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途上国と気候変動問題委員会のイケダです。
さて、当委員会では、以下の通りシンポジウムを実施いたします。多くの皆様にご参加を心よりお待ちいたしております。
≪以下、転載・拡散希望、特に国際協力・環境問題に取り組むNGOの方々へ≫------------------
シンポジウム
〜今、日本人みんなで考えたい〜
気候変動問題とCOP21 (気候変動枠組条約第21回締約国会議)
これから日本人は発展途上国の人々とどう向き合うべきか
1.主 催 : 青年海外協力隊愛知県OB会 (実施担当:途上国と気候変動問題委員会)
2.日 時 : 2016年2月14日 (日) 13時30分〜16時30分
3.会 場 : JICA中部(なごや地球ひろば) セミナールーム A
4.内 容 :
報告① 「すでに深刻な気候変動問題の不公平にさらされてきたのに
伝えられてこなかった発展途上国の実態」
報告者 青年海外協力隊愛知県OB会 途上国と気候変動問題研究実行委員会
池田 直樹(7-2 ケニア 理数科教師)
報告② 「 2015.12・パリ・COP21 その成果と課題
〜進行する気候変動のために世界は何を決めたのか?
気候変動の被害者である途上国は何を求めているのか?〜」
講師 名古屋大学大学院環境学研究科(国際法)教授 高村ゆかりさん
5.ご参加方法:
(1)参加費は無料です。
(2)資料準備のため、事前にお申し込みください。
※当日参加も大歓迎ですが、その際資料の数に限りがありお渡しできないことも
ございます。予めご了解いただきますとともに、その際はなにとぞご容赦くだ
さい。
6.講師紹介:
高村ゆかりさん 名古屋大学大学院環境学研究科(国際法) 教授
(1) 略歴等 : 次のサイトをご参照ください
名古屋大学 環境学研究科 社会環境学専攻 環境法制論講座 公式HP
(2) 「中央環境審議会2020年以降の地球温暖化対策検討小委員会 委員」および
「産業構造審議会約束草案検討ワーキンググループ 委員」としてご活躍。
COP21のために国連に提出した「日本の約束草案:2030年度の温室効果ガス
排出削減目標(2030年 度に2013年度比▲26.0%(2005年度比▲25.4%))」の
決定にご尽力されました。
(3) パリCOP21の直前に当たる2015年11月26日(木)、「NHKクローズアップ現代
『シリーズ 瀬戸際の温暖化対策②“石炭”めぐる攻防』
前のCOP21を取り巻く世界情勢や会議の展望を解説なさいました。
(4) 関係者をして“日本で最もCOP会議のことを分かっている人”と言わしめる方。
7.その他:
協力隊に関係の皆様、JICA関係の皆様はもちろんのこと、途上国支援や環境問題に取り組むNGO、NPOの関係の皆様にも多数ご参加頂きたいと思っております。なぜならば、気候変動そのものの影響のみならず、気候変動によって発生する社会的・経済的・国際的な問題までもが、皆様の活動自体や、活動の対象となっている場所・人々に影響を及ぼしてきているのではないかと推測しているからです。また、今後はますますその影響が深刻化し、拡大していくものと予想されるからです。
したがいまして、この気候変動問題に対して世界がどのような流れの中でどのように向き合おうとしているのか、皆様にも今この時に大きな視点でも捉えて頂けたらと思い、企画いたしました。そのために、このイシューに関しては日本の第一人者であり、地元名古屋大学でご活躍中の高村ゆかり先生をお迎えすることに致しました。「COPにおける大変複雑な条約交渉の流れを、ここまで正確に理解していながらその難しい内容をここまで分かりやすく説明できる方は他にはいない」と言わしめる先生です。この機会にぜひ皆様にお聞き頂きたいと存じます。 このシンポジウムを通じて、今後も皆様が、活動の対象となっている場所・人々に対して、より一層円滑で良好な関係を築いたり、より一層充実した持続可能な活動や支援を実施したり、またその成果をもってより一層日本の市民へ活発な啓発活動を行ったりすることができますよう、少しでも皆様のお役に立てればと考えております。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
よろしければ、上のチラシ画像もご覧ください。
それではこれにて失礼いたします。
(気候変動委員 イケダ)
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途上国と気候変動
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気候変動委員会のイケダです。
日本国内では連日にわたって全国的に猛暑。また一方、派遣中の皆様はいかがでしょうか。派遣国ではありませんが、イラクでは50℃を超えたそうです。http://www.afpbb.com/articles/-/3056091
また先ほど報じられたところによると、ミャンマーで相当の水害が起きているようです。
さて、「カリブ海で海底火山の火山性地震による津波の発生の可能性がある」という情報を、当委員会の気候変動MLを通じてジャマイカのミシロ(26-2 土木)よりお寄せ頂きました。
ミシロ様は、関係国に派遣されているJICAボランティアの皆様や、カリブ海諸国にご縁のある多くの皆様のことを大変ご心配くださり、今回多くの方とこの情報共有をしたいとお申し出になられました。
趣旨をご理解の上、皆様の中に関係のお知り合いの方がいらっしゃいましたら、どうかご共有頂きたいと存じます。
