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私がザグレブ国際空港に降り立ったのは10月19日(出発同日)の午後6時15分。定刻通りの着陸だった。もう既に日は暮れ、深い藍色の空からは、パラパラと冷たい雨が落ちてきていた。厚手の上着を着てきて正解だった。 無事到着のご報告が遅れましたことをお許し下さい。 今これを書いているのは、明けて20日の午後。クロアチアは現在サマータイムのため、日本との時差は7時間遅れということになる。 荷物が迷子になることもなく(私本人は、乗り継ぎのウィーン空港でチョット危なかった。搭乗券に印字されたゲートに行ったら、なぜかそこではザグレブ行じゃなくて、同時刻に出発のブカレスト行の搭乗手続き中だったのだ。ザグレブ行は別のゲートだった。ウィーン空港は小さくて分かりやすいのだが、日本語もクロアチア語も通じないので、行程中、最もコミュニケーションに不安を感じる場所なのだ)、馬路村のポン酢しょう油も無事だった。 大量のお土産を、社長を大変喜んでくれた(「Hideサンタが来た!」)。 試飲して選んだ日本茶は、店の方のお勧めもあって、かぶせ茶という物。九州の八女茶と、京都の朝露という銘柄のお茶。店の人がくれた、美味しく飲むための適温と茶葉の量を書いたレシピも一緒にお付けしたところ、社長は「日本的サービスだ」と言って感激していた。 滞在するアパートメントホテルにチェックインした後、社長は歓迎会をしてくれて、近くにあるシーフードレストランに連れて行ってくれた。「Korkyra(コルキラ)」という店(マルコ・ポーロの出身地という説がある「コルチュラ」という島がダルマチアにあるのだが、それのギリシャ語読みらしい)。 ここは場所的にザグレブの中心地からは少し離れているので(歩いて30分ぐらい)、ガイドブックにも載っていない。社長にしても、割と最近、偶然に発見したと言っていた。 Korkyra店内。海にまつわる内装や小物がいっぱいあって、とてもいい雰囲気だ。店のスタッフも、皆明るくていい人達ばかり。 そこで頂いたのは、社長お勧めの魚の煮込み料理。この日の魚は肉厚のヒラメで、白ワイン、オリーブオイル、タマネギ、ニンニク、ハーブなどで味付けされたスープで柔らかく煮込まれている。これが物凄くいい味だった!着いた早々にこんな本格的なクロアチア料理が食べられるなんて、感動だ! 一緒に煮込まれているのはジャガイモ。このスープの味付けが、とにかく絶妙。素晴らしい味!(レシピは企業秘密らしいです) それと、自家製ラキヤをちょっとだけ。クロアチアやこの辺りの国でよく作られる蒸留酒で、ブランデーのようなものだ。アルコール度数はかなり強い。この後、帰ってから仕事をするので、酔っぱらってしまうわけにはいかない。だから、少しの量でちょうどいいのだ。 社長と二人、差し向かいでの夕食会とは、感激も緊張もひとしおだった(おごって頂きました。社長、ごちそうさまでした)。 この日は、翌日の午後までに仕上げないといけない仕事を任されているので、本格的なミーティングは後日にして、私は社長の車で部屋に戻る。 ここで、2カ月間お世話になる部屋の様子などを写真に撮ってご紹介したいところなのだが、如何せんまだ荷物の整理ができていなく、机やテーブルやソファの上などに大量の物品(下着含む)が並べられている状態なのだ。それらを片付けるまでの間、部屋の紹介は少々お待ち頂きたい。 次の日までに仕上げないといけない仕事というのは、インタビューの書き起こしのチェック(ただし日本語)。 はるばるヨーロッパまでの長旅で脚がむくんでしまったので、ベッドにノートパソコン(無事ワイヤレス接続できた)を持ち込んで、そこで脚を高くして横になった姿勢でパソコンを使うことにした。これならだいぶ脚が楽だ。 しかし、これが誤算だった。わずかな量のラキヤも、前日の寝不足と長旅の疲れで効果は倍増、私の意識は、いつの間にか闇の底へと沈んでいたのだった。
翌日に続く(仕事も)。 |
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2010年10月20日
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