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LIES / 嘘

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【LIES / 嘘】 (英題:Lies) 韓国 1999

監督・脚本:チャン・ソヌ 製作:シン・チョル 原作:チャン・ジョンイル 撮影:キム・ウヒョン
出演:キム・テヨン / イ・サンヒョン / チョン・ヘジン / ハン・クァンテク 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55183809_23?1306730276


以前からレンタル店で気になってた韓国映画の一作なんですね、これ。
何でかと言うと、あまりにも自分好みの内容だったので、つい気が引けて (?) 後回しにしてたんですよね。

こちらの映画の原作はチャン・ジョンイルと言う小説家の 『私に嘘をついてみて』 と言う作品。
1996年に発刊され、その過激な内容から法廷で猥褻文書との判決を受け 発売一週間で発禁となった小説だと言うことなんですね〜。

そしてこの映画の公開でも結構スッタモンダがあったそうで、同じく公開も一週間で打ち切られるほどスキャンダラスな話題を提供したような。 でも世界各国の映画祭 (ヴェネチアではコンペ参加) に出品されてて、そのたび賛否両論を巻き起こしたと言う事です。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55183809_24?1306730276


38歳のJ (イ・サンヒョン) は彫刻家。 妻はパリで仕事をしていて現在別居中の身。
そんなところに女子高校生のY (キム・テヨン) とひょんなことで知り合い (Yの友人ウリを通して)、二人は早速会うことになります。

ま、この女子高生Yも 『ロストバージンは自分で相手を決める』 なんてコトを考えてた女の子でして、Jとのテレフォン・セックスで 会う前から彼の優しい声にヤラれちゃって 『アナタとヤリたい』 なんてコトを口走っちゃう頼もしい (?) 女子であります。

そして一度目のデートでベッドイン。
やがて行為は、アナル・セックスからサドマゾとエスカレートします。

最初はセックス中にJ (♂) が手でY (♀) のお尻を叩く行為だったんですが・・・。
エスカレートしてムチ〜木の棒へと道具を使うようになります。

愛し合う両人は この行為に陶酔。
しかし、やがてその役割がチェンジする事になるんですね〜。

上の画像はマゾヒズムに目覚めたJが、『頼むから俺をお仕置きしてくれ』 とYに懇願してるところ。



   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55183809_25?1306730276


全編ほぼ "二人のSMセックス" と言ってイイぐらいのポルノグラフィー的な作品でした。
でも面白いんですよね、この語り口は。

滑稽でもあり、可笑しくなるところでもあり、また哀しい気もします。

年齢差20歳もある男女で、しかも男 (J) はタダのオッサン。
男前と言うのでもなく、冴えない中年と言うほうが当てはまる。

女子高生Yのキャラも放蕩さと深い愛情が入り乱れてる感じで、好きな男のが喜ぶためなら身体的な痛みも自己の喜びに転化できる女子であります。(頼もしいですね・笑)

そして劇中にその描写こそありませんが、プレイにはスカトロも入ってくるんですよね。
なんて変態な二人なんでしょうか。 思わず、嬉しくなる主人公たちです。

「サドはマゾにも成りえる」と言う個人的な "持説" も描かれてるしね。(笑)

こういう社会的マイノリティー (性癖) を堂々とメインに描く、ある意味 素直なリアルさが面白い。
使用する楽曲も "ヘンな音楽" なんですが、こういう主張がこの監督独自の持ち味なんでしょうね。

そしてこの映画は実験的な作品でもあるんでしょう。
冒頭や話の合間に、主人公たちが監督とセッションするシーンも挿入されてます。

この映画を "ただ単なる猥褻" と取るかどうかは観る側次第です。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_55183809_26?1306730276

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【WE LOVE BALLS !! ウィ・ラブ・ボールズ】  Manner wie wir ドイツ 2004 (未)

監督:シェリー・ホーマン   脚本:ベネディクト・ゴルハルト
出演:マキシミリアン・ブリュックナー / リサ・マリア・ポットホフ / デヴィッド・ロット / ミルコ・ラング 他

