明日は明日のクロアチア

「買っても買ってもどこかに行ってなくなってしまう物、な〜んだ?」「リップクリーム」(私の場合)

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サモボル小ネタ集

11月7日(日)

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今日もいい天気で温かいザグレブ。この時期にこんなに晴天が続くのは珍しいそうな。

そんな上天気の日に家の中で仕事するのはもったいない気もするのだけど、なんか色々疲れが出てきたので、この日は外出せず、ベッドに寝っ転がって窓から青空を眺めながら、仕事したりブログを整理したりしていた。
社長も遠くにお出掛けになり、私も当分外に出たり人と会ったりする仕事はないので、今までの緊張が緩んで疲れが出たのかも知れない。

食事もあんまり大した物を食べなかったので、今日はネタ的にはイマイチだ。

そこで今日は、以前サモボルに出掛けた時のことを書いた記事の中で紹介しそびれてしまった小ネタをまとめて公開します。

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昼食を取ったレストランで、一緒に注文した「はちみつ入り紅茶」。

はちみつはパックされた小袋で付いてきて、自分で入れる方式。それはいいのだが、はちみつ15g×1袋に、砂糖5g×3袋が付いてきた。これだけで1日分の糖分摂取量に達してしまいそうな勢い。これって、クロアチアの標準なのだろうか…。

確かに、私が知っている限り、クロアチアの人達は、男性も女性も飲み物に砂糖をたくさん入れて飲むのが好きなように見える(勿論そうじゃない人もいるけど、傾向として…ということで)。コーヒーや紅茶にも大体2袋は入れているし、ホットチョコレートにさらに砂糖を入れて飲んだりもする(私はそのまま飲んで十分に甘いと感じたが)。
酒もイケるが甘い物もイケる、両刀使いの人が多いのだろうか?

ちなみに写真の紅茶、私ははちみつだけ入れて頂いた。十分に甘くて美味しかった。

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これはセクハラではないのか?

上記のレストラン(Samoborska Klet/サモボルスカ・クレット)の入り口右手で発見(おそらくレストランではなく、その隣の家もしくは施設の所有物)。
これは、馬…なのだろう、多分。少々脚が短い気もするが、耳が長いわけでもないので、ロバではなく馬だと思う。
しかし、そもそもこれが何なのかもよく分からない。置物?飾り物?それとも、所在無げに置かれてはいるが、本来は実用的な何かなのか?そして、一体どうしてこういう造形になっているのか?「その部分」を強調する意図は何なのか?何らかの実用的な部分(取っ手など)なのか?そうだとしても、「この部分」をそれに充てる必然性はあったのか?…さっぱり分からない。制作者の意図が見えんのよ。うーむ…。取扱い(と目のやり場)に困ってしまう物件である。
だけどよく考えたら、日本の信楽焼のタヌキの置物なんかも、初めて見た外国人は、すごく驚くんじゃないか。多分、写真に撮るよね。一体何を思いながらシャッターを切るのであろうか…。

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サモボル博物館に展示されていた、19世紀のドイツ製ストーブ。このストーブ、よく見たら…

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本物の(?)足がある!!

この狛犬かシーサーのようなゴッツイ足の付いた調度品って、他にも見たことがある。教会の道具とか、ランプとか。多分、色々な物に付いているんだと思う。どうしてこういう造形になっているんだろう?
この足があるだけで、何だか九十九神が憑いているみたいに見える(古い物に魂が宿るっていうアレです)。

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ハイキングコースの途中、なぜかこの一画だけにあった手すり。

コースはそんなに狭かったり危険だったりするわけではないが、一応山道で、その片側は、大体そのまま急な山の斜面になっている。万一足を滑らせたりして転がり落ちれば、命を落とすことまではないとしても捻挫や打撲、悪くすれば骨折ぐらいするだろう。でも、特に手すりもロープも設置されてはいないし、注意書きの札も立ってはいない。この手すりがあった一画も他の場所と同じような感じに見え、特にここだけが危険と思える風ではなかったのだが、なぜかこの一部分にだけ手すりが設置されていた。

思えば城壁の所も、石壁がそのまま残されているだけで、自由に歩き回ったり上に登ったりすることができた。結構危ない所まで(こちらは、万一落ちたら間違いなく命に関わるレベル)、行こうと思えば勝手に行けてしまうのだ。でも、柵もロープも何も無かった。その辺は完全に「自己責任」ということなのだろう(ヨーロッパ的…と言えるのだろうか?)。
色々な意見があるとは思うが、私の個人的な感覚で言うならば、日本のように過剰なまでの注意とがんじがらめの規則や禁止事項によって守られる「過保護」な状態よりも、「勝手にしていいけど、何かあったら自分の責任」というやり方の方が好きである。

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聖アナ教会のそばにある「十字架の道行き」の「ステーション」。

