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昨夜、谷啓さんの突然の訃報に接して、しばし呆然としてしまった。ショックだった。また一人、旅立っていってしまった。しかもこんな形で。こんなに突然に。 クレージーキャッツが大好きだった。 もちろん私は、年代的に彼らの全盛期の活躍をリアルタイムで見る事はできなかったのだけれど、1990年(私の高校受験の年だった)にリバイバルヒットした植木等さんの「スーダラ伝説」を紅白で見て以来、憑かれたようにレンタルビデオ屋を回っては彼らの歌や映画を探し、それらに夢中になった。私の高校時代の30%はクレージーキャッツでできていたと言っていい。ちなみに、残りの70%のうち60%までは黒澤映画と東宝特撮映画(ゴジラなど)で占められる。残りの10%は「漠然とした不安」だ。つまり私の青春の9割は東宝でできていたと言っても過言ではない。 クレージーキャッツのメンバーは、一人一人が各楽器の一流プレイヤーであり、また、それぞれに卓越したセンスと強いキャラクターが光る、本当の才人揃いだったと思う。見事な音楽の腕前、ナンセンスあり、ブラックありのハイセンスな笑い(もちろんそこには、青島幸男さんなど当時の放送作家の力もあるが)、体の動きのキレ、役者としての豊かな演技力、どれをとっても素晴らしく、メンバーそれぞれが幅広い分野で、超一流のエンターテイナーとして輝いていたと思う。また、グループとしても個人としてもスキャンダルとは無縁で、皆さん良き家庭人であり、仲間や後輩思いで、礼節を重んじる優しいお人柄であったという。だからこそ安心して見ていられたし、あんなにも心を惹き付けられて、心から笑うことができたのだと思う。間違いなく、私にとっての本物のスターだ。その人達が一人また一人と、本当に星になっていかれてしまうのを見送るのは実に哀しい。後年、テレビの特集や再放送などで多少見る機会はあったものの、彼らの全盛期のエンターテイメントを、リアルタイムで、その時代の空気の中で見る事ができなかったのは、本当に悔しい。 谷啓さんは、メディアへの露出が比較的多く、最近までテレビでのご活躍を目にしていただけに、こんな形での急逝は大きなショックだ。もう、あのトロンボーンの音色も聞けないし、柔和なお顔にはにかんだような笑顔も見られない。「ガチョーン」に引っ張られて「ハラホロヒレハレ」と倒れることもできない。 クレージーキャッツの残されたメンバー、犬塚弘さんと桜井センリさんのご心痛は如何ばかりかとお察しする。今も俳優としてご活動中のお二人の、末永い、ますますのご活躍をお祈りしたいと思う。 谷啓さん、ありがとうございました。長い間に渡って日本の芸能界を牽引してこられ、本当に、本当にお疲れ様でした。向こうで待っている植木さんやハナ肇さん達と一緒に、またカッコいいセッションを繰り広げて下さい。 だけど… やっぱりまだ、ちょっとだけ早すぎだよ…淋しいです、谷さん。
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私でさえ良く知らないのによくご存知ですね。
ご冥福をお祈りします。
犬塚さんは私の大好きなテレビ番組「飛び出せ!青春」に出演されています。実は最近B-rayで購入して毎日懐かしくて寝る前に見ています。当然、泣きます。もう4回くらい見てますよ。43話もあるのに。
2010/9/12(日) 午後 10:58 [ おーたく ]
おーたく様
同年代では、趣味の合う人がほとんどいませんでした^^;
「飛び出せ!青春」、43話×4回ですか!それはスゴイですよ!今はDVDやブルーレイで昔のものがまとめて発売されたりしていて、好きな者にとっては嬉しいですよね。
「飛び出せ!青春」も残念ながら私の生まれる(少しだけ)前の作品で未見ですが、「太陽がくれた季節」は中学校の音楽の教科書に載っていました。犬塚さんが出演されていたとは知りませんでした。
今夜も泣いて下さい!「Let's begin!」(ですよね?)
2010/9/12(日) 午後 11:59 [ Hide ]
Let's begin!です。よくご存知ですね。びっくり。
2010/9/13(月) 午前 0:34 [ おーたく ]
おーたく様
それだけは知っていました!年齢詐称…は、してませんよ^^;
2010/9/13(月) 午前 1:50 [ Hide ]