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わが街 セントルイス

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【わが街 セントルイス】 KING OF THE HILL 1993 (未)

監督・脚本:ステーヴン・ソダーバーグ  原作:A・E・ホッチナー  製作:アルバート・バーガー 他
出演:ジェシー・ブラッドフォード / ジェローン・クラッベ / カレン・アレン / エリザベス・マクガヴァン
    エイドリアン・ブロディ / ローリン・ヒル / キャサリン・ハイグル 他

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241434_33?1334247578


セックスと嘘とビデオテープ』 ('89) で監督デビューして、いきなりサンダンス映画祭観客賞とカンヌ国際映画祭パルムドール受賞という離れ業を披露したステーヴン・ソダーバーグ監督ですが、メジャー映画の 『アウト・オブ・サイト』 ('98) がヒットするまでは結構低迷してたんですよね。

こちらの作品は 『KAFKA / 迷宮の悪夢』 ('91) に続く、監督作品3作目の映画。
1930年代、大恐慌時代のアメリカ・セントルイスを舞台にしたドラマでして。

12歳になる少年アーロン (ジェシー・ブラッドフォード) は家庭の事情で両親、弟と離れて暮らすことを余儀なくされます。 大不況のご時勢で持ち家も無くし、住まいと言えばホテルの一室。

父親は必死で働き口を見つけて滞在料金を払おうとしてますが、それも叶わず追い出し寸前の身なんですね。

やっと見つけた仕事は時計のセールス。 妻と息子を残し、父親はバッグひとつで働きに出ます。
そして弟は食扶ちを減らすために親戚の叔父の家に預けられ。

そんな時に悪いことは重なるもので、今度は母親が病のため診療所行き。
アーロンはたった一人で、この大不況の世の中を渡って行かなければならなくなるんですねぇ。

このアーロン少年を演じるのがジェシー・ブラッドフォード
『恋におちて』 ('84) でデ・ニーロの息子役で映画デビューした方。
最近は 『父親たちの星条旗』 のレイニー役で堂々主役を張ってましたね。

そのアーロンの兄貴分役でエイドリアン・ブロディも出演してますが、これがまたなんと結構な美青年。(笑)
少年アーロンの唯一の心の支えである兄貴分として登場してます。

学校でのエピソードや、アーロン持ち前の生きる知恵を発揮するエピソードなど、ドラマとしては面白い、そして胸を打つ話ではあるんですよ。

でも、あくまで個人的に言えば、このアーロンの容姿が端正すぎて、そこまでの悲壮感が伝わってこなかったのが残念。 演技も良い演技をしてるだけにもっと徹して欲しかった。

カレン・アレン演じる学校の女教師も、もっと話に絡んでくるかと思ったんですが。

そんなところでドラマとしては面白いんだけど、なんか印象に薄い作品になってるのかな。
エレベーターガールを演じるローリン・ヒルのクールさは気に入ったけどね。(笑)


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241434_32?1334247578

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【ミドルメン / アダルト業界でネットを変えた男たち】 MIDDLE MEN 2009 (未)

監督・脚本:ジョージ・ギャロ  製作:クリストファー・マリック  脚本:アンディ・ワイス
出演:ルーク・ウィルソン / ジョヴァンニ・リビシ / ガブリエル・マクト / ジェームズ・カーン 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241434_31?1334030252


「インターネットなんて、みんな海外のエロいサイトを見たいから爆発的に普及したんだろっ。」

と、ちょっと昔のTV番組でこう言うコトを喋ってたのは、あのビートたけし
コレを聞いた時、「そりゃそうだっ」と思わず同意してしまった自分が居たのを覚えています。
エロは原動力なり、ですね。

こちらの映画は、その「エロは原動力なり」を地で行く実話の映画化でした。

インターネット黎明期である90年代。
2人の男、ウェイン (ジョヴァンニ・リビシ) とバック (ガブリエル・マクト) が立ち上げた有料アダルトサイトが金銭問題で行き詰まり、その解決法としてカード決済のシステムを開発して大儲け。

その事業の手伝いをするためにやって来たビジネスマンのジャック (ルーク・ウィルソン) の助けもあり、見事大金を手にする3人でしたが・・・。


これ最初はコメディタッチのドラマかと思って観てたんですが、なかなかサスペンスもあるヒューマンドラマとして描かれた実話ものでした コメディ要素ももちろんありますよ。

まぁコンテンツがエロだけに、そこに絡んでくる人間も一癖も二癖もある奴らでして、当然裏の社会の人たちも絡んで、問題を複雑にしてるんですよねぇ。 裏社会が出てくれば、FBIも絡んでくる。

