退院そしてタイへ戻る
2週間目にやっと風呂に入る許可がでた、今まではベッドの上で蒸しタオルをもらって体を拭くだけだったが、今回は湯船につかることが出来ないでシャワーだけだったが気持ちよかった。
2日後に湯船につかる許可がでた、心臓の位置まで湯につかるのはこわかつたが問題なく湯船に全身をつかることが出来た、自然に鼻歌が出てきて生き返ったような気がした。
小さなバスタブがあるだけの海外のホテルで、ホットシャワーしか浴びられなかった時の欲求不満が思い出される、日本人はやっぱりこれでなくては風呂に入った気がしないもんだと一人ごちた。
入院後19日目やっと退院する事が出来た、主治医の先生から退院後の指導を受ける。水分を十分に取ること、与えられた薬は毎日忘れないで飲むこと、酒、たばこは厳禁、タイの病院の実力から判断してタイに戻るのは死にに行くような物だから少なくとも半年は日本にいるように、2週間後に検査のため来院するように等々、注意を守らないで再発した前例をあげながら説明された。
さて、困ったことになったもんだ、酒、たばこはもともとたしなみがないので問題ではないが、タイには明日にでも戻らないと会社の存続にも関わる、仕方がないからかみさんに急遽タイに行って給料の支払いやその他の雑用をこなして貰うことにした。
そして私は、カテーテル施術が出来るタイの病院をインターネットで検索し、資料を集めることに専念した、カテーテルそのものはタイで作られ、日本に輸出されているのだから絶対にそれを使いこなす良い病院があるはずだと思った。
その結果、バンコックでもチェンマイでも最近はカテーテル施術を行える病院が有ることがわかつた。特にバンコックゼネラル病院、バムルンラード病院などは心臓センターがあって緊急処置が可能である、早速両病院にEメールで実施症例数等の問い合わせを行った。
両病院とも月に数十例の実績があり、日本語のわかるクラークがいる、そして施術に関する詳細な料金表が送られてきた、日本の約3分の1だった。
2週間後の検査の時、料金表を除くこれらの資料をまとめて主治医の先生に提示して説明、タイは暑いから水分だけは多めに取るようにとくどくいわれ、バンコックに滞在することでやっと訪タイの許可がでた、それから1週間後、かみさんに付き添われて発病後約40日でタイに戻った。
飛行機の中ではやっぱり不安で落ち着かなかった、手首の脈泊ばかり取っていてそんなことばかりしていて本当に大丈夫なのかと、かみさんに心配させたりもした。
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