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ドイツ、ブンデスリーガはボルシア・ドルトムントのマイナーチーム「ボールドラップ」に所属するGキーパーのエキー (マキシミリアン・ブリュックナー) は、メジャー昇格をかけた大事な試合でPKを取り損ね敗戦を招いてしまいます。

エキーはチームのストライカー・ウドーに目の敵にされ傷心。
ついでに酒のせいも手伝って、チームメイトのひとりにキスしてるところを発見され "ゲイ" 扱い。

とは言ってもこのエキー君、これで自分がゲイだったことを確信してしまうんですよね〜。

皆の前でゲイだった事を侮蔑されたエキー君はチームを飛び出し、なんとゲイのサッカーチームを結成して 一ヵ月後に元チームとプライドをかけた試合に挑む事になります。

ドイツ製作のサッカーを扱ったスポ魂コメディなんですが、やっぱ "ゲイ" をメインにした内容に惹かれますね。
・・・あ、別に自分がソッチ系だからって言う訳じゃないんですよ。
自分、立派なストレートですっ。(何故か、言い訳がましく書いておく)


まぁ、出てくるモーホーたちもバラエティに富んでまして。

一見、普通の男子だけど実は… って感じのゲイに加え、ハードゲイ3人組や、もろゲイ丸出しのマッチョ。
気弱なゲイやイケメンのゲイ。

笑ったキャラが "性同一性障害を持つレズビアン" (早い話、男の姿だけど心は女、で恋愛対象は女)



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まぁこんなキャラが寄り集まって、ナニゲにスポ魂じみた人間ドラマも入れつつ、物語は定番の展開になだれ込みます。 ドイツの "ゲイネタ" コメディはちらほら見かけますが、スポーツをテーマにした作品は初めてやし。

笑っちゃうのは、こういう映画ではベッカムの名前がよく使われる事ですかね〜。

『彼はゲイの裏切り者よっ!』 『でも大好きなの』 ・・・なんてね。

ドイツだから地元の選手の名前を出したらヤバイって事もあるでしょうが。(笑)

ゲイの "絡みのシーン" は少ないんですが、↑ この3人組のハードゲイたちのベッドは笑えます。
・・・っていうか、普通にキモいんですが。

主人公エキー君とイケメン看護士の、エレベーターの中の絡みは ちと濃厚な雰囲気でした。

あっ、あとロッカールームでゲイたちの全裸シーンもございます。
プリティマッチョ君のプリプリお尻も全開でした。


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サッカーの試合のシーンでは、ちと編集や迫力に欠けるものがありますが、ハリウッドに負けず劣らず ドイツのコメディも観れるではないかって感じですね。

エキー君とイケメン看護師の恋は実るんでしょうかっ。


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CARGO カーゴ

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【CARGO カーゴ】 CARGO スイス 2009

監督:イヴァン・エングラー / ラルフ・エッター製作:マルセル・ウォルフィスベルグ脚本:ジョニー・ハートマン
出演:アンナ=カタリーナ・シュワブロ / マルティン・ラポルト / マイケル・フィンガー
    クロード=オリヴィエ・ルドルフ / ヤンツォム・ブラウエン / レグラ・グラウヴィラー 他

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48530176_6?1299040295


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48530176_5?1299040295


こちらスイス映画のSFとなる一作でして。

まぁスイス映画と言うのは珍しいですね〜、ほとんど公開なんてされませんからね、日本では。
聞けば各国のファンタスティック映画祭なんかに出品してて結構好評なんだとか。


舞台は2267年。
地球では環境汚染が進み、ある企業が主導して惑星レアへと人類の移住を進めているんですね。

新米女医のラウラは、多額のその移住費用を稼ぐため宇宙空間を移動する貨物船で働く決意をします。
往復8年間の宇宙輸送の仕事。

ラウラが乗り込んだ宇宙輸送船では、乗組員は一人を残しコールドスリープ装置で長い眠りに就きます。
そして誰もが眠りに就いているはずの船内で人の気配を感じたラウラなんですが・・・。



