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今観てきました。
第二次大戦末期のドイツ占領下のオランダが舞台です。
誰が裏切っているのか物語の終盤まではまったくわかりませんし,最後の最後まで種明かしされま
せん。
本当に最上級のサスペンス映画でした。
復讐のためにスパイになるヒロインをカリス・ファン・ハウテンが,体当たりで演じています。
終盤の二重三重のどんでん返しが見事に決まっていきます。
ストーリーの鍵となる色々な小物が効果的に使われています。
特に秀逸だったのがキャドバリーのチョコレートの話で,なかなか面白くそしてさりげなアイテム
として使われていました。
ポール・ヴァーホーヴェン監督が満を持して故郷オランダを舞台に撮った映画ですから面白くない
訳はないと思っていましたけどここまで良い出来だとは思っていませんでした。
インビシブルやスター・シップ・トルーパーズ・ロボコップのようなSFが得意な監督というイメ
ージが正直強かったんですが,こういう重いテーマのサスペンスも撮れると言うことがわかってと
てもラッキーでした。
それにしても最近のヨーロッパの映画ってとても充実していて見応えのある作品が多いです。
そう言う映画を地道に上映してくれる映画館が地元にあることに感謝したいと思いました。
シネコンに負けないで頑張って欲しいです。
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