ルーク・ウィルソン演じるジャックの立場は抜き差しなら無い状態になって行くワケです。

映画はこのジャックの立場に焦点をあてたドラマなんですが、いやぁ〜でもビックリしましたね。
今じゃネットショッピングなどで当たり前のようになってるカード決済システムを考え出したのが、このアダルトサイト創設者たちの考えだったとは。(笑)

そんなことを考え出しながら、やってることはバカ丸出しなんですよ、この2人。
経営の才能も無い、あるのはITの知識とエロい頭だけ。

そやつらに振り回されるルーク・ウィルソンもお気の毒といやぁ〜お気の毒。

お色気も盛り込みそんな顛末を描いた作品でしたが、結構興味深く観れた一作でした。
やっぱエロは人間にとっての関心事No.1やな。(笑)


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241434_30?1334030252

ロスト・アイズ

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【ロスト・アイズ】 LOS OJOS DE JULIA スペイン 2010

監督・脚本:ギリェム・モラレス 製作:ギレルモ・デル・トロ 他 脚本:オリオル・パウロ
出演:ベレン・ルエダ / ルイス・オマール / パブロ・デルキ 他

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141253_12?1329884987


ギレルモ・デル・トロが製作したサスペンス・ホラーだと言うので興味出まして、ちと鑑賞しました。
監督はこれが2作目のギリェム・モラレスと言うスペインの新鋭さん。

先天的な目の病気で徐々に視力が低下して、やがて失明に至る病を持つフリア (ベレン・ルエダ) と言う人妻が主人公。

フリアの双子の姉サラも同じ病で、角膜手術後に謎の死 (自殺らしき疑い) 。
腑に落ちないフリアは夫のイサク (ルイス・オマール) の反対を押し切りながら、独自に姉サラの周辺を調べ始めます。

調べが進むにつれてフリアの周辺には不審な男の影が付きまとうようになり、次第に恐怖を感じ始めます。
しかも悪いことにフリアも視力低下が進行していく訳なんですが・・・。

ポスターやジャケ説明を読む限りホラー要素も強いんだろうなぁと思ってましたが、これはサスペンス映画です。
ホラーチックな描写はあることはあるんですが、ホンの2シーンほどだからそれほどホラー的には感じない。

映像的に、その視力低下の描写を表現したテクニックが評判だと聞きましたが、あんまし凄いと思わなかった。
カメラの周りを黒くしただけやん! って感じで。(笑)

それよりなにより、そのサスペンス性も楽しめましたが、これは主人公フリアを演じるベレン・ルエダの人妻フェロモンに魅了されたワケなんですね、はい。

全編に渡って胸を大きく開いたファッションで登場。
ドッチかと言えば細身なんだけど胸はデカイです。
その "アピール" がなんともフェロモンを醸し出してる訳でございまして・・・。

でも脱がないんですよね、これが。(笑)
出来れば脱いで欲しかったんですが、そこが余計にフェロモンを発散させてる理由でもあるんでしょうか。

って、そっちの話ばかりになりましたが、2時間近く飽きることなく観れるサスペンス映画ですね。
分らないのは、犯人の母親が「どうしてその病を隠してたのか?」 なんて理由の無い謎も残りましたが。

とここで気がついたんですが、自分ベレン・ルエダの日本公開作品を全部観てるようなんですよね。

海を飛ぶ夢』、『美しすぎる母』、『永遠のこどもたち』、『命の相続人』、そして本作。

40代後半だと思うけど、ますます魅力溢れる女優さんでございます。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141253_11?1329884987

ミスター・ノーバディ

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【ミスター・ノーバディ】 MR. NOBODY フランス・ドイツ・ベルギー・カナダ 2009

監督・脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル 製作:フィリップ・ゴドー 撮影:クリストフ・ボーカルヌ
出演:ジャレッド・レトー / サラ・ポーリー / ダイアン・クルーガー / リス・エヴァンス 他

2010年ヨーロッパ映画賞・観客賞 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141253_10?1329713646


この作品は公開時に観に行こうと思ってたんですが、都合で劇場鑑賞出来ずじまい。
DVDでの鑑賞になってしまったけど、・・・やっぱり劇場で観た方が何倍も楽しめただろうと思った次第です。

監督は、『トト・ザ・ヒーロー』、『八日目』 のジャコ・ヴァン・ドルマル
なんと13年ぶりの監督作品となるんですね。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141253_9?1329713646


作品はSF映画の形を取ってますが、これはれっきとしたヒューマン・ストーリーでして、それもパラレルワールドの形をして見せるドラマ。

主人公ニモ = ノーバディ (ジャレッド・レトー) の現在は118歳間近。
時は2092年、人間は永久的に細胞再生が可能な世界に生きており死とは無縁。

そんな世の中で、"死ぬことが出来る最後の人間" となったニモはインタビュアーに対して、"人が不死になる前の世界" をその人生を回想しながら語り始めます。

とまぁ、その回想の物語がこれまた幾通りのパターンを交えて綴られて行くんですよね。

9歳のニモが、父親 (リス・エヴァンス) と母親の離婚によってどちらの側に着いて行くかで物語が違ってくるワケです。 そのパターンをそれぞれ描きながら、またそこからニモの人生が枝分かれを見せて、またパターンが増えていくという描きかた。

