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11月8日(月) - - - - - - 今日は曇り。でも、どんよりという感じではなく、雲の向こうは明るいようで、空全体が白っぽい。一日中そんな感じ。 仕事とかネットでの調べ物(それも仕事がらみだけど)を、相変わらずちまちまと進めている。 一つ気付いたことがある。 部屋が何だか雑然としてきました! ちょっと掃除して片付けよう。いくら居心地いいとは言え、自分の家じゃないんだから。 そもそも私は、自分のテリトリー(自分の家の自分の部屋)はいくら物が散乱して散らかっていても平気なのだが、一歩縄張りから外に出ると(つまり泊まり先や職場においては)、別人のように几帳面になってしまうのだ。物をあまり広げないし、冊子や本の並び順やペンの向きまでキレイに揃えてしまうほどだ。職場の机と自宅の部屋の主が同一人物とは到底思えない。もっとも、その両方を知っている人間は私本人の他にはいないので、証人は誰もいないのだけれど。 自宅の部屋は、狭い中に物(大部分は本)が溢れかえっており、混沌たる様相を呈している。ちょっと油断すると、埋め尽くされて畳が見えなくなってしまう状況だ。まるで売れない作家の部屋のようだ。 しかし、物が散乱していて他人にはカオスのように見えても、何がどの辺に堆積しているか、私自身には大体分かっているのだ。だから勝手に片付けられてしまうと、何がどこに行ったか分からなくなってしまって、非常に困るのだ(この現象を私は地殻変動と呼んで恐れている)。 この部屋ではさすがにもっとお行儀よくしているけど、それでもかなり、室内が生活感溢れる感じになってきた(婉曲的表現)。 長期間滞在だからという事もあるし、部屋があまりにも居心地がいいためでもある。本当に自由で快適で、いい宿なのだ。 さて、今日の昼に食べた食事のことを書こう。 今日は宿から徒歩5分ほどの所にある、「Karijola/カリヨラ」というピザハウスに行った。「薄焼きピザの店で、他の店よりちょっと高めだが美味しくて人気がある」という評判を聞いていたので、一度行ってみようと思っていたのだ。 もうすぐ午後1時半という時間帯、お店は屋内にもテラスにも、たくさんのお客さんが入っていた。客層も様々だ。 私がオーダーしたのは、ハムとマッシュルームが入ったトマトソースの「ミックスピザ」。47kn(約720円)だから、他のピザハウスの値段と比べると、なるほど、10kn(約150円)前後高い。それでも日本と比べたら相当安いと言っていいだろう。また、大きさもデカイし…。さあ、今日も一人で完食できるだろうか!? バーン!皿からはみ出すこの迫力!…いや、はみ出すっていうか、皿、全然見えてない! 例によって巨大!だが、ナイフを通してすぐに分かったが、この店のピザは本当に薄焼き。クリスピー生地っぽくて、サクッ、カリッとした食感。耳の部分は(ちょっと焦げちゃってるケド)カリカリのパリパリだ。具の方も、オーソドックスだが、間違いのない味。 このアングルから、生地の薄焼き具合が伝わりますでしょうか?(耳、カリッカリです) 出てきた時は、大皿を覆い隠すその大きさにおののいたピザだが、以外にもアッサリと完食してしまった。やっぱり生地の厚さっていうのが、ボリュームに非常に影響するようだ。生地が薄いと、結構軽く食べられてしまう。 以前の私だったら、これで心に一点の曇りもなく満足していたことだろう。 しかし…。今の私は、以前の私ではない。 あの、スロヴェニアで食べたピザが、私を根本から変えてしまっていたのだ。あのピザを食べた日を境に、私の中の時代は「ビフォー・スロヴェニア」から「アフター・スロヴェニア」へと変わってしまった。 あの味を知ってしまった後では、「美味しいけど、でもあのピザは超えていない」と、どうしてもそう感じざるを得ないのだ。ああぁ、どうしよう。そんじょそこらのピザでは満足できない体になってしまった。これでは、どこのピザを食べても(日本に帰ればなおさら)ぞっとしない。ピザを食べたくなる度にスロヴェニアまで行けというのか。もう駄目だ。あの味が忘れられない…。 そういう訳で、非常に美味しかったのだけれど、どうにも複雑な気分になってしまった「アフター・スロヴェニア」の初ピザ体験だった。 でもこのお店、もう1種類食べたいピザがあったので、また今度行こうと思います。 - - - - - - 余談だが、この記事の入力中、「生地が薄い」と書こうと思ったら「記事が薄い」と変換されて気持ちが折れそうになった。ごめんなさい、と誰にだか分からないけど謝っておく。
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2010年11月09日
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