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eiga.com 作品情報 『教誨師』
■解説:2018年2月に急逝した俳優・大杉漣の最後の主演作にして初プロデュース作で、6人の死刑囚と対話する教誨師の男を主人公に描いた人間ドラマ。受刑者の道徳心の育成や心の救済につとめ、彼らが改心できるよう導く教誨師。死刑囚専門の教誨師である牧師・佐伯は、独房で孤独に過ごす死刑囚にとって良き理解者であり、格好の話し相手だ。佐伯は彼らに寄り添いながらも、自分の言葉が本当に届いているのか、そして死刑囚が心安らかに死ねるよう導くのは正しいことなのか苦悩していた。そんな葛藤を通し、佐伯もまた自らの忘れたい過去と向き合うことになる。死刑囚役に光石研、烏丸せつこ、古舘寛治。「ランニング・オン・エンプティ」の佐向大が監督・脚本を手がけた。
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■スタッフ:/監督 佐向大 /脚本 佐向大 /エグゼクティブプロデューサー 大杉漣 狩野洋平 押田興将 /プロデューサー 松田広子 /撮影 山田達也 /照明 玉川直人 /録音 山本タカアキ /美術 安藤真人 /衣装 宮本茉莉 /ヘアメイク 有路涼子 /編集 脇本一美 /助監督 玉澤恭平 /制作 古賀奏一郎
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■キャスト:大杉漣(佐伯) 玉置玲央(高宮) 烏丸せつこ(野口) 五頭岳夫(進藤) 小川登(小川) 古舘寛治(鈴木) 光石研(吉田)
■作品データ:/製作年 2018年 /製作国 日本 /配給 マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム /上映時間 114分 /映倫区分 G
オフィシャルサイト

●『教誨師』予告

・皆、我々と変わらない人間でありながら、どこかで道を誤ったり、ちょっとしたボタンのかけちがいによって、取り返しのつかない過ちを犯した人々。一方の佐伯は彼らに寄り添いながらも、自分の言葉が本当に届いているのか、死刑囚たちが心安らかに死ねるよう導くのは正しいことなのか苦悩する......。
※何ともやり切れないテーマの映画だ。これが遺作だなんて本当に哀し過ぎる・・・。

MANTANWEB 大杉漣さん:初プロデュースにして最後の主演映画「教誨師」が今秋公開
『2月に急死した俳優の大杉漣さんの主演映画「教誨師(きょうかいし)」(佐向大監督)が、今秋公開されることが15日、明らかになった。大杉さんにとって初のプロデュース作品で最後の主演作となる。大杉さんは、せりふ量の多さとユニークな内容に「役者にけんかを売っているのかと思った」と話していたという。/今作は、受刑者に対して道徳心の育成、心の救済に努め改心できるよう導く教誨師と6人の死刑囚の物語を描いている。死刑囚専門の佐伯(大杉さん)は、独房で孤独な生活を送る死刑囚に寄り添いながらも、自分の言葉が本当に届いているのか、死刑囚たちが心安らかに死ねるよう導くのは正しいことなのか苦悩していた。そんな中、佐伯も忘れたい過去と初めて対峙(たいじ)し、自らの人生と向き合う……というストーリー。光石研さん、烏丸せつこさん、古舘寛治さん、玉置玲央さんも出演する。/佐向監督は「3年前、小さな喫茶店で、この企画を一番最初に話したのが大杉さんでした。『いいね、やろうよ』。その一言をきっかけにこの作品が生まれました」と振り返り、「この作品で大杉漣という役者のすごみを改めて目の当たりにしました。おそらく皆さんも同じ思いを抱くのではないかと思います」とメッセージを寄せている。』
※なんとなく、実際の事件を起こした人物を彷彿させるようなキャストの妙。
リアルな会話が続き、長丁場も飽きさせなかったーーー

