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私は、毎朝、ベッドから身を起こすと同時に、仏教信者が仏壇に向かって、念仏を唱える如く、「今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず……。」と天風誦句を唱えるのを日課としている。
だが、今日(10月6日)ばかりは、読売新聞一面の「地球を読む」という、いわゆる囲い記事を読んだ時、さすがに、身が震えるような憤りを感じぜずにはいられなかった。
元国立がんセンター総長の垣添忠生氏は、今は、日本対がん協会会長という役に就いているらしいが、
役職は何であれ、垣添忠生氏と言えば、わが国がん治療の第一人者であることは、殊更、ここに、私が、断わるまでもない、周知のことだろう。
ここに、垣添氏が主張していることは、「抗がん剤被爆」「医療従事者への対策 急務」、という新聞のタイトルからして、おおよその見当は付こうというものである。
要は、抗がん剤は、毒性が強く、それを扱う人、つまり、医療従事者への被爆は、安全管理上、大いに問題だから、その被爆対策が急務である、といったのが、大まかな趣旨である。
冒頭、私が「身が震えるような憤りを禁じ得ない」と言ったのは、外でもない、中でも、次のような下りである。
ついでに言っておくが、私の「身の震えるような憤り」とは、どんな憤りかと言えば、「知らないと思って、人をあんまりバカにするなよ!垣添さん」というようなものである。
さて、早速、垣添氏の主張するところを、ここに、紹介することにしよう。
「抗がん剤は、がん治療の重要な手法の一つだが、その調製や投与に携わる医療従事者、特に看護師、薬剤師、医師らに対して、毒性を発揮する可能性がある。知らないうちに、吸い込んだり、皮膚から体に取りこんでしまったりするからである。」
「がんを縮小させ、ときに完治させる抗がん剤は、骨髄、消化管、毛根など、細胞分裂が正常細胞にも作用する。」から
「がん患者の治療に当たる医療従事者が抗がん剤にさらされる職業的被爆は、職場の安全管理上大いに問題である。」と。
だから、医師や、看護師や、薬剤師など、抗がん剤を扱う医療従事者を、抗がん剤の被爆から守るための設備や、用具の整備を急がなければならない、
その為には、お金がかかるから、これまでよりも、もっと、診療報酬を増やして下さい、というものである。
さらに、彼の主張するところを、具体的に言うなら、次のようなものである。
「5月には、厚生労働基準局の担当課長名で、関係団体の長あてに通知が出た。抗がん剤調整時の安全キャビネットの設置、調製や投薬の時点での抗がん剤が周囲に漏れないよう工夫した専用の閉鎖式接続器の活用、ガウンテクニック(マスク、使い捨ての保護衣、保護キャップ、メガネ、手袋などの着用)の徹底、調剤・投与・廃棄などの具体的な作業方法や被爆した際の対処法の周知徹底を促している。」
その為の対策費用として、10年度に、診療報酬が付与されたが、それでは足りないので、もっと診療報酬を上げてほしい、と次のように言うのである。
「しかし、10年度の診療報酬改定額は、実際の器具価格より低い。ガウンテクニックの徹底まで行うと、さらに病院の持ち出しとなる。このため病院管理者の(経営者の)理解が必ずしも十分に得られなかった(経営的な観点から、現実には、十分な対策がなされてない)。病院の負担増が続くようだと、日本中の医療現場に対策が定着する上で障害になるから、関係者(政府は)は、適正な診療報酬改定も視野に入れていただきたい。」
これは、いわば、一般の企業で言うなら、
労働省から、現在の仕事は、そこで働く労働者にとって、安全上問題があると、指導があったが、その為には、費用が掛かるから、政府でその費用を負担して下さい、というようなものである。
普通の業界が、こういうことを言いだしたら、政府から、当然、拒否され、世間からは、もの笑いの種になるだけだろう。
共産主義の国ではあるまいし、貴方達、業界(会社の)の労働者の安全を守るために、どうして、国が金を出さなければならないの?と政府は言うでしょう。
貴方達、業界(会社の)の労働者の安全を守るということは、延いては、貴方達の業界や、会社を守ることになりはしませんか?