聖地エルサレムにある「悲しみの道(ヴィア・ドロローサ)」は、イエス・キリストが十字架を背負って歩いたとされる道である。ここを訪れた巡礼者は、主イエスの足跡を辿り、死刑宣告から十字架での死、そして埋葬までの14の出来事にまつわるそれぞれの場所で主の苦しみを想い、祈りを捧げるのだという。
フランシスコ会の司祭によって広められ、各地の教会に設置されるようになったという「十字架の道行き」には、一定の道筋の中に、これら14の出来事を絵画やレリーフなどで表した「ステーション」が順序立てて置かれている。信者はこの道を辿り、各ステーションの前に来ると、それぞれの場面でのイエスの苦しみを想って、静かに祈りを捧げるのだ。それゆえ「ステーション」は、「祈り場」と訳されることもある。(上の写真、左は第2ステーション、イエスが十字架を担わされる場面。右は第4ステーション、イエスが母マリアに出会う場面)

イメージ 6

サモボルの聖アナ教会の前に置かれた第1ステーションから順にステーションを辿って山道を登っていくと、やがて3つの白い十字架が見えてくる。真ん中の十字架にはイエスの像。これは第12ステーションで、イエスが十字架上で息を引き取る場面を彫像で表したものだ(他の13のステーションは、1枚目の写真のようなレリーフが施されている)。
イエスの像の前には、供えられたばかりと思しきいくつかの花。こういう物を見ると、人々の生活の中に信仰が息づいているのを感じ、「キリスト教の国なんだなぁ」と改めて思わされる。

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後光がさして、何やら神々しい写真になっていますが…。

聖アナ教会があるアニンドルという地区に建つこのモニュメントは、1937年8月1日、この地でクロアチア共産党の結党大会が開かれたことの記念碑。
ユーゴスラヴィア共産党の一部(クロアチア部分)としてこの地で産声を上げたクロアチア共産党は、その後、この国の激動の歴史の中で、クロアチア共産主義者同盟(1952年)→クロアチア共産主義者同盟=民主変革党(1990年)→クロアチア社会民主党=民主変革党(1992年)→クロアチア社会民主党(1993年)と改称・改組され、現在に至っている。
クロアチア社会民主党は現在野党ではあるが、今年、2010年初めに行われた大統領選挙に勝利してクロアチア第3代大統領となったイヴォ・ヨシポヴィッチ氏は、同党の議会議員である。

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イメージ 8
何とサモボルにもあった、極真会空手の道場!

クロアチアでも、柔道、剣道、空手道などの武道は、割と盛んに行われている。ザグレブでも、道場や武道クラブ、あるいはそれらのポスターをいくつも見掛けた。
しかし、サモボルのような小さい町にまでこのような道場があるとは知らなかった。見付けた時には思わずテンションが上がって、カメラに収めてしまった。
しかし後日調べてみて分かったのだが、「サモボル剣道クラブ」などもあるのだった。
武道は、思った以上にクロアチア国内に浸透しているのかも知れない。

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おしまい!
11月6日(土)

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今日もザグレブは晴天。気持ちのいい青空が広がっている。
ああー、ブレッド湖に行った時にこの天気だったらなあぁぁ!!と未練がましい気持ちを引きずりながら、途中になっていたスロヴェニア旅行の記事を仕上げる。

クライアントのお店から頂いたデータCDの他、社長経由でもお店の基本情報が続々集まってきたので、それを日本語にして抜粋したり、使う写真を選んだり…という事をしていかなくてはならない。
こういう、パソコンに向かってちまちま作業する仕事は、人と向かい合って商談したりする事よりは、断然私に向いた仕事だと言える。

しかし残念な事に、私の仕事は丁寧な代わりに遅いのだ。昔からそうなのだ。
良く言えば、真面目で粘り強い完全主義者。そしてマイペース。
幼稚園の時のお弁当の時間も、皆が食べ終わって外に遊びに行っても、私は気にせず一人教室に残り、黙々とデザートのフルーツまで完全に平らげていた。そんな私を先生はいつも、「残さず食べて偉いね!」と褒めてくれたものだった。
だが、何事につけスピードが重視される現代社会において、このような特性が必ずしも評価の対象になるとは限らない。今ではもう、私がお弁当を残さず食べても褒めてくれる大人は周りにいない。世知辛い世の中になったものである。

さて、仕事の遅い私が朝からパソコンに向かって没頭していると、気が付いたら午後1時を回っていた。
天気もいいから、外の空気を吸いがてら、何か食べにいくか、と思い立つ。

以前シーフードピザとシーフードスパゲティを食べた近所のピザハウス。まだ名前を紹介していなかったが、「VIVA」というこの店。本当に近くて(徒歩2分)、値段も手頃なので(メインが550〜800円ぐらい)つい足を運んでしまう。土・日も平日と同じく23時まで営業しているのも心強い。
いやあ、この店のスパゲティは、実に「私用のアルデンテ」なのだ。茹で過ぎてちょっと膨張してる?ソフト麺かい!?っていうぐらいの(やや言い過ぎ)あの麺の茹り具合がたまらなく魅力だ。虜になっていると言ってもいい。
今日も中毒者のようにフラフラと引き寄せられて、スパゲティを頼もうと思っていたのだが、その直前で予定は覆されることになった。メニューを見ていて、気になる一品を見付けてしまったのだ。

