http://www.juno.co.uk/products/201075-01.htm
(数曲試聴できます)
今日の音楽は、ブレンダ・レイの「ワラッタ」です。
初めてとりあげるレゲエのアルバムです。レゲエといえば、昔は嫌いな音楽でした。レゲエ特有のリズムがだめでした。レゲエを含めた南国系の音楽が全部だめでしたね。その後、ダブに注目をするようになり、嫌々ながらもキング・タビーやオーガスタス・パブロ、スライ&ロビーなどに手を出しました。エイドリアン・シャーウッドのON-Uサウンドのアーティスト(クリエイション・レベルなど)のアルバムにも手を出すようになりました。ダブを通じて段々とレゲエのよさが分かってきました。レゲエといえばボブ・マーリーですが、彼のアルバムにも手を出すようになりました。
しかし、まだまだレゲエを本当に好きになったとはいえません。2年か3年くらい聞いていません。最近買った本作で久々にレゲエを聴きました。
このアルバムはジャンルとしてはラヴァーズ・ロックになるようです。エムレコードのキャッチコピーによりますと、 「リー・ペリーとカヒミカリィのファン同時ノックアウトのきらめく新型ヘヴィー・ラヴァーズロック/ド変態DIYレゲエ大傑作!!!」だそうです(笑)。70年代のレゲエアーティストが録音したリズムにブレンダの演奏と歌を加え、そしてダブ処理を行った事によって、非常に個性的なアルバムが出来上がりました。完成に至るまでに10年かかったそうです。
ブレンダのささやくような甘い歌声とレゲエとの変な(?)組み合わせは非常に面白いです。彼女のささやき声またはウィスパリング・ヴォイス、吐息、または力を抜いた声は、黒人シンガーのような濃さはありませんが、セクシーでエロいです(笑)。丁寧に言えば官能的です。脱力的な歌声とダブ処理を施された音が生む、官能的で夢心地な音世界はクセになりそうです(笑)。こういうドリーミーなラヴァーズ・ロックまたはレゲエは大歓迎です(笑)。
ジャケットはファラオ・サンダースの「テンビ」とオーガスタス・パブロを元にしているそうです。本作のジャケットを初めて見た時に「テンビ」を思い出しました。向きは反対で吹く楽器は違いますけどね。ファラオとオーガスタスはブレンダのお気に入りだそうです。
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