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1.【重要・ボランティアより】
カリブ海 「Kick'em Jenny 海底火山」
火山性地震による津波の危険性について
ミシロ様にご紹介いただいたWebサイト http://www.uwiseismic.com/NewsDetails.aspx?id=365 によると、この「Kick'em Jenny 海底火山」の7月23日現在の警戒レベルはオレンジレベル。これは4段階のうちの3段階目の警戒レベルにあたるようです。
ミシロ様より頂戴したメールによると、一時期ジャマイカのJICA事務所からも津波注意報が出されていたようですが、現在は解除されているとのことです。
海底火山の火山性地震による津波の危険性に関するご報告(7月27日)
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中米
ジャマイカ (カリブ海沿岸諸国) .
( 26-2 ミシロ様 より 第①報 15/7/27 06:43 着 )
イケダさま
お久しぶりです。平成26年度2次隊のミシロです。
毎度送付されてくる温暖化関連の資料、いつも拝見させてもらっています。現在、ジャマイカの首都キングストンにある西インド諸島大学にて活動しておりますが、職場及び活動そのものが自然環境、特にジャマイカ沿岸域に対するハリケーン、温暖化による水位上昇の影響評価と関連することもあることから、参考のものとして拝読させてもらっています。
今回、ご連絡しましたのは、温暖化とは関連のないのものなんですが、自然災害に対する防災という面において、共通するものがあると認識したので、お送りすることにしました。現在、カリブ海に面する"Kick ‘em Jenny Submarine Volcano (Kick 'em Jenny 海底火山)”の活発化により火山性地震が頻繁に発生しているということです。
現段階で、JICA事務所から、万が一の津波の発生に備え、沿岸域には近づかないように、注意喚起がなされているところです。情報によると、万が一津波が発生したとしても、ジャマイカ沿岸域で多大な被害はでないという見解ですが、ジャマイカだけではなく、カリブ海諸国に関連のあることなので、周知したいと考え、連絡に至りました。資料も送付しておきますので、ご参考ください。
・http://www.uwiseismic.com/NewsDetails.aspx?id=365
・http://jamaica-gleaner.com/article/lead-stories/20150724/no-need-worry-about-kick-em-jenny-lyew-ayee
ミシロ
( 26-2 ミシロ様 より 第②報 15/8/1 08:56 着 )
現在は、JICA事務所からの津波注意報は解除されております。今後、どうなるかは予測不明ですが、情報共有だけはしておきたいと考えております。
太平洋津波警報センターのホームページにも地震の履歴が残っておりますので、合わせてお送りし
ます。参考にして頂ければ幸いです。http://ptwc.weather.gov
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勉強不足で、小生はそもそも火山性地震でも津波が発生することすら知りませんでした。そのようなこともあると、知っておく必要を感じております。
ミシロ様よりお送り頂いた資料によると、今のところ大きな被害が出るという可能性はあまり高くない、という報道が地元ではされてもいるようです。しかしながら、火山のことが最も予測が難しいという面もあります。ミシロ様もおっしゃっているように、情報だけ皆様と共有し、万一に備えて頂ければ幸いに存じます。
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OCHAの情報によると、冒頭でご紹介した以外にも、洪水でベネズエラ、ガイアナ(南米)、イラン(アジア)の名前が挙がり、また干ばつでボツワナ(アフリカ)の名前を見つけることができました。また気象庁のサイトを見ても、平年に比べて気温が高い、低い、降水量が多い、少ないの各場所が局在化しているように思います。
派遣中、渡航中の皆様、どうか今後もくれぐれもお気を付け下さい。
それではこれにて失礼いたします。
(気候変動委員 イケダ)
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気候変動委員のイケダです。
台風12号が消滅してからここ数日、風向きの悪いおかげで、愛知県はフェーン現象による猛暑に悩まされていますね。皆様に於かれましては体調を崩さずお元気でお過ごしでしょうか。 また2週間前に日本を襲った台風11号。紀伊半島の川の氾濫は、4年前の土砂ダムのできた被害の再来かと心配しましたが、今回はそこまではいかず、ちょっとだけホッと致しました。しかし各地での被害は免れなかったようですね。 消防庁がまとめ、内閣府が発表した 「・台風第11号による大雨等に係る被害状況等について(7月21日18:00現在)(PDF: 386KB) に、報告されています。国内にお住まいの皆様、被害、影響等はありませんでしたでしょうか。
さて、その台風11号の影響の残る7月18日(土)、当委員会は「愛知サマーセミナー2015・協力隊リレー講座」の一講座として参加させて頂き、無事終了致しました。遅くなりましたが、本日はそのご報告をさせて頂きます。
$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ 1.【ご報告】 中学生・高校生は何を知ったのか?
