本と映画と美術館
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映画を観てきました。 |
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鷹ブログ仲間のnobuさんとコメント交換していて NHK大河ドラマ“篤姫”で中村梅雀演じる井伊直弼のことを思い出しました。 桜田門外の変で井伊大老が落命する直前に、初めて敵対する篤姫と二人きりで対談する茶室のシーンです。 茶道の場ですから多くを語ることのないシチュエーションの中で、 夫々の生き様や信条といったものを凝縮され選びぬかれた言葉でのやりとりしています。 そこにはゆったりとした時間が流れているにもかかわらず緊張感が漂います。 国の行く末を案じながら、自分に与えられた使命を全うしようとした井伊直弼。 極悪非道の謗りを受けることを覚悟しながらも、 自分の信ずるところに従い安政の大獄を断行した井伊直弼。 自分が世間から如何なる評価を受けようともかまわず、 ただひたすらに徳川将軍家を守ることのみに専心した忠義の士、井伊直弼。 そんな井伊大老を中村梅雀は、少ないセリフ廻しと無言できびきびとした茶道の所作で好演していました。 そして、感銘を受けた言葉は… 篤姫が『たまには、そちと会って語り合いたいものじゃ』と言った時、 井伊大老が『手前の点てた茶を褒めてくださる方とは、私も語り合いたい。』とこたえるところです。 遠まわしな言い方ですが井伊大老の淋しさが滲み出ています。 強靭な精神力で末期的な症状に陥っている徳川幕府を立て直そうとした井伊大老といえども、 やはり人間ですから“自分を理解してくれる人、自分の存在を認めてくれる人”を求めていた。 そんな人間の寂しさや弱さを表していました。 中村梅雀のお父さんである中村梅之助は演技力のある役者で好きでしたが、 この茶室のシーンによって、中村梅雀はお父さんを超えることができたのだと思います。 中村梅雀のインタビューはこちらです ⇒ http://www3.nhk.or.jp/taiga/topics/inter15/index.html |
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佐伯泰英の傑作時代小説を2007年に山本耕史主演、中越典子など共演でNHKがドラマ化。 木曜時代劇の枠で連続時代劇ドラマとして放映されたのですが、 好評だった実績を受けて9月6日から土曜時代劇(30分)の枠で、 全12回でパート2が登場します。 前回は山本耕史の演技・殺陣が見所だったのですが、 意外だったのは中越典子の演技が良かったことです。 彼女のイメージは現代風(?)の活発な女の子というもので、 『時代劇かあ〜?』と疑問形の眼で視聴したのですが、 深川のおきゃんな女の子ながらも、現代から見たら古風であり、 部分的には感情を抑制した演技が求められていたのを見事にこなしていました。 この時代劇をすっかり気に入ってしまい、大枚をはたいてDVDを購入までしちゃいました。 今度は、しっかり録画するつもりです。 |
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職場が大森に変わって通勤時間が長くなったせいもあるのですが、 |








