☆セロニアス・モンク・クァルテット:ミステリオーソ☆ (Thelonious Monk Quartet:Misterioso) 今日の音楽は、セロニアス・モンク・クァルテットの「ミステリオーソ」です。 ミステリオーソとは、イタリア語で「神秘的に」という意味だそうです。クラシックの楽譜で登場する発想標語の1つです。英語のミステリーは縁語でしょうか。神秘的といえば、ジャケットの絵はデ・キリコの作品です。シュルレアリスムに影響を与えた、その先駆者といえるアーティストです。昔ルパン三世の映画「ルパン対複製人間」をテレビで見た時、キリコの絵の世界をルパンが移動するシーンがありました。他の有名画家の作品も「場面」として出てきましたね。 本作は1958年7月9日、8月7日、ニューヨークのジャズクラブ「ファイヴ・スポット」で行われたライヴを収録しています。私は持っていませんが、同じライヴの別音源を収録しているのが「セロニアス・イン・アクション」です。 このアルバムで最も光っているのがジョニー・グリフィンです。私は彼のCDをまだ持っていませんが、こんなに素晴らしいミュージシャンだとは知りませんでした。ほとんどこのアルバムの主役といってもいいくらいの名演・快演を披露しています。私は彼のサックスに魅了されました。近い内に彼のCDを何か1枚買うつもりです。 セロニアス・モンクのピアノはアルバムのタイトルどおりです。「ん?」と違和感を感じさせる(不協)和音と間の取り方、そして拙く聞こえる演奏が時々顔を見せます。(クラシック)ピアノを学んだ人ならそんな演奏に不快感や腹立たしさを感じるかもしれません。私にはモンクのそういう演奏がとても魅力的に聞こえます。彼が作曲した曲にも独特の変な魅力があります。 ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」と同様に、本作も会場の観客やモンクの声、拍手、グラスの音、足音などを生々しく収録しています。波動スピーカー向きですね(笑)。波動スピーカーといえば、女優の高樹沙耶さんは私が持っているMS1001を最近購入されたそうです。 モンクファンはもちろんながら、ジョニー・グリフィンのファンの方には多分文句なしにお勧めできるアルバムでしょう。お勧めです。
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