そして何を感じ、考えたのか?
〜「愛知サマーセミナー2015・協力隊リレー講座」
第3講座「気候変動の被害者で加害者でもある君たちへ」より〜
(1)講座の概要 【1】 実施日時・会場 : 2015年7月18日(土) 13:10〜14:30 (第3限目) 愛知淑徳中・高校 【2】 受講者 : 約30名 【3】 受講者の参加の動機 ・「途上国」または「青年海外協力隊」に関心があって……約0% ・環境問題としての「温暖化」または「気候変動」に関心があって……………約80% ( ・不明……約20%) 昨年と同じ傾向でした。国際協力の切り口から参加した生徒さんたちが少なかったのですが、
一方でこれまで国際協力にあまり関心のなかった方々に新たな視点をご提供できたのではない
かと思います。
【4】 講座の内容と、その場での受講者の反応 1.今年にはいってから起きた世界の気候異変、気象災害 ① 今年3月に「バヌアツ」で大きな被害を出したサイクロンについて触れました。 → 途上国の災害としては日本でもよく報道されたほうでしたが、ほぼすべての受講者が
ご存じありませんでした。おそらく国内の一般社会でも同様の傾向かと思われます。 ② JICAボランティアの皆様から今年寄せられた気候異変、気象災害の情報を主に紹介 しま
した。 → ウズベキスタンの数ヶ月にわたる高温傾向、1月マラウイ・モザンビーク・ザンビア大
水害、1月フィリピンの台風、4月ミクロネシアの台風、2013年12月ケニア−タンザニ
ア間の野生動物(ヌー)の移動時期の異変、2013年11月台風ハイエン(…「高潮」襲
来 の衝撃映像 ・You tube : https://www.youtube.com/watch?v=iR5ZsyeTbes 」もいっしょに
視聴しました。)
③報告書「JICAボランティア派遣国での気候変動の影響等に関する情報 全5編 http://jocv.main.jp/aichi/ondanka/index.html 」 を受講者に回覧し、紹介しました。
2.気候変動の原因となる気温上昇の異常、海水温上昇、エルニーニョ現象 ① 温暖化が現在どの程度にまで進行しているのか、北極海、グリーンランド、ヒマラヤの写真
を紹介。 ⇒ 偏西風など地球の大気の循環に異変が起こることを説明 ② 気温上昇の様子を、「地球シミュレータ」による動画で紹介。 ← You tube https://www.youtube.com/watch?v=4flssBmr1nE ③ 海水温の上昇の様子を気象庁のアニメーションで紹介 ④ 海面上昇とその主な原因である海水温上昇の様子をIPCC第5次報告書の資料で紹介 ← 環礁からできているマーシャル諸島やツバルの航空写真も併せて紹介 3.貧困な国の実情とは ① 途上国とはどういう国々か、データと写真で紹介しました。 使ったデータは ・国別の一人当たりの国民所得 ・国別の5歳児未満死亡率 ・国別平均寿命 使った写真は ・ケニアの風景
・ケニアのスラムの写真(孤児院マトマイニ経営・菊本照子さん提供) 4.貧困な国に気候変動の影響が及んだら… ① 「1.」〜「3.」の内容から、受講者各自にこのテーマを想像して頂きました。 5.私たち日本人がすべきこととは? ① 国別の一人あたりのCO2排出量のデータ(帝国書院 : (2)受講者の感想文より(一部) (太字はイケダ) ・実際に協力隊で各地に行っている友人や仲間の人が説明しているのでよく心に響いてきま した。「世界中でこんなことが起こっていたなんて」と知らないことばかりでした。少しずつです
が、このようなことに関心を持ったり、協力したりしていきたいです。【中2女子】 ・気候変動が与える人々への影響がとても危険なものだとは知りませんでした。台風や台風が 原因の気象津波(=「高潮」)でたくさんの人々が死ぬなんて思ってもいなく、(台風は)つい最近
も来たけどとても危険な異常気象だと知り驚きました。他にも、地球温暖化などによってたくさん
の国が被害に遭うということを知ったので少しでも気をつけていけたらいいと思います。
【高1男子】
・今日のセミナーを受講して地球の気象の状態が毎年変化してきているということが分かりまし
た。1年でだいぶ変わってきていることを学びこれからの地球のことに興味を持ちました。もしア
フリカなど貧しい国に大きな被害が起きたらさらに貧しく復興が難しくなると思いました。気候
