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サベイランス

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【サベイランス】 SURVEILLANCE カナダ 2008

監督・脚本:ジェニファー・リンチ 製作総指揮:デヴィッド・リンチ  脚本:ケント・ハーパー
出演:ジュリア・オーモンド / ビル・プルマン / フレンチ・スチュワート / ペル・ジェームズ
    ライアン・シンプキンス / マイケル・アイアンサイド / ギル・ゲイル 他

       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54222474_2?1291400283


前作の 『ボクシング・ヘレナ』 ('93) から15年もの間 劇場映画を撮ってなかったんですよね、この人。
ご存知、デヴィッド・リンチの愛娘ジェニファー・リンチ監督の2作目でございます。

でもなんでこれだけ間隔を開けてたんやろ?
『ボクシング・ヘレナ』 の酷評が堪えてたんかな〜? ラジー賞の監督賞も獲ちゃったもんね、前作は。

個人的には 『ボクシング・ヘレナ』 のようなカルトチックな題材は好きなほうなんやけどね。



       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54222474_1?1291400283


サンタ・フェの田舎町で起こっている猟奇連続殺人事件。

その捜査に乗り出したFBI捜査官エリザベスとサム (ジュリア・オーモンド & ビル・プルマン ) は、地方警察で保護されている 殺人現場に居合わせた3人の目撃者に事情聴取を開始。

同僚を目の前で殺され、自らも傷を負った警官のジャック (ケント・ハーパー)。
彼氏を殺された麻薬中毒の女ボビー (ペル・ジェームズ)。
そして家族を目の前で惨殺された9歳の少女ステファニー (ライアン・シンプキンス)。

ビデオカメラで監視されながら進められる取り調べでは、3人の証言が微妙に食い違う。
極限の恐怖を体験した3人は、誰が何のために嘘をついているのか?
取り調べが進むにつれ、全く想像もしなかった犯人像が浮かび上がり出していきます・・・。


この目撃者3人の証言で構成させるフラッシュバックは、黒澤明監督の 『羅生門』 をジェニファー・リンチ流にアレンジを効かせたそうな・・・。 

父親譲りの不条理ワールドは やっぱこの娘にも受け継がれてる訳なんですが、こちらは難解と言う訳じゃない。

もち連続殺人と言う、ある種 不条理な特異性を持つ題材を扱ってる訳だから、おのずと不条理な描きでもOKなんですがね。 それに反して映画自体はサスペンス・スリラー風で普通に観れます。

田舎町の警察署内での取調室がほとんどの舞台なので密室劇とも言えそうなんですが、回想シーンが半分以上を占めるので、その点で閉塞感は感じさせません。 また、証言をする3名の人物のキャラ設定も興味をかき立てますし。

人間は自分にとって都合の良い証言をするものだと言う前提に立てば、この食い違う証言も当たり前のように感じるかもしれないし。 そんな証言から、どうやって犯人探しをするのか? ・・・取調べを行なうFBI捜査官を演じるジュリア・オーモンドビル・プルマンの存在がキーなのは確かなところでした・・・が。(笑)

ともかくこの映画は、犯人探しが目的ではなく、ましてや犯人の特異性を突き止める目的でも無いと思って観た方が良いかと思います。 "狂気" そのものがテーマという事でOKじゃないでしょうか。

"生まれながらの殺人鬼" と言うような映画もありましたが、こちらもソレ系。

終盤、正体が明らかになった犯人が "3P殺人プレイ" 的な凶行を見せますが、あれはまさに狂気と言うしかないですよ。 まさに "楽しむ殺人"。 こういう輩に出会ったが最期・・・ですな。

監督の力量としては最後まで見せる力は持ち合わせてる作品だと思うので、好み次第な映画なのでは。

ライアン・シンプキンスちゃんが演じる、9歳の少女ステファニーの天才的な観察眼に驚き。


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【セシル・B / ザ・シネマ・ウォーズ】 CECIL B. DEMENTED 2000

