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看板娘

最近、喫煙者が迫害?されている。
タバコを買うのにも自販機にはカードが要る(私は持っていない)し、街角のタバコ屋さんも減少の一途!コンビニでも年齢認証がある。パネルにタッチして(また指紋採取か?)と思わず疑心暗鬼。喫煙場所も狭められ喫茶店でも禁煙が増えてきた。ファミレスはほぼ完全!!禁煙である。街の通りでもポイ捨て禁止で下手すると罰金もの。ま、喫煙場所が少なくなるのはいいことなんだろうけど、悪癖を維持している我等にとっては余計に吸いたくなる。
 かってあちこちにあったタバコ屋さんには、可愛いか美人の看板娘がいたものだ。今じゃお店自体が少なくなり、看板娘目当ての男性もこれまた絶滅危惧種である。もう街角で目の保養が出来なくなったのだね。

 それでも購入カードを持たない私は、残部僅少となった街角のタバコ屋さんを見つけては買いに行く。繁華街ではお気に入りのお店があり、かっての美人が店番をしている。立ち寄ると季節の挨拶など交わしながら、往時のお姿など無礼にも思い浮かべたりする。この店のかっての美人は、私が書き地元紙に連載していたエッセー(らしき雑文)の愛読者と、ふとしたことで知ったのだった。
 さて長期喫煙者の私だが、寄る年波に抗しきれず月に一日、病院に赴く。かって十年ほど前に痛風を患い、それ以後は用心のため定期的に検査を受けている。もう痛風の気はないのだが、この歳(もうじき八十三歳)にもなると受診するだけでなぜかほっとするのだ。ここ数年は二種類の投薬のみ、先日の受診ではもういらないかな?と担当医が言ったけど「転ばぬさきの杖でしょ」と薬を頂いて帰ってきた。
 この通院で見つけたのが店頭売りのタバコ屋さん。店番をしているのは四十歳半ばとお見受けした女性で、スレンダーゆえに細身のジーンズ、あるいはカーゴパンツが似合う。いつもタバコを買うだけなのだが、並の容貌ながら立ち居振る舞いがキビキビ。これが気に入った一つである。前回は折からの寒さもあって「寒いですね、懐も寒いし」と言ったら「あら私もそう」
と返事が返ってきた。が、(お互いに暖め合おうよ)ともいえない。ま、月に一回の出会いである。タバコを買ってお店の存続を願うのみ。

 久しぶりに図書館を覗き、お目当ての本が外出!しているのでCDのコーナーに立ち寄り、ホリー(歌)コールのベスト盤と季節もののオムニバス盤「春のおとずれ」を借出してきた。
 もうジャズの新譜を買わなくなって久しい。とくに欲しいアルバムがないわけでもないのだが、所詮、私はジャズの黄金時代を見聞きしてきたので、いまは控えているわけである。控える理由のひとつにデジタル録音が好きになれないということもある。ま、天邪鬼ではありますね。

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この歌がBGMで読ませていただきました
https://youtu.be/KDZxTdDDC78
指紋採取!
マイナンバーなんてこさえてるけれど、わたくしたちはそんなののずっと以前から管理されていて、デジタルテレビには秘密カメラが隠されてたり、と冒頭からSFなストーリーの妄想してしまいました。

2017/2/25(土) 午前 1:17 [ 843号 ]

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> 843号さん。もう「達観」の歳ですがまだ「生臭い」です。

2017/4/1(土) 午後 2:24 [ joe**aga* ]


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