変動や大きな災害は自分たちが起こしたことが災害として帰ってくることが分かりました。
【高1男子】 ・今回の授業は重い授業でした。普通に過ごせているというのは本当にすごい事で、世界ではす
ごい自然災害が起きていることが分かりました。アフリカでは、自然の生き物や畑などで生き
ているので、雨などがすごく関係していることが分かった。フィリピンなどで台風が起きて、
7000人が死亡して、今地球はすごい危機になっているんだとわかりました。【高1男子】 ・自分たちが普段平気な顔をしているCO2の排出のせいで海面が上昇して、それと同時に温度
が上がり、台風が起きる。それによってたくさんの人々が今まで死去してきましたが、その現状
をつくっているのは私たちなのだということがよくわかりました。まさか普段私が排出している
CO2で人を殺しているなんて思ってもみなかったので、とても衝撃を受けました。【中2女子】 ・貧しい国に比べて僕らはなんてぜいたくで裕福なんだろう。すごく心が痛いです。あらためて 自分に何ができるか、考え、発信し、少しでも人の役に立ちたいです。【高1男子】 ・今回の講座を受けて世界ではこんなにたくさんの国の人が苦労している中で私たち日本人は 楽な生活をしていることを知り、とても心が痛みました。なので自分自身が地球温暖化を少しで も減らせるように努力をしたいと思いました。【高1男子】 ・「加害者でもあり被害者でもある」…その意味は、私が考えていたほど甘くはなく、これからどう
していけばいいのか、という大きな壁でした。自然災害の被害は私たち日本人でも大変な問題
なのに、貧困な(国の)人たちはもっと大変なんだと思うと、甘えてられないと思いました。
【中3女子】
・私はいつも朝のニュースでざっと見るのですが、あまり関係がないと思っていました。しかし、こ
のような世の中を作ったのは我々であることを改めて知らされました。私も世界にたくさんの友
達がいます。そこで災害が起きたときには必ず心配になりますし、友達も心配してくれました
(東日本など)。このようなことが起こらないよう少しでも努力していきたいです。【中3女子】 ・青年海外協力隊の人々はすごいなと思いました。大変な仕事だなと思いました。今国々で起
きている自然災害は大変なことになっているなと思いました。自分たちだけが今の生活でとても
幸せなんだなということを感じました。これからももっとCO2減少に協力できるように頑張りたい
です。【中3女子】 ・まずこんな台風が起きていることを知りませんでした。被害者と加害者の意味について、この講
座を聞いてよく考えました。今までは自分が少し電気をつけたままでも変わらないと思ってい
ましたが、それが相当な影響を世界に与えていることが分かりました。環境対策としてできること
から始めていこうと思います。【中3女子】 ・私たちも今の生活を続けるともっと温暖化がひどくなるし、自分たちの子供、孫に対しても責任
があると思うので自分でもできることを見つけて、温暖化を少しでも食い止められればいいなと
思いました。【中3女子】 今年も、子ども達の感じ方の鋭さ、誠実さ、純粋さに、「感心しました」どころか「参りました」と思わずにはいられませんでした。子ども達の3倍以上もの長い時間CO2を出し続けて生きてきた人間として、やはり今年も身の引き締まる思いを致しました。 皆様はいかがお感じになったでしょうか。 $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ それではこれにて失礼いたします。
(気候変動委員 イケダ)
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気候変動委員会のイケダです。
日本国内では自然災害に関するニュースが報じられない日がありません。大雨など気象災害に
関するものだけでなく、火山にも神経を遣わなければならない状況です。関係地域にお住まいの皆様には、気が気ではないかもしれないと推察いたしております。
なお、隣県の御嶽山では、7月1日に山開きで一般人の入山が許可されたようですね。しかし今だ噴煙は出続けていますし、何より昨年9月の発災時のままになっていらっしゃる方もいます。それを忘れるわけにはいきません。
さて、本日は、気候変動MLを通じてウズベキスタンのSV・ムラセ様(26-3 社会学)から6月29日にお寄せ頂いたご報告を皆様と共有致します。
