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先日(5月21日)、読売新聞の、記事下広告に近い場所に、「年に一度のがん検診で早期発見!」という見出しで、日本医師会の次のような、カラー広告が載っていた。
「今やがんは早く見つければ完治する確率が高い病気です。がん検診は自覚症状がないうちに発見できる大切な手段です。年に一度の検診で未来の安心を」
しかし、「医者に殺されない47の心得」を書いて、60回菊池寛賞をとった、近藤誠医師は、早期発見・早期治療について、次のように言っています。
「がんの『早期発見・早期治療』に役立つというハイテク機器や新しい検査方法が次々に生まれています。もうかなり前から『がんは治る病気になった』『1年に1回の検診で、がんになる、前の段階でキャッチできる』などと喧伝され、医学界は、がん検診マーケットを飛躍的に拡大させています。
でも、いちばん肝心なのは『がんで亡くなっている人は減っているのか』ということです。」
「本物のがんは人の命を奪います。がんが治る病気になったのなら、以前国民の死因トップだった脳卒中がいま第4位になっているように、がん死は年々、みるみる減っているはずです。しかし、がん死はまったく減っていません。1996年代から50年、人口に占める全がん死亡率は下がらず、がんは日本人の死因のトップに居続けています。
なぜなのか、検診が、何の役にも立っていないからです。
詳しく検査すればするほど、がんはいくらでも見つかります。しかし、そのほとんどは『がんもどき』で、手術などの治療は体を痛めるだけです。」
彼が、なぜそう言うのかというと、
「よく『がんが見つかったけれど早期だったから、手術できれいに取ってもらえた。おかげで5年たった今も、再発せず元気でいる。私はラッキー』という人がいますが、実は無駄な手術で損をしただけなのです。どんな最新鋭機を使って早期発見をしても、本物のがんはそのはるか前にできてすぐに、あちこち転移しています」
ここで、彼は、命を奪う「本物のがん」だったら、発見されるはるか以前に転移してしまって、手術しても、無駄だし、「がんもどき」のがんだったら、手術しなくても、その内自然消滅してなくなるはずだと言っているのです。
彼は「がんもどき」という言葉を使っていますが、転移して人の命を奪う「本物のがん」と、どう区別しているかと言うと、
彼は、本の中で「本物のがん細胞は、宿主の正常細胞がちょっと変異して生まれ、『周囲の組織に侵入(浸潤)し、遠く離れた組織に転移する』性質をもっています。宿主を殺すまで増え続けて、宿主とともに自爆します。命を奪わないがんは、がんのようなもの……『がんもどき』にすぎず、本物のがんに育つことはありません」
ということは、「本物のがん」とは、他の臓器に転移して、その人の命を奪う癌であり、一方、「がんもどき」癌とは、転移しない癌で、「本物のがん」に育つことのない癌と、言っていいでしょう。
そして、また、「本物のがん」につては、彼は「がん病巣には、直径1ミリに育った段階で、中に、約100万個のがん細胞があります。本物のがんならそれ以前に血液にのって、あちこちに転移しています。0.1ミリでも転移する能力があるほど、がん細胞は強力です。
分子生物学の研究が進んで『がんは当初から転移する能力がある。がんが大きくなってから転移するという説は間違い』と判明しています。
今の医学でどんなに『早期』にがんを発見できても、直径1センチ前後からしかできません。そのときすでに、がん細胞は最低でも10億個に増えて、とっくに転移も終えています。」
ということは、本物のがんは、発見された時には、既に、転移してしまって、手術しても治ることはない、ということを言わんとしているのです。
だから、彼が、上で「がんが見つかったけれど早期だったから、手術できれいに取ってもらえた。おかげで5年たった今も、再発せず元気でいる。私はラッキー』という人がいますが、実は無駄な手術で損をしただけなのです。」と言っているのは、
ここで、彼は、手術後5年も再発しないのは、がんが、「本物のがん」ではなく、「がんもどき」だったのではないかと、言いたいのです。