CHRISTIAN TODAY
『監督の佐向大(さこう・だい)は、大杉漣のマネージャーの父親が教誨師であったことから、東日本大震災後の日本で「生きる」というテーマを追求するために、本作を企画したという。本編を拝見してまずびっくりしたのは、上映時間約2時間のうち、95パーセントが刑務所の面会室での会話劇であるということだ。佐伯牧師の教誨を受ける死刑囚6人が、入れ代わり立ち代わり彼と向き合い、ひたすら会話を続けるだけなのである。後半、物語の構成上で数分間だけ過去の思い出に立ち返る場面があるが、それ以外はほぼ面会室での描写となる。では、2人の人間が向き合ってただ語り合う(中には、初めはまったくしゃべらない死刑囚もおり、その時は佐伯牧師のモノローグと化す)だけだから、とても退屈でつまらないのか、というとまったくそうではない。
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くだらない無意味な会話から始まる6人の死刑囚との面会は、それぞれのエピソードが巧みに折り合わされることで、その次を知りたくなる構成となっている。加えて、言葉の端々や佐伯牧師のアドバイスなどから、どうしてこの人物が死刑囚とならなければならなかったのか、という背景が透けて見えるようになっている。面会を2回、3回と重ねるうちに、目を見張るような変化を遂げる者もいる一方、まったく佐伯牧師の話が耳に入らず、むしろ自分の主義主張に凝り固まって内向的になってしまう者もいる。俳優陣の芸達者ぶりと、物語の根底に流れる「死へ向かう人々のためにできること」という重いテーマから、私はスクリーンから目を逸らすことは愚か、息を吸って吐く、という営みすらはばかられるような緊張を強いられ、食い入るように物語に没入することができた。/本作で描かれているのは、一見すると、「おくりびと」「ボクは坊さん。」で扱われているような特殊な職業人の日常を描いた啓発ムービーのようにも見える。確かに宗教性に彩られた「教誨師」という働きを垣間見ることができるという点ではそうだろう。しかしその本質は、約2時間ほぼ全編で交わされる圧倒的な会話量にある。無駄な話。無意味な会話。自分勝手な理屈。徹底的に自己否定的な世界観・・・。しかしそれらすべてが、まるでジグソーパズルのピースのように収まるところにはめられていくなら、浮かび上がってくる絵は、私たちが想像していたものとはまったく異なる絵柄となる。ただ死に向かって突き進むしかない人々のドラマであるからこそ、そこに花火のように一瞬だけ垣間見せる「むき出しの生」をいとおしく思えるのだろう。各々が抱える問題や欠陥、もう後戻りできないからこそ痛烈に襲われる後悔の念・・・。これらをかけがえのないものとして受け止めることこそ、この映画を観た私たちの使命なのかもしれない。
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劇中、一人の死刑囚が文字を書くことを覚える。その死刑囚が映画のラストで佐伯牧師に短いメッセージを書き残す。この言葉に私たち観客は心震わされ、考えさせられることだろう。そのメッセージは、「○○教」というような歴史的宗教遺産の蓄積から生み出された教理や教義の対極に位置するものである。しかしこれに向き合う生き方こそ、真の「宗教性」といえるだろう。本作は決してエンターテインメント作品ではない。観終わって胸がスカッとするものでもない。牧師である私は観終わって、「お前も同じ牧師としてどうか」と、2千年前に私たちのために命を削り、差し出されたお方から語り掛けられているような気がした。』
※非常に感想が述べづらいテーマではある。自身の根底のところを、人に見せな
くちゃならなくなるワケで・・・。個人的には、自らを正当化して佐伯を少し
見下したような態度をとる高宮(玉置玲央の演じた役名)にちょっと感情移入
してしまったワー。

