キャ-!

・・・っていうか、なぜか今回は写真を多く使ってしまいました。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_44744042_10?1264360744

希望のちから

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新薬が世に出るまでの困難  『希望のちから』 2008

【希望のちから】 LIVING PROOF 2008 (TVM)

監督 ダン・アイアランド  原作 ロバート・バゼル 脚本 ヴィヴィエン・ラドコフ
製作 ニール・メロン / クレイグ・ゼイダン / レネー・ゼルウィガー / ヴィヴィエン・ラドコフ
出演 ハリー・コニック・Jr / バーナデット・ピータース / アマンダ・バインズ / エイミー・マディガン
    アンジー・ハーモン / スウージー・カーツ / タミー・ブランチャード / レジーナ・キング 他


乳ガン治療の新薬開発に情熱を燃やす実在の医師、デニス・スレイモン医師とそれに関わった人々と患者の姿を描いたTV映画ドラマです。 その功績を支持する女優レネー・ゼルヴィガーも製作に関わった一作。

女性の方にしたら 誰しも他人事じゃないですよね、乳ガンは。

乳ガン治療のその新薬 "ハーセプチン" を世に広めるまでの10数年間にわたるドラマなんですが、改めて新薬開発の厳しさと難しさを教えてくれた作品になりました。

このデニス医師が開発したのは、乳ガン患者・ Her-2(ハーツー) 陽性の方に効く新薬。
この新薬はガンを治すという事ではなく、ガンを不活性化させる薬なんですね〜。
要はガンの進行を止める薬なんですねぇ。

デニス医師を演じるのは、『メンフィス・ベル』 ('90) で有名になったハリー・コニック・Jr
ヒーローとも言える医学者デニスの一途な情熱を見事に演じきっておりました。

いや〜しかし、新薬が世に出るまでには こんなにも障害があるのかぁ〜、とシミジミ感じますね。

製薬会社は研究医師に対して 自由に新薬開発の研究させているのですが、いざ人体への投与段階となった時には会社側はリスクと商売を考え、その研究そのものを無駄にしてしまうんですよね。

研究資金の凍結、そしてその研究をやっかむ人間関係も大きな障害。

デニス医師も一度は挫折しかかるのですが、大手製薬会社レブロンから資金援助を受けたのを機に また頑張りを見せます。

新薬開発に没頭し、家庭をも犠牲にしてるデニス医師なんですが、その妻との関係も大きな成功要素です。
やはり家庭 (妻) の支えは、何に増しても大きな要素なんですよね。

乳ガン患者の女性たちの悲喜交々なドラマも挿入されております。
ラストシーン、デニス医師がジョギングで競技場を周る時、多くの女性が待ち受けます。
このシーンで、「あぁ、これはヒーロー物語 (実話) なんだな」と思わせてくれました。

勉強になりますね、こういう作品は。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_61663030_10?1261284799
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