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トロール・ハンター

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【トロール・ハンター】 TROLLJEGEREN ノルウェー 2010
監督・脚本:アンドレ・ウーヴレダル 出演:オットー・イェスパーセン / ハンス・モルテン・ハンセン / トマス・アルフ・ラーセン
 
 
 
 
 
 
 
北欧の伝承に登場する伝説の妖精 "トロール" を題材にした擬似ドキュメント感覚の一作ですね。
 
トロールといや、あのムーミンやトトロなんかのモデルにもなってる妖精だと思いますが、こちらに登場するトロールはモンスターと言ってもイイほど。 人間の背丈ほどのトロールから、50メートルを超える化け物トロール。
 
光を当てると石化するトロールとか、三つ頭のトロールとか、キリスト教信者を嗅ぎわけるトロールやら、その言い伝えの特徴をふんだんに盛り込み、一種のホラーモンスター映画に仕上げた作品でした。
 
 
 
 
 
 
ドキュメンタリー作品を製作する事になった大学生3人は、撮影中に出くわした事件で図らずもトロールと遭遇し、そのカメラに収めることになった訳です。
 
その導き役はトロール・ハンターのハンス。
 
謎を秘めたハンスでしたが、実は政府に雇われ、民家に近づくトロールを退治すると言う役目をおった人物。
そのハンスもそういう仕事に疑問を抱き、彼らのカメラによって真実を伝えて欲しいという想いで同行を許す訳。
 
映画的には、そのフィルムに収められていた映像が後に発見されて・・・、と言う最近よくあるパターン。
クローバーフィールド / HAKAISHA』 さながら、モンスターとの対峙もド迫力でしたよ〜。
 
でもノルウェーの山間や広大な雪原なんかを舞台にしてるもんで、その一種異様な雰囲気は抜きん出てます。
 
同じ北欧映画にも見られるように、『レア・エクスポーツ』 のようにサンタクロースをモンスター化させる発想なんかと同じく、自国の伝承の生き物を現代に蘇らせるやり方は面白いですよねぇ。
 
POV手法が好きな方なら (たぶん、そうでない方も)、これは面白いと思える作品だと感じますが。
 
 
 

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デビル・インサイド

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【デビル・インサイド】 THE DEVIL INSIDE 2012 (未)

監督・脚本・編集:ウィリアム・ブレント・ベル 製作・脚本:マシュー・ピーターマン
出演:フェルナンダ・アンドラーデ / サイモン・クォーターマン / エヴァン・ヘルムス / スーザン・クローリー

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_57463192_29?1350880734


こちら、最近ホラー映画においては主流になりそうな勢いのモキュメンタリー作品です。
アメリカでの興行は 『ミッション:インポッシブル / ゴースト・プロトコル』 を抑え初登場一位を記録。
インディペンデントの低予算ホラー映画がメジャーの大ヒットシリーズを退けたってコトですねぃ。

まぁ、このモキュメンタリー手法のメリットは、まず低予算で撮れて、それでいてリアルな雰囲気を醸し出せるところでしょうね。 そのリアル感が、ホラーやモンスターパニックやサスペンスに適してるワケでしょうし。


1989年、マリア・ロッシは3人の聖職者を殺害した罪で裁判にかけられますが、精神に支障をきたしてるため無罪となります。 マリアは治療のためローマの病院に入院させられるんですねぇ、何故か。

それから20年後、マリアの娘イザベラは母親が悪魔憑きのエクソシズムを受けていた事を知ります。
その儀式の最中に神父と尼僧3名を殺害したと言うコト。

で、この娘イザベラはその真実を探るため、友人のマイケルをカメラマンとしてドキュメント映画を撮るためローマに向かうんですよ。

ま、この記録映像を基にしたモキュメンタリーなんですが。

現在のバチカンではエクソシズムに否定的な見方。
神父をエクソシストとして教育するにも精神医学や科学的な観点を先行させていて、簡単に "悪魔憑き" を認めないと言うんですよね。

そんなバチカンのやり方に意を唱える2人の若き神父は内緒でエクソシズムを執り行ってます。
イザベラは母マリアのエクソシズムを彼ら2人の神父に任せ、映像として記録していく訳なんですが。


個人的にオカルトなどのホラーでは怖くならないタイプなもんですから、本作の恐怖度も低かったと思います。
でもこれはあくまで個人の感覚ですから、このぐらいのショッキングさなら充分怖いと思う方も居るハズです。

目新しさはもう出尽くされてる感があるから無きに等しいですね。
だから、どうやってモキュメンタリーをドラマ化するかと言うのが大事だと思うんですよ。
その点で言うと、・・・まぁ頑張ってる方ではないのかな〜?