監督・脚本:ジョン・ウォーターズ  製作:ジョセフ・M・カラッシオロ・Jr / ジョン・フィードラー
出演:スティーヴン・ドーフ / メラニー・グリフィス / マイケル・シャノン / マギー・ギレンホール 他

2000年ラジー賞 (ゴールデン・ラズベリー賞) ワースト主演女優賞ノミネート (メラニー・グリフィス)

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スティーブン・ドーフ演じる "映画テロリスト" セシル・B・ディメンテッドが、ボルティモアで開催されるハリウッド映画のプレミア試写会に乱入。 主役を演じてた女優ハニー・ホィットロック (メラニー・グリフィス) を誘拐して、自ら撮影する映画に出演させるワケなんですが〜。

愛すべき悪趣味映画の帝王ジョン・ウォーターズ監督の一作であります。

勘の言い方はこの主人公の名前を見れば、映画が何をパロってるのかお気づきの方も居られるでしょう。

20世紀前半の映画創生期にその名を轟かせ、またハリウッド創生期に君臨した映画プロデューサー兼監督として名高い セシル・B・デミルの名前を "ディメンテッド Dmentedo (発狂)" と置き換え、アンチ・ハリウッドを大いに訴えちゃったコメディであります〜。


           https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55478422_15?1287689979


映画界に蔓延する金儲け主義、形だけの良識映画などを打倒すべく、ディメンテッドは予算ゼロの究極のリアリティ映画を撮るべく、ハリウッドにドップリ浸かった女優のハニーを誘拐して主演女優として使うんですね〜。

そのハニー役がメラニー・グリフィス
イヤな女の代表格みたいな女優を演じてるんですが〜、こりゃマイッた。
これが、あの一斉を風靡したメラニーちゃんかっ!? って言いたくなるぐらいの○×▼×△!

いやぁ〜年月って恐いですね、特に女優さんにとっては。( ̄^ ̄)ムーン

まぁそれはイイとして、ウォーターズ監督らしくハチャメチャやっております。
彼の映画ファンなら 観ても楽しめる悪のりギャグも満載ですし。

ディメンテッドの仲間たちは皆 体のどこかにタトゥーをしてる訳なんですが、その刺青文字がアンチ・ハリウッドで頑張ってた監督の名前ばかり。(笑) オットー・プレミンジャーやディヴィッド・リンチ、サム・ペキンパーや果てはペドロ・アルモドヴァルの名前まで。

エロっちいお下劣ネタももちろんありますが、このぐらいは許容範囲でしょ、当然。(笑)

ウォーターズ監督もこの後、『ア・ダーティ・シェイム』 の一本しか監督作が無いんですよね。
まぁ、その代わりに出演作もチラホラ見かけますが、ちょっとフェードアウト気味ですねぇ。

ぜひ初心に帰って、『ピンク・フラミンゴ』 のような 思いっきり毒を含んだ快作を期待したいもんです。(笑)

あ、↑の写真の右から3番目の人はマギー・ギレンホールです。
悪魔教崇拝のエキセントリックな役どころでしたが、なかなかオモロイよ。


           https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55478422_16?1287689979

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【シューティング・フィッシュ】 SHOOTING FISH イギリス 1997

監督・脚本:ステファン・シュウォーツ 脚本:リチャード・ホームズ 音楽:スタニスラス・サイレウィック
出演:ダン・ファターマン / スチュアート・タウンゼント / ケイト・ベッキンセイル 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55478422_8?1287084066


アメリカ人のディラン (ダン・ファターマン) とイギリス育ちの機械オタクのジェズ (スチュアート・タウンゼンド) は 共に孤児院で育った若者。 ロンドンで出会った2人は意気投合して詐欺師街道をまっしぐら。

