明日は明日のクロアチア

「買っても買ってもどこかに行ってなくなってしまう物、な〜んだ?」「リップクリーム」(私の場合)

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11月24日(水)

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朝メールチェックをしたら、ドイツに戻ったミラさんからのメールが来ていた。たぶん、昨日の夜送ってくれてあったものだ。

ザグレブで会えて良かったと書いてあり、メールの中でも、ミラさんは今の私の状況を気遣ってくれて、現在私にとって問題点となっている事柄を指摘してくれていた。そしてまた、私が今後誰と連絡を取って何を話すべきか、基本的な状況をどのように認識するべきかなどを示唆してくれていた。
そしてメールの最後には、「今は気持ちをリラックスさせて、落ち着いて全ての事についてよく考えること。また連絡するからね」と書いてあった。

ああ…。本当にありがたい。どうやって感謝していいのか分からないぐらいに。
目の前にいる時でも離れている時でも、いつでも同じように気持ちがつながっているのを感じることができるのだ。まるで、本当の両親みたいに。

私のヨレヨレなクロアチア語の相談文(ミラさん達は「素晴らしく書けている」と言ってくれてはいたけど)からでも、彼らは問題の全容と、それらの事に対する私の混乱と悩みの深さまでをも的確に把握してくれていたのだった。
だけどさらに驚いたのは、ミラさんからのメールに「会ってすぐに、Hideが何かに悩んでいる事が分かった。今までに見た事がないような様子だったから」と書かれていた事だ。
これには心底から参った!本当に何でもお見通しなんだなー…どうして分かるんだろう??
こういう彼らだからこそ、私も何でも話せるし、話したいと思うのだ。

一昨日の昼、出発前の彼らとカフェで話をした時、「Hideは書くのは本当に完璧。問題は会話だけ。あとはひたすら話して話して話すことだね」という話が出たけど、本当に、もっと彼らと(勿論、他のクロアチアの人達とも)自由に、もどかしさを感じる事無く会話ができるようになりたいと思う。今回は特に、切実にそれを感じた。うーむ、練習あるのみかー!

さて、今日は予報の通りに晴れ間が出ていい天気となった。空が青いとやっぱり嬉しい。
街の中心へ出て、久しぶりに青果市場でも覗いてみよう。
…と、その前に腹ごしらえ。すっかり行きつけとなった感のあるビアレストラン「Vallis Aurea/ヴァリス・アウレア」で昼食を取ることに。

今まではいつも夕方の5時ぐらいに来ていて、夕食には早めの時間帯ということで空いていたのだが、初めて来た昼食時のヴァリス・アウレアは、満席に近い混雑だった。この時、12時半ぐらい。仕事中の昼食のために訪れている人達も多いようだ。
本日のオーダーは…

イメージ 1
「チキンパプリカーシュ、パスタ添え」!

一口に「パプリカーシュ」と言っても、様々な種類(材料、味付け、形態)があるようだ。このチキンパプリカーシュは、確かにパプリカが入っているけど、辛くはない(とは言え、辛いチキンパプリカーシュも多分あると思う。店や家庭ごとに微妙に味付けが違うという可能性は大いにありそうだ)。
味と食感から察するに、原型が見えないほど煮込まれているけど、おそらく、たっぷりの野菜が入っていると思う。タマネギ、ニンジン、トマト…あとは分からないけど、多分その他にも。自然な味、優しい味がする。だけど、パプリカの効いた、しっかりした味付けなのである。美味いよー、コレ。何だか元気になりそうな味!

そして、チキンがまた柔らかいのである!本当に。
骨付きの状態で入っているんだけど、ナイフで触った途端に切れた。いや、大袈裟ではなく。切ろうとする前に、ナイフを当てた瞬間に肉が骨から離れるのだ。これには感動した!