いずれにしても、自己責任でおやりなさい、私たち労働省は、労働者を守るために、あくまでも指導するだけですよ、指導に従わず、貴方達が法を犯した場合は、罰を下すだけですよ。
と言われるのが、せいぜい、落ちだと思います。
医療業界にだけに、なぜ、このような無理・無体、むちゃくちゃ、とも思われる、言い分がゆるされるのか、理解に苦しむところである。
そもそも、私が、記事を読んで、憤懣やるかたなく思ったのは、垣添さんが、次のように言っていることである。
「がんを縮小させ、ときには完治させる抗がん剤は、骨髄、消化管、毛根など、細胞分裂が盛んな正常細胞にも作用する。患者はそれを承知で治療を受け、ときに苦しい副作用に耐えなければならなくなるが、効果の方がはるかに大きいために使われてきた。」と。
ここで、不思議というか、わからないと思うのは、がん治療に従事する医師や看護師や薬剤師まで、被爆する結果、がんを発症するおそれのある、毒性の強い抗がん剤を、なぜ、がん患者には用いるのか、ということである。
このことからして、抗がん剤というものが、それを扱う医師や看護師や薬剤師にとってまで、毒であり、被爆すると、がんになる可能性があるということは、
近藤誠医師が、「医師に殺されない47の心得」の中で、「抗がん剤は猛毒です」だから、「抗がん剤の9割は治療するほど命を縮める」と言っていることを、裏付けしているようなものではないかと、思うのです。
このことについて、さらに、近藤医師は、次のように言っています。
「抗がん剤は猛毒です。抗がん剤が『効く』というのは、単に『がんのしこりを一時的に小さくする』という意味です。そのしこりは、必ずまた大きくなります。つまり、『効く』というのは、治すとか延命につながる話ではないんです。」
垣添さんも、「がんを縮小させ、ときには完治させる抗がん剤は」と言っていることからして、抗がん剤というのは、ただ単に、がんを縮小させる効果しかない、と受け取った方が、正解のようです。
特に、垣添さんの言っていることで、私が、最も不満に思い、怒りを覚えたのは、「患者は、それ(抗がん剤は猛毒であること)を承知で治療を受けている」と言っていることです。
実際に、私が、がん患者のから聞いた話によると、事実は、垣添さんが言っていることとは、全く正反対です。
垣添さんは、患者は承知の上で治療を受けているから、抗がん剤治療の副作用や、被爆があってもかまわないように言っているが、
実際は、抗がん剤治療をいやがったり、断ったりしようとすると、医者から散々脅かされて、患者は、しぶしぶ、抗がん剤治療を受け入れるという事の方が、より正しいと思います。
医者に、散々、脅迫されて、承諾書にサインしたことを、垣添さんは、おそらく、患者は抗がん剤治療を承諾した、と言うのだと思います。
私が、直接患者から、聞く限り、医者に散々脅かされるばかりでなく、医者からなされる説明は、抗がん剤の副作用や被爆は、日常生活には全く差し支えない程度の、ごく軽いもの、などいったようなものが、殆どのようです。
現実は、生活に差し支えない軽い程度の副作用は、初のうちだけで、次第次第に、薬の量や質が強くなり、
遂には、薬を止めたら禁断症状、つまり、ショックが出る、などと言われ、なくなく、医者の言いなりにならざるを得ない、というのが事の実態のようです。
もっとも、医者が、抗がん剤の副作用の苦しさや、毒性のことを、そのまま、正直に、患者に話したら、抗がん剤治療を希望する人は、一人もいないだろう、と私も思います。
近藤先生は、本の中で「苦しみ抜いて亡くなるのは、不必要な治療のせいなのに、医者は、新しい患者や家族に『治療はこわい』とは決して言いません。『がんはこわいですから、すぐ治療を始めましょう』と言う」とか、
「抗がん剤には毒性があり、繰り返し投与するとすぐ致死量に達します」とか、
「抗がん剤治療の専門家たちは、がんが縮小・消失すれば『有効』『効いた』と発言し続け、世間を錯覚させています。また、がん腫瘤が完全縮小したケースをマスコミに紹介するだけで、患者のその後を紹介しないのも、一般人を錯覚させる策略です。(がん腫瘤が、例えば、抗がん剤治療によって、縮小消失したとしても、必ず、また、再発して大きくなるという意味、だから)僕に言わせれば、癌腫瘤が消失したという記事は、詐欺商法同様なのです」
と言っていますが、これが、現在のがん治療の、真実だと思います。
そもそも、垣添という人は、その経歴からして、散々、人を脅したり、嘘を言ったり、近藤先生の言われるように詐欺まがい商法で、多くの人を死に至らしめて来た人のようです。
殊更、「詐欺まがい商法」などと言わなくても、自分の奥さんのがんさえ、治せないような人が、他の人のがんを、どうして治せるのでしょうか?
これまで、自ら行って来た抗がん治療に対する、何らの反省もなく、どうして、彼は、診療報酬を引き上げろという、厚顔無恥なことを言うのでしょうか。
察するにこの人は、自分の利益や、立場からしか、ものを考えられない、或いは、自分の業界の利益のことしか頭の中にない、いわば、徹底した自己中心的な人物のように思われてなりません。
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