200万ドルを貯めて "ある夢" をかなえる為に、ありとあらゆる詐欺で金儲けをして行く訳なんですね。

ある詐欺仕事のアルバイトで雇った医学生ジョージー (ケイト・ベッキンセイル) を巻き込み、二転三転のストーリーで、あくまでライト感覚に仕上た一作でございます。

これは「キャストで観た作品」なんですが・・・詐欺師の映画と言っても知能戦など無くて、どっちかと言うとコメディ色とロマンス色の濃いものでした。 やっぱこの当時は主役3人の名前も今みたいに知られてない時代だったから、そういう意味での面白さがありますね。

毛糸・百均セール (どうしても使ってしまうギャグ) にしても、まだ色気が少ないザンギリ頭やし。(笑)

あの セクシースチュワート・タウンゼントがオカッパ頭のもてないオタク役。

ダン・ファターマンは・・・誰かと思ったら 『バードケージ』 ('96) でロビン・ウィリアムスの息子役だった彼。
っていうか、この人 『カポーティ』 の脚本も書いてるんですよね〜。

まぁ、そんな3人が騙し騙されの物語を、UKインディーズの楽曲をバックに繰り広げています。
 
ちょっと話のネタを盛り込みすぎ? って感じもしますが、笑いのネタを入れつつ 平和的な詐欺 (?) をベースに話は進んでいくんですね〜。 まぁ、詐欺の手口自体 「有り得んな」ってモンですが。(笑)

ケイト・ベッキンセイルの役どころが "映画的な騙し" だったのかな〜。
ま、青春コン・マン物語って感じだったけど、映画自体はその感覚に合わせ巧く作ってると思いました。
飽きることが無く観れたから、これはOKですな。(・ω・)bグッ


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55478422_9?1287084066

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【ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲】 JAY AND SILENT BOB STRIKE BACK 2001

監督・脚本:ケヴィン・スミス 製作総指揮:ジョナサン・ゴードン / ボブ&ハーヴェイ・ワインスタイン兄弟
出演:ケヴィン・スミス / ジェイソン・ミューズ / ベン・アフレック / ウィル・フェレル / マーク・ハミル
    キャリー・フィッシャー / ショーン・ウィリアム・スコット / マット・デイモン / クリス・ロック
    ガス・ヴァン・サント / ウェス・クレイヴン / ブライアン・オハローラン / ジェイソン・リー
    モリス・ディ&ザ・タイム 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_58033637_6?1283450428


コンビニの前でたむろするジェイ (ジェイソン・ミューズ) とボブ (ケヴィン・スミス)。
クラークス』 のシーンで幕を開け、ハリウッドへ殴りこむ この2人の珍道中が始ります。

ストーリーはあえて書きませんが (アホアホな内容やし)、ケヴィン・スミス監督作ではお馴染みの この2人のコンビを主役に、楽屋落ちと言っていいギャグネタ満載で笑かすコメディ映画でございます。

ケヴィン・スミスと言ったら 『スター・ウォーズ』。
ここでもレイア姫のキャリー・フィッシャーも登場 (尼さん役)、そして極めつけのマーク・ハミル。(笑)

『スター・ウォーズ』 以外にも映画ネタ満載ですから、この監督に馴染みのない人でも結構笑えるんじゃ。

監督のお友達と言ったら、『ドグマ』 のベン・アフレックマット・デイモン
ここでは、なんと 『グッドウィル・ハンティング』 の続編を撮影中って言うから笑えます。

オマケにガス・ヴァン・サント監督まで引っ張り出してるんだから。(´▽`*)アハハ
この サント監督のひと言にも大爆笑なんですわァ〜。

でもベン・アフレックの自虐ネタはめっちゃオモロイわァ〜。

ウィル・フェレルの動物監視保安員や、テンション高いクリス・ロックもイイですね〜。
ショーン・ウィリアム・スコットのダサいアホ男もオモロイし。 もう、みんなアホ満開なんやもん。(笑)

で、やっぱり内容もお下品ですよ〜。
ゲイネタ (特にフェ○チオ) や、禁止用語の 『ファッ○!』 の連発ですから。

個人的にはラストでモリス・ディ&ザ・タイムが登場して、『ジャングル・ラブ』 を聴けたので大満足。
っていうか、プリンスの 『パープル・レイン』 ネタも笑えた。(笑)

配給会社の "ミラマックス" ネタは、さすがワインスタイン兄弟製作総指揮だけあるわ。(´▽`*)アハハ

・・・あ、そそ、ケヴィン・スミス監督の最新作は、あの 『グリーン・ホーネット』 のリメイクですな〜!



