音楽に満たされて(世界音楽紀行)

世界中の色々な時代の音楽を探索するブログです

クラブ、ラウンジ、サントラ

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クラブまたは古のディスコでかかる音楽を指します。あるいはソファやベッドでくつろいで聞く音楽もとりあげます。イージーリスニングや映画音楽はここでとりあげるタイプの音楽です。
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☆イージー・ライダー・オリジナル・サウンドトラック☆


今日の音楽は60年代の映画「イージー・ライダー」のサントラです。


60年代後半を代表する映画として有名ですね。しかし私は見たことがありません。サントラCDを取り上げた時に何度も言っていることですが、私は映画をほとんど見ません。でもサントラは好きです。映画ファンにとっては本末転倒な事かもしれません。サントラは映画とは違う独自の世界を持っています。映像のBGMとして聴いた音楽を単体で聴きますと、「こんなに素晴らしいものだったのか!?」と驚かされることがあります、


CDの整理作業をしている時に本作に出会いました。久しぶりに聞きますと、買った当初よりはるかに魅力的に聞こえました。当時は本作の代表曲といってもいいステッペンウルフの「ワイルドにいこう」や「ザ・プッシャー」、ジミヘンの「イフ・6・ウォズ・9」くらいしか興味がありませんでした。他の曲は当時の私の好みには合いませんでした。今は違います。昔はあまりひきつけられなかった曲、つまりスミス、ザ・バーズ、ロジャー・マッギン、ホーリー・モーダル・ラウンダーズ、エレクトリック・プルーンズ、フラタナティー・オブ・マンの曲のよさが今では分かるようになりました。


本作といえばどうしても「ワイルドに行こう」が目立ってしまいますが、アメリカのフォークやカントリー、ログハウスや広大な大地、キャンプファイヤーを感じさせる曲、つまりステッペンウルフとジミヘン以外の曲の方が本作の本質ではないかと思うようになりました。昔はそういう、いかにもアメリカンな音楽要素が苦手でした。今はそういう要素をかなり好きになりました。といってもカントリーに手を出すまでには至りません。


ホーリー・モーダル・ラウンダーズについては当時も今も全く知りません。調べますと、かなり通好みのカルトなバンドのようです。確かに本作の彼らの曲はちょっと変ですね。エレクトリック・プルーンズの曲も然りです。こちらはサイケなロックです。面白いです。


ロジャー・マッギンの2曲は当時非常につまらなく聞こえました。しかし今は違います。いずれはザ・バーズとマッギンのソロ作品を集めようと思っています。ザ・バーズに関しては、昔集めようとして1枚目と2枚目のアルバムを買いました。しかしその音楽(特にヴォーカル)に感銘を受けませんでした。現在まで彼らの作品を全く買っていません。しかし、今なら大丈夫です。先日ザ・バーズの「ターン・ターン・ターン」を久々に聴きましたが、全く問題なく楽しめました。


世の中にあるサントラといえば2種類あります。映画のために書かれ使用された曲(特にインスト)を収録したサントラ、そして映画に関連する(していそうな)曲(主に歌)を収録した、オムニバスアルバムに近い内容のサントラ。本作は後者のサントラです。後者のタイプのサントラの先駆けとなったサントラです。選曲は監督のデニス・ホッパーです。彼が当時ラジオで聞いて気に入った曲が本作に収録されています。


本作には2枚組のデラックス版があります。それの2枚目には60年代後半の曲が多く収録されています。本作の「同時代の音楽のサンプラー(お試し盤)またはダイジェスト」としての性質をさらに強化しています。そのデラックス版につきましては後日紹介したいと思います。


本作は単なるサントラではありません。60年代後半のアメリカの音楽の一部を紹介する素晴らしい編集盤でもあります。その時代の息吹、熱気がいっぱい詰まっています。60年代が好きな人には必聴のアルバムです。お勧めです。

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☆ボビー・ヴァレンティノ:ディス・イズ・マーダー☆
(Bobby Valentino:This Is Murder)

http://www.emrecords.net/records/00022.html
(本作について)

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=265428&GOODS_SORT_CD=101
(とりあえず歌声を聴きたい人のために本作とほぼ同じ内容の「ユー・アー・テリング・ミー」を紹介します)