そして彼は、医師会の言うような「がんの早期発見・早期治療」のウソについて、次のように言っています。取りあえず列記すると、次のようになります。
「いまあるがんをいくら大きく切り取っても、本物のがんなら見つかるはるか前に、あちこち転移しているので、がんは消えません」
「本物のがんなら、検診で発見できる大きさになるずっと前に、死亡の原因になる転移が成立しています。」
「僕は、そもそも胃癌の手術で胃を全摘したり、大きく切除したりすること自体が誤りだと考えています。ほかの臓器に転移している『ほんもののがん』ならば、胃を全摘しても治りません。痛い思い、不便でつらい思いをしてやつれるだけ損です。そして、他臓器へ転移しない『がんもどき』なら、Aさんのように治療しないで様子をみるだけでよいことが多いし、内視鏡治療など、最小限のごく小さな手術ですむ可能性も高いからです。」等々。
つまり、彼は、「がんは、検診によって、早期発見された場合でも、本物のがんだったら、既に、他の臓器に転移しているから、いくら手術などのがん治療をしても治ることはない。そして、がんもどきのがんだったら、特に治療をしなくても、本物のがんになることはなく、自然に治癒することが多いから、そのまま何もしないで放っとけばいい」と言いたいのです。
そしてまた、早期発見・早期治療のことを、「ヤブヘビ」と次のようにも言います。
「必要もないのにヤブを突っつくからひそんでいたヘビが出てくる……。余計なことをして、自ら災いを招くことを『ヤビヘビ』と言います。がん検診はまさにヤブヘビで、ていねいに詳しく最先端の方法でやればやるほど、がん死は増えます」と。
なぜ、彼は、上のように、早期発見・早期治療で「がん死が増える」、というかと言うと、
「よく『切ると、がんが暴れる』と言われます。メスが入って正常組織のバリアーが崩れたところに、隠れていたがん細胞が入りこんで増殖しやすくなるのです。それに、今あるがんをいくら大きく切り取っても、本物のがんなら発見される、はるか以前に、あちこちに転移しているので、がんは消えません。
また、抗がん剤は、猛毒です。抗がん剤が『効く』というのは、単に『がんのしこりを一時的に小さくする』という意味です。そのしこりは、必ずまた大きくなります。1990年に、アメリカ議会に提出された技術評価報告書で既に、抗がん剤治療、放射線治療などは病巣を一時的に縮小させるが、縮小は無意味であり、延命効果が認められない上に、患者の生活の質を悪化させる、と断定されています。日本人のがんの9割を占める胃がん、肺がん、大腸がん、乳がんなどかたまりを作る『固形がん』には、抗がん剤は副作用と『縮命(命を縮める)』効果しか及ぼしません。」
つまり、彼は、「抗癌剤治療しても、本物のがんなら、がんを小さくするだけの効果しかなく、完治させることはできない」と言うのと同時に、「がん死が増えるのは」がんのせいではなく、医者の抗がん剤治療によって、死ぬのだ、と次のように言うのです。
「苦しみ抜いて亡くなるのは、不必要な治療のせいなのに、医者は新しい患者や家族に、『「抗癌治療はこわい』とは決して言いません。『がんはこわいですから、すぐ治療を始めましょう』。こうして『がんは放っておくとみるみる大きくなって痛み、命を奪う恐ろしい病気』という誤解が広がっているのです。」
なぜ、医者は、抗がん剤治療は、本人の命を縮めるだけで、決してがんが治ることはない、と知っていながら、そういうことをするかと言うと、近藤さんは、それは、「医者の生活の為」、と次のように言い切っています。
「病気の早期発見、予防、早期治療……。今、『予防医学』が大はやりです。痛みや苦しみがあって病院に来る人だけ診ていたら、人口減で患者さんが先細り、だから、健康に暮らしている人の中から病気を掘り起こして治療して、業界の繁栄を図ろうとしている『患者を呼ぼう医学』です。医者不足が問題になっているのも、意味のない健康診断やがん検診、人間ドッグなどに人手をとられて、本当に大切な救急医療などに医者の手が回らない、という事情が大きいのです。」
また、別のところで、こうも言っています。