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1.【ボランティアより】ウズベキスタン ここ数か月高温傾向
度々メールを下さっているSV・ムラセ様が、今回も貴重なご報告をお寄せくださいました。
定期的にお知らせ頂いていることから、ウズベキスタンを始めとした中央アジアが、ここ数か月にわたって高温傾向になっていることがうかがい知れます。
気候変動の影響に関するご報告 (6月29日)
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アジア(中央アジア)
ウズベキスタン .
( SV・ムラセ様より 15/6/29 09:58 着 )
ご無沙汰しています。ウズベキスタン、26-3SVのムラセです。
こちらは、一番暑い時期に突入しようとしています。夏バテ気味です。 59歳のロシア語の先生によると、 今年の4、5月は雨が多かったため果物が不作です。 私の家の窓辺の杏も、今年は実をつけていません。 地方のヌクスへ行ってきました。木が小さくて日陰が少なく、辛かったです。
ヌクスから車で爆走して、アラル海へも行ってきました。 何本か、日本人学者の論文を読んで、アラル海について、
日本人会で話せるように勉強していますが、まだまだです。
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早速ウズベキスタンの首都・タシケントのここ数か月の気象状況を調べてみました。以下のように、
ムラセ様のご報告を裏付けるかのようなデータが示されていました。
ウズベキスタンの首都・タシケントでは平均気温が昨年12月以降、数か月にわたって2〜3℃高い
状態が続いたようですが、中央アジアは全般的に高温傾向が続いていたようです。 併せてシベリア地方も高温傾向です。
当該地域で何らかの異変や影響が出ているのではないか、ということも気にかかりますし、同時にこの地域での高温状態が世界の他の地域へも影響を及ぼすのではないか、と気にかかるところです。
2.【WEB情報】 太平洋 北半球に3つの台風、
南半球にも時期外れのサイクロン
アフリカ・ガーナでは先月洪水 死者160名
JICAはすでに物資援助
太平洋には台風が同時に3個も発生しています。来週あたりには日本にも影響するのではないか
という予想が出ています。(⇒ http://www.tenki.jp/bousai/typhoon/ )
梅雨前線をどう刺激するか分かりません。国内の皆様には今後一層大雨に警戒をして頂ければ
と存じます。
しかし、その前に、大洋州の北半球側やフィリピンに派遣中・渡航中の皆様にこそどうか十分お気を付け頂きたいと存じます。特にミクロネシアは4月にスーパー台風に襲われたばかりでした。その後の復興状況等の把握ができておらず心苦しい次第ですが、さらに深刻な被害が出ていないことを、また今後出ないことをお祈りいたします。
また、大洋州の南半球側でもサイクロンがソロモン諸島を襲来しているようです。
OCHA(国連人道問題調整事務所)の情報によると、普通この時期にこの海域でサイクロンが発生することはないそうです。今回のエルニーニョがこの海域の海水温を一層上昇させてしまったことが時期外れのサイクロン発生に繋がっているようです。
ソロモンは、今年3月、バヌアツに大きな被害をもたらしたあのスーパーサイクロンにも襲われて
いる国です。こちらも復興途中で追い打ちをかけなければいいのですが…。
なお、これら台風やサイクロンの発生の様子は、グーグルアースでご覧頂けます。
一方で、アフリカ・ガーナでは1か月前に洪水があったようです。
首都のアクラ地方のようですが、派遣中の皆様には特に影響ありませんでしたでしょうか。
つらい情報は、この洪水による犠牲者の数が160名にのぼっていることです。この数は、昨年の広島水害の2倍に当たります。
なお、JICAはガーナに対してすでに緊急支援(物資援助)を行っています。
⇒ 2015年06月29日
2015年06月24日
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どの国でも異常気象から災害が起こるリスクが高まっていると思います。海外へ渡航中の皆様には特にくれぐれも安全が確保されますようお祈りいたしております。
(気候変動委員 イケダ)
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気候変動委員のイケダです。