   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48530176_4?1299040295


未来では日本語でアナウンスが流れ、いたる所に漢字やハングル文字がやたら多い。
このあたりの未来イメージはリドリー・スコット監督の 『ブレードランナー』 を思い起こさせます。
セットなどの美術、造形などは、あの 『エイリアン』 のデザインを手掛けた鬼才H.R.ギーガーが賞賛したとか。

まぁ宇宙船のデザインなんかは、それに値するぐらい素晴らしいとは思いましたが。
CGなどもそこそこの技術で見せてくれるし、ハリウッド製のSFものに負けないくらいのモノはあります。

肝心の内容はと言うと、・・・ストーリーとしては面白いんですよ。
人気の無い宇宙船内で感じる気配なんかは、最初はかなりスリラーを感じさせますが・・・。


もしかして観る方が居るのを考慮してネタバレは書きませんが、・・・やはり派手さは無いですね。
でも、地味でも面白ければOKじゃないですか。 派手さばかりのSF映画よりはね。

この映画もアイデアなんかに目新しさは無いけど、その使い方は面白いと思います。
"仮想現実で欺く" なんて話は使い古され気味になったネタなんですが、やっぱ面白い。

SF特有の盛り上がりや刺激を求めて見るなら肩透かしを喰らうと思いますが、それでも充分に許容範囲のSFだと思いますよ。 ハリウッド製のB級SFなんかより、よっぽど見応えは有りましたよ。


もっと宇宙輸送船の乗組員同士の疑心暗鬼の部分を強くしてスリラー性を高めるか、思い切って 『惑星ソラリス』 みたく哲学性を強めたら、けっこう重厚感も出てきそうな一作だと感じました。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_48530176_7?1299040295

13F

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【13F】 THE THIRTEENTH FLOOR 1999

監督・脚本:ジョセフ・ラスナック 製作:ローランド・エメリッヒ 他 脚本:ラヴェル・センテ = ロドリゲス
出演:クレイグ・ビアーコ / グレッチェン・モル / ヴィンセント・ドノフリオ
    アーミン・ミューラー=スタール / デニス・ヘイスバート 他

17世紀の哲学者ルネ・デカルトが、自著である 『方法序説』 において残した命題、『我思う、故に我あり』 (cogito, ergo sum ラテン語訳) を、映画冒頭に持ってきて、それをテーマとして撮りあげたかのようなSF作品でございます。

こう見えて自分、一時期 哲学書にハマッてしまった時がございました。

古くは、アリストテレス、ソクラテス。
そして、ニーチェにサルトル、カントにスピノザ、あ〜らよっとぉ〜〜!♪

乱読した哲学書の中でもデカルトの 『方法序説』 は理解しやすく、今でも内容は覚えております。

・・・いや、覚えてると言うのはウソです。(笑)
理解しやすかったという事だけは覚えてます。(´▽`*)アハハ

という訳で、久しぶりに再見したこちらの作品。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54086007_0?1295503788


ささ、その 『我思う、故に我あり』 ですが。
簡単に言えば、自己の存在肯定ですね、はい。

「一切を疑うべし」

自分を含めた全ての世界が虚偽だとしても、そのように疑ってかかる自己の意識の存在だけは、疑いも無く存在してると言うことです。  はい、チョー簡単に説明しました。(笑)

こちらの映画、1937年代ロサンゼルスのバーチャル・リアリティー (仮想現実) を作ってしまったコンピューター・ソフト会社の社員が、現実と仮想空間を行き来する物語。

その1937年のロスでは現実世界の自分をモデルにした "個体" と呼ばれる、もう一人の自分が居る訳なんです。

もちろん、その仮想世界は "偽" の世界なんですが、そこの住人はその世界を疑う術も無く普通に暮らしてます。
もちろん感情も備えた通常の人間として。

その仮想世界から帰ってきたソフト会社のフラー博士 (アーミン・ミューラー=スタール) が何者かに殺害される事件が起こり、その容疑がソフト会社の社員ファーガソン (クレイグ・ビアーコ) に掛かって来る訳ですね〜。


