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40 Forty

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【40】 40 Forty トルコ・アメリカ 2009 (未)

監督・脚本・編集:エムレ・シャーヒン  製作:エムラ・ユジャール
出演:アリ・アタイ / デニズ・チャクル / ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56043346_4?1324534321


イスタンブールの街を舞台したトルコ映画のサスペンスですが、ちと面白そうだったので鑑賞。
監督のエムレ・シャーヒンは本作が一作目と言う事らしいけど、なかなか腕のある監督さんだと思いました。


物語の主要人物は3名。

タクシードライバーで運び屋のメティン (アリ・アタイ) はボスから預かった現金入りのバッグを不注意から失くし、その行方に必死。

看護師のゼウダ (デニズ・チャクル) は不幸な結婚生活に絶望し、数秘学にのめり込み 『40』 が自分の運命数だと信じ込んでいる女性。

ナイジェリアからの不法移民ゴッドウィル (ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン) は、好きな女が居るパリへ渡ることを夢みて懸命に貯蓄してるんですが、そのお金を盗まれてしまいます。

まずはこういう設定を用意して、映画冒頭には運び屋のメティンが道路を渡るゴッドウィルを轢いてしまうところから始まります。 そこから話は3日前に・・・。


この物語は偶然に偶然が重なったような話で、いわゆる主要人物の運命が交錯するシンクロニティを描いてるんですよ。 重要アイテムは金の入ったバッグ。

金を盗まれたゴッドウィルは途方にくれてるところ、建物の上の窓から大金の入ったバッグが落ちてくるところに遭遇するんですね。 パリへ行くためにどうしても金が要るゴッドウィルはそのバッグを持ち去ります。

持ち去ったバッグの大金からパリへの不法入国の手助けをするブローカーに金を払い、残りのお金を持ち歩いてるところ、事故に遭遇しちゃうんですね〜。

ゴッドウィルを轢いたのは、大金の入ったバッグを失くした運び屋メティン。
そそ、自分のバッグを持ちさった男を轢いてしまったんですよね。

メティン自身も事故でちょっとした怪我を負います。
轢いてしまった相手のゴッドウィルは意識を失くし、メティンと共に病院に運ばれます。

この時点でバッグはゴッドウィルの持ち物として、彼の病室内に置かれてるんですが。

そこの病院で看護師として勤務するゼウダは、意識不明のゴッドウィルの持ち物から大金の入ったバッグを発見して、なんとそのバッグをこっそり持ち出してしまうんですね〜。

この後のストーリー展開も、またこの3人がシンクロしながらサスペンスチックに進んで行きます。
最後にはバッグは誰の手に・・・、って感じ。
3人のそれぞれの背景も織り込みながら、イスタンブールの街で展開される奇妙なお話。

ヨーロッパとの架け橋となるトルコらしい社会背景もチラチラ見せてるところも興味深いですね。
最後は少しあっけに取られてしまった感覚だったんですが、それまでの演出の冴えは初監督作としては上々。

もしかしたら、これから名が知れ渡る監督かもしれませんね、この人。
結構見応えがありましたよ。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56043346_5?1324534321

72時間

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【72時間】 Kandidaten デンマーク 2008 (未)

監督:カスパー・バーフォード  製作:ヨナス・アレン 他  脚本:ステファン・ジャウォースキー
出演:ニコライ・リー・コス / ウルフ・ピルガード / ラウラ・エリザベット・クリステンセン 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54749697_3?1319170301


近年、やたら 「〜時間」 を使ったタイトルが多くて混乱しますが、こちらデンマーク製作のサスペンス。
なんでもハリウッドでリメイクが決定してると言うので、一応観てみるかって感じで鑑賞しました。

主人公は若手弁護士のヨナス (ニコライ・リー・コス)。
同じ弁護士だった父親の死の真相を探ってるうちに、とんでもない事態に陥って行く訳です。

ある夜の事、友人と一緒に出向いたバーで女性2人組と知り合い、ヨナスはそのひとりの女性と一夜を共にするんですが、朝目覚めたら なんとその女性の死体が転がってた・・・。

慌てて証拠を消して部屋を立ち去ったヨナス。
「どないしたらエェねん」 と考えてるうち、なんと街中でその死んだはずの女性を見ちまった。

まぁ当然の如く、結局ワナに嵌められた訳なんですが。
ここからヨナスは逃亡しながら真相を求めて突っ走しり、スリラーっぽい展開を見せます。


・・・が、邦題はいつもの如くえぇかげんですね。
72時間 = 3日間の出来事なのは違いないんですが、別に時間を区切って展開する物語じゃないんですよ。
ただ単にその話の出来事が3日間だったと言う事なんですよね。
もっと気の利いた邦題は付けられんかったんかい。

と言うか、この映画の内容なんですが。

かなり手の込んだ作りなのは見て取れるんですよ。
面白いですよ、これ。 でもね、最後がしつこい。(笑)