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人生に乾杯!

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【人生に乾杯!】 KONYEC ハンガリー 2007

監督 ガーボル・ロホニ    脚本 バラージュ・ロヴァシュ / ジョルト・ポジュガイ
出演 エミル・ケレシュ / テリ・フェルディ / ユーディト・シェル / ゾルターン・シュミエド 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_30?1280427586


公開された時から気になってた一作でしたが、ちと遅れ気味にDVD鑑賞と相成りました。

ハンガリーのとある街で暮らす年金暮らしの老夫婦エミル (エミル・ケレシュ) とヘディ (テリ・フェルディ)。
今のご時世、年金だけでは立ち行かない暮らしに家賃も滞納。
困窮に追い込まれた夫のエミルは郵便局強盗をやらかしてしまいます。

そんな夫に困惑気味の妻のヘディ。 しかし夫エミルと合流したヘディは手を取り合って逃避行を決意。
2人の行先は ・・・ ってな感じの老夫婦を主役にしたクライム・コメディなんですよね。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_29?1280427586


エミルとヘディの出会いは1950年代、共産党が支配する社会主義政権時代なんですね。

共産党幹部の運転手をやっていたエミルは、ある家を訪れた時ヘディと運命的な出会いをします。
時は流れて、夫81歳と妻70歳の老夫婦となった2人。

家賃滞納の取立ては年金暮らしといえども容赦ない。
2人の出会いの思い出の品であるダイヤのイヤリングも借金のカタに・・・・。

ハンガリーにおける高齢者に厳しい社会の実態も訴えて、映画はトンデモない方向へ進んで行くんですが。


ひと口に言えば、ハンガリー老夫婦版 『俺たちに明日はない』 なんですが。
旧ソ連共産党幹部専用車チャイカトカレフが活躍です。(笑)

腰を痛めているエミルじいちゃん、ヘディおばあちゃんは糖尿病でインシュリン注射が手離せない。
こんな老夫婦が銀行強盗をやっちゃうまで追い込まれる社会と言うのも嘆きの極みですよね。
でもこれは他人事じゃないですよ。 将来の日本を見越したような話でもあります、いやホンマ。

でも映画はハートウォーミング。
逃亡先の豪華ホテルで2人して、おめかしディナーしちゃったり。
共産党時代の友人であるキューバ人のじいちゃんと、楽しく踊る妻にヤキモチ焼いたり。

それを追う刑事のカップル (恋人同士だけど現在ケンカ中) のエピソードも同時進行して行きます。
後半はとうとう女刑事を人質にとっちゃったりして。(笑)

そんな中盤から、ラスト近くになると悲壮感が漂っちゃうんですよねぇ。
クライマックスには衝撃の 『バニシング・ポイント』 ばりの激○。
『テルマ&ルイーズ』 も、そんな感じでしたよね。

・・・と思いきや、クマさんのぬいぐるみが重要アイテムとなって 「ニヤリ」 な結末。
こういうスカした作風も後味がよろしい。  ・・・あっ、ちょっとネタバレしてもた?(笑)

ついでにヘディおばあちゃんは、『一度も海を見たことがない・・・海が見たかった』 ・・・なんてね。
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』 を思い出しませんか?(´▽`*)アハハ

ナニゲに映画ネタも散りばめた一作でした。 …作り手がそう意識したかどうかはワカらんケドね。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48692835_31?1280427586
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