こちらローランド・エメリッヒが製作したSFなんですが、バーチァル・リアリティーをテーマにした映画としては 『マトリックス』 ('99) の後発みたいな感じになってしまって、ちと話題性に乏しい一作となってしまった訳なんですが。

でも面白いのは、仮想世界の人間を主人公に仕上てるところですかな。
映画のオチも二段構えに仕上てるところも面白いと言えば 普通に面白い。(笑)

全ては、『一切を疑え』 と言う事です。

仮想現実に暮らす存在もその全てを知ってしまえば、ただ電子あっての存在。

『できれば電源を切らないで、このまま俺たちのことはほっておいてくれ』

人間クサい感情を持ち合わせた "個体" に泣けるのです。(泣いては無いけど)


どこかクライヴ・オーウェン似の主人公を演じるクレイグ・ビアーコもイイ感じだけど、もひとつ有名俳優を起用してたら、作品もグレードアップしてたかも?って感じもしますが、まぁそれはえぇか。

謎の女ナターシャを演じるグレッチェン・モルは相変らずナイスです。(・ω・)bグッ
相変らずって言ったって、これは11年前の映画なんやけどね。(笑)

でもこのナターシャは、苦悩するナニゲに残酷な女子なのです。

ということで、ナニゲに哲学的テーマのB級SF映画でございます。
ま、SFと哲学は相性がイイから。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54086007_1?1295503788

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72時間

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先月の始めだったかな〜、こちらのローカルでTV放映があったので鑑賞してみました。

キャストの名前を見て録画スタンバイですよ〜、ティム・ロスガブリエル・バーンですからね。

主演の刑事役はスコット・ウルフ、今はTVの方で活躍してる俳優さんですね。
どことなく全盛期のマイケル・J・フォックスを感じさせる容貌です。

このスコット・ウルフ演じる刑事エメットが猟奇殺人事件の捜査中、係りつけの病院の医師から白血病で死の宣告を受けるんですね。

余命数ヶ月・・・ 絶望したエメットはその死の恐怖から逃れるために、自分を3日以内に殺害してもらうと言う「殺人契約」を交わす訳なんです。 クライアントも自分で、標的も自分。

その契約を交わし、暗殺を仲介する男がガブリエル・バーン
素性を偽り、どことなく胡散臭い役どころが似合いますw

しかし暗殺依頼をした次の日、エメットの元へ医師から連絡が・・・。

なんとあの余命宣告は誤診だったと! (´▽`*)アハハ ← 笑ってる場合じゃないけど。
誤診と言うか、ただ単なる書類ミスなんですがね。 まぁ患者側にすればタマッたもんじゃないですわ。

さてエメット刑事、慌てふためいて その殺人契約の破棄を実行しようとするんですが、・・・さぁ困った!
ガブリエル・バーン演じる男の居所もホントの名前も分からない。

ガブリエルガブリ寄りする事さえままならない。 ・・・んん。

おまけにその殺人依頼を実行するのが、元刑事の暗殺者ティム・ロス
もうエメット暗殺決行に動き出してます。


と、まぁ〜よくよく考えたらトンデモない話なんですが、これがまたスリリングなんですね〜。
エメット刑事が捜査中の猟奇殺人事件も同時進行して行く話でありまして。

暗殺者のティム・ロスがエメット刑事と公衆電話を使って会話するシーンなんかは面白いサスペンス。
暗殺依頼の破棄が出来るかどうか、・・・この一点に興味が集中しますが。

それを許さない ティム・ロス演じる男のダークサイドがポイントですな。
ガブリエル・バーンの胡散臭さも、さすがにお似合いw

ラストに同時進行の猟奇殺人事件の顛末なんか持ってくるところもニクいっす。
ナニゲに楽しめた一作でありました。(・ω・)bグッ


原題 Killing Emmett Young アメリカ 2002 (未)
監督 キース・シュナイダー
脚本 キース・シュナイダー
出演 スコット・ウルフ / ティム・ロス / ガブリエル・バーン / カンディ・アレクサンダー 他
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