国際刑事裁判所(ICC)と日本

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

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ICCの機構─書記局(The Registry)

以下は、ICC公式サイトでの「裁判所書記(The Registrar)」の説明をJNICC勝見が独自に翻訳したものを、外務省の正訳公開に伴い新たに再編成したものです。この職務に関する厳密な規定については、ローマ規程の第43条を参照してください。

現在の裁判所書記(2008年〜)

http://www2.icc-cpi.int/NR/rdonlyres/A39C47E5-1ED0-4258-892D-53420D5B9213/146614/ArbiaS.jpg
シルヴァーナ・アルビア裁判所書記
シルヴァーナ・アルビア(Silvana Arbia)女史は、2008年2月28日の締約国会議(ASP)において、ASP事務局の推薦により二代目裁判所書記として任命されました。任期は5年で、再選が可能です。

アルビア裁判所書記の略歴

アルビア書記は国際法、刑事法、国際刑事法における裁判運営に関するエキスパートで、ICCに務める以前はルワンダ国際刑事裁判所(ICTR)検察局の訴追担当主任を務めておられ、さらにそれ以前は同裁判所検察局の訴追担当主任代理であり、上級公判弁護士も務められ、数々の重要な訴追案件に取り組んだ経験をお持ちです。

また、1998年のローマ会議では、イタリア政府代表団の一員としてローマ規程の起草にも関わっておられたという経歴の持ち主でもあります。アルビア書記は、パドヴァ大学で法を学び、イタリア本国では裁判官としての経歴も持っています。主に人権や子どもの人権について書かれた著書を多数発行されています。

過去の裁判所書記(2003〜2008年)

≪写真なし≫    
ブルーノ・カターラ裁判所書記
ブルーノ・カターラ(Bruno Cathala)氏は、2003年6月24日のASPにおいて、ASP事務局の推薦により初代裁判所書記として任命されました。

カターラ裁判所書記の略歴

カターラ書記は2002年10月まで、発足間もないICCの総務部(Common Services)の部長として務めていました。パリ大学の先端人権研究に関する学位を保持し、調停、国内治安および国防に関する修士号を保持するカターラ氏は、一般国内法、国際法および国際刑事法の司法管理に精通しています。

ICCに務める以前のカターラ氏は、旧ユーゴ国際刑事裁判所(ICTY)で次席裁判所書記の任に就いていたので、国際裁判所の運営管理について豊富な経験をお持ちです。

カターラ氏は1982〜2001年の間、フランス司法省で要職を歴任された実績を持ち、とくに同国の司法機関では、判事捜査官(Judge Inspector)の実績を積まれ、同国の裁判所や司法省関係機関の調査、監督、監査を担当されています。また、クレテイユ裁判所では副所長として務め、民事および刑事事件の司法監督を任されていました。さらに、少年犯罪者の社会復帰を支援するフランス司法省の少年司法保護局の事務次官を務めた実績もお持ちです。

(※)カターラ裁判所書記は前回の訪日の際、自民ICC勉強会に出席くださっています。
自民ICC勉強会の様子

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【更新】(03.13)―追加。2008年4月より裁判所書記として務めておられるシルヴァーナ・アルビア書記についての情報を追加しました。情報が出揃うまで時間がかかったため、今更の更新になって申し訳ありません。

2009/3/13(金) 午後 5:30 etranger3_01 返信する

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