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コワもて、ビリボブの体育教師 『Mr.ウッドコック -史上最悪の体育教師』

新作 『ラースと、その彼女』 が公開待機中のクレイグ・ギレスピー監督のコメディドラマです〜。

主人公のフォーリー (S・W・スコット) は、著書の自己啓発本がベストセラーになり、故郷のカンザスで名誉表彰を受けるため帰郷します。 フォーリーは子供の時、通ってた学校の体育教師ウッドコック (B・ボブ・ソーントン) にイビられたトラウマを持つ男。

帰郷した彼を待っていたのは、大好きな母親 (S・サランドン) の再婚話。
しかも 事もあろうか、その再婚相手は にっくき体育教師ウッドコックでありました・・・。

ビリボブはこういうキャラが似合ってますよね〜。
感情を顔に出さず、あぁ言えばこう言う的な 傲慢な自信満々なジコチュー男。
しかし、じつはこれ 主人公フォーリーから見たウッドコック像なんですよね〜、ここが映画のポイントかな。

しかし描かれるウッドコックの横柄さは突き抜けています。
シゴキともとれる体育の授業。 もう アンタはサディストかい! ってな授業なんですね〜〜。
子どもの頃、肥満児だったフォーリーはウッドコックの "標的" になっちまったんですね〜。
老人ホームの体育講師も任せられてるウッドコックが老人相手にスパルタ授業するシーンなんか面白い。

そんな憎き教師が、10数年後に自分の母親と付き合ってる。
相変わらず飄々とした態度で接するウッドコックにフォーリーは焦りまくり。
『俺の事をパパと呼んでみな』 ・・・ この言葉でフォーリーは もうパニック。

いやぁ〜〜、しかしもっとドタバタ気味のコメディかと思いきや、案外おとなしい感じだったので ちと意外だったけど、ビリボブスーザン・サランドンの魅力は大いに満喫でした〜〜。

なんと言うんでしょう、もう恐いくらい魅力的な スーザン・サランドン熟女の可愛さ。(?)
あれはなんなんでしょ〜〜〜? 
この人、年齢が行っても可愛さが衰えませんねぇ〜〜〜。( ̄∀ ̄*)

唯一、ショーン・ウィリアム・スコットに難あり ・・・ だったかな?
やっぱこの人はもっとキレた演技をしなきゃ〜〜、そっちが似合ってるしね〜〜。
笑いの点ではドッカンドッカンが少なめだけど、まぁ面白く見れたのでOKです。(・ω・)bグッ

っていうか、マザコンなんですよ、この主人公のフォーリーは!



原題 Mr. WOODCOCK 2007 (未)
監督 クレイグ・ギレスピー
脚本 マイケル・カーンズ / ジョシュ・ギルバート
出演 ビリー・ボブ・ソーントン / スーザン・サランドン / ショーン・ウィリアム・スコット ほか

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追悼、緒形拳。  日本未公開作品 【mishima】

今月5日に肝臓ガンで亡くなられていたという訃報が飛び込んでビックリしてしまいました。

日本映画界の名優のひとり 緒形拳さん、享年71歳。
まだまだ俳優として、これからも円熟の演技で見せられる方だったので何とも惜しい限りです。
お悔やみ申し上げます。


そして、じつは緒形拳さん主演のこの映画、ちょっと前から "DVD化なってない? " の書庫で取り上げようと思ってたところだったので、ここで急遽なんですが書かせてもらいます。

【mishima - A Life in Four Chapters】 1985

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1970年11月25日、"盾の会" のメンバー4人と共に、陸上自衛隊東部方面総監部 (市ヶ谷駐屯地) の総監室に人質を取り立てこもり、自衛隊決起と日本を憂う演説をした後、切腹自殺を遂げた三島由紀夫

小説家であり右翼的思想家であった三島由紀夫の最期を描いた一作であり、緒形拳が三島を演じてます。


自分も子供の頃の事件ですが、これはハッキリ覚えています。
ニュース映像やらTVがもう大騒ぎで報道してましたからねぇ。

映画のキャストも当時としては豪華な顔ぶれでして。
この作品は昔、知り合いの方が輸入版ビデオを持っていたので、それを見せてもらった記憶があるんですよ。
切腹シーンなどは、当時のショッキングな思い出が蘇ってくる感じでした。

しかし日本では劇場未公開でありビデオも発売されておりません。
どういう事情でそうなのかは計り知れませんが、たぶん三島家の遺族の方の意向があるんではと・・・?


