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ICC初の公判となるか、検察官がルバンガ氏訴追に関する証拠を提出

オランダ、ハーグ
2006年11月9日

ICC-OTP-20061109-178-En

予備審問:児童徴兵の罪で武装勢力指導者に対する裁判実施の是非を決定

対象名: コンゴ民主共和国
案件名: 検察官対トマ・ルバンガ・ディーロ

国際刑事裁判所(以下、本裁判所)では本日、3名の予審判事からなるパネルによりトマ・ルバンガ・ディーロ氏の訴追案件に関する証拠について公開審問を行う。容疑が認定された場合、本件は本裁判所初の公判案件となる。ルバンガ・ディーロ氏は、コンゴ民主共和国(以下、DRC)のイトゥーリ地区における武装組織の元指導者で、15歳未満の児童の徴兵および戦闘への強制関与の罪で起訴されている。ルバンガ・ディーロ氏に対する起訴は、2006年8月28日に正式に記録された。
主席検察官のモレノ・オカンポ氏のコメント
「本件は、DRCのみならず世界中の児童を対象に行われている犯罪に対する免責の流れを変える象徴的なケースになるだろう」

次席検察官のファトゥ・ベンソウダ女史のコメント
「審理の結果がどのようなものであれ、本件は子どもを戦争に加担させることの深刻さを明らかにするだろう。危険にさらされるのは、子どもの命だけではない。児童が暮らすコミュニティ全体が危険にさらされるのである」
審問は、ルバンガ・ディーロ氏が起訴内容の犯罪を犯したことを示す確たる証拠と根拠があるかを判断するために行われる。判事団により容疑が認定されると、案件は公判へと移行する。本件が公判に移行した場合、個人が国際法廷によってかかる犯罪で裁かれる史上初めての案件となる。

本裁判所では、ルバンガ・ディーロ氏がDRCから移送されて本予審法廷に初出頭した今年3月から、複数回に渡って審問や確認会議を行ってきた。しかしその内容は、証拠の開示や証人の保護、裁判に参加する被害者の安全確保など、本件の手続き上の規定を定めるためのものに限られてきた。

訴追対象期間中、ルバンガ・ディーロ氏はコンゴ愛国者同盟(UPC)の代表であり、イトゥーリ地区で最も恐れられているその軍事部門、コンゴ愛国者解放戦線(FPLC)の最高司令官だった。検察官は、ルバンガ・ディーロ氏には、組織的かつ大規模に、FPLCの司令官らと共謀して、10歳〜15歳までの児童の徴兵および入隊計画を先導、計画および統率した容疑があるとしている。

検察官は被害者や証人らの証言を含む複数の証拠書類を、同被疑者の起訴事由を構成する証拠として提示する。起訴内容は、FPLCの指揮下にあった多くの児童兵の証言を元に構成された6つの容疑から成り立っている。
出典:2006年11月9日付けのICC-OTP(検察局)のプレスリリース

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へぇー、知りませんでした・・・

2010/5/10(月) 午後 1:46 かいざぁー 返信する

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