さて、先ほどミクロネシアのボランティアより、メディアからもなかなか伝わってこない台風4号
(メイサーク)による被害状況の情報が入ってきました。皆様と急ぎ共有いたします。
またこの台風4号、明日にはフィリピンに到達する予想となっています。そのことについても皆様と
情報共有を致します。
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1.【ボランティアより】 ミクロネシア ・ スーパー台風4号
(メイサーク)による被害は甚大
〜家屋はほぼ崩壊、停電で連絡も取れず〜
現在フィリピンに接近中の台風4号は、3月29日から4月1日にかけてミクロネシアを襲いました。しかし、メディア(AFP通信)では、一度被害状況が伝えられたきり、その後追加情報はありません
でした。
(⇒AFP 「スーパー台風直撃で非常事態宣言、ミクロネシア」 2015年04月01日 18:55
発信地:ハガニア/グアム http://www.afpbb.com/articles/-/3044274)
そんな折、つい先ほどミクロネシアのJV・ナガタ様(25−4 ミクロネシア 環境教育)より、現地の
状況を知らせる連絡が入りました。「便りがないのは元気な証拠」とはよく言われますが、全くの正反対の状況だったようです。
台風4号の被害状況に関するご報告 (4月4日)
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大洋州
ミクロネシア .
( 25-4 ナガタ様より 15/4/4 12:42 着 )
イケダ様 (中略)
(※:太字、赤字等はイケダによる)
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どうやら、ネットを使うのも大変困難な状況のようですので、この苛酷な状況が世界に向けて発信されるのもやはり困難だったんだ、ということが分かりました。
皆様の中にも随分心配されている方もいらっしゃるでしょうし、救援の機会を探っていらっしゃる方もいるかもしれません。その一方で、皆様方の周囲には、今回の台風災害のことを全く知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。その意味でミクロネシアの今回の被災が日本社会から忘れられることがあってもいけません。
どうかこの情報についても、必要とされていらっしゃる方に皆様方から拡散して頂ければ幸いです。
なお、被災したこのミクロネシアにまたもや台風が発生したようです。気象庁の台風情報によると、本日15時現在、1002hPaの台風5号がミクロネシアにあります。
ここでご確認ください。⇒ http://www.jma.go.jp/jp/typh/1505.html
また気象衛星の画像右下にも、ミクロネシアに台風の雲の塊のあることが分かります。
発達してもらっても困りますが、この程度の弱い熱低でも、被災した地にはさらに大きなダメージになるのではと心配です。 2.【Web情報】 台風4号、明日フィリピンに最接近か?!
ミクロネシアに相当な被害をもたらした台風4号は、勢力を弱めながらあすフィリピンに最接近または上陸の予想になっています。
日本の気象庁によると、4日(土)15時現在では、980hPa、明日は985hPaへとさらに弱まる予想にはなっています。
昨年暮れにフィリピンを襲った台風23号は、勢力はさほど強くなかった(996hPa)にもかかわらず、「66名が死亡、43名が負傷、6名が行方不明、家屋の全壊610棟・半壊2,687棟となっており、約58万人が台風の影響を受けた(Wikipediaより)」という被害の出た台風です。これは台風による大雨の影響のようで、「洪水や地すべり」が主な原因となった模様です。
フィリピンの住民の方々には勿論のことですが、何よりも滞在中の邦人の皆様、くれぐれも十分ご警戒ください。
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ミクロネシア、フィリピンだけでなく、世界各地でも気象災害が起こっています。渡航中の皆様、くれぐれも健康と安全にはご留意ください。
これにて失礼いたします。
(気候変動委員 イケダ)
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