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本日職場で休憩時間に、ハイデガー・ベンヤミン派のイタリアのフィロソフィストとして有名な、ジョルジョ・アガンベン「例外状態」を読了。 なかなか手ごたえのあるエクリチュールである。 第3章の「ユースティティウム」も興味深く精読したが、第6章「権威と権限」が腑に落ちた。 私たちが生きている例外状態という緊急性の中の目的は、この第一級の支配の奥義を管轄している擬制を明るみに出すこと。つまり、アガンベンいわく「権力のarcaが中心に内包しているもの=例外状態である。」 「しかし、それは本質からして空虚な空間であり、そこでは人間の行動が生との関係を持たない規範に対峙している」然り、同意する。 「その機械は、ファシズムとナチズムを通じて現代に至るまで、中断なく機能し続けてきたのだ!」 然り、「例外状態」は惑星的規模で最大限の展開を達成するに至る。」 ジュディス・バトラーも言及していた「グアンタナモベイに収監されたタリバーン兵士への処遇。 力のある大国が、国際法を無視し、恒常的に例外状態を作り出しているのは明白ではないか。 こうした執行権力の異様な拡大は、必然的に全体主義体制の浮上を招く結果になろう。 そうした結果は拒絶したい!意志を同じく持つ方々が、本書を読まれて「例外状態」を消滅させるべく決意されることを切に願う。 DE JL1UTS/KH0TH 20080118記
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こういう難しい本を仕事の休憩の時間に読める人の、知的好奇心の芯の強さというものを、目でみれるものなら見てみたい。
2012/9/28(金) 午後 2:24 [ anj*nla*t19*7 ]