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プレスリリース: 2013/06/10
ボツワナ、ドイツの2か国がローマ規程改正第8条と侵略犯罪の改正条項に批准 ICC-ASP-20130610-PR916 インテルマン議長は、1998年のローマにおける全権外交使節会議での交渉において、侵略犯罪を国際刑事裁判所が管轄する犯罪の一つとするために、当時ドイツが中心的な役割を果たしたことを挙げ、同国がその後も継続してこうした中心的役割を果たし続けたことが、カンパラで2010年に行われた再検討会議において改正条項の採択に至る原動力となったと評価した。
インテルマン議長はさらに、ボツワナがアフリカで改正条項に批准する最初の国であることに留意し、他の締約国がドイツやボツワナの模範に応えることへの期待を表明した。2か国は6月の3日と4日にそれぞれ批准書を寄託し、これにより侵略犯罪に関するカンパラ改正条項への批准国は7か国となった。議長は、2か国による批准はICCに対する地域を越えた支持と信頼の顕在化を示すもので、ICCが国際社会における根幹的な機関であることの証であるとした。
改正条項は侵略犯罪を定義し、同犯罪に対する管轄権行使の要件を定めるもの。ICCは、30の締約国が改正条項の批准または受諾を行った1年後、並びに締約国の多数により2017年1月1日以降に行われる決定に従うことを条件に管轄権を行使することが可能となる。
侵略犯罪に関する改正条項(英)(日)
出典: 締約国会議
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世界での動き
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ICCをめぐる世界各国、国際機関などの動きについて報道記事や CICC(NGO連合)のプレスリリースなどを元に報告しています。
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リヒテンシュタイン、改正ICC規程の侵略犯罪条項の最初の批准国に
2012年5月10日付けのプレスリリースによると、リヒテンシュタイン公国が8日、2010年のカンパラ再検討会議で会合参加国の総意により採択された「侵略犯罪」の定義と管轄権行使の手続きに関する改正条項の批准書を付託。121のICC締約国初の改正規程の批准国となったそうです。
2010年に採択された規定に基づき、改正規程は30ヶ国の批准を経て発効します。リヒテンシュタインの批准により、残り29ヶ国で改正ローマ規程が発効する見通しとなりました。さて、発効まで何年かかるでしょうか。 PGAはさらに、同国が非国際的武力紛争における特定兵器の使用を禁止するいわゆる「ベルギー提案」を採用した改正条項についても批准したことを歓迎しました。同国は同追加条項については、2011年に批准したサンマリノ共和国に次いで2ヶ国目の締約国となりました。
画像:リヒテンシュタイン公国(外務省)より
リヒテンシュタインが批准した主な改正条項(第5条ほか)侵略犯罪に関する規定
(第8条)非国際的武力紛争における一定の武器の使用の犯罪化
非国際的武力紛争における戦争犯罪を定めるローマ規程第8条2(e)に、「毒物又は毒を施した兵器」、「窒息性、毒性ガス又はこれらに類するガス及びこれらと類似のすべての液体、物質又は考案物」及び「人体において容易に展開し、又は扁平となる弾丸」のそれぞれの使用を対象犯罪とする。 以下、PGAプレスリリース本文の抜粋です。
New York/The Hague, 8 May 2012 |
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AFPによれば12日、米国のブッシュ大統領は、20日のオバマ新大統領就任を控えた最後の記者会見で初めて、ICCに対して肯定的ともとれる発言をしたようです。この皮肉交じりの発言は果たして、「国際刑事裁判所(ICC)に加盟すべきだった」という敗戦の弁なのでしょうか。 さらに、中東問題をすべてイスラエルの責任にしたり、京都議定書(Kyoto Protocol)への調印や国際刑事裁判所(International Criminal Court、ICC)への参加が実現していれば、欧州では人気がでただろうと語った。 次期大統領のオバマ氏は、軟化するブッシュ政権のICC政策を継承することになり、すでに米国の反ICC姿勢は崩壊しているといえます。オバマ氏個人は選挙キャンペーン中もICCについて肯定的な発言を行っており、慎重派だがICCに決して批判的ではなかったヒラリー・クリントン女史を国務長官に迎え、国連大使に「保護する責任」原則の支持者であるスーザン・ライス女史を閣僚待遇で国連大使に抜擢したオバマ政権は、反ICC政策を翻しむしろ2010年のローマ規程検討会議に乗り込んでくるであろうと、ある米国のシンクタンクは分析しています。 ブッシュ政権の交代により、米国は1998年以降10年以上続けてきた反ICC政策を劇的に転換することになると見られています。それがダルフールやグルジア情勢、さらには中東和平などにどのように影響するか。2009年はICCにとっても「変化の年」となるかもしれません。
