☆ザ・テンプテーションズ:クラウド・ナイン☆
(The Temptations:Cloud Nine)
今日の音楽はテンプテーションズの「クラウド・ナイン」です。
昔サイケデリック関連のアルバムを探している時に本作を知りました。ジャケットのマーブリングがいかにもですね。テンプテーションズの他のアルバムで「サイケデリック・シャック」というのがあります。私はそれをまだ持っていません。そして、テンプテーションズのサイケな曲を集めたと思われる「サイケデリック・ソウル」も気になっているものの、未だに入手していません。
これを買った当時には本作のよさがいまいち分かりませんでした。ドロドロのサイケデリックな音楽を期待していましたが、実際にはそうではありませんでした。いくつかの曲のファズギターが確かにサイケという感じでした。しかし音楽は概ねソウルで、サイケというほどではないなと思いました。
今本作を愛用の波動スピーカーで聞いています。印象が変わりました。サイケという角度で、そしてヘッドフォンで本作を聴いていた昔と比べ、本当に印象が変わりました。当時気が付かなかった「グルーヴ」と「ファンキー」な面が私の心をわしづかみにしました。1曲目「クラウド・ナイン」(グラミー賞受賞曲)から非常にグルーヴィーです。アーチー・ベルの「タイトゥン・アップ」や初期のスライを彷彿させます。3曲目は9分を超える長い曲です。クラブでプレイされることを見越しているかのような長さの曲(またはブレイク)です、この曲こそが本作の目玉であり、サイケデリック色が最も強い曲です。デニス・コフィの歪んだギターとオルガンがサイケでいいです。とはいえロックファン大喜びの派手なギターではありません。この記事を書くまでデニスの事を全く知りませんでした。調べてみますと、なかなか「おいしそうな」アルバムを色々出しているようです。C
テンプテーションズといえばベテランのヴォーカルグループとしてしられています。90年代半ばにBSで70年代のソウルトレインが放送されていました。ご存知の人が何人かいらっしゃると思います。番組の最後にバブルガムブラザーズが番組の感想を言っていましたね。その70年代のソウルトレインは、私にとってはソウルの勉強になる番組でした。今以上に洋楽をほとんど知らない私でも珍しいと思ったのが、デヴィッド・ボウイとエルトン・ジョンでした。前者はフェイムを歌っていました。後者が何を歌っていたのかは忘れました。エルトンはピアノの前に座って演奏しながら歌っていました。白人のミュージシャン自体をソウルトレインでまず見かけることがなかったので、ボウイとエルトン・ジョンの姿は今もよく覚えています。
私はテンプテーションズをそのソウルトレインで見ました。将来彼らのCDを買うことになるとは思いませんでした。
本作の後半は、前半より聴きやすく、ソウルらしいです。こちらも前半と同様にグルーヴィーです。レアグルーヴとして美味しい曲ばかりです。
「サイケデリック・シャック」が欲しくなりましたね。このアルバムの前後のアルバムもサイケな空気を持っていそうです。
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