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【ルイーサ】 LUISA アルゼンチン・スペイン 2008
監督:ゴンサロ・カルサーダ 脚本:ロシオ・アスアガ 撮影:アベル・ペニャルバ 出演:レオノール・マンソ / ジャン・ピエール・レゲラス / エセル・ロホ / マルセロ・セレ こちらの映画 くみょんさん情報によると横浜のミニシアター系映画館ジャック&ベティで上映があったという事ですが、こっちにとっちゃもう未公開映画とほぼ同じ作品ようなもん。 これはWOWOW放映で鑑賞です。 原作はアルゼンチンの地下鉄会社主催の地下鉄を舞台にした長編脚本コンクールで栄誉に輝いた作品。 それを基に映画化された一作と言う事ですね。 夫と娘と死別して、今はひとりで愛猫のティノとマンションで孤独に暮らすルイーサ (レオノール・マンソ) 60歳の彼女は、墓地管理会社の事務仕事をしながら規則正しい生活をしています。 いつもの時間に起床して、バスに乗って家族の墓参り。 その後、出勤していつもの時間に帰宅。 唯一の友人は猫のティノ。 早く言えばそれだけの世界で生きている女性なんですね。 そんなある日、猫のティノが死んでしまいます。 おまけに会社からは解雇通告。 同時に降りかかった最悪の事態にルイーサは困り果てる。 猫のティノの埋葬費用も捻出できない事態になったルイーサは、一大決心をして地下鉄で "ある仕事" を始めるようになるんですが。 その仕事とは、この作品を観る機会があればそこで確認して欲しいものですが・・・。 60歳と言う年齢でこの事態はキツいものですよね。 映画としては "女性賛歌" 的な仰々しい話にせず、あくまで町で生きる一般市民の目線で捉えた物語。 そうは言っても暖かい目線で描いてるので、感情的な受け取り方はやっぱ女性賛歌になるのかな。 ブラックユーモアと言うんじゃないけど、猫のティノの冷凍保存には少し笑わせてもらいました。(笑) 結局ティノを埋葬するまでの物語になってて、結末もその後のルイーサもはっきりと提示しておりません。 それだけに、あれこれと思い巡らせる作りになってるのが特徴なんでしょうか。 こういう物語は高齢化社会を迎えた今の日本でも他人事ではないですよね。 それだけに身につまされるものがありますが・・・。 しかし翻って、幾つになってもチャレンジ精神で生きていれば、また面白い人生も送れるかも…ですね。 そう感じさせてもらえた一作でした。 |

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