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【わが街 セントルイス】 KING OF THE HILL 1993 (未)
監督・脚本:ステーヴン・ソダーバーグ 原作:A・E・ホッチナー 製作:アルバート・バーガー 他 出演:ジェシー・ブラッドフォード / ジェローン・クラッベ / カレン・アレン / エリザベス・マクガヴァン エイドリアン・ブロディ / ローリン・ヒル / キャサリン・ハイグル 他 『セックスと嘘とビデオテープ』 ('89) で監督デビューして、いきなりサンダンス映画祭観客賞とカンヌ国際映画祭パルムドール受賞という離れ業を披露したステーヴン・ソダーバーグ監督ですが、メジャー映画の 『アウト・オブ・サイト』 ('98) がヒットするまでは結構低迷してたんですよね。 こちらの作品は 『KAFKA / 迷宮の悪夢』 ('91) に続く、監督作品3作目の映画。 1930年代、大恐慌時代のアメリカ・セントルイスを舞台にしたドラマでして。 12歳になる少年アーロン (ジェシー・ブラッドフォード) は家庭の事情で両親、弟と離れて暮らすことを余儀なくされます。 大不況のご時勢で持ち家も無くし、住まいと言えばホテルの一室。 父親は必死で働き口を見つけて滞在料金を払おうとしてますが、それも叶わず追い出し寸前の身なんですね。 やっと見つけた仕事は時計のセールス。 妻と息子を残し、父親はバッグひとつで働きに出ます。 そして弟は食扶ちを減らすために親戚の叔父の家に預けられ。 そんな時に悪いことは重なるもので、今度は母親が病のため診療所行き。 アーロンはたった一人で、この大不況の世の中を渡って行かなければならなくなるんですねぇ。 このアーロン少年を演じるのがジェシー・ブラッドフォード。 『恋におちて』 ('84) でデ・ニーロの息子役で映画デビューした方。 最近は 『父親たちの星条旗』 のレイニー役で堂々主役を張ってましたね。 そのアーロンの兄貴分役でエイドリアン・ブロディも出演してますが、これがまたなんと結構な美青年。(笑) 少年アーロンの唯一の心の支えである兄貴分として登場してます。 学校でのエピソードや、アーロン持ち前の生きる知恵を発揮するエピソードなど、ドラマとしては面白い、そして胸を打つ話ではあるんですよ。 でも、あくまで個人的に言えば、このアーロンの容姿が端正すぎて、そこまでの悲壮感が伝わってこなかったのが残念。 演技も良い演技をしてるだけにもっと徹して欲しかった。 カレン・アレン演じる学校の女教師も、もっと話に絡んでくるかと思ったんですが。 そんなところでドラマとしては面白いんだけど、なんか印象に薄い作品になってるのかな。 エレベーターガールを演じるローリン・ヒルのクールさは気に入ったけどね。(笑) |

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