死んだはずの女性が・・・、ってのは展開としたら面白いところなんですが、まさか最後の最後まで。(笑)
そこまでやったら、もう作りすぎって気もしますが。

ちゅ〜か真犯人は、なんでそこまで手の込んだ事しなきゃならんねんっ! って。

見終わった後で、なにが腑に落ちないのが分る一作となっております。(笑)
まぁ、あくまで個人的な感想ですけどね。

でも父親の死の真相を暴く作りですから、一応その謎を楽しむ作品だと思います。
リメイクされたらハリウッド流に面白く仕上げるんでしょうね、きっと。

主演のニコライ・リー・コスさん。
男前だと思うんだけど、なぁ〜んか ロン・パールマンが少し入ってるな。(笑)


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54749697_4?1319170301

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【ON AIR オンエア 脳・内・感・染】 PONTYPOOL カナダ 2008 (未)

監督:ブルース・マクドナルド  原作・脚本:トニー・バージェス  撮影:ミロスラフ・バシャック
出演:スティーヴン・マクハティ / リサ・フール / ジョージナ・ライリー / フラント・アリアナック 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54864073_5?1317449838


トロント国際映画祭へも出品されたホラー映画と言うので興味を持って鑑賞しました。

邦題から察すると昨今ありふれた感じで出回ってるB級ホラーなのかと思いもしましたが、これまた意表を突かれるアプローチで見せてくれた正統派な恐怖感覚作品なんですね。 正統派と言いましても根底に流れるモノがそうであって、そのアイデアは目新しいと思います。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54864073_7?1317449838


舞台は、原題の "PONTYPOOL ポンティプール" と言う小さな田舎町のラジオ局内のみ。
いわゆるワンシチュエーション・ホラーなんですよね。

早朝、放送が始まったラジオ番組に寄せられる情報から、町の異変が刻一刻と伝えられていく訳なんです。

DJのマジー (スティーヴン・マクハティ)、女性プロデューサーのシドニー (リサ・フール)、アシスタントのローレル (ジョルジーナ・ライリー)、そして逃げ込んでくるメンデス医師 (フラント・アリアナック)。 この4人が主な出演者なんですよね。

謎のウィルス感染によって凶暴化していく町の人間たち。

最初の情報では訳が分からず、ただ奇妙な異変だと伝えるだけしか出来ないラジオスタッフだったんですが。
やがてリポーターからの情報、BBCからの情報などでトンデモない怪異現象が起きてる事に気づきます。

この "目に見えない恐怖" が緊迫感を煽り怖さを後押しするんですよね。
そのあたりの設定が、いわゆる正統派ホラーと言っても良いのではないでしょうか。

ゾンビの露出も最小限に抑えられていて、ビックリ攻撃やグロテスクさで怖がらすホラー映画とはひと味もふた味も異なるところだと思います。

鍵となるのはその感染源
コレがこの映画のキモとなるんですが、とりあえずここで書くのは控えておきます。
書いてもイイけど、やはりネタバレの意味合いも含んでますから。 (邦題がヒント)

ひとつだけ言わせてもらえるなら、この作品は "言葉遊び" が好きなようです。
映画が終ったあとに冒頭の語りを思い出すと、それも伏線じみた意味合いがあります。

感染の危険を感じたDJとプロデューサーが英語で話すのを止めフランス語に切り替えるところなんぞ、やっぱカナダらしい。 英語が話せるか、または英語を理解できる人がこの映画を観るとまた面白さもアップなのかもしれませんね。

そういうコトもあってか、ちょっと理解に苦しむ展開やエンドロールのオマケに理解が及ばない事が出てきましたが、個人的には面白く見れました。 と言うより映画としても出来は良いと思います。

ホラーが苦手な人でもコレは観れますよ。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54864073_6?1317449838

23年の沈黙

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【23年の沈黙】 DAS LETZTE SCHWEIGEN 2010 ドイツ (未)

監督:バラン・ボー・オダー 原作:ヤン・コスティン・ヴァークナー 脚本:バラン・ボー・オダー
出演:ウルリク・トムセン/ヴォータン・ヴィルケ・メーリング/カトリーン・ザース/ブルクハルト・クラウスナー
    セバスチャン・ブロムベルゴ 他


この監督はこれがデビュー2作目になるそうですが、本国ドイツでは期待を集めてる方らしいのです。

原作はドイツではベストセラーとなった、ヤン・コスティン・ヴァークナーの 『沈黙』。
クライム・サスペンスとなる一作ですが、ちょっと興味を惹く作品だったので書いてみました。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_39837517_25?1314418664


物語は1986年7月8日に起こった性犯罪から始まります。
13歳の少女ピアは自転車で麦畑を通りかかった時、男から暴行を受け命を絶たれてしまいます。

犯人は2人組、しかし手を下したのはゾマー (ウルリク・トムセン) というマンションの管理人をしている男。
もうひとりの男、ティモ (ヴォータン・ヴィルケ・メーリング)はその犯行を傍観してしまったんですね。
その罪深さに耐え切れず、ティモは町を去ります。

