音楽に満たされて(世界音楽紀行)

世界中の色々な時代の音楽を探索するブログです

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

☆ザ・ワイルド・ワンズ:ザ・ワイルド・ワンズ・アルバム第2集☆


今日の音楽は、ワイルド・ワンズの2枚目のアルバムです。


ワイルド・ワンズといえば、かつて60年代にグループサウンズ系のグループとして結成され、今も現役で活動中のバンドです。本作は彼らの2枚目のアルバムです。最初のアルバムを先に買うつもりでしたが、本作が先に届きました。


私はGS関連の音源の蒐集をもっと先に延ばそうと思っています。しかし、かつて(東芝)EMIが2003年に発売していた「必聴名盤」シリーズをチェックしている時に本作と最初のアルバムが気になり始めました。というより、どれも気になるものばかりです(笑)。10月にEMI系のカレッジポップスまたはフォーク系のアルバムが20枚再発されますが、それらも気になります。


私は「必聴名盤」シリーズのアルバムを既に何枚か持っていますが、そのシリーズ自体を特に意識していませんでした。しかし、最近になって同シリーズの作品を全て揃えようかなという気になりました。既に廃盤または入手困難なものがありますが、蒐集の価値はありそうな気がします。


私はGSというものに偏見を抱いてきました。今では気恥ずかしくなるような青春(個人的には死語だと思っています)を謳歌する歌詞と歌謡曲的なメロディー、そしてベンチャーズもどきのしょぼい単音弾きギターが特徴の「ロックもどきの歌謡曲」だと思ってきました。ワイルド・ワンズもそんなものだろうと当初は思っていました。このアルバムに写るワイルド・ワンズはまさにGSの典型的なイメージそのものでしょうね(笑)。七三分けの髪型と伝説(?)のアイビールックは当時のかっこいいファッションだったのでしょうか。


私はGSに偏見を抱いてきましたが、本作を聞き、GSは必ずしもそういうイメージには当てはまらない音楽性を有していることに気がつきました。ちょっと前に買ったゴールデン・カップスの最初のアルバムも私の偏見の是正を求めるような内容でした。GSバンドの有名曲またはシングル曲は、当時彼らが所属していたレコード会社が用意した作詞家と作曲家が提供の曲であることが多いです。そんな提供曲を歌うことが、レコード会社との契約時にレコード会社から条件として提示されていたようです。そういった曲は必ずしもGSバンドが望むものではなく、中にはライブではそんなレコード会社の押し付けの曲を全く歌わなかったバンドがあったそうです。GSのシングル曲または代表曲しか知らない人たちが、GSのオリジナルアルバムを聞いて驚くことがあるそうです。シングルや代表曲はあくまでも氷山の一角であり、アルバムこそGSの「本音」(本心、本当に望んでいた音)を反映しているのでしょう。それはGSに影響を与えたビートルズやストーンズなどにも当てはまることです。


サイケ、ガレージ、ソフトロック、ポップス、歌謡といったキーワードでGSを探求するのは面白そうですね。私は今日本の昔の音楽を探求していますが、私は「あたかも外国人のような感覚で」聞いています。邦楽しか聞かない日本人の感覚で聴くと昔の音楽はなかなか楽しめないと思います。GSは欧米の60年代音楽ファンに興味をもたれているようで、日本語を直接的に理解しない彼らの方がGSや同時代、あるいはあらゆる時代の日本の音楽を先入観抜きで鑑賞できるのではないでしょうか。逆の事を日本人は洋楽鑑賞で行っていますよね。


1968年に発売された本作は、サイケデリックが世界的に流行していた時代を反映しています。ファズギターの音が特にそうですね。「ラ・ラ・ラ」(スティーヴィー・ワンダーが12歳の時のライヴで歌ってました)ではシタールとコーラスがいかにもあの頃らしいです。本作は前半(A面)が日本語曲、後半(B面)が洋楽のカヴァーです(最後の曲を除く)。「サニー」や「夢のカリフォルニア」、「花のサンフランシスコ」は、オリジナルが発売されて間もない頃にカヴァーしたのではないでしょうか。日本語曲(例えば2曲目「愛するアニタ」)は今の時代感覚ではちょっと恥ずかしさを感じさせます。昔の私でしたら反吐が出るほど嫌っていたと思いますが、何故かそんなに悪い気にはなりません。当時の歌謡曲または大衆音楽の美学または感性が分かってきたせいなのかもしれません。あるいは逆に不感症になってきたのか、感性が鈍ったのか、はたまた寛容な大人になったのか。自分でもよく分かりません(笑)。


世間のイメージのワイルド・ワンズは本作のA面の曲によく表れているのでしょう。それに対して後半彼らの裏の顔、あるいは本当の顔を表しているのかもしれません。しかし、表と裏は明確に違うというわけではありません。


GSに興味がある人には本作は一聴の価値が十分あると思われます。

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事