女性自身 大杉漣さんが遺した役者魂…映画界の新星・玉置玲央語る約束
『「初対面の印象は鋭くて、温度が低い。強い、堅い。それなのに話すと温かい。引力のように、エネルギーを吸い取られるような…男が男に惚れる、まさにそんな感じでした」/昨夏、大杉漣さん(享年66)と初めて顔合わせしたときのことをそう振り返るのは、いま話題の新進俳優・玉置玲央(33)。玉置は、大杉さんにとって最後の主演作で、初めてプロデュースも務めた公開中の映画「教誨師」で映画デビュー。大量殺人者の若者・高宮役を演じている。大杉さんの妻で所属事務所「ZACCO」の代表取締役社長だった弘美さんが玉置の出演舞台を見て、大杉さんに推薦。今作の重要な難役に抜擢された。「現場入りするまでは自分なりに準備して高宮という役を考えていたんですが、なかなか掴めなくて。けっこうな数のリハーサルをしても悩んでいたんです。本番直前、前室で漣さんと台本の読み合わせしていたらボソッと「いろいろ考えなくても、心底からやりとりすればそれがお芝居になって役になるから、大丈夫だよ」って。高宮という役柄、映画の初出演……いろいろ気負っていた僕が、その言葉ですごく楽になったんです。自分のやってきたことが、間違いじゃなかったんだ。繰り返せば、いいお芝居ができる。自分の役者人生、キャリアの上でも、漣さんのこの言葉を指針に今後もやっていける、そう思ったんです。今回の撮影では最後まで好きにやらせてくださいました」/映画の撮影は1週間程度で終わったという。「クランクアップした日、僕は撮影がなかったので遊びに行ったんです。漣さんはその帰り、車で送ってくれて“このメンバーでいろいろ考えているので、また、どっかでやりましょう”と言ってくださったんです。本当に嬉しかったですね」
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「漣さんは“この人になら一生ついていきたい”と思う役者さんでした。僕の撮影の最終日に、漣さんから新品の手鏡をいただいたんです。昔からずっと楽屋や前室では手鏡を使っていたみたいで。漣さんのお世話になった方が作られたお手製の手鏡で、“漣”って判子も入っていたんです。“僕がこれを渡したのは、光石くんと玲央くんだけだ”って。これは僕の宝物。今も持ち歩いて、舞台のときには必ず使っているんです」/そう言って天を仰ぐ玉置。最後に本誌にこんなメッセ―ジを送ってくれた。「この映画はなぜ、生きるのかがテーマです。ご縁があって僕は大杉さんと共演できました。ぜひ、読者の方にも映画をご覧になっていただいて、ご縁をつないでいけたらと思っています」』
※玉置玲央、、、阪神・糸井が無理なダイエットをしてやせこけたような顔ダナw

●「新しい地図」草なぎ剛が大杉漣さん最後の映画「教誨師」へ涙のコメント


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こねたみっくす 『教誨師』
『なぜ生きるのか。なぜ死なないのか。死を目の前にした者が様々な形で語る。自分はなぜ生きているのかと。死を目の前にしていない者が対話を通して自問自答する。自分はなぜ死なないのかと。稀代の名脇役:大杉漣、最初のプロデュース作にして最後の主演作が、現在という場所から過去を見つめ、未来を見つめている。受刑者の心の救済につとめ、彼らを改心に導く教誨師。そのなかでも死刑囚専門である牧師の佐伯保が小さな教誨室で6人の死刑囚と対話する。(中略)
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☆コメント:/1. Posted by ノラネコ 2018年11月04日 22:18 これは続編が観たかったです。「遺作にする」発言がまさか本当になってしまうとは。稀代の名脇役が最後に主演で逝ったのまで、「役者だなあ!」としか言いようがないです。/2. Posted by にゃむばなな 2018年11月09日 22:54 ノラネコさんへ。ほんと、これが大杉漣さんの遺作になるのが惜しいですよね。こんな名脇役に代わる役者はいないが故に、本当に残念でなりませんよ。』

シネマトゥディ 大杉漣さん死去から1年 いつも心に 最後の映画主演作舞台あいさつ 2019年2月21日
『俳優・大杉漣さんが亡くなってから1年となる21日、吉祥寺の COCOMARU THEATER では、大杉さんの初プロデュース作にして、最後の映画主演作となった「教誨師」が上映され、共演者の玉置玲央さん、佐向大監督、そして大杉漣バンドで一緒に活動をしていたギタリストの堀尾和孝さんが来場し、故人をしのんだ。/「教誨師」は昨年10月6日に公開され、全国82スクリーンまで公開規模を拡大。現在まで興行収入6,000万円を突破するヒットとなった。大杉さん演じる死刑囚専門の牧師が、6人の死刑囚たちに寄り添いながらも苦悩するさまを描き出した本作の上映後、登壇した佐向監督と玉置はそれぞれに「もう1年経つんですね。あっという間ですね」としみじみ語る。
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「今日はあまりしんみりした感じにしたくない」と切り出した佐向監督。この日も合わせて映画を観るのは9回目だという玉置は「観るたびに撮影現場のことをいろいろと思い出す」と語り出すと、「劇中で佐伯(大杉さん)が、聖書とそれより一回り小さな本を下に重ねて置いているのですが、小さい本が上じゃなくていいの? と言っていて。これ逆じゃないと気持ち悪いなと言っていたのを思い出しました」と述懐。さらに佐向監督が「撮影の合間に、大杉さんと光石(研)さんが、文春砲って怖いなぁと話しあっていた」と明かし、会場は大爆笑。「こういう映画ですが、現場は明るかった」と言う通り、この日の会場には笑い声が多く飛び交った。/そして、大杉漣バンドのギタリスト・堀尾は大杉さんの写真を手に登壇。「去年の今日、演奏をしている時にそれ(訃報)を知って。それからあっという間の1年でした。でもそれからは、ミニチュアというとおかしいけど、心に小さな漣さんがいて。どうしようかなと思った時はその漣さんに聞くんです。すると『ここはこうした方がいいよ』と聞こえるような気がして。そういう気持ちで1年を過ごしてきました」と振り返った。/本作が映画初主演となった玉置さんは、本作で死刑囚・高宮真司を演じ、第73回毎日映画コンクールでスポニチグランプリ新人賞を受賞。その功績をたたえた佐向監督は「大杉さんの主演作としては最後の作品であり、玉置さんにとっては初めての映画ということで、バトンを受けついだ現場にいさせていただき、しあわせでしたね」としみじみと付け加えた。(取材・文:壬生智裕)』
※大杉漣バンド堀尾さんのコメントがオモロスな〜。「いつも心に小さな漣さんを!」w