結局、この事件は未解決。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_39837517_26?1314418664


それから23年後、犯行が起きた同じ日にまた麦畑で少女ジニカの失踪事件が起こります。
ジニカの乗っていた自転車は、やはり23年前と同じように麦畑で見つかります。

23年前の事件を担当して、今は警察を定年退職してるクリシャンは同じ犯人だと直感。
現職の刑事ダーヴィッド (セバスチャン・ブロムベルゴ) に事情を話し、捜査依頼を持ちかけます。

23年前に町を去ったティモは、現在遠くの町で建築家として妻と子供2人と平和に暮らしてます。
しかし、その事件をニュースで知ったティモは居ても立ってもおられず、再び事件の起きた町に帰還。

23年ぶりに町へ帰ってきたティモは、あの時の相棒ゾマーと対面します。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_39837517_27?1314418664


まず、完璧と言っていいぐらい計算された映像美に惹き付けられました。

麦畑の情景、静かに見つめ映し出す登場人物の顔、上から見つめた俯瞰撮影のシーンを時折に挿入しつつ、この手の内容にかかわらず派手さは一切無いクライムドラマです。

事件を捜査する警察側や、23年前の事件の被害者の母親、そして現在の失踪事件の被害者少女の両親。
そこに犯人ゾマーとティモ。 この登場人物のそれぞれの事情も並行して描きあげてるので、もう一種の群像劇スタイルなんですよね。

刑事のダーヴィッドは5ヶ月間に妻を亡くしたばかりで情緒不安定。
そこに降りかかる少女失踪事件。

現在の少女失踪事件の真相は? また犯人は?

この映画においては、個々の登場人物の心理描写も緻密なんですよ。
明確な説明は無いんですが、その心理を読み解く興味深さは抜群だと思います。

映画の締めくくりも賛否を残しそうですが、この心理状態を読み解く "深さ" がこの映画には有ると思います。
そんな余韻を感じさせるラストショットでもあったかな。

小児性愛者の事件を扱った作品ですが、そういう映画特有のイヤらしさは皆無。
堂々たるヒューマンドラマの格も持った一作でしたよ。

この監督、今後期待かもしれんなぁ。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_39837517_28?1314528198

THE JOYUREI 女優霊

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【THE JOYUREI 女優霊】 DON'T LOOK UP 2009

監督:フルーツ・チャン   脚本:ブライアン・コックス   オリジナル脚本:高橋洋
出演:レシャード・ストリック / ヘンリー・トーマス / カルメン・チャップリン
     ケヴィン・コリガン / イーライ・ロス 他


『リング』 の中田秀夫監督の長編デビュー作にして、Jホラーの原点とまで言われてる 『女優霊』 のハリウッドリメイクなんですが。

ま、リメイクされて公開もされてたのは知ってましたが、それほど話題にならず 『あれ、あの映画、どうしたん?』 って思ってたところでしたが、今回DVDで鑑賞してみました。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55183809_29?1307342682


まぁ、映画を酷評するのは自分のスタイルには反するところですが、・・・本作はアカンね。(笑)
こうやって感想記事を書くのも止めようかと思ったぐらいですが、一応ちゃっちゃと書いときます。

自分、オリジナル自体もそれほど褒められた出来じゃないと思ってた方なんですが、このリメイクはそれを遥かに上回ってますね。(笑) もうストーリーも破綻しまくりで、中途半端に放りなげて終わってるって感じ。

っていうか、『リメイク?』 って思うぐらいオリジナルとはかけ離れた物語やし。
いっその事、別物として宣伝した方が観る側も納得されるんでは?

こちら、映画撮影の舞台はルーマニアに移り、現地の映画監督が昔に撮って未完成のまま終わった作品をリメイクしようと言う設定なんですね。 その作品の監督マーカス (レシャード・ストリック) は、幻覚にさいなまれ、最愛の恋人をも癌で失いかけてるんです・・・が。

映画業界への復帰作として、このリメイク企画を引き受けたわけですが、そのルーマニアにおいて恐怖が待ち受けてるワケなんですよっ。

ま、いくらハリウッド映画って言ったって、オリジナルの良さが微塵も残されてないのはツラいですね。

あの 『リング』 のリメイクはまだJホラー特有の心理的恐怖を感じさせてくれましたが、こちらは早く言えばコケ脅しのグロ = 物理的な恐怖のホラーでした。 でもそれが怖くないから困ったモンで。

ハエ攻撃をCGで描いたって、もうぜんぜん。(笑)
目の串刺しやら、舌切り裂きに至ってはリアルさも無い描写でして。

でも一番残念なのは物語自体に、怖いもの観たさで "惹きつける力" が無いってコトですなぁ。

昔の映画監督役のイーライ・ロス
チャップリンの孫娘カルメン・チャップリン
『E.T.』 のエリオット役だったヘンリー・トーマスらの出演があるので、それはそれで観てもイイと思うけど。

残念なB級ホラーに仕上がってしまったモンですな。
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