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ネット書店とかでも買えるそうです。 7月18日(国際司法の日)に発売になりました。 JNICCかつみの書いた分『人を殺せとをしへしや』は、 下巻の241〜250頁までで、17歌のせてもらっています。 p.338で作者の紹介(しょうかい)されちゃっています。 (ちょっと照れますね) 二巻立てでちょっと高めだけど、たいせつな「声」が沢山集められている 、よくできた作品集です。大人が書いた作品集だけど、JNICCかつみみたいに 若い人も(え、かつみは“まだ”若いですよ!)参加していて、とても読みやすく できていると思います。みなさんにもご家族で、ぜひ読んでみてほしいですね。 以下は、著者(ちょしゃ:作者のこと)紹介文より 「心に平和の砦を築く」という考え方は、憲法九条の精神と合致する。しかしこれまで日本は、自らが築いた砦の中に閉じこもったまま周りに平和の維持を任せてきた。平和の維持には、相応の覚悟が必要である。己を厳しく律することを美徳としてきた日本人には、この覚悟があるはずである。ICCへの加盟は、日本が平和構築の作業に自ら関ることを意味する。これから積極的に平和構築に乗り出す日本の新しい外交に注目したいと思う。 ・・・・われながら、かなり、むずかしいですね。では簡単にホンヤクしまーす! 「こころに平和のお城を」という考え方は、日本の憲法(けんぽう)九条の考え方と同じです。でも、これまでの日本は、自分たちでつくったお城のなかにひきこもったまま、まわりのほかの国にばかり、平和をまかせてきました。平和をたもつには、もっとかくごが必要です。日本人は、自分たちにきびしいことを良いこととして、代々伝えてきました。だから、日本人になら、このかくごがあるはずです。日本がICCに加盟することは、日本が平和をつくる作業に、他の国と一緒になってかかわることを意味します。これから積極的(せっきょくてき)に、世界と一緒になって平和を作ることを目指す、日本の新しい世界でのあり方に注目していきたいと思います。 |
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私は名古屋の中学1年生です。夏休みの自由研究の課題にしたらて言われてお父さんに教えてもらってよんでみました。むつかしい言葉が多くて読むのが大変だったけどがんばってよみました。国際裁判所はどこにあるのですか?ローマにあるのですか。あと犯罪をしたひとはだれがつかまえるのですか。警察の人がつかまえるのですか。いままでにつかまってろうやに入れられ人はいますか。ろうやはどこにあるのですか。
aiti2521さんの娘さんから久しぶりに質問があったので、簡単にお答えしましょう! 今回は、4つも質問いただいちゃいました。 aitiさんからの質問はとても基本的なものだけれど、たしかに誰もが疑問(ギモン)に思うことですよね。 さあ、どんな答えがでてくるでしょうかっ^^ ○質問1:国際裁判所はどこにあるのですか? ○質問2:犯罪をしたひとはだれがつかまえるのですか。 ○質問3:いままでにつかまってろうやに入れられ人はいますか。 ○質問4:ろうやはどこにあるのですか。 〔答え1〕国際刑事裁判所(ICC)はオランダのハーグ(DEN HAAG)という街にあります。ハーグは国際司法都市(こくさいしほうとし)といわれていて、ICCのほかに、国と国との争いごとを調停(ちょうてい=争っている間に他人が割り込んで争いをやめさせること)するICJ(国際司法裁判所)や、旧ユーゴスラヴィアという昔あった国で行われた国際犯罪(はんざい)をさばくためのICTY(旧ユーゴスラヴィア国際戦犯法廷)など、国連の国際司法機関もあったりして、まさに世界の国際司法の中心といわれる街です。http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/netherlands/image/map.gif オランダの場所(だいだい色の部分) (ココで「ハーグ」を探してクリックしてみてね!) 〔答え2〕犯罪を犯したとされる人(被疑者=「ひぎしゃ」といいます)は、その被疑者がいる国の警察が捕まえます。