◎オマケの話題
eiga.com ニュース 大杉漣さんのWebサイト「大杉漣記念館」がオープン
『2018年2月21日に死去した俳優、大杉漣さんのWebサイト「大杉漣記念館 ohsugi ren official archive」が、2月20日午前0時にオープンする。同サイトでは、プロフィール、年表、幼少時からの秘蔵写真、ライブ映像、自撮り動画、舞台・ 映画・テレビドラマ出演作品データ、受賞歴、「大杉漣の風トラ便り」(2008年7月〜2018年2月までのブログ)、「現場者」(ZACCOサイトコラム)、「わが街わが友」(東京新聞連載コラム)、「雑感」(旧osugiren.comコラム)など大杉さんの書いた文章を閲覧できる。
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また、今後の追加コンテンツとして主演映画「教誨師」のメイキングを中心としたページや、2001年〜2010年まで音楽雑誌「音楽と人」で連載した自伝的エッセイ「ゴンタクレが行く」の配信を予定している。運営の青野美樹氏は「大杉漣が最後に現場に立った昨年2月20日、千葉県君津市で『バイプレイヤーズ』のロケを行っていました。ドラマ劇中で出てくる「大杉漣記念館」の実現を!という多くの声を聞いて、いつでもどこからでも大杉漣に会いに来ていただけるウェブサイトを作ることにしました。応援してくださっているファンの方はもちろん、初めてもしくはこれを機にふたたび大杉漣に出会ってくださる方々に向けてアーカイブ的なデータベースの役割と、大杉漣の作品を通して様々な監督や俳優、アーティストに出会っていただきたいという、人と人を繋げるサイトになればという願いもあります」とコメントを寄せている。』

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※さらば漣さん。映画を通して、いろいろなことを教わった気がします。
 心からありがとう。(あ、あと、みやじが凄いことになっているよ!
 いまの宮本浩次を、天国の漣さんはどんな気持ちで眺めているのかな?)




☆「プロレス今日は何の日」と「漱石と明治人のことば」をお届け〜♪

(詳細は、1月1日の日記を参照のこと!)

☆さ〜〜て、本日4月25日(木)の、「プロレス記念日」は〜?

年度・団体【2015年・全日本】
カテゴリー【快挙】
見出し:『曙が元横綱として初のチャンピオンカーニバル優勝』
『解説:後楽園にて諏訪魔との優勝戦を制す。大相撲で横綱まで登りつめ、老舗団体の伝統あるリーグ戦に優勝を果たしたのは、曙しかいない。』

◎関連書籍、ニュース記事、試合動画、など。

●2015年4月27日 記者会見


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※この頃が曙の一番いい時期だったんかねぇ〜〜?

●LINEスタンプ『あんときの曙』発売記念メッセージ

※この年は本当にイケイケドンドンでいろんなことをしてたみたい。
馬場さんのキャデラック譲り受けたのもこの年やね〜♬

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※この優勝時から遡ること2年前には、心斎橋に「曙ラーメン」を
開いていたが、いつしか閉店になっている。プロレスが忙しくなる
と副業は疎かになるということか・・・?


