国際刑事裁判所(ICC)と日本

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

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ICCの機構─第一審裁判部門(The Trial Division)

以下は、ICC公式サイトでの「第一審裁判部門(Trial Division)」の説明をJNICC勝見が独自に翻訳したものを、外務省の正訳公開に伴い新たに再編成したものです。この部門に関する厳密な規定については、ローマ規程の第39条を参照してください。

第一審裁判部門(Trial Division)の構成
第一審裁判部門には、主に刑事裁判実績のある判事が配属されます。任期は3年で、任期途中に審理が開始され規定の任期中に完了しない場合は、審理が完了するまでが任期となります。(現在の人員:ウィキペディア

第一審裁判部(The Trial Chamber)
第一審裁判部は、3名の判事から構成されます(ローマ規程第39条2項bの

第一審裁判部の職務
第一審裁判部には、ローマ規程第64条に基づいた次の3つの主な職務が課せられています。
1. 裁判が公正かつ迅速に行われるために必要な手続きを定めこれを実践すること。
2. 被告の権利を保証するための手続きの遵守を保証すること。
3. 被害者及び証人の安全と保護を保証すること。

第一審裁判部の処理工程
予審裁判部により許容性に関する初期判断が下され、罪状認否が完了したら、裁判所長会議ローマ規程第61条11項の規定に従い、継続して審理を行うための第一審裁判部の編成を行います。

このとき裁判所長会議は、裁判所の機能の効率的な運営に必要であると認められる場合は、一時的に予審裁判部門の判事を第一審裁判部に転属することができます。ただし、予審段階で案件の審理に関わった判事は、いかなる場合においても同案件に関する審理を遂行するために一審裁判部に配属されません第39条4項

第一審裁判部は被告が有罪か無罪かを決定する権限を持ちます。

第一審裁判部で被告に対して有罪であるという結論に達した場合、裁判部は4つの方法で被告を罰することができます。

〆把垢30年の刑期の服役
⊇身刑
6眩的罰則の適用(ローマ規程第77条
と鏗下圓亮匆馼帰を支援するための補償、補償金や賠償金の支払い(ローマ規程第75条2項

裁判は、特別な事由により非公開で行う必要が生じない限り、原則公開で行われます。たとえば、秘密情報や国家の機密に関わる情報や被害者、証人などが証拠として挙げられる場合がこれに該当します(ローマ規程第68条)。

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閉じる コメント(13)

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『手続き及び証拠規則』の仮訳(試訳!私訳!)を http://homepage2.nifty.com/ukiuki/icc-de.html からダウンロードできるようにしています。関心のある方は、ご活用ください。 削除

2006/4/5(水) 午前 1:35 [ 仲@ukiuki ] 返信する

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【仲さん】ありがとうございます!まだお遍路の途中ですか?:)仲さん試訳の文書、実は全部読ませてもらっていますよ。いやなかなかどうして、試訳なんてレベルのものではないですよ!ただファイルが特殊なので、汎用性のあるPDFやDOCなどにするにはどうしたらいいかなと、思案してるところであります。タイムリーなサポートいつもありがとうございます!(^o^y

2006/4/5(水) 午前 8:51 etranger3_01 返信する

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はい、まだお遍路というか何と言うか、ごにょごにょであります。あのファイルを開いて、全文を選択してコピーすれば、ワード書類なんかにもペーストできると考えてましたが、ひょっとしたらマックだけ? 翻訳のたたき台にするとか、もし何かの形で必要となれば、ご遠慮なくメールください。ワードのファイルにペーストしてお送りします。 削除

2006/4/6(木) 午前 2:07 [ 仲@ukiuki ] 返信する

こんばんは。拝見致しました。あれだけの量を一人で試訳されたことすごすぎます。その労力を鑑みれば大変ちゃっかりで恐縮な話ですが、仲さんさえよろしければ、外務省から正式な和訳条文が出されるまで、仲さん試訳のものをネット上で特別なソフトなしにより簡単に多くの人が活用できるようブログを使い条文検索付きで英文条文とともに公開したいと思いますが、いかがでしょうか?(軽いヤフー以外のブログで)

2006/4/6(木) 午前 3:07 [ uem**_jp ] 返信する

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それはいい!【沖さん】、【ウエマ】はお察しのとおり「資料庫」の製作者です。いろいろ私をサポートしてくれているので、沖さんとウエマとでタッグを組んでローマ規程以外の文書・資料などの製版・公開作業が行えれば最高ですね!ヤフーのブログではドキュメントのアーカイブはできないので、ウエマの資料庫にリンクする形で私も資料の周知に貢献したいと思います。いかかですか?^^

2006/4/6(木) 午後 0:17 etranger3_01 返信する

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ウエマさん、勝見さん、ちゃっかりも何も、どんな用途であれ、どしどしお使いください。そのための試訳ですので。英文条文付きとなれば、利便性も大幅アップすると思います。テキストデータをお送りした方がいいでしょうか?お送りせずにすめばラッキーですが、必要でしたら、遠慮なくおっしゃってください。 削除

2006/4/7(金) 午後 3:04 [ 仲@ukiuki ] 返信する

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【仲さん】そうですねえ・・。コンパイルの実作業はウエマが行いますので、ウエマのやりいいようにしてください。資料庫にウエマのアドレスがあるはずなので、直接コンタクトして頂いて構いませんよ。それにしてもこの一連の翻訳、どの位時間かかったんですか?!

2006/4/7(金) 午後 3:09 etranger3_01 返信する

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了解しました。あの翻訳には、3ヵ月ないし4ヵ月かかりました。さすがに疲れて、「手続と証拠の規則」のどこかに「?」入りのままで終わらせた部分が1カ所(たぶん)あったと思います。1人での作業の限界でした。 削除

2006/4/7(金) 午後 7:45 [ 仲@ukiuki ] 返信する

そうなんですか。3,4ヶ月も!本当にお疲れ様です。まずは?部分も一旦そのまま公開し、コメントに訳のアドバイスが寄せられたら適宜改編に対応していくという方針でいこうと考えています。

2006/4/9(日) 午後 8:24 [ uem**_jp ] 返信する

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【更新】(04.20) 追加 ─第一審裁判部所属の判事全員の顔写真をそれぞれの氏名の後に追加しました。

2006/4/21(金) 午前 1:39 etranger3_01 返信する

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【お詫びと訂正】(04.20) 訂正─ルネー・ブラティマン判事の性別について、公式サイトの写真も確認しないまま長らく「女性」としておりました。写真掲載と「男性」と表記を訂正するとともにお詫びいたします。

2006/4/21(金) 午前 1:40 etranger3_01 返信する

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【更新】(12.11)辞任─アイルランド選出のモーリーン・クラーク判事が12月11日付けで判事を辞任されたので、記事にその事実を反映して更新しました。判事の辞任理由などの詳細の発表についてはコチラをご参照ください。/『【ハーグ】アイルランド選出の判事がICCを辞職(2006.12.11』 http://blogs.yahoo.co.jp/jnicc_org_tk05/44358578.html

2006/12/14(木) 午後 0:24 etranger3_01 返信する

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【更新】(07.12.05)修正─アイルランド選出のモーリーン・クラーク判事およびトリニダード・トバゴ選出のカール・ハドソン・フィリップス判事が辞任されているので事実を反映して修正しました。

2007/12/5(水) 午後 7:40 etranger3_01 返信する

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