被疑者のいる国は、ICCに加盟していない場合は、被疑者を捕まえることは、その国の義務(ぎむ=しなければならないこと)ではありません。 ICCは、国連を通して協力(きょうりょく=助けること)を要請(ようせい=お願い)できますが、ICCに加盟していない国は、この要請に応じる(おうじる=YESということ)必要はないのです。だからICCは、加盟国をもっといっぱい増やして、世界中の国々がICCに協力できるようにしたいんですね。 最近、日本がこのICCに加盟したことで、日本も、たとえば日本に被疑者が逃げたときに、ICCに協力して被疑者をICCに引き渡すことができるようになりました。これはICCにとって、とっても心強いことなんです。 〔答え3と4〕2003年にICCが機能しはじめてから、いままで捕まった人、1人だけいます。アフリカのコンゴ民主共和国(みんしゅきょうわこく)という国で、こどもを強引に兵士する(強制徴兵=「きょうせいちょうへい」といいます。「ちょうへい」については、お父さんに聞いてみてね!)という犯罪を行っていたとされる、トーマス・ルバンガという、反政府武装勢力(はんせいふぶそうせいりょく=政府に対して暴力で反対するゲリラ)のリーダーです。 ルバンガ被疑者は、ICCに加盟したコンゴ民主共和国の政府当局(警察)によって捕まえられました。捕まえられた被疑者は、まずコンゴ国内の収容所に入れられて、そのあとでオランダのハーグに移送(いそう=他の場所へうつすこと)されました。つまり、捕まえられた被疑者はオランダのハーグに収監(しゅうかん=ろうやに入れられること)されます。いま、ルバンガ被疑者は、ハーグのろうやの中にいます。http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/congomin/image/map.gif コンゴ民主共和国の場所(だいだい色の部分) |
日本のICC加盟の日付が7月17日(火)NY時間16:30に決定!みなさん、最後のお知らせからずいぶんと時間が経ってしまいましたね。 でもその間、日本ではちゃくちゃくと、ICCに加盟する準備を進めていたのです。 そして今日、外務省(がいむしょう)という政府のお役所の人から、耳寄りな情報を手に入れたので皆さんにもお知らせしちゃいます! なんと、いまから6日後の7月17日のNY時間16:30に日本はICCに加盟するんだそうです!
正確には、加盟するための加入書(かにゅうしょ)という書類を、国連に届け出るんですけどね。 国際条約のならわしでは、これで条約に批准(加盟)したことになるんです。 実は7月17日というのは、1998年にイタリアのローマで国際会議が初めて開かれたとき、ローマ規程(きてい)が採択された日なんですね。このとき、159もの国の中から120カ国が賛成して、ローマ規程は成立(せいりつ=認められた)んですね。この日は歴史的に「国際司法の日」(World Day of International Justice)として記憶されることになりました。そして、残念ながら、日本はこの120の国の中にいなかったんです。
このローマ規程に賛成する期限は、実は2000年の大晦日つまり12月31日までありました。さて、この12月31の期限(=しめきり)当日に、すべりこみでギリギリ賛成できた国はどこだと思いますか?なんと、アメリカです! 意外ですか?でももっと意外なのは、日本がこの期限までにも賛成しなかった(できなかった)ことです。日本にもいろいろ事情(じじょう=理由)はあったのですが、世界の多くの国が賛成する条約に、日本が賛成しないのはなぜだ!と世界は日本の姿勢を批判(ひはん=責めること)しました。日本にとっては、すごく悔しいことだったんですよ。なぜなら、日本には賛成したくでもできないフクザツな事情があったからなんです。 なにしろ日本は、その雪辱(せつじょく=つまり「リベンジ」です)の想いを、7月17日に批准することで果たすことができるのですから!これはお祝いすべきことなんですよ。だから、ニューヨークの国連本部では、批准書の寄託(きたく=あずける)式典(セレモニー)が行われる予定なんです。 めでたいことですよね!みなさんも学校の人や先生に是非、この日のことを教えてあげてくださいね! この現地時間の16:30に日本は加盟しました!http://www.clocklink.com/clocks/world001-blue.swf?TimeZone=EST&(米国東部標準時:ニューヨーク現在時間) |
