明日は明日のクロアチア

「買っても買ってもどこかに行ってなくなってしまう物、な〜んだ?」「リップクリーム」(私の場合)

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合格御礼!!

グッドニュースとグッドニュースがある。

まずはグッドニュースの方だが、去る10月11日に行われた「平成22年度 総合旅行業務取扱管理者試験」の合格者が今日(11月26日)発表され、早速確認したところ、合格者一覧に私の受験番号を発見することができた。

合格しました!!!

さっき(午前4時半、日本時間の午後12時半)、試験を実施している日本旅行業協会のホームページで確認した。日本を出る時に控えてきた受験番号とパソコンの画面とを何度も照らし合わせたから間違いない(番号を控えてくる時も、受験票とメモを何度も照らし合わせた。ぬか喜びは嫌だ)。

やった!やりましたよ、皆さん…!!

受験勉強に打ち込んだ半年間、思えば長い道のりだった…。
後半はこのブログを始めて、皆さんからたくさんの応援や励ましを頂いてきた。試験直前の焦りやトラブル(家の雨漏り)、そして試験当日の緊張も、皆さんから頂いたお言葉とお気持ちを支えに乗り切ることができた。

応援して下さった皆様に、心からの感謝を申し上げます。本当に、本当にどうもありがとうございました!!!
ここに合格の報告ができますことを、本当に嬉しく思います。
受験を通じて、たくさんの方々にお世話になりました。温かいお気持ちで応援して下さった皆さん、受験期間中の仕事の負担ができるだけ軽くなるよう配慮して下さった社長、家庭での環境を気遣ってくれた家族、そして合格までサポートして下さった通信教育の添削の先生方や添削を配達してくれた郵便局の方や私を試験会場まで運んでくれたJRの方なども含め、多くの方の助けと支えのおかげで、合格することができました。
全ての方々に、衷心よりお礼申し上げます。「皆さんのおかげです、ありがとうございました!!」

尚、発表された実施結果によると、今年も合格ラインは例年と同じく各科目満点の60%以上で、合格率は全科目受験者で23.7%(全体では37.1%)。昨年はそれぞれ15.1%と25.5%だったから、今年は随分上がった。昨年は解答形式がそれまでと変わって難しくなったために合格率が下がったが、今年は受験者がそれを踏まえて受験対策を行ったために、合格者が増えたのだろう。

ともあれ、本当に良かった。ホッとした!!
そうだ、社長に報告のメールを送って、会社のホームページのスタッフ紹介欄の私の所に、「総合旅行業務取扱管理者資格所持」の一文を追加してもらおう!

そうそう、それからグッドニュースの方だが、冷蔵庫の中にケーキがある。昨日の夜、有名な店で買ってきたやつだ。合格発表の後、一人でお祝いしようと思って買ってきておいたのだ。
まだこちらは夜明け前なのでもう一度寝て、起きたらケーキ食べよう!お祝いだー!!

こちらでは一人ですが、皆さんと嬉しさを分かち合うつもりでお祝いしようと思います。

11月26日、すっかり寒くなったザグレブにて

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現在の心象風景(写真は今月ザグレブ競馬場にて撮影したもの)
11月25日(木)

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ここ1週間ほど、雲と霧に包まれた日が多く、気温も大分下がってきたザグレブ。
昨日までの天気予報では、今日は「晴れ時々曇り」ということだったのだ。で、明日が雪で、その後当分は雲と雨と雪マーク…。
だから数日前から、「木曜日は貴重な晴れだから、ヴァラジュディンにでも出掛けてみよう!」と考えていたのだ(ヴァラジュディンはザグレブから北へ80kmほどに位置する町。バロック様式の建物が多く残る美しい街並みで知られ、ザグレブからの日帰り旅行も人気)。ちゃんとバスの時刻も調べて、アラームをセットして寝た。

それなのに!
朝起きたらどうだろう。物凄い霧!真っ白にモヤっている。視界不良…。
朝に霧が出ることは多いので、支度しながら空模様を観察するも、一向に晴れる気配なし。8時45分のバスに乗るつもりで、一応支度を整え、荷物を持って外に出たのだが…。