今日の音楽はボビー・ヴァレンティノの「ディス・イズ・マーダー」です。なお、ここでのボビー・ヴァレンティノはイギリス人で、同姓同名のアメリカのミュージシャンとは関係ありません。


私がよく行くお店グルーヴィンでこのCDを見つけました。発売したのはエムレコードでした。私はコレクターでも目利きでもありませんが、直感でこれは廃盤のものだなと思いました。中古かなと思いましたが、店長さん(以前の店長さんは3月に突然辞められました。私は先月までそれを知りませんでした)に聞きますと、それは新品との事でした。何となく気になり私は本作を買いました。

このCDは箱に入っています。開けにくいです。無理に開けようとすると箱が傷んでしまいます。小さい釘の頭の部分を使ってどうにか箱のふたを開けました。少しふたの一部が傷みました。残念です。しかし、箱の内側に差し込む部分がちょっと痛んだだけです。箱の外観または美観を損ねるダメージではありません。


あまり期待していなかったのですが、聞いてみて驚きました。ボビー・ヴァレンティノのヴォーカルは、実に、実に渋いものでした。性質は違いますが、先日紹介のマリオ・ビオンティにひけをとらない渋さです。ジャズ・ヴォーカルとして、大人の男性ヴォーカルとして非常に素晴らしいです。おじ様が好きな女性の心を一撃で撃ち落してしまうかもしれません(笑)。オシャレ大好きで少々生意気な、口髭を生やした中年男性の歌声とでもいえばいいかもしれません。

音楽は大雑把に言えばジャズヴォーカルです。しかし、アダルトなネオアコといってもいいような曲があります。ボビーはフィドル(ヴァイオリン)奏者です。ギターやマンドリンも弾きます。彼は渋い歌声を持ったステファーヌ・グラッペリといえるかもしれません。スタイル・カウンシルやトム・ペティ、マイク・オールドフィールド、その他多くのミュージシャンのレコーディングセッションに参加しています。


ちょっと意外ですが、本作は渋谷系が流行っていた頃にその分野で人気があったそうです。ネオアコ好きにも支持されていたようです。そして本作の1曲目「ザ・マン・フー・インヴェンティッド・ジャズ」(ジャズを発明した男)はクラブで人気だったそうです。今でも十分クラブ受けする素晴らしい曲です。


このCDはボビーの最初のアルバム「ユー・アー・イン・ザ・グルーヴ・ジャクソン」にボーナストラックを加えたものです。そのアルバムは今も入手可能です。どうせ買うなら本作ですね。残念ながら今は廃盤のようです。まだあるところにはあるようなので、欲しい人は探してみてください。私のように新品で見つけられる可能性が高いと思われます。上述のお店にもう1枚ありますので、欲しい人は私が代行で購入してもいいです。

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☆カリマ:ナイト・タイム・シャドウズ+シングルズ☆
(Kalima:Night Time Shadows + Singles)


今日の音楽はカリマの最初のアルバムです。


カリマはニューウェーヴが流行っていた80年代前半にデビューしました。カリマの前身グループはスワンプ・チルドレンといいます。そちらのアルバムもCDで入手できます。このアルバムはニューウェーヴ期の重要レーベルとして知られるファクトリーから発売されました。同じレーベル仲間のア・サーテイン・レイティオのほとんどのメンバーが参加しています。彼らの参加とファクトリーのアルバムであるということがニューウェーヴファンをひきつけるようです。


しかし、カリマの音楽はいわゆるニューウェーヴらしい音楽ではありません。ポストパンクでもありません。ACRとも違います。ジャズやファンク、ラテン、サンバ、ボサノヴァを志向する音楽です。女性リードヴォーカルの低い歌声のせいかもしれませんが、本作はシャーデーの音楽に近く感じられます。ニューウェーヴが好きなロックファンには本作は面白くないかもしれません。しかし、ジャズファンやクラブミュージックファンは本作を楽しめます。


私はこのアルバムをCDが再発されて間もない頃に買いました。その頃はニューウェーヴにかなり感心がありました。聞き始めた当初はあまり面白くないと思いましたが、だんだんとよさが分かってきました。特にジャズに親しむことで本作の味わい深さがさらに増しましたね。ラウンジミュージック感覚で楽しむ大人の「ナイト・タイム」ミュージックとしてお勧めです。

