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【40】 40 Forty トルコ・アメリカ 2009 (未)
監督・脚本・編集:エムレ・シャーヒン 製作:エムラ・ユジャール 出演:アリ・アタイ / デニズ・チャクル / ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン 他 イスタンブールの街を舞台したトルコ映画のサスペンスですが、ちと面白そうだったので鑑賞。 監督のエムレ・シャーヒンは本作が一作目と言う事らしいけど、なかなか腕のある監督さんだと思いました。 物語の主要人物は3名。 タクシードライバーで運び屋のメティン (アリ・アタイ) はボスから預かった現金入りのバッグを不注意から失くし、その行方に必死。 看護師のゼウダ (デニズ・チャクル) は不幸な結婚生活に絶望し、数秘学にのめり込み 『40』 が自分の運命数だと信じ込んでいる女性。 ナイジェリアからの不法移民ゴッドウィル (ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン) は、好きな女が居るパリへ渡ることを夢みて懸命に貯蓄してるんですが、そのお金を盗まれてしまいます。 まずはこういう設定を用意して、映画冒頭には運び屋のメティンが道路を渡るゴッドウィルを轢いてしまうところから始まります。 そこから話は3日前に・・・。 この物語は偶然に偶然が重なったような話で、いわゆる主要人物の運命が交錯するシンクロニティを描いてるんですよ。 重要アイテムは金の入ったバッグ。 金を盗まれたゴッドウィルは途方にくれてるところ、建物の上の窓から大金の入ったバッグが落ちてくるところに遭遇するんですね。 パリへ行くためにどうしても金が要るゴッドウィルはそのバッグを持ち去ります。 持ち去ったバッグの大金からパリへの不法入国の手助けをするブローカーに金を払い、残りのお金を持ち歩いてるところ、事故に遭遇しちゃうんですね〜。 ゴッドウィルを轢いたのは、大金の入ったバッグを失くした運び屋メティン。 そそ、自分のバッグを持ちさった男を轢いてしまったんですよね。 メティン自身も事故でちょっとした怪我を負います。 轢いてしまった相手のゴッドウィルは意識を失くし、メティンと共に病院に運ばれます。 この時点でバッグはゴッドウィルの持ち物として、彼の病室内に置かれてるんですが。 そこの病院で看護師として勤務するゼウダは、意識不明のゴッドウィルの持ち物から大金の入ったバッグを発見して、なんとそのバッグをこっそり持ち出してしまうんですね〜。 この後のストーリー展開も、またこの3人がシンクロしながらサスペンスチックに進んで行きます。 最後にはバッグは誰の手に・・・、って感じ。 3人のそれぞれの背景も織り込みながら、イスタンブールの街で展開される奇妙なお話。 ヨーロッパとの架け橋となるトルコらしい社会背景もチラチラ見せてるところも興味深いですね。 最後は少しあっけに取られてしまった感覚だったんですが、それまでの演出の冴えは初監督作としては上々。 もしかしたら、これから名が知れ渡る監督かもしれませんね、この人。 結構見応えがありましたよ。 |

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