うー、寒い!そして前が見えない!
一寸先も…というわけではないが、大きな通りを挟んだ向こう側の広場が霞んでよく見えない(私が寝ぼけているせいではない)。空気が冷たい水分を含んでいて、こうして外にいると、まるで巨大な氷水の水槽に入っているみたいだ。
うーむ…。気温のことはまあいい。寒い中出掛けて行くにやぶさかではない。しかし、せっかくの美しい街並みが霧でロクに見られないというのは、あまりにも哀しいしもったいないではないか。
……。
バスターミナルへ向かうトラム乗り場でしばし考えた末、この日のヴァラジュディン行きは取りやめることにした。これで1、2時間後に霧が晴れて上天気になったら悔やむだろうが。しかし、私の直感は「今日はコレ、もう無理だわ。回復しないね」と告げていたので、素直にそれに従う事にしたのだ。
こんな事なら、昨日出掛けておけばよかったか(予報では、昨日より今日の方が天気がいいという事だったのだ)…。まあ、人生万事、こんなもんだ。

とは言うものの、数日前から行く気満々だったため、目の前で旗を翻された闘牛みたいに急に突進するべき目標を失って、たたらを踏んだような状態だ。勢いよく前にのめった気持ちのやり場がない。このまま帰るなんて、諦めきれん。何かしなくては!この損失を補って余りある何か、ヴァラジュディンに変わるサムシングを見付けなくては!
と、妙な焦りを感じた私は、とりあえず買い物をする事にした。理由は、トラム乗り場のすぐ近くにあって目に入ったのが市場とスーパーだったからである。

時刻は8時、まだスーパーは開いていないだろうと思って一応入口を覗いてみると、スーパー「Konzum/コンズム」は、朝7時から絶賛営業中であった。とりあえずここで、シリアルとジュースを買う。
続いて道路を渡って市場へ。うーん、何か買っていって朝ごはんにするかー。

と、市場をブラついていると、楽しそうなものを見付けてしまった。回ってる!回ってるよ!

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大変だー!!

これだ!この非日常性(私にとっては)こそ、今の私が求めているサムシングだ!
鶏一羽丸ごと、串刺しにしてクルクル回しながらあぶっているローストチキンのお店。画的なインパクトも申し分なく、油を落としながらじっくりとローストされているチキンの匂いに、ついフラフラと引き寄せられていく。
これは行くしかない!心の中の何かが私をけしかける。しかし、ヴァラジュディンを諦めた代償とはいえ、朝から鶏一羽なんて食べられる気がしないぞ。かと言って、これを見てしまった以上、今さらおとなしくパンでも買って帰るわけにもいかない(え、なんで?)。
何と言って聞いたらいいのかよく分からなかったが、とりあえずお店のおばさんに、「すみません、これ、1人分だけ買えますか?」と聞いてみた(1羽が1人分だったらどうしようもないのだが)。
するとおばさん曰く、「一番小さいのは半身」との事。「ほら、これが半身よ」と言って、並んで温められているのを見せてくれた。おお、半身ならイケるんじゃないか!?デカいけど!いや、これぐらい手応えのあるヤツでないと、今日の私の心は収まりがつかない。
ローストチキン半身、20kn(約300円)で購入!(買ったチキンを、おばさんが大きいハサミでザクザクッとカットしてくれた。)

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狂気の朝食。

朝っぱらから何だこれ。悪魔の宴か、酒池肉林か。
鶏の半身と、同じく市場で買ったクロワッサンが今日の朝食だ。あと、果汁100%のオレンジジュース。
ヴァラジュディン行きを棒に振った無念を取り戻すべく、脇目もふらずに肉に食らいつく。誰に盗られる訳でもないのに、一週間ぶりに狩りに成功した獣みたいに必死でがっついていると、危うく鼻水が垂れ落ちそうになる(寒い所から帰ってきてアツアツのチキンを食べているので)。
しかし意外にもこのチキン、身に脂が少なく、あっさりしていてもたれる事がなかったのである。余計な脂を落としながら焼いているからだろうか?

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かと言って、決してパサパサになっているわけではない。噛みしめるとじんわりと肉汁がしみ出すのだ。

身だけ食べると、むしろ淡泊と言ってもいい味だ。そこで登場するのが皮!

