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受験票到着!試験会場は池袋の立教大学キャンパス。気合入れるぞ!! * * * * * * 昨日の夜、2階の部屋で勉強していたら喉が渇いたので、烏龍茶でも飲もうと階下の台所に向かった。階段を下りて廊下を曲がろうとした時、右手の壁を、何やら足の長いモゾモゾした奴がサササーッと走っていったのが視界の端に映った。「ギャーッ!!」っとボロ雑巾を裂くような悲鳴を上げ、スコーク77を発信した。以前の記事にも書いたが、私は虫が大の苦手なのだ。「何が出たの!」と、私より虫に強い母がドタドタと勇ましい足音と共にやって来た…いや、来ようとしたが、「あ、足がっ、足が多いのがそっちに行ったーーーぁ!ゲジかも!ゲジかもしんない!」と私が上ずった声で言うと「それは私の担当外」とあっさり踵を返した。母は8本足までの担当なのだ。それ以上足の多い奴を退治するためには、2階の最奥の間に眠る我が家の最終兵器を出撃させるしかない。 というわけで、2階の裏の部屋で寝ていた祖母を起こして(だらしのない孫だね)現場に向かってもらった。我が家で多足類と真っ向から渡り合える唯一の人物。88歳。無敵である。 奴は部屋に逃げ込んだらしく、殺虫スプレーやら蝿叩きなどを用いた掃討作戦が行われた結果、タンスの裏から追い出され、廊下で仕留められたモノの正体は、薄茶色で少々大きめのクモであったそうだ(私は死骸すら確認できず。遠くから「もう死んだ!?もう平気!?」と聞いていただけである。つくづく、祖母より「後」には死ねない!と思う)。 その後、寝ていたところを起こされた祖母はともかく、母までが、「こんなクモ程度で大騒ぎしやがって…」みたいな無言の弾劾(?)的視線を私に送ってよこした。「クモは死ぬと小さくなるんだってば。生きてた時はもっと大きかったし、足の長い奴がワサワサ走っていったからゲジかと思ったんだ」と弁明(何の?)してみたものの、結局怖い思いをしたうえに嘘つき扱いされて非難を受けるという、踏んだり蹴ったりの目に遭ってしまった。ついでに言うと、飲もうと思った烏龍茶も冷えていなかった。 クモだったら、私だって、指先ぐらいの大きさの奴だったら平気である。日本の家屋や軒先にいる奴には毒もないし。 クロアチアにも、勿論クモ(pauk/パウク)はいる。しかし、クロアチアで気を付けなくてはならないのは、クモはクモでも海にいるクモだ。当然、虫のクモではない。 クロアチアにおいて「海のハリネズミ」がウニである如く、「海のクモ」とは「トラキヌス」という魚である。聞き慣れない名前なのは当然で、日本近海には生息しておらず、和名もない。「トラキヌス」は学名である。 この魚、生息地は地中海や黒海で、成長すると体長40cm、重さ1.5kg程になるという。沿岸部の砂地に潜るようにして暮らしている。なぜクモの名が付いているかというと、この魚、第1背ビレにかなり強烈な毒棘を持っているのだ。血液系統に作用する毒らしく、間違って指先にでも刺そうものなら、腕全体が腫れ上がるほどの威力だという。 もっとも、海で普通に泳いでいる分には、遭遇する機会もないと思われる。もしもクロアチアの海でダイビングやシュノーケリングをされる場合、海底の砂地に隠れたパウクの棘には絶対に触らないよう、注意して頂きたい。また、この毒は魚が死んだ後も効力を発揮する。パウクは食べることもできるが、魚屋で見かけたり、それを買って調理したりする時にも、前の方の背ビレには触らないよう注意が必要である。いつ、どなたのお役に立つか全く分からない情報ではあるが、念のため記しておく次第である。 Photo by Hans Hillewaert (海にいる方の)パウクの一種。前方の背ビレ、ちょうど立っている棘が問題の毒棘。決して触ってはいけませんよ。 別種のパウク。普段はこのように砂地で暮らしているらしい。オッサン顔(政治家の誰かに似ているような気がする)。 |

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