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昨夜気が付いたのだが、最近放送されている野村不動産PROUDのテレビCMに、クロアチアの風景が使われているのだ。私は普段あまりテレビを見ないので、もしかするとかなり前からオンエアされていたのかも知れないが…。 PROUDのCMには、世界各国の美しい風景がシリーズのように使われている。BGMとも相まって、優雅な雰囲気のCMだ。目にするとついつい見入ってしまう。絶景の中で優雅に寛ぐ主人公(若い女性)を見て、「あれ、将来の俺」とか、結構なご身分になった未来の自分を15秒間だけ想像したりするのだ。 以前、ロケ地としてギリシャのザキントス島やイタリアのアマルフィ海岸が使われたこともあり、「クロアチアのアドリア海でも撮ればいいのに」などと密かに思ってはいたのだが… 意表を衝いて、使われたのは山だった。 そうだ、忘れていた。クロアチアには、山岳地帯にも宝石のような絶景があったのだ。 CMロケ地に使われたのは、「プリトヴィツェ湖群国立公園」という所。日本からのツアーには必ずと言っていいほど組み込まれている、いわばクロアチア観光の王道の一つだ。ユネスコの世界遺産にも指定されている。 ◆プリトヴィツェ湖群国立公園について 1979年より世界自然遺産に登録されている、広大な森林に覆われた山岳地帯にある国立公園。大小16の湖の間を無数の滝と小川がつないでいる。水底に沈殿する石灰堆積物により川は天然のダムのように区切られ、その作用によって水は神秘的とも言える透明度を誇る。大自然の織り成す現象は周囲の森を含めたこの地域に美しい景観と豊かな生態系をもたらし、クマやオオカミなどの哺乳類から鳥類、魚類、昆虫にいたるまで、多くの生命を育んでいる。 プリトヴィツェは、かつてのユーゴスラヴィアの時代から大変に有名な観光地だった。しかし90年代の一時期、「危機遺産リスト」に登録されたこともある。この地を舞台として激しい内戦が起こったためだ。 91年3月に、このプリトヴィツェでクロアチア警察軍とセルビア人住民との間に起こった銃撃事件、それが一連のクロアチア紛争の始まりとされている。一帯はセルビア軍によって占領され、銃声に脅えた野生動物たちも姿を消してしまったのだ。 95年、クロアチア軍は「嵐作戦」によって付近一帯を奪還。政府は最優先課題としてこの地域の地雷除去に取り組み、また、悲しみという深い傷を負った住民達の手によって、プリトヴィツェの美しさは取り戻されていった。動物達も銃声の消えた山に戻り、97年には危機遺産リストの指定も解除された。 現在のプリトヴィツェは、完全に平和と美しさを取り戻している。この公園を心から愛する地元の人々や公園スタッフの、精魂込めた大きな努力の成果である。
国内外から多くの観光客が訪れるこの公園は、春の新緑、夏の豊かな緑、秋の紅葉、冬の凍結滝と、四季折々の見所がある。訪れた際には是非じっくりと時間をかけて、究極の自然美を楽しんで頂きたい。 |

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またまたあの美しい風景に出会えた上に、この血が負ってきた悲しい過去まで知ることができて、とっても満足です。
ますます行ってみたくなりました♪
2010/8/18(水) 午後 9:46 [ ayaran ]
ayaran様
嬉しいコメントをありがとうございます!
この自然が織り成す美しいハーモニーのように、あらゆる民族、あらゆる人々が調和していける日を願っています…。
是非実際に訪れて、美しい風景と生き物達の命の声を五感で感じ取ってみて下さい!
2010/8/18(水) 午後 11:41 [ Hide ]
Hideさん
あのクロアチアのTV放送のお陰でHideさんから野村不動産のCMを知りました。
又Hideさんのお写真を見ながら今日はプリトヴィツェ湖群国立公園を楽しんでいます。
ゆっくりウォーキングを楽しんだあの時間が懐かしく思い出されます。
民族紛争・戦争などの無い世界が来る事を切に祈っている私です。
2010/8/19(木) 午後 9:33
mako様
こちらへもご訪問&コメント頂きまして、どうもありがとうございます!また、お気に入りへの登録までして頂き、お礼申し上げます。これからもクロアチアに関する記事を中心にご紹介していこうと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
自分が実際に見た風景、歩いた場所をこうして追体験できるのは嬉しいものですよね。
かつての戦場は復興しても、二度と取り戻せないもの、決して癒せない傷もあります。そのような悲劇は、世界中のあらゆる地域から消え去ってほしいです。私も、心底そう思っています。
2010/8/19(木) 午後 11:47 [ Hide ]
究極の自然美
_____<訪問可能とは人跡未踏の究極の美とは参りませんね^^
_____<究極の自然は厳格で人を寄せ付けなぃでしょぅ^^
人間の希望もなかなか難しぅございます。
2010/8/21(土) 午後 4:51
しをん様
はじめまして。ご訪問&コメントありがとうございます。
紋切型の宣伝文句を些か安易に使ってしまったと、反省致しております。
人の手で壊される自然と人の手で守られる自然。しかし、守るために人が手を加えたら、その時点で「自然」と言えるのか?人間に「保護」や餌付けをされた野生動物は本当に「野生」動物なのか?…
考え始めると本当に難しく、「いや、もしかすると、人類の到達など全く無関係に自然はいつでもただそこに在り、そこでは我々の活動も一生物としてのそれに過ぎないのかも知れない…」とも思えてきます。
この記事におけるプリトヴィツェの「究極の自然美」に関しましては、私の主観であることと、「意見には個人差があります」の表記を付け忘れたものとご解釈頂ければ幸いです。言葉を操ることの難しさも再認識させて頂きました。
2010/8/21(土) 午後 7:26 [ Hide ]