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こんがり焼けたこの皮が!たまらなくウマイのだ!!

鶏の皮は元々大好きなのだけど、このパリッとした焼け具合、強めに効いた塩味(身と一緒に食べるとちょうどいい)、なぜか醤油を彷彿とさせた香ばしい風味…もう、たまらん!思わず目をつぶって、味の余韻に浸ってしまうほどだ。
こういう体験をするたびに思うが、味覚を記録して、いつでも好きな時に再生できる装置ができないものだろうか。視覚と聴覚については、録画、録音という技術が既にあるのだから、残りの味覚、嗅覚、触覚についても、記録したらいつでも再生できて、その度に追体験ができるようになればいい。そうしたら、この幸せを何度でも繰り返し味わえるのに。

あと、写真に撮らなかったが、この時買ってきたプレーンのクロワッサンが、すごくフレッシュな感じで美味しかった。クロワッサンを食べて「フレッシュだな!」なんて感じたのは初めてだ。

意味深長な記事のタイトルを付けてしまって大変恐縮であるが、要はヴァラジュディンに行きそこなって悔しかったので、代わりにローストチキンを食べたという話である(でもまあ、転んだ先に何かいい物が落ちてる事だってあるものだ)。

ひとしきり盛り上がって(一人で)、片付けをした後、おもむろにベッドに戻ってパソコンを開く。
朝から豪勢に食べてしまったので、昼食は勿論スキップ。

仕事に集中していたら、いつのまにか4時。結局この日は、一日中天気が回復することはなかった。ヴァラジュディンに出掛けなかったのは正解だったな。
さて、ちょっと買い物をしに街まで出ることにする。

外はやっぱり寒い。そろそろダウンの出番かな?街まで30分歩くと、それなりに体は温まるのだけど…。でも、直接外気に触れている顔(特に耳)なんかは、ちょっと痛いぐらいに感じるようになってきた。

わざわざ街の中心まで出てきて買いたかった物というのは、「Vincek/ヴィンツェク」(この前アイスクリームを食べた店。地元の人にも大人気のスイーツ・ショップ)のケーキである。
どうしてわざわざケーキ?…この日は25日。記事をアップ(公開)する順序が逆になってしまっているが、旅行業務取扱管理者試験の合格発表を翌日に(時差があるので、正確には数時間後に)控えていたのだ。
だから、ここは一つめでたく、先日ミラさんからお勧め頂いたヴィンツェクのケーキで、私の私による私のための合格祝いをしようと思い付いたのである。万一の時は、「残念会」と称して、やっぱり甘いケーキで慰められよう。クリームたっぷりのやつでね!
というわけで、相変わらずお客さんでいっぱいのヴィンツェクで、ケーキを買ってきた。しかも2つ!あーやれやれ、明日、どんな気持ちでこのケーキを食べることになるのやら…。
しかし、ヴィンツェクのケーキはどれも非常に魅力的で、選ぶのに随分長いこと、真剣に悩んでしまった。ケースの前をウロウロしては凝視…の繰り返し。眉間にシワが寄るほど、超・真剣に考え抜いた。試験本番の時でも、あれほど難しい顔で悩んではいなかったと思う。

せっかくここまで出てきたので何か食べて帰ろうかとも思ったが、たっぷりした食事を取るまではお腹が空いていない状態。
結局ケーキを買っただけで、ちょっとイリツァ通りとその周りをブラついてから帰ることに。部屋に戻って、パンとシリアルとスープという夕食を済ませた。

試験の合格者は、日本旅行業協会のホームページ上で発表される。発表の時刻は明らかになっていないようだが、早ければ日本時間の午前中に、合格者一覧が掲載されるだろう。こちらの時間で深夜2時ぐらいになったらチェックしてみるか…。
受験番号は、日本を出る時に控えてきてある。あとは合格者一覧の中に、この番号がある事を祈るのみだ。
試験にしろ検査にしろ、結果が出るのを待つ時間というのはイヤなものだ。心のどこかに、ずっとトゲが刺さっているみたいで…。
早く楽な気持ちになりたい。それと、明日このケーキを食べるのが楽しみで仕方ない。

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