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昨日は広島の事を書いたが、広島の平和祈念式典については、今年もクロアチアのニュースでも取り上げられていた。ネット上でいくつかのニュースを見たが、その中に興味深い記事を見つけた。
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【ビオグラードが広島の記念式典に出席】
ビオグラード市が広島原爆の日の記念式典に参加した。同市は、世界134カ国、2,777の自治体で構成される国際機構「平和市長会議」の加盟都市の一員である(訳注.2010年8月現在の加盟国数はこの数字よりもかなり増えている)。ビオグラード市長のイヴァン・クネズ氏が副会長を務めるこの団体は、核兵器の廃絶を求める「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の推進者である秋葉忠利広島市長を公に支持・支援している。
ビオグラードの海岸通りには、平和と、そして世界中の戦争犠牲者への追悼のモニュメントまたシンボルとして作られた鶴の記念碑(訳注.折鶴をモチーフとした像)があり、今夜20時からこの記念碑の近くで、彫刻家のニコラ・ファーラー氏が、藁製で高さ3mほどのオブジェ4体の制作を行う。
在クロアチア日本大使の田村義雄氏がビオグラードを訪れ、この場に立ち会う予定。
ニュースソース:Hrvatska radiotelevizija(クロアチア国営放送)
http://www.hrt.hr/index.php?id=48&tx_ttnews[tt_news]=82596&tx_ttnews[backPid]=38&cHash=554cd7fbd5
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ビオグラードは正確には"Biograd na Moru"といって、その名の通り海に面した町だ。"na moru"というのが「海沿いの」とか「海に面した」という意味。ちなみに"Biograd"は「白い町」という意味だから、合わせると「海に面した白い町」ということになる。ザダルから30km程南に位置し、人口6,000人弱と大きな町ではないが、古い歴史を持つ美しい町である。
私は残念ながらこの町に降り立った事はない。シベニクからザダルに行く途中、バスで何度も通りかかっているのだが、いつも素通りで車窓から眺めるだけだったのだ。
今度ダルマツィアに行く時には、ビオグラードに行ってみよう。日本人としては、その平和の鶴の像を見てこなければなるまい。
尚、2010年8月現在、クロアチアからは31都市が平和市長会議に加盟している。具体的な都市名については、平和市長会議のWebサイトに資料があった。
平和市長会議|加盟都市分布図・加盟都市数|クロアチア
http://www.mayorsforpeace.org/jp/membercity/europe/croatia.html
ヨーロッパの加盟状況を見るとベルギー、ドイツ、イタリアが300都市以上で群を抜いている。スペインも300近い。クロアチアの31都市というのも、国の規模を考えると相当多いと言えるんじゃないかな。
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