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高松と瀬戸内の島々でやっている瀬戸内国際芸術祭2010(瀬戸芸)に行ってきました。
墓参りをかねて4泊5日を費やしましたが、船便の都合と体力の限界のため、高松、直島、豊島、小豆島、女木島、男木島までで、犬島と大島には行けませんでした。 (こんだけ廻ったら充分ですけど。)
瀬戸内の島々の観光(ウォークラリー)とアート鑑賞を組み合わせた感じで、美術館めぐりで起きる「頭が飽和して、もういいとゲップが出る状態」になることもなく、炎暑の中で熱中症を気遣いなが、ずーっと楽しく過ごせました。 20代前後のアート好きの人たちが多いのは、現代アート展示の特徴ですが、瀬戸芸は年配のカップルが観光とハイキングのノリで見て廻っている(我々のたぶんこの部類)のも目立ち、また地元島民の方(無料らしい)が数人で珍しそうにみているのもあり、なかなかいい雰囲気でした。
島々の中では、アートとしてはやはり直島の展示の質・量が抜けていますが、豊島、女木島も力が入っています。実はあまり期待していなかった男木島や小豆島も、その土地・風土とのかかわり方がすばらしく、感動して帰ってきました。
マスコミ等でも、いろいろと出ていますが、気に入ったのは、
・女木島の洞窟内にあった、金網でできた人体像。影が洞窟壁にうつって美しい。
・直島の「家プロジェクト」でも一番人気の「南寺/バックサイド・オブ・ザ・ムーン」。ジェームス・タレルと安藤忠雄という、地中美術館の人気展示と同じ組合わせ。真っ暗な建物の内部に設けられた仄かな灯りの空間さまようと、皮膚から空間に溶け込んでゆくような不思議な感覚が味わえました。
・直島のエンターテイメント、大竹伸朗の「直島銭湯/アイラブ湯」。ドンキホーテ風の過剰装飾を銭湯に施したもので、500円で入れます。 男湯と女湯の仕切りの上には象がいます。
・豊島の塩田千春「遠い記憶」。廃校となった学校(実は島々のあちこちにあり、少子過疎化を再認識)に、廃材を組み合わせて造形したもの。なかには講堂の演壇等も残っていました。
・豊島の横尾忠則「AURORA他」。相変わらず元気。
・小豆島の有名な棚田近くに設けられた中国人作家の竹で組んだ「小豆島の家」。
このほかにも山盛りでした、大満足!!
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