「医療だってビジネスで、医者にも生活があります。日本の医者は病人をできるだけ増やして、病院に通わせないとやっていけない。」
私たちは、医者を職業としている人たちを、決して、善意の塊で、良心的な人たちばかりと、思ってはいけません。(医者本人だって、自分たちを善意の人、だとは決しておもっていないでしょう)
彼らとて、私たち同様、金に汚く、むしろ、お金になることだったら、人の命など何とも思っていない人たちが多い、と言った方がいいでしょう。(お医者になるのは、お金持ちになりたい為に、なっている人が殆どでしょ)
だから、近藤さんが、「医者は、ヤクザや強盗よりもタチが悪い。ヤクザはしろうと衆を殺したり、指を詰めさせたりすることはありません。強盗だって、たいていはお金をとるだけです。しかし、医者は、患者を脅かしてお金を払ってもらった上に、しょっちゅう体を不自由にさせたり、死なせたりする」と言うのでしょう。
私は医者じゃありませんが、がんの治療の為、私の所に治療に来る人は沢山います。
がんの場合、私の所に来る時は、たいてい、末期がんで医者に見放されて、藁にもすがるような思いで来る人が多いのですが、
末期がんでも、私の所で治った人が何人かいます。
だから、私が医者でなくても、患者の口から、医者が、がん患者に、どういう態度で接し、どういう治療を行っているか、大体の察しはつきます。
そういう場合、医者というのは、どうして、ここまで、無知な患者を脅かすのだろうか、とその横柄で高圧的な態度に、気分を害することさえあります。
だから、近藤さんが「47の心得」の中で、次のように言っています。
「がん手術の問題点として『がんは切除できても(つまり手術は成功しても)術後の障害で死亡するリスクが非常に高い』ということがあります。患者さんががん手術の直後になくなることはとても多いのに、裁判で争われることがとても少ないのも不思議です。
手術の前に、がんへの恐怖を目一杯あおられるから遺族が『がんだったから仕方がない』とあきらめてしまうのでしょうか。」と。
特に、上で、彼が、「手術の前に、がんへの恐怖を目一杯あおられる」と言っている箇所が、私には、実感としてよくわかります。
近藤さんは、「がんへの恐怖を目一杯あおられる」と優しく言っていますが、私が聞くところによれば、「散々、脅かされる(余命、あと何年とかいって)」といった方が、言葉として、正確のようです。
こういった医者の態度には、病状を大袈裟に言うことによって、つまり、散々、患者やその家族を脅かしておいて、患者を自分の言いなりにしようというのと、何か医療ミスなどがあった場合の言い逃れを、最初から、作っておく、という二つの隠された強い意図を感じます。
広告にあるように、日本医師会は、「がんは早く見つければ完治する確率が高い病気」と言います。
一方、近藤医師は、「本物のがんなら、発見された時点で、既に、全身に転移していて、手術したり、抗がん剤治療をしても、完治することはないし、却って、抗がん剤の副作用によって、苦しんだり、死期を早めるだけであり、一方、本当のがんでない、いわゆる『がんもどき』のがんだったら、特別治療をしなくても、放って置いても自然治癒する」と言います。
なぜ医者が、「がんもどき」のがんでも、一律に、手術・抗がん剤治療をしたがるかと言うと、それは、偏に、彼等医師の生活の為、と近藤医師は言います。
先日の、日本医師会の、「年に一度のがん検診で早期発見!」という新聞広告も、
私には、偏に、彼らの生活の為、と思われてならないのです。
医者に騙され、命を取られないようにする為に、私たちは、「自分の健康は自分で守る」という強い意志の元、それを裏付ける、医学に対する正しい知識を持たなければなりません。
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たしかに、医者は悪徳な一面もありますよね。それでも、国からの補助を沢山もらっている。。世の中不平等ですね。
ところで、末期患者があなたのところへきて、治ったと書いてありましたが、どのようにしてなおられたのでしょうか?
2016/5/3(火) 午前 8:31 [ Tanaka ]