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中国の「抗日戦争・反ファシスト戦争勝利60周年」の記念式典が3日午前、北京の人民大会堂で開かれた。胡錦濤国家主席(共産党総書記)は演説で「日本の指導者が、真剣で慎重な態度で歴史問題に善処し、表明した『おわびと反省』を行動に移すことを希望する」と強い口調で述べ、小泉純一郎首相が靖国神社参拝を継続しないようけん制した。
中国当局が今年、抗日戦争を主題に展開してきた愛国キャンペーンは同日の式典でクライマックスを迎え、党の指導の正統性を強調する行事となった。中国は「戦勝60周年記念活動は今式典が最後」とし、キャンペーンに区切りをつける意向だが、胡主席が演説で歴史問題に言及したように、総選挙後の日本の政治動向、小泉首相の靖国神社参拝継続などによっては、中国各地で今春起きた反日デモが再発する可能性もある。 式典は天安門広場にある人民英雄記念碑への献花式で始まり、胡主席ら指導部ほか1万人が参加し抗日戦争などの犠牲者をたたえた。 胡主席は演説で、抗日戦争が党の指導で勝利した民族解放戦争であり、中華民族再興への「歴史の転換点」と意義づけた。また、日本の歴史問題について「日本国内には侵略戦争の罪を認めない勢力が存在し、軍国主義を美化している」と述べるとともに「歴史の記憶を強調するのは恨みを抱き続けるためでない。『歴史をかがみとし未来に目を向ける』ためだ」と強調した。 当局は日中戦争の発火点となった盧溝橋事件(37年)が起きた7月から本格的な愛国キャンペーンを展開。党が戦中、戦後の60年間で果たした「指導的役割」を宣伝してきた。07年に予定される党第17回大会、08年の北京夏季五輪、10年の上海万博など「全人民の団結」を求める重要行事が続くだけに、党の求心力を維持するためにも、将来的には同様のキャンペーンを繰り返すとみられる。
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人民大会堂での主席の演説はながかったですね。 外国人が多く会場に参加していたのには驚きました。 日本では第2次世界大戦という呼び方ですが、中国でははっきり「抗日戦争」なんですね。
2005/9/4(日) 午前 5:35
60年も経ったら水に流して欲しいですよね?
2005/9/4(日) 午前 10:06 [ - ]
『歴史をかがみとし未来に目を向けるため』というのであれば、日本の戦後から今までの姿勢は決して間違っていないと思います。逆に歴史を強調して恨みを抱き続けるようにしているのは中国では?とは言っても、日本の近代史の教育ももうちょっと力を入れてもいいですよね。
2005/9/8(木) 午前 0:44
いつも貴ブログを興味深く拝見させて頂いています。盧溝橋事件の引き金になった銃弾をどちら側の軍が発射したか、歴史的な論争となっています。偶然、盧溝橋事件の現場に一兵士として参加された方から、私のブログにご連絡を頂きました。実際に最初の銃弾の音をご自分の耳で聞かれた数少ない方です。お時間がございます時にでも、元兵士の方の手記をご覧になって頂ければ幸いです。
2005/11/11(金) 午後 10:26