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戦後70年の節目の年のせいか、最近、テレビなどで、「戦争の悲惨さを語り継ぎ、平和の尊さを訴える」とかいった番組が、やたら目につく。
こういう番組を見ていると、ただ、「戦争の悲惨さ」を言い、「平和」、「平和」と唱えれば、現実に平和な世の中が来るように、思っているように、見えるところが片腹痛いところである。
戦争を嫌い、平和な世を願うのは、100人が100人、といっていいほど、誰でもが願い、希望することである。
どこに戦争を望み、平和を厭う人があろうか。
問題は、戦争を無くし、平和な世の中を現実に築くには、具体的にどうするか、という具体論ではないだろうか。
見るところ、ただ、「戦争の悲惨さ」言い、「平和」の尊さだけを強調する人の多くは、憲法第9条を中心とした、いわゆるわが国の平和憲法を守ることを、心の中で思い描いているようである。
憲法9条は、次のように述べている。
この憲法第9条があるがために、わが国は、戦後70年間、平和を保ってこれた、と主張するおかしな人がいるようである。
この条文を読む限り、わが国だけが、「平和」、「平和」と叫んでいれば、他国は、絶対にわが国を攻めては来ない、つまり、戦争は起きない、という風にも、受け取れる。
だが、現実には、「平和」、「平和」と叫ぶばかりでは、絶対に、戦争がなくなることはないし、従ってわが国の平和も保てない、と言わなければならない。
何故なら、間違いなく言えることは、戦争というものは、人間の心の中から生まれるものだからである。
つまり、人間の心の中に、憎しみとか、怒りとか、怖れがある限り、戦争はなくなることは、決してない、ということである。
つまり、原因を考えないで、ただ、その結果だけを捉えて、「戦争反対」を叫ぶだけでは、決して戦争がなくなるはずがないのである。
あまつさえ、「戦争反対」「平和」を言う人達が、お互い同士、或いは、団体同士、或いは政党同士、或いは、国同士が、非難・中傷し合っている現状においては、戦争がなくなる筈はないのである。
天風先生が、「信念は人生の羅針盤」というテープの中で、いみじくも、「信念のある人が、信念のない人よりも多くならない限り、お互いの幸福を満喫して生きて行かれる時代は来ない」と言っているのも、そういうことを言っているのである。
何故ならば、信念というのは、心の中に、憎しみ、怒り、怖れ、悲しみといった、消極的な感情が、決してなくならない限り、発現して来ないものだからである。
繰り返すが、人間の心の中に、怒り、憎しみ、怖れ、悲しみといった消極的感情がなくならない限り、絶対に戦争はなくならないし、従って、平和な世の中も、やってこない。
おそらく、何千年かの後、人間の心が進化を遂げて、心の中に、「憎しみ」「怖れ」「怒り」と言った消極的な感情がなくなったら、格別、「平和」だの「戦争放棄」など言わなくても、戦争も起こらず、従って、平和な世界が生まれる筈である。
その時が来るまで、決して戦争はなくならないものとすれば、戦争は起こり得るものと言う前提の下に、どうやっ国の平和を守るか、或いは、戦争から国家・国民をどうやって守るかを考えた方がいいように思う。
現実とは、神様が、作ったもの、作るものであって、現実が間違っているということは、絶対にあり得ない。
更に付け加えて言うならば、戦争と言えども、現実である以上、神の意志に基づいて生まれたものである。
即ち、現実とは、人の頭の中だけで考えた、観念論、とか理想論をはるかに超越した、いわば神聖・不可侵なものである。
だから、ゆめ、人間の頭の中の、軽薄な、浅知恵・屁理屈だけで、現実に対処してはならないのである。
伝教大師によるものと言われるが、「一燈照隅、万燈遍照」という言葉がある。
今、私たちは、「平和国家」延いては、「世界平和」を築き上げる為に、何をなすべきなのか?
それは、ただ、静かに、己の心の中に、怒りはないか、憎しみはないか、怖れはないか、悲しみはないか、自らを省みて、
天風先生の教えの通り、日々、営々、これらの消極的感情を放逐し、明るく、朗らかで、活き活きとして勇ましい、積極的な心を築き上げる努力をしなければならないのである。
伝教大師は、このことを、「一燈照隅」と言っているのだが、又、そうすることによってしか、「万燈遍照」つまり、平和国家も、延いては、世界平和も、決して生まれることはないことを言わんとしているのである。
伝教大師ばかりでなく、
ヘブライのソロモンが、「人の本当の値打ちというものは、宝石でもなければ、黄金でもない。いわんや地位でもなければ、名誉でもない。ただ、信念の二文字である。」と言い、
釈迦が「信じざれば、救う能わず、縁なき衆生は度し難し」と言い、
孔子が「信は万事のもと」と言い、
キリストやマホメットも、異口同音に、信念の大切さを強調しているのは、天風先生や、伝教大師と、同じようなことを言わんとしているのではないだろうか。
つまり、「平和」「平和」「戦争反対」と叫ぶだけでは、決して平和は来ないことを言わんとしているのではないだろうか。
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2015年03月27日
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