あと、パスタがこのネジネジの形なのが嬉しい。スープの中に転がすと、溝の部分にしっかりとスープが行き渡って、味がしみ込むのだ。パスタの量が多いように見えるかも知れないが、食べても食べても美味しくて、全部ちょうどいい感じで食べ終えた。
日本でだってこういう料理は食べられるだろうけど、この店のこのチキンパプリカーシュは35kn(約530円)。物価が違うとは言え、もし日本でこの値段でこの料理を出す店があったら、あっという間に評判になって大行列ができること間違いなしだ。

食後のデザートを、別の店で食べることにした。
ミラさんから教えてもらった3軒のスイーツ・ショップのうちの2軒目に行ってみる。ヴァリス・アウレアからイリツァ通りに戻り、すぐ左手にあるのが、一昨日アイスクリームを食べた「Vincek/ヴィンツェク」、そして、今日行ったのは、イリツァ通りを挟んでほぼ真向かいの位置にある「Choco bar Kraš/チョコ・バー・クラーシュ」である。
そう、クロアチアの有名なチョコレートブランド、クラーシュの直営店。記事にも書いたが、以前にも来て、ホットチョコレートのカクテルを飲んだことがある。

イメージ 2
「チョコ・バー・クラーシュ」店内。クラーシュ製品の販売コーナーもある。

イメージ 3
こんな感じで、チョコレートも一粒ずつ買える。

それで、ミラさんから聞いたのだが、この店の「バヤデーラ」というケーキ(Kolač Bajadera)が美味しいらしいのだ。

クロアチア土産の定番とも言われるクラーシュの「バヤデーラ」というチョコレートについては、ご存知の方もいらっしゃると思う。横から見ると3層になっていて、上と下が普通のチョコレート、真ん中にアーモンドクリーム(公式サイトでは「ヌガー」と説明されているが、いわゆる「ヌガー」のように固くはない)が挟まれた、濃厚なチョコレートである。

イメージ 4
そのバヤデーラが、ケーキになりました!

実に、バヤデーラのケーキである。バヤデーラがそのままケーキになっている。甘い!濃厚!
甘党なら昇天必至の超お勧めケーキである。甘党以外の人は、別の意味でノックアウトされるかも知れない。とりあえず、チョコレートのバヤデーラを1回のおやつで3粒以上食べられる人なら大丈夫だと思う。それ以外の人は、2人で分けるか、コーヒー(勿論砂糖抜きで)を飲みながら、ゆっくり食べるといいかも知れない。それぐらい濃厚な甘さがあるのだ。しかし、食べた後不思議と重さは残らなかった(チキンパプリカーシュを平らげた後にもかかわらず)。
私はこのケーキ、非常に気に入ったので、また食べに行くつもりである。お値段15kn(約230円)、是非一度は試してみて頂きたい一品である。

イェラチッチ広場では何やらいくつかの屋台が出ていた。
いい匂いを振りまいているのは、大きなソーセージを焼いている屋台。パンに挟んで食べるようだ。

イメージ 5
この訴求力は魅力を通り越し、もはや視覚と嗅覚への暴力。腹ペコの状態だったら間違いなくやられていただろう。

さすがにお腹いっぱいだったので、ここは眺めるだけで通り過ぎた。

イメージ 6
市場の花屋には、色鮮やかなポインセチアが並ぶ。

イメージ 7
クリスマス飾りの店もたくさん出ていた。どことなく、正月飾りが売られる日本の歳末風景と重なる気がした。

イメージ 8
この木でできたぶら下がり人形(?)達、よく見かける。この地方の民芸品?

イメージ 9
見ているこっちが困ってしまうような表情の馬たち。これもザグレブでよく見る。こういう、車の上に馬とか鳥が乗ってる郷土玩具って、日本にもあるよね!