国際刑事裁判所(ICC)の関連法案が衆議院を通過しました!嬉しいニュースです!国際刑事裁判所(ICC)に関する法律案が先週の29日、国会の午後の衆議院(しゅうぎいいん)の本会議を、全会一致(ぜんかいいっち=全員賛成)で通過(つうか)しました。国際刑事裁判所問題日本ネットワーク(JNICC)はこの知らせを受けて、マスコミ向けに次のような声明(せいめい)を発表しました(JNICC公式ページにもあります)。これで、残すところは参議院(さんぎいん)の委員会での審議(しんぎ=話し合いと確認)と本会議での採決(さいけつ=票をとること)になりました。国会では、条約に関しては衆議院の人たちがまず賛成か反対かを決めて、それから参議院の人たちがもう一度賛成か反対かを決めることで、国会としてその条約に賛成か反対かが決まります(詳しくはココを見てください。いろいろわかりやすく教えてくれますよ!)。 さて、委員会と本会議を通過すると、いよいよ国連の条約局(じょうやくきょく)というところに批准書(ひじゅんしょ)という特別な文書が預けられて、その日から二ヵ月後には、日本は国際刑事裁判所の106番目の加盟国になります!(^o^y ※下の声明は大人の人向けのままです。 衆議院での国際刑事裁判所への加入促進を祝する 本日、衆議院は、本年2月27日に閣議決定された国際刑事裁判所設立条約(ローマ 条約)を承認し、同時に、国際刑事裁判所に対する協力等に関する法律案を可決した。
合わせて、国際刑事裁判所に加入した場合に負担すべき分担金も、つとに、来年度 予算として国家の承認を受けていることを改めて指摘しておきたい。参議院での承認 および同法律案の可決がなされれば、第166国会は、人類史上において画期的とも言う べき常設の国際刑事裁判所に加入する意思表示を明確にしたことになる。 思えば、国際刑事裁判所は、二度にわたる戦争の災禍に反省した二〇世紀前半に構想され、国際社会にとって最も重大な国際犯罪であるジェノサイド(集団殺害)、人道に対する罪、戦争犯罪を公正かつ効果的に裁判し、その実行行為者や上官などにつ いて個人としての刑事責任を追及してこれを処罰するために、一九九八年のローマ条約によって、設立されることになった。 同条約は、60カ国の批准をもって2002 年に発効し、さらに、地域的なバランスを考慮して18名の裁判官が任命され、目 下、4つの事態に関して、鋭意、捜査に取り組み、コンゴ民主共和国の事態に関して、 ルバンガ被告人に対する裁判開始が決定されている。ここに、これまでの「不処罰の 文化」を一掃し、新しく「責任の文化」を生み出そうとする重要な兆しがあると言わ なければならない。 国際刑事裁判所は、我が国の外交の基本方針である「人間の安全保障」を推進する 上でも、重要な手がかりになる。また、同裁判所に併設される被害者基金も、被害者 の救済をも視野に入れた新しい刑事裁判のあり方を模索する上でも、参考になるもの である。 われわれは、日本政府が、国際刑事裁判所に単に加入するだけに満足することにな く、直ちに国際刑事裁判所特権及び免除に関する条約を批准し、さらには有用な人 材の提供や必要な資金の供与を初めとして、国際刑事裁判所のいっそうの発展のため に進んで寄与することを強く期待したい。 また、いまだに加入国が少ないアジア地域 において、積極的に未加盟国に働きかけて、アジアの総意をもって国際刑事裁判所を 支援し発展させるために、率先して模範を示し、加入国を増やすよう努力することを 期待したい。 さらには、数年後に予定されている国際刑事裁判所規程の見直し会議に向けて、侵 略の罪に関する具体的な提案を含めて、専門家やNGOの意見を進んで聞き、この面に おいても優れた貢献ができるように、直ちに準備に取りかかるよう要望する。 2007年3月29日 国際刑事裁判所問題日本ネットワーク 共同代表 植木光教(世界連邦推進日本協議会会長) 新倉 修(日本国際法律家協会会長) |