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☆大野雄二:「殺人遊戯」&「処刑遊戯」ミュージックファイル☆


今日の音楽は、松田優作さん主演の映画2本の音楽を収録したCDです。


連休に偶然「処刑遊戯」を見ました。映画はもちろんですが、その音楽に惹きつけられました。大野雄二さんによる音楽でした。気になった私は本作を見つけ早速買いました。


大野さんらしい音楽です。どの曲も映像によく合うジャズです。100%ジャズというわけではなく、一部クロスオーヴァーです。映像を見ていなくてもイメージを心の中に思い描く事が容易にできます。これぞ文字通りの意味でのヴィジュアル系ジャズですね。視覚的ジャズです。「処刑遊戯」ではヴィブラフォンが効果的に使われ音楽のクールさを生み出しています。 音響系プログレファンが聴いても楽しめるような演奏です。各曲は短めですが、通して聴くと特に不満を感じません。


「殺人遊戯」を見ていませんが、おそらくエンディングかそれに近い場面で使われていると思われるのが、松田優作さん本人が歌う曲「夏の流れ」です。70年代や80年代前半の刑事ドラマや時代劇の主題歌風の曲です。演歌っぽさのある歌謡曲とでもいえばいいでしょうか。優作さんの歌声はハスキーでいい意味で素人的です。「殺人遊戯」は1978年の映画で、当時優作さんは29歳です。「ええええ!!!???」と驚かされます。29歳でこんなに男臭い歌声でこんなに(演歌・歌謡曲的な)男らしさのある曲を歌っているとは信じられません。



「殺人遊戯」にも「処刑遊戯」にも共通するメロディが何度か登場します。それの歌バージョンが、私が連休に見た「処刑遊戯」でりりィさんがピアノを弾きながら歌っていた曲です。


アクション映画にはジャズがよく似合うなと改めて実感させられますね。本作の音楽はアクション映画としてはむしろかなり静かで落ち着いています。軽めかもしれません。「処刑遊戯」を見た時にそう感じましたが、音楽だけを聴き、やはりそうだなと思いました。そんな音楽はかえってクールでスタイリッシュでかっこいいように思えます。


来月優作さんの紙ジャケCDのボックスセットが発売されます。結構高いのですが買うことにしました。楽しみですね。


本作は、和製ジャズまたは和製ラウンジミュージックとして楽しめます。お勧めです。

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☆アントン・カラス:第三の男から哀しみの終わるとき(哀愁の映画主題曲集)☆


今日の音楽はアントン・カラスの「第三の男から哀しみの終わるとき」です。


映画「第三の男」のテーマ曲。今では映画の曲というよりもビールのCM曲として有名ですね。そのテーマ曲のオリジナル版を演奏したのが本作の主人公アントン・カラスです。チターという楽器の演奏者として知られています。


私は映画をほとんど見ませんがサントラは好きです。第三の男のサントラにも目をつけました。3,4年前の事です。その当時ははっきり言ってつまらないと思いました。しかし、最近クラウンの2006年の紙ジャケシリーズ「crown名盤紙ジャケ復刻シリーズ」のCDを収集している時に本作を知り、改めて第三の男やチターの音を聞きたいと思いました。本作を買ったのはそのためです。


本作は第三の男のサントラではありません。アントン・カラスが日本で録音したアルバムです。彼は日本のミュージシャンと共に、第三の男のテーマ曲を含めた哀愁感が漂う映画音楽の名曲を演奏しています。


「哀愁の映画音楽」という副題が示すとおり、本作は全体的に哀愁に満ちています。不思議なくらいに歌謡曲的な哀愁です。外国の映画音楽が持つ物悲しさまたは暗さ、切なさが、日本の歌謡曲や演歌が持つそれに似ているなんて不思議ですね。


「カフェ・モーツァルト」はカラスの自作曲です。モーツァルトの何かの曲をベースにしているのでしょうか。思いあたるモーツァルトの曲がありません。この曲は多分誰もが聴いたことがある曲だと思います。イージーリスニングではおなじみの曲です。

あまり強くお勧めはできませんが、チターや第三の男のテーマ曲に興味がある方、映画音楽ファンには聞いてみる価値があると思います。あるいはいかにも60年代後半または70年代前半らしいジャケットに惹かれる「時代の味探索家」(私がそうです)にもお勧めです。

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