気と心と宇宙法則

難病(難しい病気)の人たちの力になりたい、と思っています。

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何を信念するのか

天風先生の心身統一法は、別名、信念の哲学とも言われている。
 
ところが、天風先生を勉強する人達にとって、一番わからないことが、何と、この信念ということであり、
 
もっと具体的に言うなら、何を信念すればいいのか、わからないことである。
 
 
私も、長いこと、こういうことに、ひっかり、そして引きづり廻されて来た。
 
つまり、天風先生を研究し始めて数十年、このこと(信念)のことばかりを考え続けて来たし、さらに言えば、考え続けて来ても、これまでよくわからなかったのである。
 
 
ところで、ここに、一本の、「信念は人生の羅針盤」と銘うたれた、天風先生が、生前吹き込んだ、講演録がある。
 
もう何千回、何万回聞いたことだろう、テープが、すり切れてしまわないのが、不思議なくらいである。
 
 
わかってしまえば、簡単なことなのだが、それまでは千思万考、と言うより、七転八倒と言った方が適当だった。
 
ところが、最近になって、やっと、先生が言っている、信念とは、こうではないかと思えるようになった。
 
 
つまり、何を信念するかということなのだが、
 
結論を先にすれば、天風先生は、テープの中で次のように言っている。
 
「信念が強くなればなるほどそれに相呼応して、我々の命の奥に内在する潜在勢力というものが発現している。」
 
「信念が強くなり、この潜在勢力が知る、知らざるとを、問わず命の表面に発動してきますから、今度はそうなると大した努力や苦心をしなくても、健康も運命もきわめて完全な状態になって来ます。」と。
 
 
ところが、天風先生は、何に対する「信念」が強くなれば、「人間の生命の中に、何人にも与えられてある健康や運命を建設説する力」つまり、潜在勢力が発現して来るかについては、次のようにしか言ってないんですよ。
 
実際、これには、私も、迷わされた。
 
  1. 自己人生に対する信念の有無」、とか
  2. 人間の生命に与えられて生命の力を信ずる信念」、とか
  3. 「自分の生命の中の、力と言うものを信ずる信念」、等々
 
これまで、私が、何に迷って、何がわからずに苦しんできたかというと、結局は、「人間の生命の中に与えられてある力」、と「潜在勢力」とが同じだ、ということが、よくわからなかったからなのだ。
 
 
さて、この稿のテーマでもある、「何を信念するのか」ということについて、簡単に分かりやすく言えば、それは、「自分の命の中に健康や運命を建設する力、つまり、潜在勢力が存在するということを信念する」、ということになる。
 
 
そういうことがよくわかって、先生のテープを、改めて聞き直してみると、「何を信念すればいいか」について、先生は、ちゃんと、はっきり、次のように言ってくれているのだよ。
 
「人間の生命に与えられてある生命の力を信ずる信念を無条件で渙発することに努力するのが、自分に与えられてある生命に対する当然の義務」と。
 
つまり、「何を信念するするのか」について、「人間の生命に与えられてある生命の力を信ずる信念を無条件で渙発すること」と言ってくれているのです。
 
蛇足を加えれば、「何を信念するか」ということは、「人間の生命に与えられてある生命の力(つまり、人間の生命の中には、健康や運命を建設してくれる、潜在勢力が存在するということ)を信ずる信念を渙発する」ことだというのです。
 
 
その為には(信念を渙発する為には)、心を先ず積極的にしなければならないし、心を積極的にする為の、具体的な方法として、心身統一法と呼ばれる各種精神統御の方法、つまり、観念要素の更改法であり、積極精神集中力養成法であり、神経反射の調節法である、と先生は、言っているのです。

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