☆本日の、『漱石と明治人のことば』は・・・
漱石と明治人のことば目次

【今日のことば】「春は空からそうして土から微(かすか)に動く」――長塚節

【解説】
上に掲げたのは、茨城の農村に生まれた長塚節が、貧しい農民生活の細部を描き出した長篇小説『土』の中に綴ったことばである。自然とともに暮らす人の感性が、素朴な表現の中に息づいている。

長塚は正岡子規門下の歌人として出発。写生の精神を基礎にした歌づくりに励みながら、雑誌『ホトトギス』に散文作品を発表した。そんな長塚の文章に目をとめた漱石の推挙により、明治43年(1910)6月13日から11月17日まで東京朝日新聞に連載されたのが『土』である。

長塚は几帳面な性格。後年、東京の病院に入院中、実家あてに書いたこんな手紙が残っている。「帳場の本箱の一番上の左手にある二冊ある『土』を一冊、卓袱台の上の北側にある『芋掘り』二冊と一つにして御送り願上候。(略)右本を取り出したらあとは必ずもとの様に片付けて置いて下さい。そうしないと私がこちらにいても不快でなりません」/書庫から資料を引っ張り出してそこら中に積み上げては、つい戻し忘れ、雑然とした書斎の中で仕事をしている筆者などとは、大違いである。

長塚はこの小説を書くに当たっても、自身の体験のみに寄り掛からず、周辺の農村生活を改めて実地に確かめ直したという。大正元年(1912)、この小説が単行本として刊行される際、漱石は『「土」に就て』と題する序文を寄せている。その一節。「かような生活をしている人間が、我々と同時代に、しかも帝都を去る程遠からぬ田舎に住んでいるという悲惨な事実を、ひしと一度は胸の底に抱き締めて見たら、公等(こうら)のこれから先の人生観の上に、また公等の日常の行動の上に、何かの参考として利益を与えはしまいかと聞きたい。余はとくに歓楽に憧憬する若い男や若い女が、読み苦しいのを我慢して、この『土』を読む勇気を鼓舞する事を希望するのである。余の娘が年頃になって、音楽会がどうだの、帝国座がどうだのといい募る時分になったら、余は是非この『土』を読ましたいと思っている」

実際、漱石の娘たちは、ある年頃を迎えると、『土』を読まされたという。


細かすぎて伝わらない関連動画など

(「長塚節」「土」で動画検索してみました!!)

●長塚節没後100年記念し講演と「土」上映会

・常総市出身の歌人で小説家、長塚節の没後100年の記念講演・上映会が8日、同市新石下の地域交流センターで開かれ、歌人で文芸評論家の三枝昂之氏が「鋭敏な自然描写に命の意識が加わり、身をもって短歌の奥深さを後世に示した」と、節の永遠の魅力を語った。小説「土」を原作とした貴重な映画も上映された。

Amazon 土 (新潮文庫) 長塚節(著)
→『■内容(「BOOK」データベースより):茨城県地方の貧農勘次一家を中心に小作農の貧しさとそれに由来する貪欲、狡猾、利己心など、また彼らをとりかこむ自然の風物、年中行事などを驚くべきリアルな筆致で克明に描いた農民文学の記念碑的名作である。
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■登録情報:/文庫 464ページ /出版社 新潮社; 改版 /言語 日本語 /ISBN-10: 4101054010 ISBN-13: 978-4101054018 /発売日 1950/6/13 /商品パッケージの寸法 14.8 x 10.5 x 2 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.0 /■カスタマーレビュー:青木星斗 5つ星のうち4.0 「つらい農村」2012年1月3日・・・方言がはげしくて理解困難なところも多い。だがそれなりに、写生文の世界が了解されるはずだ。プロレタリアの印象もあるが、「闘争」などない。あるいはポストコロニアリズムの感じもある。プロレタリアは社会主義が失敗した今では読まれないかもしれないが、人のつらさを分かってほしいという気持ちは普遍的にあるだろう。あるいはダブルスタンダードが醜いということも多くの人に共通だろう。これを読むと、そういう苦しさに対する根本的な感情が了解される。アフリカとかの貧しさへのまなざしと変わらないだろう。社会主義がダメなのは、言うなれば理論的な「夢」を追いかけたからだろう。学問はみんな夢みたいなもので、それよりは人間じみた喜怒哀楽の方が普遍的とも言える。ただ、夢のような学問がたまに人間じみた利益をもたらすこともある。』

●『土瀝青 asphalt』予告編 long ver.


ジョニーAのつぶやき:曙はどうあがいたって、「優勝」のイメージより、あの大晦日の「うつ伏せKO」イメージが付いて回るんだろう・・・。悲しき横綱。曙ラーメン、もっと行っとくべきだった。

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