しかし何より興味深いのが製作陣にルーカスコッポラの名前があること。
アメリカではDVDも発売されていて、もちろん "ルーカス・フィルム" が出しています。

監督と脚本は、『タクシードライバー』『アメリカン・ジゴロ』ポール・シュレイダー

アメリカから観た、三島由紀夫事件を興味深い描いた作品ですね。
これも、もう日本でDVD発売しても良いんじゃないかと思いますが・・・、さて?

この作品は、1985年にカンヌ国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞しています。

緒形拳が演じる三島由紀夫。
熱演と鬼気迫るものがあったと記憶しています。  ・・・ともかく合掌。


mishima - A Life in Four Chapters】 アメリカサイト

原題 mishima - A Life in Four Chapters 1985 アメリカ (未)
監督 ポール・シュレイダー
製作総指揮 ジョージ・ルーカス / フランシス・フォード・コッポラ
脚本 ポール・シュレイダー
出演 緒形拳 / 沢田研二 / 池部良 / 勝野洋 / 萬田久子 / 烏丸せつ子 / 三上博史 / 永島敏行 ほか

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4ヶ月、3週と2日

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あのナイフの使い道が気になったけど・・・ 『4ヶ月、3週と2日』

【4ヶ月、3週と2日】 4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE 2007 ルーマニア

監督・製作・脚本 クリスティアン・ムンジウ   製作 オレグ・ムトゥ
出演 アナマリア・マリンカ / ローラ・ヴァシリウ / ヴラド・イヴァノフ / アレクサンドル・ポトチェアン

カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールを獲得した一作ですね。

1980年代末期、冷戦終結の要因にもなった東欧各国を席巻した民主化への大きな波。
社会主義国であり独裁管理体制を強いたルーマニアも、1989年12月にチャウシェスク大統領の処刑と言う形で終結。 当時、あの映像は世界中に報道されて大きな衝撃をもたらしました。

この映画は、そのチャウシェスク政権末期の1987年のルーマニアを舞台に描かれてます。


オティリア (アナマリア・マリンカ) は、大学寮のルームメイトであるガビツァ (ローラ・ヴァシリウ) から違法中絶の手助けを頼まれます。 当時のルーマニアでは政策上、中絶はご法度。

頼りないガビツァに代わり、金策に走り回ったり、ホテルでの手術のため予約を取ったりするオティリア。
闇の堕胎医ベベ (ヴラド・イヴァノフ) と合流して、何とか手術にこぎつけようとしますが・・・。




東欧各国が民主化に向いてから、それまでベールに包まれてた独裁体制の実態が明らかになって行きましたが、この作品もそんなルーマニアの実態を端的で観る側に分かりやすく切り取った作品。

ホテルの予約を反故にされるシーンなどは、社会主義国での仕事ぶりが現れてますよね。
サービスと能率が第一主義の西欧とは違い、ただ仕事をしてれば食える・・・。

そしてホテルに宿泊するにもIDカードを預けなければならない、管理体制と監視国家の片鱗を垣間見せます。

そんな自由が制限されてる人々の暮らしぶりも当然描かれてましたね。
バスのチケットを見知らぬものから譲り受けたり、闇でタバコを購入するシーンなどなど・・・。


孕んだ本人でありながら身勝手なガビツァの嘘のため、闇の中絶医ベベに足元を見られ身体まで提供する事になるオティリア。 怒りを覚えつつも、それでもその友人が気にかかり世話をするオティリア。

けっして大声を張り上げたりせず、静かな怒りを表情で表現するアナマリア・マリンカの演技が見物です。

堕胎に対する倫理観などは描かれておらず、また当時の独裁国家を非難する描きでもありません。
あくまで "その一日" を切り取った作品ですが、緊張感に満ちた作風 (長廻しのカメラが効果的) が、どこかサスペンス性を持たせていますねぇ〜。 そのシビアで厳しい現実はよく伝わってきます。

オティリアが映画のラストに発するセリフで、『この事は、もう二度と口にしないこと』 と言います。
この暗黒のルーマニア時代を思い出したくない、という監督の気持ちも込められたラストだったのでしょうか?

