国際刑事裁判所(ICC)と日本

人間の安全保障の発展に貢献する日本と世界の道筋と行く末を見つめます。

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(ニューヨーク 2日)民主党の犬塚直史参議院議員は現地時間の2日、国連日本政府代表部で日本のICC加盟への道筋に関する記者会見を開きました。集まった記者団に対し犬塚議員は、ICC関連法案が先月27日に国会の参議院を通過したことを報告し、7月までに同法案に関する内部の発効手続きが完了して国連条約局に批准書が寄託される見通しと、10月には日本の加入が実現する見通しであることを明らかにしました。以下は、その記者会見の模様の報告と、その前日にインタビュー取材を受けたロイター通信の記事の紹介です。

犬塚議員、ニューヨークで日本のICC加盟に関する記者会見を開く

電撃記者会見開催までの経緯
ニューヨーク到着後、犬塚議員はICCの各関係NGOや国連の各部署を精力的に回り、その中で自分の所属する地球規模問題に取組む国際い議員連盟(PGA)の国際事務局も訪れました。PGAからは、渡米前から訪米の機会に記者会見を開いたらどうかという打診を受けていたのですが、ニューヨークでの滞在は非常に短く、会議や会談の予定が詰まっていたのでその中に記者会見を開く段取りをとることは難しいと考えていたのです。しかし、どうにか日本政府国連代表部に頼み込んで、急遽渡米中に段取りを決めて会見を開くことになったのでした。なにしろi(1)ニューヨークにおり、(2)国連におり、そして(3)日本の国会がICCの批准を承認したという三拍子が揃っているのですから、これで近日達成した日本の批准を大々的に報じない手はありません。

実際の記者会見の模様
記者会見は現地時間の17時頃、国連日本政府代表部の大会議室を借りて行われました。集まった記者は10人ほどで、国連記者協会(UNCA)の記者たちが中心でした。それでもさすがに国連の記者クラブのようなものなので日本人よりも外国人が多く、記者会見はもちろん英語で行われ、質疑応答も英語で行われました。質疑の対応はPGAの代表団に混じって、PGA日本支部の事務局長として犬塚さんも、そして犬塚事務所外交政策担当として私も一部応じました。

質問内容は、「アメリカの新政権誕生はアメリカのICCへの姿勢に影響するか」(産徑)、「アジアに対するICC批准の支援とは具体的に何をするのか」(朝日)、「ローマ規程の検討会議で核兵器使用の罪に関して協議することがなぜ日本にとってそれほど重要なのか」(共同)、「ICCなどに関連してポスト京都議定書に関して何か動きはあるのか」(日経)など、各社各様でしたがICCに関連して日本の外交姿勢がどのように変化するかについて、メディアはきわめて高い関心を持っていると思わせるものばかりでした。

ロイター通信の取材に対応、即日で記事に

記者会見の前日、犬塚議員はCICC(国際NGO連合)からの紹介で同様にUNCAに所属するロイター通信社の記者から取材を申し込まれていました。PGAでの会議中に申し込みがあったもので、ニューヨークでの日程をフルに活用したいと考える犬塚議員はこれを快く了承し、即日でインタビューが実現しました。その取材を元に書かれたのが、『Japan expects to join new criminal court in Oct』と題されたこの記事です(記念に別の書庫に全文を転載させてもらいます)。

初めて国連の記者クラブ(UNCA)セクションに足を踏み入れ、物珍しそうにしているのも束の間。ロイターのEvelyn Leopoldさんのいる小さな部屋はすぐに見つかりました。部屋に入るときに、入れ違いで出て行こうとする人─見覚えのある人だと思ったら、国際NGOヒューマンライツウォッチのイギリス支部のプログラム・ディレクター、Steve Crawshawでした。バークレーのR2P会議で会っていたので、ここでも挨拶。実は昨年末のハーグでの締約国会議に引き続き彼と会うのは3度目でした。いやはや、狭い世界です。

Steveとの短い挨拶を済ませて向き直ると、眼光鋭い女性記者が笑顔で迎え入れてくれました。挨拶もそぞろにさっそくインタビューの開始です(よくしゃべる方で、どっちが取材を受けてるのかわからない有様でしたが、見ていて楽しいものでした)。1時間以上に及ぶインタビューの中、彼女はなかなか鋭い質問を浴びせてきます。というより、ICCの現状を考えれば答えに窮するものばかりでした。彼女は実はICCには非常に批判的な記者で、日本が加盟したことによりICCの何が変わるのか、そこに興味があったようでした。しかし批判的ではありながらも、10年以上もICCのことについて書き続けてきた人ですから、それなりに愛着もあるようです。彼女の批判精神からは、逆にICCに対する深い愛情のようなものを感じました。この直感は後で当たりました。聞いたところによれば、彼女はICC関連のメディアでは「ICCの母」と呼ばれているそうで、同じように「ICCの父」と呼ばれているヒューマンライツウォッチ国際本部プログラム担当ディレクターのRichard Dicker氏(後日会談予定)と並んで、“ICCの生みの親”と考えられている人だったんです。その“ICCの母”が厳しい母の愛で書き上げてくれた記事はどんなものなのか、これからじっくり拝見したいと思います。

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眼光するどい笑顔って怖そうw。。。きびしい質問を浴びせられる取材って、不快なものなの?それとも、深い興味があるってことで、うれしいものなの?

2007/5/3(木) 午後 2:55 [ ポストカード1枚 ] 返信する

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う〜ん。。そこに「愛」があると思うから、不快というよりも嬉しく感じたかな。批判にすらなっていない中傷地味た批判と、単なる批判と、論理的な批判と、愛情のある批判って、わかると思うんですよ。彼女の質問は愛情のある批判に思えました。後になって彼女が「ICCの母」と知ったのだから、先入観なくてもそう思ったんだからなお更だと思います。流石、よく盲点わかってるなあと思いました。末永くお付き合いしたいと思いましたよ^^

2007/5/3(木) 午後 5:34 etranger3_01 返信する

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