「Rižoto Diavolo」(ディアボロ風リゾット)…。「ディアボロ」って何だっけ?
ええと、入っている物は、小エビ、カレー、ワイン、唐辛子、ニンニクとある。
カレーリゾット!美味そうじゃないか!それに唐辛子だって。そういえば、クロアチアで辛い料理ってあんまり食べた事ない気がする。わー、カレーっていう字を見たら、何だかいきなり食べたくなっちゃったなぁ!
というわけで、直前で意志を翻し、この「ディアボロ風リゾット」を頼んでみたのだ。

この店は1階(地上階)が全部客席になっていて(テラス席もある)、厨房はレジ脇の階段を下りた地下にある。オレンジジュースをチビチビ飲みながら待っていた私に、階段を上ってウェイターさんが運んできてくれたものは…

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卵雑炊…ではありません。

想像より薄い色味のカレーリゾット…いや、ディアボロ風リゾット(だからディアボロって何!)。
早速一口、味わってみると…。
!!!!
こ、これは…!!私は驚愕した。

「カール」(お菓子の)だ!「カール(カレーがけ)」の味だ!!!

そうか。ディアボロって、カールの事だったんだ(違うよ)。
いやぁ、これは時空を超えた奇跡の一致でしょうか。このメニューを、「カールのカレーがけをリゾットとして再現した一品です」と言って出されたら、一口食べただけで、誰しもその忠実度の高さに驚愕するはずだ(念のため、お菓子のカールというのはコレのことです)。

カール(カレーがけ)を愛する私にとっては、勿論このリゾットも美味しかった。朝から何も食べていないせいもあったかも知れないが、カールを食べ始めると止まらないように、このリゾットも夢中で食べた。夢中で食べ続けて、さらに食べて、食べ続けて…えーい、食べても食べても終わりませんがな!量、多過ぎ!(涙)

まあ、最初に出てきた時に分かってましたが。2〜3人前はあるよ、コレ。大皿にドーン!だもん。
ちょっと意外だったのが、リゾットの米の煮具合。スパゲティと違って、こっちには芯があった。私もさすがに、リゾットに関してはあまりベチャベチャなのはいただけないと思っているのだけど、個人的な好みとしては、もうちょっと柔らかくてもいいかなぁという気もした。
とにかく、その芯の残った食感のせいもあって、やたら食べ応えがある。今日はサラダとか付けずに、これ一品で頼んでおいてヨカッタ!時間はかかったが、何とか完食(ベルトの穴2つ緩めました)。何だかんだ言って全部食べられてしまうのは、結局美味いからなんだろう。

私はクロアチアでこのような食事をする度にいつも思い出すことがあって、それは坂口安吾の「安吾の新日本地理 長崎チャンポン−九州の巻−」という作品の中の一節である。安吾が長崎でチャンポン屋に入り、そこで出てきた長崎チャンポンがあまりに巨大で大量である事に驚き、「長崎チャンポンの法則として一度に一日ぶんのチャンポンを買って三度の食事ごとにここへ通ってきて三度目に食いあげる」のだろうか、と考察する部分。

まさしくここのレストランでは、この一皿が私にとっては一日分の食事に匹敵するのだ(食事ごとに通ってくるわけではなく、「食いだめ」をしているわけだが)。
事実、この日は夜になっても全く腹が空かず(というより満腹感が持続し続け)、次の日の昼過ぎになってようやく「何か食べようか」という気になったぐらいだ。だから実質4食分だ。
このディアボロ風リゾット、このレストランでは高い方の部類で50kn(約780円)だったのだが、これで4食分賄えたと考えれば、一食当たり195円の計算になる。とすれば安いものだ。

卵を飲み込んだ蛇のように満腹して一息ついていると、ウェイターさんが来たので、「ほら、全部食べた!」と言ったら、彼はニッコリ笑いながら「Bravo!」と言ったのだった。ごはん全部食べて褒められた!幼稚園の時以来だ。ここにはまだ、私の長所を見出して褒めてくれる大人がいたのだ。やっぱり私は、クロアチアでこそ認められる人間なのかも知れない(最近可哀想なので、しばらく夢見させといてやって下さい)。

帰ってきてから調べてみると、「ディアボロ風」はイタリア語で「悪魔風」という意味らしく、諸説あるようだが、唐辛子など、舌がピリピリするようなスパイシーな調味料で味付けされた料理のことをそんな風に言うらしい。
確かにカレー味だったけど、舌がピリピリするほど…ではなかったなぁ。唐辛子が入ってることなんて忘れてたし…。
それよりも私にとって「悪魔的」だったのは、やっぱりあの「量」でしたよ。んんー、でも食べちゃうんだよねェ、全部(笑)

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