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総落差45.7mの多段滝「スクラディンスキ・ブク(スクラディンの滝)」はクルカ国立公園最大の滝であり、この公園のシンボルとも言える名所だ。滝の周りには散策路が整備されており、下から階段を上って行くと、圧倒的な水量で轟音を立てながら流れ落ちてくる大迫力の滝をすぐ脇に見ることができる。深い緑に覆われた散策路に細かい霧となった水の粒子が漂い、夏でも爽やかな涼を感じさせてくれる。足元の流れには魚達が泳ぐのが見え、水面にはシオカラトンボやイトトンボに似たトンボ達が舞う。 生い茂った緑、澄んだ水の流れ、流れ落ちる滝の音、清浄な空気…豊かな自然の中であらゆる感覚が解放され、心が洗い流されていくのが感じられる。まさしく命の洗濯をしている気分。やはり人間には、自然の中でのリフレッシュが必要だ。 スクラディンスキ・ブク、その偉大な自然の力をもらいに、是非クルカ国立公園へ足を延ばしてみて頂きたい。 ではせめて、写真(視覚)だけでも皆様にお届けします。 スクラディンスキ・ブク、正面から。 滝の下では遊泳が可能。夏はたくさんの人が泳いでいる。 ズームで寄ってみます(残念ながら音の迫力とマイナスイオンの爽やかさはお伝えできないため、申し訳ありませんが想像力でフォローをお願いします)。 散策路の階段を上りながら脇を見れば、すぐそこには轟々と流れ落ちていく滝が! 滝の最終段が流れ落ちるキワ。霧のように立ち昇る水飛沫も見える。このような光景を眼前(自分の目と同じ高さ)に見る体験は新鮮だった。 別角度で、さらに上の方から見下ろしたところ。散策路の一番短いルートは、スクラディンスキ・ブクを囲むように一周している。 滝の上の方の段は、このような感じで流れ落ちている。深い青緑の水の色は美しく、心を落ち着かせてくれる。 * * * * * * さらに豆知識を一つ。このスクラディンスキ・ブクには、ヨーロッパ最古の(世界では2番目に古い)水力発電所が設けられた。このヤルガ水力発電所は1895年8月28日より近隣の町シベニクに電力を供給し始め、これによってシベニクは、世界で初めて水力による電力供給を受ける町となったのである。(注.ナイアガラ滝のアダムス発電所はヤルガ発電所より3日早い8月25日に操業を開始したが、バッファローの町への送電が行われたのは操業から1年以上を経た後だった。) 建設から3年後には施設の拡大と近代化が図られ、さらに1903年には新しい発電所が建てられて、現在まで操業が続けられている。 スクラディンスキ・ブクのそばにある水力発電所の建物。 かつて使われていた水力発電のタービンが屋外に展示されている。 * * * * * * クルカ国立公園の紹介はさらに続きます。明日はさらに上流の方へ行ってみますよ。
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2010年09月10日
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