見方によっては立派な社会派映画に仕上ってると感じます。


10億分の1の男

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『10億分の1の男』 スペイン 2001

先ごろ公開になった 『28週後...』 ('07) の監督である、フアン・カルロス・フレスナディージョのデビュー作品ですね〜。 こちらの一作、本国スペインでは第16回ゴヤ賞最優秀新人監督賞最優秀新人男優賞を受賞しております。

大惨事を生き抜いた強運の持ち主たちが、他人の "運" を奪い取ってゲームを競い合うという異色サスペンス。
まぁ、それなりに疑問点はあるにはあるけど着想は非常に面白いですね、こういうのは。

でもその人に触れると運を奪い取ってしまうとか、ちょっと非現実的な点がオカルトチックで、なおかつSFっぽい (?) ところやけどねぇ。 まぁ、思ったより作風は暗めの感じですが、最後の逆ロシアン・ルーレットのゲームは緊張感があって面白いです。

最強の運の持ち主を演じる名優マックス・フォン・シドーが出演してんのも驚きですが、作品に重みを与えていたのでOKですな。( ̄∀ ̄*) ラスト近くで打ち明ける彼の物語が説得力あった。

この映画、ハリウッドでリメイクが決定らしいけど、どういう風になるかそれも楽しみです。

って言うか、この映画を観たの2年前になるから、こんな簡単な感想になりました。(/∇\)スンマソーン!


原題 INTACTO 2001
監督 フアン・カルロス・フレスナディージョ
脚本 フアン・カルロス・フレスナディージョ
出演  レオナルド・スバラグリア / ユウセビオ・ポンセラ / マックス・フォン・シドー ほか

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ぜひ無修正版で観たい! 『9 Songs ナイン・ソングス』 2004

【9 Songs ナイン・ソングス】 9 Songs イギリス 2004

監督・製作・脚本・編集 マイケル・ウィンターボトム
撮影 マルセル・ザイスキンド            編集 マット・ホワイトクロス
出演 キーラン・オブライエン / マルゴ・スティリー / マイケル・ナイマン ほか

マイケル・ウィンターボトム監督多彩な感性を持ってますよねぇ〜。
こちらの作品、濃密な男女の愛の営みを描き出した一作でございます。

南極大陸の調査員マットは、南極の地であるひとりの女リサとの出会いから別れまでを思い出します。
アメリカ人女性リサと出会ったのはロンドンのライブハウス。
出会ってすぐに二人はマットの部屋で愛を確かめ合います。

夜になるとライブハウスへ出かけ、部屋に居る間は濃密な時間を過ごす二人。
ライブハウスで9つの歌を聴いたあと、マットは一年間の南極暮らしとなり別れを惜しみます・・・。


遠くに居て、思い出すのは愛した女のこと。
それは "肌のぬくもり" と、奔放で赤裸々な日々の思い出ですねぇ〜。

こちらの作品は時間が67分と言う短さですが、『濃密さ』 は一級品でございます。
そのものズバリに映し出される "愛欲な行為" は、まさにアダルトビデオさながら。
もちろん、本番な映画でございます〜。 そしてその間に挿入されるライブハウスでの数々のステージ。

出会ってから別れるまでのわずかな時間。
濃密すぎた二人の行為はやがてSMチックになり、果ては自慰行為となり・・・。
リサが玩具を使って自慰に耽る様を、じっと見つめる男マット。
愛欲の強さは、"男そのもの" さえも否定するのでしょうか?

ともかくエロい映画ですが、不思議と余韻が残る作品であり、イヤラしく感じないんですねぇ。
もちろん、その映像は刺激的すぎるぐらい凄いんですが。

まぁ若い時はこういう日々を過ごした経験、そして願望が誰にもあるんじゃないかなぁ〜?
それを思い出せば、おのずと共感できそうなエロい一作でございました。
・・・ただ、ライブハウスシーン (曲) が長すぎる感じですが。

でもこの映画好きです・・・あっ、イヤラしい意味じゃなく。( ̄∀ ̄*)アッ、チガウカ?

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