"悪魔憑きの転移" と言うスタイルをとってるところも面白味があるところでしょうか。

若い女性へのエクソシズムシーンでは、ヘンな体の曲がり方を楽しむ事ができますよ。(笑)
「関節、あっち向いちゃったよっ!」 なシーンはすんごい。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_57463192_30?1350880734

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【タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら】 TUCKER AND DALE VS. EVIL アメリカ・カナダ 2010

監督・脚本:イーライ・クレイグ 製作:アルバート・クライチャック 他 脚本:モーガン・ユルゲンソン
出演:タイラー・ラビーン / アラン・テュディック / カトリーナ・ボウデン / ジェシー・モス 他

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56276135_22?1335382265


本作が長編映画デビューとなる新鋭イーライ・クレイグ監督のスプラッターホラー・コメディ。
結構評判良いのでDVD鑑賞しましたが、なるほど面白いですね、こりゃ。

アパラチア山脈麓の湖にキャンプにやってきた大学生グループが、地元民 (いわゆる田舎者) のタッカーとデイル (タイラー・ラビーン&アラン・テュディック) を殺人鬼と勘違いし、有り得ない事態に発展して行くホラーコメディ。

このタッカーとデイルは見かけは凶暴そうだけど、ホントはいい奴らなんですよね。
湖近くに買ったおんぼろ別荘の手入れにやって来て、釣りを楽しんだりしてるだけなんだけど。

この大学生グループはハナっから2人を殺人鬼扱い。
都会の若者には田舎の地元民はみんなそう映るよう。(笑)

ま、そんでもって勘違いと不運が重なり、事態はスプラッター地獄絵図。(笑)
自滅で死んじゃう大学生続出で、タッカーとデイルは後には引けない状態。

この大学生たちの死に様が、これまた面白いと言っちゃ〜面白いね。

どう観ても、自分からウッドチッパーに飛び込む若者w
残ったその下半身を持って途方に暮れるタッカーとデイル。
体に火がついた友人に、間違って発火性の液体を浴びせるデカパイねーちゃんetc...

ほんでもって心理セラピーよろしく、2人と大学生グループがお茶を飲みながらコミニュケーションw
結局タッカーとデイルが大学生に襲われると言う構図になって行く展開がニクイですね。

だから、これ全ては "逆手" に取ったスプラッターコメディなんですよね。

悪魔のいけにえ』 よろしく、チェーンソー振り回しなんかして、『13金』、『スクリーム』 なんかのバカ大学生が次々と生贄にされる・・・、と言う王道ホラーを全て逆手に取ってるワケですよ。

タッカーとデイルが "対決する" 相手も、展開的にヒネリが利いてるので、さらに笑えるw
おまけにデイルのラブロマンスもブッこんでるから、ナニゲにテンコ盛りなワケです。

出演者たちはまだ馴染みがない俳優ばっかだったけど、いい個性持ってますね。
個人的にはタッカーを演じたアラン・テュディックの個性が気に入ったかな。
と言っても、この2人は結構有名作品に出演してるんですよね。

ま、スプラッター加減もそこそこなので誰が観ても楽しめそうです。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56276135_21?1335382265

撤退

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【撤退】 DISENGAGEMENT イスラエル・フランス 他 2007 (未)

監督・脚本:アモス・ギタイ  製作:ロラン・トルショ  脚本:マリー=ジョゼ・サンセルム
出演:ジュリエット・ビノシュ / リロン・レヴォ / ジャンヌ・モロー / ヒアム・アッバス / アモス・ギタイ 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56276135_8?1334686224


イスラエル出身のユダヤ人監督アモス・ギタイが、時のイスラエル首相 ('05当時) シャロンの政治判断によって決定実行した "ガザ地区からの撤退" に着想を得て描いた一作です。

ガザ地区とはイスラエルが4度に渡るアラブとの戦争で奪い取った土地。

そこには140万人のパレスチナ人が暮らしてるのですが、イスラエル政府は入植地としてユダヤ人の移住を推し進めてきました。 ヨルダン川西岸の入植地と並び、このガザ地区はパレスチナ人が多く暮らしています。

でもシャロン首相の判断でそこに暮らすユダヤ人 (約8000人) を強制退去させる羽目になってしまったんです。

その事実を背景に、ジュリエット・ビノシュ演じるユダヤ系フランス人女性アナが入植地ガザへ娘を探しに行く物語を描いてます。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56276135_10?1334761761