その説明的なことは一切語らず、あくまで映像で見せて行くんですよね。

妻となる3人の女性、アンナ (ダイアン・クルーガー)、エリーン (サラ・ポーリー)、ジーン (リン・ダン・ファン) の結婚生活もそれぞれその想いが異なります。 アンナとは相思相愛、エリーンはニモの一方通行、ジーンは妻の一方通行。

両親の離婚の時、父に着いたパターン、母に着いたパターン。
これらから、また枝分かれした人生を12通り (監督が言うには) で描いてるんですが、ここまで交錯したら観る側は混乱の極地になる筈なんですが、ここが監督のすばらしい演出技術によって、その洪水のような映像イメージで圧倒させ、かつすんなり見せることに成功している。(個人的な見地では)

この "見せる術" は正直言って素晴らしいのひと言です。
これは監督自身が担当してる脚本にも言えるでしょうねぇ。

テーマとしてるの "選択" と "時間" 、詰まるところは人生賛歌に通じるんだろうな。

並行宇宙論、鳩の迷信行動、バタフライ効果などのちょっとした哲学的見地でも語り、それを壮大なパラレルワールドに仕上げて見せていく物語は、ただ「凄い」のひと言。

個人的には、その演出や映像美やテーマ性を楽しむことが出来たので良しとしたいのですが。
たぶんに微妙な意見も聞かれる一作なんだろうなぁと思います。

構想を練りに練って、13年間の沈黙を破るテーマとしては充分OKだと思いますよ。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141253_8?1329713646

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【モンスターズ / 地球外生命体】 MONSTERS イギリス 2010

監督・脚本・撮影:ギャレス・エドワーズ  製作:アラン・ニブロ / ジェームズ・リチャードソン
出演:スクート・マクネイリー / ホイットニー・エイブル 他

  https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141184_26?1327861381


去年の夏に公開された時には見逃してしまって、ちょっと後悔してた一本なんですがね、これ。

かなりの低予算製作でありながらハリウッドでは大評判だったらしく、このギャレス・エドワーズ監督は本作が長編デビュー作にもかかわらず、今度新たに製作される 『ゴジラ』 の監督に抜擢されたとか。

NASAの探査機が太陽系内の地球外生命体サンプル採取に成功して持ち帰ったところ、大気圏突入時にメキシコ上空で大破。 その後すぐに地球外生命体の増殖が始まり、メキシコの北半分が危険地帯となり世界中から隔離される非常事態が発生。

米軍とメキシコ軍によるモンスター封じ込め作戦も始まり、早くも6年が経過。
そんな時、カメラマンのコールダー (スクート・マクネイリー) は本社からの指示で、メキシコの足止めをくらってる社長令嬢サマンサ (ホイットニー・エイブル) を探し出し、無事アメリカまで送りとどけろと言う命令が下るんですが・・・。


  https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141184_25?1327861381


冒頭からそのモンスターの正体が映し出され、こういう作品にしちゃ珍しいな〜と思いつつ・・・。
イカ・タコ型 (?) モンスターの造形は格別目新しくないんですが、この映画はその見せ方が上手い。

たぶん、低予算映画なのでその姿を効果的に見せるように、モンスターは主に夜に登場させてます。
昼間の描写もあるんですが、個々の部分を見せるだけでその姿の全容は無し。

前半はカメラマンのコールダーと社長令嬢サマンサのアメリカを目指す危険な旅を見せて行きます。
その過程で芽生える男と女の恋心。

「そんな場合じゃないだろっ」とも思いつつ観て行くうちに、これは恋愛映画でもあるんだね〜、と感じ。
並行してメキシコの危険地帯からの脱出劇をサスペンス全開で描写しておりましたね。

モンスターとの戦闘なんかは物足りない感じも受ける方もいらっしゃるかと思いますが、低予算映画なのでそこは理解できる。 その代わりに映画ならではの演出の冴えをビシビシ感じ取れますね。

感心したのは映画冒頭とラストの繋がり。
まだ観てない方は、タイトルクレジット前の冒頭部分を注意して観ておいた方が良いです。

ラストの幕切れはまさにロマンス展開で、「え、そこで終らせてしまうのかい?」と思ってしまうところなんですが、冒頭の導入部を覚えていたなら、ただのロマンスに終らせてないのが分ります。 これには唸らせられた。

低予算映画にある "アイデア" だけじゃなく、正統派な演出と脚本の冴えを実感できたSF映画の一作でした。


  https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56141184_27?1327861381

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