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11月11日(木) - - - - - - ダルマチアな夜から一夜明け、午前中はゴロゴロしながら、昨日名刺を頂いたキャプテンの会社(クルーザーの会社)のホームページを見てみたり、自分用の資料を整理したりして過ごす。 シリアルとスープで遅めの昼食を済ませた後、散歩がてら、街まで出掛けてみた。 最近ザグレブは、気温高めの日が続いている。ヒートテックの長袖シャツの上にファー付きジャケット1枚だけで、夜でも大丈夫だ。一応ダウンのコートも持ってきてあるけど、まだ着る機会がない。12月になったら、もっと寒くなるかな?まあ、天気が良くてあったかい方が助かるし、嬉しいんだけど。ただでさえ出不精になりかかっているのに、これで雪でも降ってきたら、このままこっちで冬眠に入っちゃうんじゃないかと思う。 活気のある街の中心まで出てきて、オープンカフェや店の並ぶ通りを歩いているうちに、思い付いたことがあった。 「そうだ、CDを買おう!」 昨日のクラパを聞いたおかげで、自分の中のダルマチア愛に火が付いた…というのもあるが、とにかくこっちに来たら、何かCDを買おうと思っていたのだ。 クラパのCDとオリヴェルのCDは1枚ずつ持っているのだが、さらに別の物を買い足したい。 昨日歌ってもらった2曲は、両方とも私の持っているCDには入っていないので、とりあえずそれらの曲が入っているCDを探そう。 CDショップに入ってクロアチアの民族音楽やクロアチア人アーティストのCDを探したい時には、「Domaća glazba/ドマチャ・グラズバ」というコーナーを探せばよい。「国内音楽」という意味である。 結局2軒の店を見て、オリヴェルのCDを1枚と、クラパのCDを2枚買った。欲しい曲が入っているやつ。 最初の店で買い物を終えて店を出た時、後ろでレジの店員さんが同僚に「今、日本人が上手にクロアチア語を喋っていったわ!」って言ってるのが聞こえた。上手にと言ったって…挨拶の他には「これ下さい」と「細かいの(お金)あります」って言っただけなんだけど…(笑) ザグレブには日本人が100人近く住んでいるし、中国人も多い。クロアチア語を流暢に(私とは比べ物にならないレベルで)話す東洋人も珍しくはないと思うんだけど。 早速今日から、パソコン作業のお供にこのCDを聞くことにしよう。 本当は、ちゃんと歌詞を聞き取って意味を調べながら聞くようにするといいのだけど。 この方法、ヤドランさんからアドバイスして頂いたのだ。私が「どうしてもヒアリングや会話が苦手で…」と言ったら、一番覚えられて早く上達する方法として、そのやり方を勧めて下さったのだった。 だから、できるだけ時間を見付けて、その方法を実践してみるつもりである。クラパの歌詞は素朴でシンプルな物が多いので、この練習方法には向いているかも知れない。やっぱりクロアチア語を耳になじませないと駄目だと思う。 「現地にいてクロアチア語ばっかり聞いていたら、自然に耳が慣れてくるでしょ?」と言われる。 確かに慣れてくる。ただ私の場合は、「聞き取れない状態」に慣れてしまうのだ。 人生を肯定する姿勢は評価されるべきかも知れないが、そんな所で「よし」としないでほしいと思う。状況や自分自身をあるがままに受け入れる生き方も、場合によっては考え物だ。 その後適当に街の中心をブラブラしてから帰ることにした。また30分歩いて、ホテルの方へ戻る。 食べ物とかトマトジュースとか買いたいので、近所のスーパーに寄ることにした。 今日も魚売り場では尾頭付きの魚たちが絶好調!クロダイにスズキに… 綺麗な色のマスもいる。珍しく切り身で出ているのは、ヨーロッパオオナマズ。 【参考画像】 Photo by Sirius(画像元:http://www.mycity.rs/Lov-i-ribolov/Najveci-som.html) 確かにこんなのが丸ごと1匹、スーパーに横たわっていても困る(もっとも、食用に供されるのは幼魚らしいですが)。 干し鱈(棒鱈?)。タラはこちらではクリスマスの食べ物だ。煮込んだりスープに入れたりして食べるらしい。 今日は私も、そんな魚売り場の一角で売られていたある物を買ってきた。 これだ。 surimi−カニ風味の魚スティック−(と書いてある) つまりアレだ。「かにかま」だ。 このスーパーでは冷凍食品のケースに入っていたが、たぶん、冷凍じゃない物を売っている店もあると思う。 以前、このブログにいつもコメントを寄せて下さるpronekoさんより、フランスではかにかまが「surimi」という名称で売られているという事を教えて頂いたのだが、クロアチアでも全く同じ状況だったのだ。 surimiはなかなか人気商品のようだ。冷凍ケースの手前の位置の商品はなくなっていたし、私の目の前でも、女性客が2パックを購入していった。 部屋に戻ったのち、surimiパッケージを常温の室内に放置する事しばし。めでたく解凍されたsurimiを早速食べてみることにした。 中身を出してみると個別包装(両端が開いている)。色も形も大きさも、見た目は全く日本の「かにかま」と同じように見える。 念のため原材料を確認しようとパッケージを読んでみると、白身魚、卵、カニの香料、スターチ、植物油…などなど。間違いなく、私の知っている、あの「かにかま」ですわな。 断面はこんな感じ。くるくる巻いてある。 肝心の味であるが、まあ、本家かにかまと同じである…と言ってもいいんじゃないかと思える。 私は日頃日本でそれほど頻繁にかにかまを食べているわけではないので、イマイチ判定に自信がない所ではあるのだが。何となく食感が違うようにも感じるが、日本で売られているかにかまでも、製造元によってたぶん若干の差はあると思う。 最近は、より「カニ感」を強調したゴージャスなバージョンのかにかまがあるとも聞くが、そうじゃない、普通の、庶民の味の方のかにかまである。surimiは分かりやすい美味しさである。一つ食べるともう一つ食べたくなってしまう…そんな、おやつ感覚で食べてしまいそうな味である。 夕食では、このsurimiを使って「料理」を作ることにした。 トマトのクリームスープ surimi入り いつも大変お世話になっているインスタントスープに、ちぎったsurimiをダイブさせた一品である。 surimiはそのまま食べてもうまいが、あったかいトマトスープの味がからんだ柔らかいsurimiは、とてもおいしかった。 かにかまとトマトはいい相性だ。それは、VIVAのシーフードスパゲティを食べた時から知っていたのだ。 伸びた!これがまた、スープがよくからんでウマイ。 これはいいメニューを見付けてしまった。今度また、surimiとトマトのクリームスープを買い込んでくるつもりである。こういう簡単な組み合わせで自分の好きな味の物が出来上がると、すごく満足な気分だ。 今年の冬は、「トマトのクリームスープ surimi入り」が大流行(自分の中で)しそうな予感である。 - - - - - - マネキンの足元にもクリスマスの使者がやって来る季節になりました。 |
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2010年11月12日
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