市場を一回りした後、ナイーヴアート・ギャラリーのあるお土産屋さんに立ち寄った。小さい物でもいいので、自分用に一つ、絵を欲しいなと思ったのだ。
ギャラリーに行くと、以前来た時に知り合ったカルメラさんが、今日もここで仕事をしていた。ザグレブ大学で日本語を学んだ女性である。

勿論彼女は私の事を覚えていてくれて、再会を喜んでくれた。
私が、「自分用に一つ、絵を欲しいなと思って…。あんまりお金が無いので、大きな物は買えないんですけど…」と相談してみると、「これはどうですか?新しく入った絵です」と言って、まだ展示されていなかった絵を袋から出して見せてくれた。
それは、このお店の中で一番小さなサイズの絵で、雪だるまがいる冬の情景を描いたものだった。
雪景色なんだけど、すごく可愛らしくて心和む絵で、私はすぐにそれが気に入ったので、買って帰ることにした。
私が、とても気に入ったと言うと、彼女も「よかった!」と言って、絵を布で磨いて(表面がガラスなので)綺麗にした後、包装してくれた。これが150kn(約2,300円)で、これよりもう一回り大きいサイズの物が350kn(約5,300円)だった。今の私が買えるのは、これぐらいまでだな。15,000円以上出せば、もっと大きな物も買えるけど。まあ私の場合、持ち帰る事や家に飾る事を考えても、小さめのサイズの方がいいと思えるので、小さな絵で気に入った物が見つかったのは、とてもよかったのだ。

それから、お互いの都合なんかを聞いて、「じゃあ来週、是非コーヒーを飲みに行きましょう!」という話になって、来週、彼女から電話をくれる事になった。
彼女にとっては日本語の練習になるし、私にとってはクロアチア語の練習になるので、こういう機会は非常に貴重だ。お互いに勉強中の身だと気兼ねなく話せる部分もあるので、是非色々な事を話してみたいと思う。楽しみだ。

帰り道、どこか博物館か美術館に寄って見ていこうかとも考えたのだが、もう3時過ぎだったので、じっくり見て回るには時間が足りないと思い、それは後日にして、そのまま部屋に帰ることにした。

イメージ 10
街を歩きながら撮った、「はたらくおじさん」の写真その1。ザグレブの清掃会社の人達は、街の至る所を掃除してくれている。昼も夜も。

イメージ 11
これは、美術工芸博物館で見た20世紀前半のクロアチアの写真で「皆が寝ている間に」と題された1枚。今働いている彼らの大先輩にあたるのだろう。

イメージ 12
「はたらくおじさん(おにいさん)」その2。何かを警備中(?)の警察官。でも、何だか呑気だ。

イメージ 13
国立劇場の横に、クロアチアとセルビアの国旗が並べて掲揚されていた。何だろう?

イメージ 14
ナイーヴアートを買ったら、カルメラさんが「おまけ」としてプレゼントしてくれた可愛い飾り。嬉しいな♪気を付けて持って帰ります!

買ったナイーヴアートは包装してくれてあるので、帰国後に写真をアップさせて頂こうと思う。
勿論、スーツケースには入れられない。手荷物に入れて、大切に、注意して持って帰らねば…!

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おー、このオマケ丁度いいゎ・笑
ツリーなどに飾る、いわゆるオーナメントボールですよね。
このボールを1個だけかけて飾れるスタンドがあるでしょう?
私はトイレの棚に置いているのですが、ボールの方だけ割ってしまったのです。
だから…このボール、可愛いし…笑。
(トイレでは失礼だと思う人もいるでしょうけれど、トイレこそ美しくないと♪ってことでゴメンナサイ)

冗談はさておき、1粒でも買えるチョコレートは幾ら位しますか?

2010/11/29(月) 午後 7:27 文月

文月様

あっ、なるほど、「オーナメントボール」っていうんですね、コレ^^;
そうですそうです、ツリーに飾るやつですね。
これ1個だけ飾れるスタンドがありますか!可愛くてお洒落ですねぇ。探してみよう!
私の家は建物全体がいいかげん古いのでどうにもならない感じですが(爆)、トイレが明るくて綺麗(清潔なのは基本として)なお家やお店って、感じがいいなぁと思いますよ♪

チョコレートの購入コーナーは遠くから眺めただけだったので、今度このお店に行ったら、ケースを覗いてきますね!

2010/12/2(木) 午後 11:31 [ Hide ]


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