アモス・ギタイ監督の作品はそんなに多くは観てませんが、『フリー・ゾーン 明日が見える場所』 を観た時にも感じた感覚で、この監督の作風は分かるような気がします。

冒頭、列車の中でイスラエル系の男とパレスチナ系の女の会話が映し出されます。
パレスチナ系の女性にタバコを貰おうとする男 (イスラエル警官のウリ)。

何気ない会話の最中、乗車切符を確認しに来た車掌の執拗な質問に嫌気が差し、車掌に怒りをぶちまけます。
その後、意気投合したと感じた2人はキスを交わす。

何気ないエピソードのようで、意味あるシーンだと思います。
導入部のこういうシーンでこの監督らしさが見えるような気が。

そしてシーンはイスラエル警官ウリ (リロン・レヴォ) が父親の葬儀に参列するため我が家に戻ってくる場面に。

待っていたのはジュリエット・ビノシュ演じる姉のアナ。
でもこの姉弟に血の繋がりは無いんですね。 弟のウリは養子として父親が貰ってきた子供。

その葬儀の後、父親の弁護士から遺書に綴られていた事実を聞かされます。
アナの娘がガザに居ると。

アナは子供を生んで間もないうちに、事情によってわが子を手放していたんですよね。

その娘を探しに、アナはイスラエルのガザ地区に行く事になります。
弟のウリは、そのガザからのユダヤ人撤退を強制手段で実行する任務があります。

まぁこのジュリエット・ビノシュ演じる女性アナの "顔" の変わりようが見ものですかねぇ。

最初は、どこか浮遊感漂う掴みどころの無い女性を演じてるんですが、ガザに入ってからの顔は "母性" を漂わせた女性へと変わります。

おどけながら弟のウリにヌードをちらつかせる姿とは打って変わった顔ですね。
ちょっと貫禄が付いてきたビノシュですが、まだまだスタイルは見もの?(笑)

パレスチナ問題と言うあまりにも政治的なテーマを背景にした作品だから、その緊張感は大ですね。
イスラエル警官ウリのセリフに監督自身のメッセージも多分に含ませて、解決の糸口が見えない混沌とした問題を語っています。

ビノシュ演じる女性アナの目線で描かれてますが、どこか客観的な目線もこの監督ならではなんでしょう。
ドキュメントチックとも言えるけど、やはりあくまで客観的。
だからこそ、こういうテーマを扱えるのかもしれませんね。

女性弁護士役でジャンヌ・モローアモス・ギタイ監督自身もドライバー役で出演してますよ。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56276135_7?1334686224

テトロ 過去を殺した男

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【テトロ 過去を殺した男】 TETRO アメリカ・イタリア・スペイン・アルゼンチン 2009

監督・製作・脚本:フランシス・フォード・コッポラ
出演:ヴィンセント・ギャロ / オールデン・エアエンライク / マリベル・ベルドゥ / カルメン・マウラ
    クラウス・マリア・ブランダウアー 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241434_11?1332702997


フランシス・フォード・コッポラ監督が自ら私財を投じて撮りあげた一作。
劇場公開の時は見逃してしまったので、DVDリリースで観るのを楽しみにしていました。

モノクローム映像で撮られた映画は、"父と子" の数奇な絆を描いた内容でした。
サブタイトルからして何かサスペンスチックな物語だと思ってましたが、テーマは家族を扱ったドラマ。

しかしヴィンセント・ギャロ演じる男 "テトロ" には常に謎が付きまとい、その演技は一定の緊張感を漂わせさ、心理的なサスペンスの雰囲気が充満していましたね。

そのテトロはある事件がキッカケで生まれ育ったニューヨークを離れ、今はアルゼンチンで暮らす身。
そこへテトロの異母兄弟である弟ベニー (オールデン・エアエンライク) が訪れます。

兄テトロはベニーが幼い時に家を飛び出して、この再会は十数年ぶりになるんですよね。

久しぶりに再会にもテトロはそっけない態度でベニーに接します。
それには弟ベニーの出生に関する秘密が隠れているんですが、そんなことを知らないベニーは落胆するばかり。

この兄弟2人の父親はアメリカの高名な指揮者で音楽家。
天才音楽家と呼ばれた父親が、どうやら兄弟2人の秘密の根源になるんですが・・・。

兄テトロの回想シーンにカラー映像 (パートカラーも含む) を挿入しつつ、モノクロームな映像美が全編を飾ってました。 コッポラのモノクロ映画と言えば 『ランブルフィッシュ』 以来だと思いますが、こちらはアルゼンチンの異国情緒漂う語り口が良いですね。

でも鮮明すぎるモノクロ映像だったので、そこは思い切ってクラシカルな粗い映像を使かってみても面白かったかも。そうするともっと雰囲気は出てたように思います。

コッポラ映画で "家族" をテーマと言うと、あの 『ゴッドファーザー』 をすぐに思い出しますが、そこにはコッポラ自身を投影してる部分が大きいんでしょうね。

この物語の父親は音楽家 (指揮者)、コッポラの実の父親であるカーマイン・コッポラも楽団の高名なフルート奏者だったのを思えば、やはり投影した部分が大きいと察します。 表現などはコッポラらしい演出で見せてますね。

謎を醸し出すギャロの演技も効果が大きい。
個性派と言うより演技派と言っても良いものを見せてもらいました。

弟ベニー出生の真相は後半になってある程度察しがつきましたが、その結末までは先に書いたようにサスペンス要素を伴って観れますね。

なんでも当初はこのテトロ役をマット・ディロンが演じる予定だったとか。
ギャロももちろん良かったけど、マットでも観たかったかな。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241434_10?1332702997

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