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国際NGO連合CICCによると、国際刑事裁判所(ICC)が第63回国連総会に対し4回目となる定例年次報告を行っていたことがわかりました。この報告は国連とICCとの協定に基づいて行われるもので、総会の場において事務総長がその要約を読み上げます。 以下は、国連総会の公式文書の内容を上から順に、独自に項目別に分類してさらに要約したものです。尚、今回の報告期間は2007年7月31日〜2008年7月31日に限定されています。
出典:"Report of the International Criminal Court," UNDOC_A63/323 国連総会文書(2008年8月22日付) |
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ピッライ判事は母国南アで反アパルトヘイト政策活動家の弁護などを担当し、同国で女性として初めて高裁判事も務められました。またICCの情報によれば、国連設置のルワンダ国際刑事裁判所でも8年の間判事を務められ、そのうち4年を裁判所長として務めた経歴の持ち主です。ピッライ判事は、ICCでは上訴裁判部に配属されていました。 以下は、ICCプレスリリースの要約です。 要約:ナヴァネセム・ピッライ判事が辞任南アフリカ選出の上訴裁判部判事、ナヴァネセム・ピッライ(Navanethem PILLAY)氏は30日、8月31日をもって国際刑事裁判所(ICC)判事の職を辞する意向を同裁判所のフィリップ・キルシュ所長に伝えた。ピッライ判事は所長に宛てられた辞表に、国連の潘基文事務総長に人権高等弁務官に任命され、これが7月28日の国連総会で承認されたことを辞任の理由として示した。
ピッライ氏の辞任についてICC裁判所長会議は、裁判所におけるピッライ氏のこれまでの貢献に対する感謝の意を述べるとともに、同氏の来たるべく就任についても祝福の意を表明した。また、ただちにこの事実を締約国会議(ASP)のブルーノ・ウガルテ議長に報告した。 ピッライ氏は2003年に6年間の任期で選出されたため、同氏の残りの任期を担当する後任の判事は、ローマ規程第37条〔欠員〕の規定に基づき締約国会議によって選出されることとなる。この補欠判事選挙は2009年1月、ニューヨークの国連本部にて行われる。 原文:Resignation of Judge Navanethem PillayThe Hague, 30 July 2008 ICC-CPI-20080730-PR344-ENG Judge Navanethem Pillay has resigned from the International Criminal Court (ICC) effective 31 August 2008. In her letter tendering her resignation to the President of the ICC, Judge Philippe Kirsch, Judge Pillay indicated that her appointment by the UN Secretary-General to the position of UN High Commissioner for Human Rights was endorsed and approved by the UN General Assembly on 28 July 2008. The Presidency congratulated Judge Pillay on her forthcoming appointment, thanked her for her contributions to the ICC and expressed the ICC’s regret at her departure. The Presidency informed the President of the Assembly of States Parties, H.E. Mr. Bruno Stagno Ugarte, of Judge Pillay’s resignation. Judge Pillay was elected in 2003 for a term of six years. In accordance with article 37 of the Rome Statute, the Assembly of States Parties will elect six new judges to fill the vacancies left by judges who were initially elected for a six-year, non-renewable term, among them Judge Pillay. The election will take place in January 2009 in New York. Judge Pillay has served as a Judge of the Appeals Division since 2003. Her replacement in the Appeals Division will be announced by the Presidency in due course.2008年7月30日付けのICC-CPIプレスリリースより |


